2016年11月22日 11:00
話を聞くのが苦手なADHD息子。想像のナナメ上をいく学習法に驚き!
聞いて理解することが苦手な息子は言い間違いも多い。しかし見て理解する力は高く…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161005317
自閉症スペクトラムとADHDの診断を受けている息子は、耳から入ってくる言葉(聴覚言語)の認知が弱いため、何度口頭で説明しても正確な言葉や意味、その内容を理解するのに時間がかかります。
マクドナルドをポテトナルドと言ったり、ファミリーマートをチキンマートと言ったり、聞いていてクスッと笑えるような言い間違いは息子のチャームポイントでもありますが、幼児期を脱すると困ることがたくさん出てくると思います。
例えば…
・話を聞いていても、内容がよく理解できない
・内容が理解できないから、話をするのが面倒になる
・言い間違いを指摘されるのが嫌で、話さなくなる
・思っていることを相手にきちんと伝えられない
などなど、実際起こるかどうかは別として、たくさんの弊害が考えられます。
一方で、視覚優位(目で見る情報の認知が強い)な息子は幼いころから目で見る言葉に興味があり、早くから文字を読むことができました。6歳になった今では、小学校3年生レベルの漢字を簡単に読むことができます。
せっかく言葉が好きなのに、聴覚言語の認知が弱いせいで、それを使いこなせなくなるのはもったいないな…。
どうすれば、耳から入った言葉をきちんと認識することができるのでしょうか。
聞いて理解する力を伸ばしたい!解決策は突然訪れた
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044007613
そう悩んでいた矢先、ひょんなことから息子にぴったり合った方法が見つかりました。
それは、子ども向けの映画をみんなで観ていた時のことです。
息子「ママ、あの字が下に出てくるやつ、出せないの?」
私「えっと、英語で映画を観るときに日本語が出てくるやつ?」
息子「そうそう!あれを出してほしいの!」
私「あれは字幕っていうんだけど、日本語で見てるのに出すの?」
息子「うん!あれ(字幕)があると何て言ってるか僕にもわかりやすいんだよ!」
なるほど!目から鱗というか、どうしてそこに考えが及ばなかったのか!と目の覚める思いでした。