2016年12月19日 16:00
障害のある兄を想う弟の小さな叫び。親としてどう向き合う?
「どうして抱っこされてるの?」と尋ねられることがあるでしょう。そのたびに相手にわかるように言葉を選んで説明するのは、幼い次男にとって心に負担がかかることだと思います。
できることなら、子どもが悲しい思いをしないように守りたい……。それが親の本心です。
けれど、子どもは友達の言葉で傷ついたり、逆に傷つけたり、そんなことを繰り返して大人になってゆくのでしょう。そして、心ない言葉を浴びたぶんだけ、きょうだい児は強く器の大きな人間へと成長していくのだと思います。
その代り、子どもの表情が暗かったり、とげとげしい物言いをするなど、いつもと違う様子があれば見逃さないようにしていけたらと思います。
傷ついて帰ってきたときに、せめて包帯を用意して、「大丈夫!なんてことないんだよ!」と穏やかな笑顔で受け止めてあげられる親でありたい、そう思っています。
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