子育て情報『おもちゃには興味ゼロ!発達障害の息子の「野菜好き」がハンパじゃない』

2017年1月14日 11:00

おもちゃには興味ゼロ!発達障害の息子の「野菜好き」がハンパじゃない


ウチの子、母親以外に興味ないの?興味の幅が狭かった乳幼児期

おもちゃには興味ゼロ!発達障害の息子の「野菜好き」がハンパじゃないの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154000498

発達障害の診断を受けている長男は、赤ちゃんの時からとにかくぐずりっぱなしでした。

落ち着いているのは抱っこでおっぱいを吸っているときか、胸を触っているときかのどちらかで、テレビも「いや!」、おもちゃにも興味を示しません。

食事作りの間はおんぶしていましたが、だんだん重くなってくると足元で遊ばせつつ、「これはニンジン、今からお母さん、ニンジンを切るからちょっと待っててね」と見せたりし、なんとかこなしていました。

そのうちふと、「野菜を触っているときは静かにしている」ということに気がつきました。
母と過ごすこと以外に興味を示さなかった長男です。これは大発見かも!?と思った私は、キャベツや白菜を長男にどんどんむいてもらい、それを味噌汁や煮物にしていました。



活かせるならば、どこまでも!野菜と歩んできた成長

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10387002227

その後、長男は野菜と触れあうことが大好きなんだ!ということがわかりました。
色とりどりの野菜を並べたり、分類したり、「野菜アート」づくりに熱中する長男。野菜フィーバーの始まりです。

絵本で1番気に入っていたのは『やさいのおなか』。夫が「喜ぶかなと思って」と、大人向けの『野菜の便利帳』という野菜図鑑のような本を買うと「ん!(よんで!)」と何度も持ってくるようになりました。

言葉の習得も植物の名前からです。「さといもんもんも(さといも)」「ぶろーりー(ブロッコリー)」、その他いろいろなシーンで野菜の力を借りました。

・電車などの乗り物に乗るときは「これからにんじん色の電車に乗るよ」と緊張をほぐす
・お絵かきでは丸を描けたら、トマトを見せて「トマトかけたね」、線を描いたらゴボウを持ってきて「似てるね」と盛り上げる
・ハサミのときは、紙よりも先にネギを切らせるとすぐに上達
・どうしても眠れないとき、ニンジンを握りながら就寝
・起こすときには耳元で「キャベツ、ハクサイ…」と唱えるとパチっと目を覚ます

図書館や子ども広場では緊張でガチガチになる長男でしたが、スタッフの方が野菜の絵本やおもちゃなら喜ぶということを知ってくださったおかげで、少しだけ行きやすくなりました。

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