2017年1月20日 11:00
45歳。障害者として生きていくと決めた私を待ちうけていたのは…
成人後に、障害者として生きるということ
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私は娘の診断をきっかけに、42歳のときにアスペルガー症候群と診断を受けました。
その後、45歳の時に仕事先で障害をカミングアウトしたところ、大失敗。
失意の中で退職するにあたって、「もう、一般就労でこれ以上傷つくのは無理。これからは障害者就労を目指して障害者として生きよう」と決意しました(このときのエピソードは、以下関連記事をご参照下さい)。
しかし、アスペルガー症候群と診断されてからまだ3年目です。まさか自分に障害があるなんて思ってもみなかった私が、障害者として生きていくことは、想像以上に苦しみを伴うものでした。
大人になってから発達障害と診断された方の中には、私のような体験をする方もいらっしゃるかもしれません。
「こんな気持ちになることもあるんだ…」と、心の片隅に置いていただければ幸いです。
障害福祉サービスを申請するステップ、それは自分自身と向き合うことだった
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診断後、障害者向けのサービスにはどんなものがあるのか?調べてみることにしました。
障害福祉サービスを受けるためには、いろいろな機関とつながる必要があります。まず私が頼ったのは、障害者自立生活センターでした。
このセンターを知ったのは、娘の不登校でお世話になっていた親の会がきっかけでした。
親の会で出会ったのが、障害者自立生活センターの相談員さんだったのです。もしこのご縁がなければ、まずどこに相談したらいいのかわからなかったかもしれません。
後で知ったのですが、各市町村には相談支援事業所があり、そこが最初の窓口になることが多いようです。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/soudan.html
障害のある人に対する相談支援について
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障害者自立生活センターの相談員に付き添われ、ハローワークに障害者として登録し、地域の障害者就業・生活支援センターに相談に行きました。