2017年3月30日 14:00
「発達障害は治る!?」ネットの情報に翻弄された私の、2つの失敗
「できること」を増やしたい!発達障害のある子どもを持つ親心
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272000569
自分の子どもが発達障害だと診断を受けたならば…。「発達障害児でもできること」「発達障害児の発達を促すこと」を血眼になって探すのが、親心なのかもしれません。私もその1人でした。
発達障害児を育てていると、どうしても出来ない部分ばかりが目についてしまいます。
「協調運動ができない」「手先が不器用」「跳び箱やマット運動ができない」「字をマスの中におさまるように書けない」「きちんとした姿勢を維持できない」…
他の子どもと並べては、「うちの子だけこんなこともできない…」と落ち込む日々が続いていました。
「出来ることを褒めてあげて」と育児本には当たり前のように書いてあります。けれども、保育参観やちょっとした行事で「できない息子」を目の当たりにするたびに、「一体どこを褒めればいいんだろう…」という気持ちにすらなります。
そんなとき、インターネットには心ひかれる文言が
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007274
そんなどん底の気分になりながらも、「なんとか息子のできることを増やしたい」と思いネットを検索してみます。すると、キラキラときらめく言葉たちが並んでいるのです。
「発達障害児向け○○!」
「○○は発達障害児の発達を促してくれます!」
「○○をすれば、発達障害は治る!!」
こんな煌めくような魅力的な言葉たちが、私の親心をがっちり掴んでしまいました。
「発達障害向け」の文言をみると居ても立っても居られなくなり、私はすぐに申し込みのメールを書き始めていました。
それがどんな内容の習い事や塾であっても、息子に意思を確認することはありませんでした。
これが原因で、私がしてしまった失敗を2つ、ご紹介します。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038020601
ネットでの検索に取りつかれていたころ…
私が一番に心惹かれてしまったのは、「発達障害を治す能力開発塾」でした。
この「発達障害を治す」