子育て情報『ADHDな6歳の息子、視覚優位を生かした学習法でこんなに変わった!』

2017年2月14日 11:00

ADHDな6歳の息子、視覚優位を生かした学習法でこんなに変わった!


言語優位な娘と私、視覚優位な息子

ADHDな6歳の息子、視覚優位を生かした学習法でこんなに変わった!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001981

幼い頃から息をするように本を読み、水を得た魚のようにどんどんと新しい知識を吸収していくアスペルガー症候群の娘は、いわゆる言語優位タイプです。私も同じタイプだったので、子ども向けの本にかけるお金は惜しまず、他の出費を削って絵本や児童小説を増やしてきました。図書館にも毎週のように通いました。

後から生まれた息子も、本に囲まれて暮らし、家族が本を読む姿を見たり、読み聞かせをしていれば、本好きな子になるだろうと思ってました。

ところが、息子の場合そう上手くは行かなかったのです。

絵本は猛スピードでめくって終了!
読み聞かせをすると、絵の細かい部分が気になってしつこく同じ質問を繰り返します。また、お話を読んでいる最中に強引にページをめくって破いてしまったりすることが続き…お互いストレスを感じて次第に読み聞かせの機会が減っていきました。

しかしその後、息子に自閉症スペクトラム及びADHDの診断が下りてこんなことが分かりました。


・耳から入ってくる情報に弱く、目からの情報の方が取り入れやすいこと
・見通しが立たないと不安になること
・常に新しい刺激を求める傾向にあること

どうやら娘や私とは、脳の構造が違う。知識を得る方法も表現する方法も違うようなのです。

どうすればそんな息子の「〇〇ってこういうことだったんだね!」という笑顔がたくさん見られるんだろうか。私は悩みながらも、絵本以外に息子が興味を持つ学び方を探ることにしました。


見通しが立たないと不安になる息子に、時計の読み方を教えたい!さて、その方法は…

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診断が下りたときに知った「見通しが立たないと不安になる」という特性通り、息子は幼い頃から何をしていても「もうすぐ終わる?」「ねえ、もう終わり?」と問い続けてきました。家族だけでいる間は良かったのですが、幼稚園や習いごとに通い始めると息子の不安はどんどん増し、先生や周囲の人に何度も「終わりの確認」をするようになりました。

そこで息子がまだ4歳のころ、少し早いかな?と思ったのですが、時計の読み方を教え、終了時刻を書いたカードを息子に持たせて、自分で「もうすぐ終わるかな?」

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