子育て情報『地図を見ながら歩いても迷子になるのはなぜ!?空間イメージが苦手な私が見つけた対処法』

2017年2月21日 11:00

地図を見ながら歩いても迷子になるのはなぜ!?空間イメージが苦手な私が見つけた対処法

はじめの言語化を間違ってしまったために、私にとって「東西南北」というものは、ただただ私を惑わせる存在でしかなく、目的地にたどり着くためにはまったく役に立たない存在になってしまったのです。


私ならではの道の覚え方

地図が読めない私がどうやってやり過ごしてきたかというと・・・

たとえば、学校へ行く道順など繰り返し通る道は、家の門を出たところからの道順を言語化して「学校へ行く道」ボックスに放り込んで覚えていました。

①門を出て右へ進む。
②公園を通り過ぎたところで右に曲がる。
③集会所を通り過ぎて突き当りを左へ。
④ポールが二本立っている間を過ぎたら右へ。
⑤信号を渡って左に進む。
⑥通りゃんせが流れる信号を渡って右へ進む。


そんな風に覚えているので、一本でも道を間違えると、今自分がどの辺りを歩いているのかわからなくなってしまいます。
また、帰り道は手順も左右も逆になってしまうので、この情報は使えません。
新たに「学校から帰る道」ボックスを作り、そこに言語化した情報を放り込んでいくしかありませんでした。

最近は、もっぱらスマホの地図アプリにお世話になっています。
進行方向に合わせて地図自体が動き、東西南北で指示の出るグーグルマップは、残念ながら私を混乱させ迷子率を上げるだけになってしまいましたが、ヤフー地図は進行方向に対して「右に曲がる」「左に曲がる」と左右で指示を出してくれるので、これのおかげで迷子になる確率はうんと下がってきました。本当に便利な時代になってくれました。


すぐに迷子になる子どもたちに必要なちから

地図を見ながら歩いても迷子になるのはなぜ!?空間イメージが苦手な私が見つけた対処法の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021163

私と同じように『自分が今どこにいるのか』『どの方向に向かっているのか』を把握できていない子どもたち。まだスマホを持たせて歩かせるには早いので、一緒に歩く時は、「〇〇というお店を通り過ぎたらすぐに右にまがるよ」「ここで赤・緑・黄色の道が見えたら正解だからね!」「ほら、この交差点は〇〇というプレートがついてるでしょ?あれが見えたら信号を渡るんだよ」などと、なるべく道順を言語化して伝えるようにしています。


そうして何度も通っている道は、目印を見て子どもたちも安心して進むことができているようですが、初めての場所やいつもと違う道を通ると不安でいっぱいになり「本当にお家に帰れる?」

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