子育て情報『夜驚症・睡眠時驚愕症とは?特徴、原因、対応方法、治療法についてまとめました』

2017年2月16日 22:18

夜驚症・睡眠時驚愕症とは?特徴、原因、対応方法、治療法についてまとめました


夜驚症・睡眠時驚愕症とは?

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夜驚症は、夜眠っている時に突然起き上がり、極度のパニックを起こす睡眠障害の一つです。睡眠時驚愕症(すいみんじきょうがくしょう)ともいいます。

3歳~7歳の間の子どもに発症しやすいと言われていますが、まれに大人でも発症することがあります。この記事では、主に子どもの夜驚症についてご紹介します。

子どもの夜驚症は、睡眠から覚醒するための脳の機能が発達途中にあることが原因であるとされているため、多くの場合は成長とともに症状が落ち着き、特別な治療を必要としません。

夜驚症の症状は、眠りについてから起床するまでの前半3分の1以内の時間(入眠後1~2時間後くらいが最も多いと言われています)で起こります。そして1回のパニック状態の多くが1~10分以内で消失します。

夜驚症は、パニックを起こしている間に家族などが話しかけても、無反応かあるいはとても鈍い反応しか見せないということが多くあります。
そして、朝に目を覚ますとパニックのことをほとんど何も覚えていないという特徴があります。

夜驚症・睡眠時驚愕症は医学的にはアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)と世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)で定義されています。以下はDSM-5の定義です。DSM-5では、「睡眠時驚愕症型」として「睡眠時随伴症群」のうちの「ノンレム睡眠からの覚醒障害」の中に分類されています。

睡眠から突然驚愕覚醒するというエピソードの反復で、通常は恐怖の叫び声で始まる。各エピソード中に、強い恐怖と、瞳孔散大、頻拍、呼吸促拍、発汗など自律神経系緊張の徴候がある。エピソード中、他の人達が落ち着かせようとしても反応がかなり悪い。

(日本精神神経学会/監修『DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引』(2014,医学書院/刊)p.181より引用)

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夜驚症・睡眠時驚愕症の原因とは?

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夜驚症・睡眠時驚愕症の原因は明確に判明しているわけではありません。

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