子育て情報『7歳になっても続くおもらし。負のスパイラルに終止符を打ったのはある日のトイレの惨状だった』

2017年11月26日 11:00

7歳になっても続くおもらし。負のスパイラルに終止符を打ったのはある日のトイレの惨状だった


息子について初めて疑問をもったのはトイレの中でした

7歳になっても続くおもらし。負のスパイラルに終止符を打ったのはある日のトイレの惨状だったの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161019093

秋が深まり、少しずつ寒さが体にこたえるようになってきましたね。

毎年、夏の終わりになると「今年はどうだろう?」と私をドキドキさせるのは、自閉症スペクトラム&ADHD、そして発達性協調運動障害の診断がおりている息子のおトイレ事情だったりします。体が冷えてトイレの回数は増えるはずなのに、寒くて動くのが面倒でトイレに行かなくなる秋冬は、お漏らしの季節といっても過言ではありません。

息子が生まれた当時、私は娘のトイレトレーニングに悪戦苦闘していました。

一方、春に生まれた息子のトイレトレーニングの時期を逆算すると、比較的やりやすい季節に訪れることが予想され、そういう意味では「よい季節に生まれてくれたなあ。」と淡い期待を抱いていました。

あれから7年。
小学1年生になった息子は、いまだに日中でも夜中でもお漏らしをしてしまうことが多く、残念ながらトイレトレーニングの卒業には至っていません。


初めて息子について「あれ、おかしいな?」と思ったのは、実はトイレの中でした。

「おしっこが漏れそう!」とじたばたしていた息子をトイレに連れて行っても、トイレに座った途端に「出ない」となることが多かったのです。そして、いざおしっこを出すという段になると、「う~ん!」と思い切り力を入れなければ排尿することができない様子。

うんちでもないのに、どうしてそんなにいきまないと出せないの?

不思議に思って観察していると、「せっかくトイレに来たのだからおしっこをぜんぶ出してしまおう」と無理をしているのではなく、いつでもどこでも、毎回力を入れなければ出すことができない状態だったのです。

これはおかしいと思い泌尿器科に連れて行って検査をしてもらいましたが、膀胱や尿道などの器官には問題はなく、「尿を押し出す筋力不足」もしくは「筋力は足りているがうまく機能していない」のどちらかであるという結論でした。

発達性協調運動障害の診断がおりたのは、それから数年後のことですが、自分自身の体をうまく操ることができない息子は、自分で意識して動かす筋肉だけでなく、無意識に動かしているはずの筋肉についても、コントロールが難しいということなのかも知れないなと考えています。

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