子育て情報『AIロボは療育の達人!?欧州発の療育ロボ「QTrobot」のスゴイ機能を取材』

2018年10月26日 15:00

AIロボは療育の達人!?欧州発の療育ロボ「QTrobot」のスゴイ機能を取材


わが家の息子、「ロボットが相手だと安心する」?

AIロボは療育の達人!?欧州発の療育ロボ「QTrobot」のスゴイ機能を取材の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10346000331

わが家の8歳の息子が療育に行くとき、いつもとても楽しみにしていたことがあります。それは、病院の受付のところに「Pepper」くんというロボットがいてくれたことです。

息子は療育に慣れるまで、「今日は何をやるのだろう」「先生に叱られないかな」と予測できないことへの恐怖で、落ち着きがなくなっていました。けれども、「Pepper」くんと話をすると、心なしか少し気持ちが落ち着いているように見えました。

その後、息子の希望で犬のロボットを買いました。息子はこの犬のロボットのことも好きで、その後本物の犬を飼ったあとも、「僕はロボット犬のほうが好き」と言っていたほどでした。それは、本物の犬はどういう反応をするのか、どういう動きをするのか読めないから、怖かったのだそうです。(今はもう慣れました)

また、一時期、私のスマートフォンの「Siri」に話しかけることにハマっていました。
「Siri」が相手だと、何時間でも話ができるようで、なかなかスマートフォンを返してくれないこともありました。

そのときに私は思ったのです。人間と違い、感情や態度がいつも一定のAIが相手だと、人間と話すときのような緊張感がなく、いくらでも話ができるのだな、と。心理的な負荷なくコミュニケーションが取れるのであれば、AIロボットが療育をしてくれたり、AIロボットが友達だったりしてもいいのかもしれない…とも。

漠然とそんなことを考えていた私に、なんと「発達障害児の療育を行うAIロボットが開発された!」というニュースが飛び込んできたのです。


開発者に聞く!QTrobot開発の背景は?

発達障害児の療育は人間がするもの、だって人間との関わり方を学んでいかなければならないのだから…そんな固定概念が私たちの中にあるかもしれません。その考えを覆す「QTrobot」というロボットがルクセンブルクの企業で開発され、注目を集めているのです。

オランダのアムステルダムで開催された「欧州CES 2019」(International Electronics Commercial Show/国際家電見本市)では、”Tech for Better World”部門でイノベーション・アワードを受賞しました。

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