いつ、どこにいても自分に合った支援につながるように。地域・社会に働きかけた3年目のLITALICO発達ナビ
広がる発達障害への認知、より求められる個別のサポート
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10736005011
テレビや新聞などで取り上げられる機会もグッと増え、世の中全体の、「発達障害」に対する認知はずいぶんと高まったように思います。
社会全体の認知が広がる一方、発達が気になるお子さんのいるご家庭からは、自分たちの具体的な悩みや困りごとに対して、「じゃあどうすれば良いのか?」というお声も数多くいただきます。
ここ数年で開設数も激増した放課後等デイサービスや児童発達支援。
「支援の質や、自分の子どもに合う合わないはどうやって見極めれば良いの?」
学校や地域でともに過ごす人たちとのコミュニケーション。
「自分の子どものことを、どのように説明すれば良いの?」
学年が上がるにつれて考えざるを得ない、子どもの将来のこと。
「進学や就職の選択肢は?子どもの自立に向けた見通しがほしい」
みんなでつくる発達障害ポータルサイトとして2016年1月26日にスタートしたLITALICO発達ナビ。
3年目となったこの1年間は、そういった保護者の方々の個別具体的なニーズに応え、発達が気になるお子さんやご家族の育ちを支えるための社会全体の環境を整える挑戦でした。
子どもの育ちを支える、全国の発達支援施設のネットワークをつくる
全国約18,000の児童発達支援・放課後等デイサービスの情報を検索・問い合わせできる「施設情報」コーナーでは、1600以上の施設がLITALICO発達ナビのパートナー施設として、支援のコンセプトやプログラムの内容について、詳しい情報を発信してくださっています。
Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)
新たにスタートした「施設ブログ」コーナーでは、それぞれの施設の「日常」の様子を、より詳しく覗いていただくことができるようになりました。
また、編集部による「施設インタビュー」特集では、素晴らしい支援を行っている全国のさまざまな施設を取材しました。放課後等デイサービスと就労移行支援を併設することで、ワンストップで子どもの自立をサポートしている施設。
地域や学校との連携に力を入れ、地域に関わる人みんなで子どもを見守り支えるネットワークをつくっている施設。
それぞれにさまざな特色やこだわりがあり、同じ児童発達支援や放課後等デイサービスという制度の中でも、さまざまな可能性があるのだということを教えていただきました。