3年連続最下位の持久走大会。走ることが大嫌いなはずの娘が立てた目標と涙のワケ

持久走大会が苦手な娘。

広汎性発達障害の娘は、幼稚園のころから走るのが苦手です。

速く走ることも苦手ですが、長い距離走ることも大嫌い。小学生になってから、毎年のイベントである持久走大会では、毎回練習だけで憂鬱な気分になるようでした。

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私たちも毎回、「ちゃんと最後まで走れるだろうか」と、胃がキリキリする思いで見守ってきました。

持久走大会も今回で4回目。

学年ごとに少しずつ距離が増えていくシステムで、1年生と2年生は距離も短くなんとか完走してきましたが、3年生は「完走できないのでは!?」と思うくらいギリギリの走りでした。

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始まった持久走大会の練習。

そして、今年度もやってきた持久走大会の練習。

しかし、今年の娘は違いました。

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毎年、練習であんなにひーひー言っていたのに...
そんな娘の口から、『楽しい』という言葉が出るなんて！

娘の目標は…

私たちは、毎年娘が完走することしか考えておらず、娘がいつも一番最後にゴールすることを指摘したことはなかったのですが…

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今まで、練習のきつさばかり言っていた娘から出た言葉とは思えないぐらい、前向きな発言でした。

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目標を高く持つのはすばらしいことですが、娘の場合、目標通りにいかなかったときにパニックを起こすことがあります。

学校でそうなるのは避けたいと思った私は、自分なりの目標でいいと話しました。

それから娘は『今日も最後まで頑張ったよ。マイペースに走ったよ！』と、練習の報告をしてくれるようになりました。