子育て情報『緊張が走る!多動のASD娘との病院受診。多動に癇癪・パニック…乗り切るために私が大切にしている4つのこと』

2022年11月28日 06:15

緊張が走る!多動のASD娘との病院受診。多動に癇癪・パニック…乗り切るために私が大切にしている4つのこと

まゆみの診察時の困難として
・指示に従えない
・自分の症状を上手く伝えられない
・じっとできない
などがあります。

アザ治療は行う処置が決まっているのでまだよいのですが、これが何かほかの体調の問題だったらもっと困るだろうな…といつも怖くなります。レーザー治療も、本当は押さえつけたり拘束せずに済めばよいのですが、3ヶ月に一度で流れ作業のように進んでいく大きな病院での治療なので、先生との信頼関係を築いていくのも難しく感じています。

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数分でドアが開いて大泣きのまゆみが飛び出してくるので、しっかり抱きとめて思いっきり褒めるのが恒例になっています。まゆみも母親の存在に安心するのか、次第に落ち着いてくるので、なだめながら医師の話を聞き、会計へ向かいます。

受付と同様、まゆみをホールドしつつ手早く会計処理します。
会計が上がってくるまで時間がかかりそうなときは、売店へ行ってお菓子を買ってあげるなどご褒美タイムにしています。
病院がつらい記憶ばかりになると次回にも響いてくるので、全体を通してなるべく楽しく過ごさせたり、うれしいことがあったりするように工夫しています。


自閉スペクトラム症のある娘の受診で大切にしている4つのこと

以上が、わが家における定期受診の流れです。

どの場面を切り取っても内心では汗だくになっていますが、治療を始めたころに比べるとかなりスムーズに処置を受けられるようになりました。大事なことは、準備をしっかりとしておいて子どものペースに巻き込まれないことだと思います。

また、あらかじめ障害があることを伝えておくと病院側も相応の準備をしてくれるので、私は初めてかかる病院には必ず伝えるようにしています。・本人に事前に伝える
・時間つぶしのための綿密な準備
・病院側の協力
・つらい記憶ばかりが残らないような工夫(次回の受診に備えて)

自閉スペクトラム症のある娘の受診には、この4つが大切だと感じています。困りごとの紹介がメインになってしまいましたが、少しでもお子さんの受診を控えてお困りの方のお役に立てればうれしいです。

どの保護者さんもお子さんも、診察を乗り切った後はクタクタになっていると思います。
病院を受診した日は、ご自分のこともお子さんのことも大げさなくらいに褒めてほしいと私は思っています。

執筆/にれ

(監修:三木先生より)

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