2022年12月3日 14:15
母と先生は「中学校も特別支援学級」で一致。小6自閉症息子の希望を聞いてみると…?
特別支援学級か通常学級か
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小学6年生の半ば過ぎ。中学校のクラス選択について、小学校の特別支援学級の先生と話をした。
特別支援学級か通常学級か。先生と私の間では太郎の状況の共有がされていた。そして先生が見る太郎と私が見る太郎への見解に差がなかった。
先生と私の間では既に一択だった。「中学生になっても特別支援学級」
あとは本人の意志の確認のみだった。
小学生になる前とは違い、私の中で迷いはなかった。あのときはいろいろなものと葛藤していた。
先生からの情報では、太郎が進学する中学校の場合、小学校と違いほぼ通常学級で授業を受けることになると聞いた(※)。私はすごく不安だった。先生も「不安ですよね?私も不安で…中学校に一緒について行きたい気持ちです…」そこまで言ってくださった。
中学校では教科毎に先生が違うため、どうしても個別での授業は厳しくなるとのことだった。授業についていけず放心状態になる太郎や、緘黙になる太郎が浮かんできた。それを思うとやはり、心理的なサポートの意味でも特別支援学級が太郎にも私にも良いのではと思った。
行き詰まったときの逃げ道を確保したいと思った。
(※)地域によって異なります
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小学6年の太郎に聞いた。中学生になったら特別支援学級と通常学級どっちがいいかと。もちろん内容も説明した。本人が理解したのかもわからないが太郎はこう言った。
「わからない」
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そうだよな、わからないよな。
形としてそれが目の前にあるわけでもないし、漠然とした未来の説明されてもなぁと私は太郎の言葉を聞いて思った。
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小学校から中学校へと環境が変わるし、とりあえずは特別支援学級を選択して様子を見ようと考えた。時間が経過して太郎が通常学級だけがいいと言うのであればその道も考えよう。
そういう考えにまとまった。
小学校の入学準備を行っていたのは、太郎の特性がまだグレーと言われているときでした。そして太郎の意思の確認も難しく、私の意志で決めなければならないことから、かなりのプレッシャーを感じていました。
ところが今回、中学校へ進む前はそのプレッシャーがほぼありませんでした。
太郎の特性を先生も私も理解できており、私の特別支援学級に対するネガティブなイメージも少なくなっていたからだと思います。