学資保険へ加入するなら「3月中がオススメ」なワケ

2017年3月20日 11:45
 

source:http://www.shutterstock.com/
生命保険会社の一部が公表している通り、2017年4月の予定利率の引き下げにより、貯蓄性の高い保険の保険料が上がる見込みです。その結果、学資保険の戻り率((満期保険金+祝い金)÷(支払う保険料の総額)×100)も下がる傾向にあります。

最近は学資保険に加入せず、ジュニアNISAなど別の手段を取るご家庭も増えましたが、わかりやすい大学進学への備えとして、学資保険の役割はまだなくならないと思います。

そこで今回は、学資保険への加入状況やおすすめ時期・保険プランなどについてまとめました。学資保険への加入を検討している人は参考になさってくださいね。

学資保険の加入率は約6割「世帯収入が高いほう」が加入率高め?
東京大学の「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査2016(第10回調査)」結果分析によると、全世帯平均で学資保険への加入率は約58%とのこと。

加入率を世帯収入別にみてみると、興味深いことに世帯収入が高くなるにつれて、学資保険への加入率も上がっています(~850万円までを比較)。

source:http://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/
リリース資料によると、学資保険加入の有無により、子どもに対して持つ教育意識に有意差はありませんでしたが、「子どもにはできるだけ多くの財産を残してやりたい」という考えを持つ割合は、学資保険に加入しているほうがより高いという結果に。

明確に子どもに残してあげたいお金だから学資保険を選ぶ。という親の意識の現れかもしれません。

 

学資保険加入を希望するなら「今すぐ」検討を!
長期金利の低迷による影響は、住宅ローンばかりではありません。保険会社は契約者から預かった保険料の一部を運用していますが、運用を約束している利率は国債の利回りに連動しているからです。

そのため、学資保険へ加入するなら3月中がオススメです。

生命保険各社は4月から学資保険など貯蓄性の高い保険の予定利率を下げることを決定しています。予定利率が下がると、同じプラン・満期保険金でも、みなさんが支払う保険料はアップしてしまうことに!学資保険への加入を予定しているのであれば、3月中の申込を目指したほうが戻り率は上がる可能性があります。

学資保険がわりに「低解約返戻金型終身保険」を活用する手も!
学資保険がわりに最近人気のある保険商品があります。

やたら長い名称で覚えにくいですが、簡単に説明すると「低解約返戻金型終身保険」とはこんな保険です;

<通常の終身保険よりも<保険料払込期間中の>の解約返戻金は低めに抑えられますが、<保険料払込期間が終わってから>解約すると、支払った保険料の合計金額より解約返戻金が多くなるように設計された、貯蓄性の高い終身保険。>

途中解約でのデメリットはありますが、死亡保障と貯蓄性を兼ね備えた保険商品なので、学資保険代わりに加入を検討する“若い子育て世帯”が増えています。

 

「生命保険で教育資金」を貯めようとする人が陥りやすい落とし穴
source:http://www.shutterstock.com/
生命保険を利用して教育資金を貯めようと考えた場合に注意していただきたい点があります。

それは、現在の家計収支をもとに保険料の設定をしないでほしいということです。

多くのご家庭で10年15年先まで保険料を支払うプランを立てると思います。しかし、現在の家計や公的制度を基準にして「共働きだし、これぐらいの保険料なら払えるわ」、「児童手当を充てればもう少し払えそうかな?」といった楽観的な家計見通しで保険料を決めると、後々足をすくわれかねません。

住宅ローンと同様、家計に占める固定支出の割合が高まると、世帯収入がダウンした場合にすぐに余裕がなくなり生活がきつくなってしまいます。また、手当を当てにしていると政権が変わるなどで制度設計が変わった場合に困ることに……。

生命保険での資金準備は、余裕を持って最後まで支払いきれるプランで契約することをおススメします。

 

教育資金は本来、お子さんの成長とともにコツコツ準備を進めるべき資金です。

しかし、子育て生活がスタートしてすぐ学資保険を組むとなると、家計見通しを甘めにした保険料設定になっているケースも。

生命保険は便利なリスク回避手段ですが、家計支出に占める保険料の割合を見誤ると、将来の暮らしがキツくなる可能性大です。家計バランスにはご注意くださいね。

 

【参考・画像】

※ 東京大学「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査2016(第10回調査)」

※ Iakov Filimonov , Singkham / Shutterstock

新着子育てまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
ピックアップ
現在の賛同数:
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2017 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.