【3分でわかる!】プログラミング教育の必修化とは?小学校では実際何をする?
「左に○度曲がる」などを組み合わせていく
・順番に命令を組み合わせていくなかで修正、改善
・正三角形ができたら「正三角形をかく」プログラムが完成
正三角形をかくプログラミングの例としては、
「ペンを下ろす」→【「長さ100進む」「左に120度曲がる」】を3回繰り返す
などが考えられます。
このような授業によって、図形に関する数学的な知識を活用しながら試行錯誤するプログラミング的思考が身についていきます。
【音楽】リズムやパターンを組み合わせて音楽をつくる
【目的】リズム・パターンを組み合わせて音楽をつくる
【学習の流れ】
・プログラミング言語、創作用ソフトなどを用いる
・教師が用意しておいた「ドンドン」「ドンドコ」「ドドンコ」といったリズムやパターンを実際に表現する
・リズムやパターンを組み合わせていって、まとまりを意識した音楽をつくる
・つくった音楽を実際に自分たちで演奏する
つくった音楽を聴くなかで「これは意図した音楽ではない」「もっときれいな音楽を作りたい」という意見が出てきます。これが、問題を発見する・解決するといった「プログラムの変更」にあたります。音楽表現を高めると同時に、プログラミング的思考をみがくことができる学習です。
プログラミング的思考を身につけよう
現代の子どもたちが大人になるころには、IT化によって働き方が大きく変わるといわれています。小さいときからコンピューターを理解し活用する力を身につけることは、将来の可能性を大きく広げてくれるでしょう。
プログラミングに詳しいママやパパもいれば、「プログラミングを教えることなんて自分にはできない」と不安に感じるママやパパもいるでしょう。
しかし、小学校での必修化のメインはあくまでも「プログラミング的思考を学ぶこと」。プログラミング言語などの専門的なスキルの習得が目的ではないことがポイントです。
必修化に向けて準備しておきたい場合は、プログラミング教室や子ども向けのプログラミング教材の利用を検討してみても良いですね。子どもと一緒に未知の分野に挑戦する姿勢で、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。