初めて親元を離れて、先生やお友だちと夜を過ごす「お泊り保育」。子どもの成長を感じられて嬉しい反面、親としてはいくつか心配事もありますよね。わが子も先日お泊り保育を経験してきたのですが、親の私自身が不安なことばかりで先生にいろいろと質問してしまいました…。そんな“親の不安あるある”に、実体験や調査を基に答えます!
くすり問題
Q.子どもに持病があります。朝晩の服用が必要な薬を飲んでいるのですが、お泊り保育に薬を持って行っても大丈夫でしょうか?
A.園の方針によっては断られる場合がありますが、大体の園では持って行っても大丈夫。ただし、服用の際にサポートしてくれないこともあります。なるべく、先生などのサポートなしに一人で薬を飲めるようになっていると良いでしょう。喘息の吸引器を持たせる場合も、できれば自分でできるようになっているのが望ましいです。
おねしょ問題
Q.毎晩ではないのですが、おねしょをしてしまうことがあります。お泊り保育の時もおねしょをしないか心配です。
A.先生に事前におねしょの心配を伝えておくことで、夜中に起こしてトイレに連れて行ってくれますよ。また、おねしょ用の敷パッドを持たせたり、バスタオルを多めに持たせたりして、お布団に敷いて寝ることで万が一にも備えられます。また、オムツを持参すれば寝るときにこっそり履かせてくれる園もあるようなので、事前に相談しておくと安心ですね。
ホームシック問題
Q.毎朝の登園でさえ大泣きのわが子。お泊り保育で一晩耐えられるのだろうか…。
A.ホームシックになって夜に泣き出す子どもはたくさんいるそうです。それまでは楽しそうに過ごしていても、寝る時間になると急に泣く子どもも。でも、泣き疲れて寝てしまうパターンも多いのだとか。また、絵本を読んで落ち着かせたり、一緒に羊を数えたりして、入眠させてくれるようです。ただし、あまりにも泣き止まなかったり大騒ぎをしてしまったりしている場合は、親元にお迎えの要請をする場合もあるとのことでした。
先生たちは、毎年多くの子どもたちを相手しているプロ集団です。
不安なことは事前に先生に相談し、当日は「先生に任せておけば大丈夫!」とどっしりと構えて、子どもが無事に帰ってくることを待ちましょう。PHOTO/Fotolia
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