子育て情報『事故になるケースも!? 意外と危険な「子どもの耳掃除」の正しい知識』

2016年3月6日 19:00

事故になるケースも!? 意外と危険な「子どもの耳掃除」の正しい知識

事故になるケースも!? 意外と危険な「子どもの耳掃除」の正しい知識

【ママからのご相談】
2歳の息子がいるママです。最近子どもがじっとしてくれなくなって、耳掃除が怖くてできません。

みんなはどうされているのか教えてください。

●A. 無理にしなくてもOK! 気になる場合は耳鼻科へ行きましょう!

ご相談ありがとうございます。ライターの川中利恵です。

小さいころの耳掃除、じっとしていてくれないと奥まで突き刺しそうで怖いですよね。

私も子どもたちが小さいときはそうでした。特に長女は、わりとちょこちょこ動くので、最終的に怒りながらやっていた記憶があります。


次女は比較的じっとしていてくれたので大丈夫でした。むしろ、耳掃除をすると寝てしまったので、とても楽に耳掃除ができました。

はやり、耳掃除中におとなしくしていてくれるかしてくれないかというのは、個人差があるのでしょう。

中高生になった今聞いてみると、長女曰く、耳掃除は痛かったとのこと。次女は気持ちがよかったそうです。

耳の中の神経の過敏さも個人差があるのかもしれませんね。

●意外と危険な耳掃除。なかには入院を要するケガも

さてこの耳掃除。
2月25日に、国民生活センターが耳掃除についての注意喚起を発表しました。

この発表によると、耳掃除による事故は毎年起きていて、かつ、全年代で発生しているのこと。

2010年から2015年の間だけで合計178件もの事故 が起きていて、事故の原因は、「奥を突いた・奥に入れすぎた」ケースが最も多かったことがわかっています。

なかでも、6歳未満の子どもが大人のマネをして耳掃除をしようとして起きた事故が最多で、20件あったようです。

やはり少しでも危険のあるものは、子どもの手に届かない場所に片づけておくことが重要ですね。

そのほかには、大人が子どもの耳掃除をしているときに子どもが動いてしまったケースや、綿棒で耳掃除をしていて先端の綿が耳の中に残ってしまったケース。

さらには大人が自分の耳掃除をしているときに子どもがぶつかってきたなどのケースが挙げられています。

どれも、「うちでもありそう……」と思ってしまう内容なのではないでしょうか。


耳掃除中の事故のほとんどが軽傷であるものの、なかには『鼓膜穿孔』など手術入院が必要となったり、後遺症をもたらしてしまったりした事故もあるのだとか。では、どうやって耳掃除をすればいいのでしょうか。

●耳掃除は2週~月1度でOK! その理由は自浄作用

もう10年以上前の話になってしまいますが、子どもたちがまだ幼かったころ、よく中耳炎になりました。

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