2016年9月29日 18:00
20代でも要注意!? 進行スピードが早い“若年性乳がん”の特徴と予防法
さらに、乳がんの進行度はステージなどと言われますが、若年性乳がんでは0期、I期の早期乳がんが少なく、II期、III期の割合が高かったというデータがあります。
つまり、若いママは胸のしこりに気がついたら“ステージ3”だったということが実際にありえるのです。
●予防と早期発見
乳がんが増えた原因は、欧米化した食生活、妊娠する回数の減少、喫煙など、ライフスタイルの変化が関係していると言われています。
このため、日々の生活を正すこと、食生活を見直すことが予防には効果的です。
日本と同じように欧米でも乳がん患者数は増えています。
しかし、乳がん検診、マンモグラフィー検診の受診率が60~70%と高く、乳がんでの死亡率が減っているのです。
一方、日本では検診の受診率が約5% で、がん発見が遅いため死亡率が高いと考えられています。
40歳になったら検診の案内がくるからそれからでいいや~と思わずに、早期発見と治療のため、若いママも定期的な乳がん検診を受けると良いかもしれませんね。
何といっても乳がんは女性の罹患率第1位。若いうちから危機感を持てると良いですね。
【参考リンク】
・乳がんについて | 認定NPO法人 J.POSH 日本乳がんピンクリボン運動(http://www.j-posh.com/cancer/)
・日本人若年乳がんの特徴と予後 | 厚生労働省(http://www.jakunen.com/html/tokucho/yogo.html)
●ライター/佐藤理香(株)
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