プライドが高いと要注意!? “老後破産”に陥りやすい人の特徴5つ
こんにちは、ファイナンシャルプランナーでライターのyossyです。
皆さんは、「老後破産 」という言葉を聞いたことがありますか?テレビ放送で“老後破産”している高齢者の現状が紹介されて以降、波紋を呼んでいます。
今回は、老後破産とはどんな状況なのか、どんな人が陥りがちなのか、見ていきましょう。
●年金だけでは生活していけない“老後破産”
2014年9月に放送された、NHKスペシャル『老人漂流社会 “老後破産”の現実』。そのなかでは、多くの独居高齢者世帯が生活保護世帯よりも低い収入しかなく、困窮している現状が紹介されました。
基本的には、収入が低いにも関わらず生活保護を受けておらず、破産状態にあることを“老後破産”と表現します。
●老後破産に陥りやすい人の特徴5つ
では、どんな人が老後破産しやすいのでしょうか。5つのポイントに分けて見ていきましょう。
●(1)定年後は悠々自適の生活を送るつもりで、働く気がない
「ずっと頑張ってきたんだから、定年後はゆったりとしたい」と考え、定年後に働かないでいると困ったことになるかもしれません。
年金の受給開始年齢が定年よりも後だったら、その間は貯蓄で生活をつないでいくしかなくなってしまいます。
貯蓄がみるみる減り、後々の生活がどんどん苦しくなっていってしまいますね。
健康状態によっては働けない可能性もありますが、できる限り健康に気を配り、長く働けるようにしたいものです。
●(2)生活レベルを下げられない
意外と高収入だった人がなりがちとも言われる老後破産。現役時代よりも収入が減っているにも関わらず、無駄にプライドが高く、生活レベルを下げられない人 は多いものです。
早い段階から長期的なマネープランを立てて、収入と支出のバランスを見て、冷静になっておく必要があるでしょう。
●(3)貯蓄をせず、定年後に高額の支出が残っている
住宅ローンの返済や子どもの教育費などの大きな出費は、現役時代にしっかり完済する、貯蓄しておくなどの対処をする必要があります。
先延ばししておいた大きな出費は、老後の生活を苦しいものにさせてしまうのです。
また、もちろん老後のための貯蓄も必要ですね。そういった貯蓄をせずに毎月の収入やボーナスを使い切ってしまっているなら、一度生活レベルを見直しましょう。早めが肝心です。
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