2022年1月4日 22:13
東京ヴェルディ、ゴールラッシュで連勝 ほか3チームも初日で決勝トーナメント進出を決める
新年1月3日(月)、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2021が開幕しました。初開催の2013年大会から世界のトップクラスのチームを招き、対戦することで日本サッカーのレベル底上げを目的としてきたこの大会ですが、残念なことに新型コロナウイルス感染拡大のために、2年連続で国内チームのみの参加で開催されることになりました。
大会第1日は陽射しが心地よい好天に恵まれ、会場のOFA(大阪府サッカー協会)フットボールセンターには保護者の皆さんはもちろん、多くのファンが訪れ声援はできませんが大きな拍手で応援していただきました。
(取材・文:貞永晃二、写真:浅尾心祐)
バルサアカデミージャパン選抜対YF NARATESORO(写真:浅尾心祐)
■久保竜彦さん、播戸竜二さん両監督の結果は明と暗に
他の大会にない特色となっているのが街クラブ選抜です。約600名のセレクション希望者の中から選ばれた面々が、大和ハウスDREAMSと大和ハウスFUTURESの2チームに分かれて参戦しました。その監督を任されたのが播戸竜二、久保竜彦のお二人。久保監督が前回大会でも指揮を執ったのに対し、播戸監督は監督初体験です。
開幕戦に登場した播戸監督率いる大和ハウスDREAMSは接戦に持ち込むもののプリモ大阪に惜敗しました。
続く第2試合で、久保監督大和ハウスFUTURESはシルクロードサッカークラブに先制されながらも鮮やかな逆転勝利を挙げました。
さらに午後行われた第2戦では大和ハウスDREAMSが東京ヴェルディに大敗したのに対し、大和ハウスFUTURESはアルビレックス新潟U-12に快勝。連勝と連敗という明暗クッキリの結果となりました。
■各グループの初日
A~Dグループは2試合ずつ、E~Hグループは1試合だけというタイムスケジュールで初日を終えましたが、連勝スタートは大和ハウスFURURESを含む5チームでした。
Aグループで2試合11得点とゴールラッシュを見せつけた東京ヴェルディと、同じAグループで無失点の手堅い試合運びのプリモ大阪が決勝トーナメント進出を決めました。FUTURESと同じBグループで7得点と攻撃力を発揮したディアブロッサ高田U-12も同じく決勝トーナメントへ。そしてDグループのフォルテFCも連勝でしたが、混戦グループのため決定にまでは至りませんでした。
Cグループは徳島ヴォルティスジュニア、malva fc U-12、YF NARATESORO、バルサアカデミージャパン選抜の4チームが1勝1敗、勝点3で並ぶ混戦です。