連載記事:パパママの本音調査
【夫婦の家事スキル調査】トンデモ家事が連発!今こそ夫婦でうまく家事を回すには【パパママの本音調査】 Vol.360
イラスト:トキヒロ
現在は、感染症の拡大により、在宅勤務をしていたり、保育園や学校が休園、休校となっていたりして、いつもより家で過ごす時間が長くなっている家庭も多いでしょう。そうなると増えていくのが「家事」ですよね。
いつもより長く過ごすことで部屋のなかが汚れやすくなったり、一日三食用意することで料理の負担が増えたりしているかもしれません。そこでパートナーの家事のやり方や、うまく家庭で家事を回すための方法について考えてみたいと思います。
■約7割がパートナーの家事のやり方に驚いた経験あり
アンケートでは、パートナーの家事のやり方に驚いたことがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」「少しある」と答えた人が69.2%となり、約7割の人がパートナーの家事のやり方に驚いた経験があることがわかりました。
Q.パートナーの家事のやり方に驚いたことがある?
ある 41.3%
少しある 27.9%
ほとんどない 18.1%
ない 8.6%
その他 4.1%
■「タラコが爆発!?」家事ができないガッカリエピソード
イラスト:トキヒロ
アンケートのコメントでは、
「こんなに家事ができないのか」というパートナーに対する怒りとともに悲痛な叫びが多くみられました。なかには、パートナーのとんでもない行動を訴える声も!
「タラコをチンして爆発。しかもラップをせずに」(千葉県 40代女性)
「フッ素樹脂加工のフライパンに、お玉をたたきつけて炒め物しているときは、『大丈夫か?』って思った」(神奈川県 30代男性)
「私が出産で入院中、レトルトカレーを電気ケトルに入れて温めようとして壊した。すごい発想だと逆に感心してしまった」(神奈川県 30代女性)
「洗濯物をシワになったまま干していた。干す場所が足りなくなったのか重ねて干していた」(徳島県 30代女性)
たしかに、パートナーがしたら驚いてしまうだろうなというエピソードも数々寄せられていました。さらに、家事全般に対してのスキルについて、率直な思いをぶつけるコメントもみられました。
「ごみの分別は、何回も教えても覚えない。洗い物は水を流しっぱなしで、油のついたフライパンと茶わんを洗いおけに一緒に放り込む。
言っても覚えないし、ふてくされる。小学生の子どもたちの方が上手なので、
夫には戦力外通知出しときます!」(神奈川県 40代女性)
「何もかもにため息。ご飯すらたけなかった。洗濯物も、雨が降っていてもそのままで、言わないと、取り込んでくれない。脱いだ服もそのままで、靴も脱ぎっぱなし! それを見て子どもまでため息」(広島県 40代女性)
「もっと効率よくできるやろって思っていますが、黙っています」(徳島県 40代男性)
パートナーの家事スキルに対して、「驚き」以上の思いを抱いているパパやママたちは多くいるようです。おそらく、一緒に暮らす前にはわからなかったお互いの家事スキルが見えてきて、その
ギャップにショックを受けている人も少なからずいるのかもしれません。