パリ、東京、大阪という3つの大都市にある美術館のコレクションから、共通点のある作品で「トリオ」を組むというユニークな展覧会『TRIOパリ・東京・大阪モダンアート・コレクション』が、東京国立近代美術館で8月25日(日) まで開催されている。組み合わせの妙を楽しめる、これまでにない展覧会だ。パリのパリ市立近代美術館、東京の東京国立近代美術館、そして大阪の大阪中之島美術館の3館は、いずれも大都市にある美術館として、独自のコレクションを築いてきた。この展覧会では、それぞれの歴史を歩んできた3館のコレクションのなかから共通点のあるものを3点1組のトリオとして紹介し、あたらしい美術作品の楽しみ方を提案していく。たとえば、会場で最初に目にするトリオのテーマは「コレクションのはじまり」。パリ市立近代美術館からは、開館のきっかけとなったジラルダン博士の遺贈品であるロベール・ドローネー《鏡台の前の裸婦(読書する女性)》、東京国立近代美術館からは最初の購入作品のひとつ、安井曽太郎《金蓉》、そして大阪中之島美術館からは、美術館構想のきっかけとなった実業家・山本發次郎の旧蔵品、佐伯祐三の《郵便配達夫》が3つ合わせて展示される。このような形で作家110名、作品数150点あまりが、34のトリオを組み会場に並んでいる。トリオ・テーマ<コレクションのはじまり>より左:佐伯祐三《郵便配達夫》1928年 大阪中之島美術館中央:ロベール・ドローネー《鏡台の前の裸婦(読書する女性)》1915年 パリ市立近代美術館右:安井曽太郎《金蓉》1934年東京国立近代美術館34のトリオは、7章構成で展示される。第1章は「3つの都市:パリ、東京、大阪」。都市性をテーマとした3作品でトリオを組む。「川のある都市風景」は、大きな川とともに栄えてきた各都市について描写した作品を紹介する。御茶ノ水の聖橋や、ダイビル本館(竣工時は大阪ビルヂング)、ノートルダム大聖堂など各都市の象徴となる建造物が描きこまれている。トリオ・テーマ<川のある都市風景>より左:小泉癸巳男《「昭和大東京百図絵」より15.関口・大滝》、《「昭和大東京百図絵」より30.聖橋》、《「昭和大東京百図絵」より77.春雨降る平川門》1931〜36年 東京国立近代美術館※3点とも前期(5月21日〜7月7日)展示中央:アルベール・マルケ《雪のノートルダム大聖堂、パリ》1912年頃 パリ市立近代美術館右:小出楢重《街景》1925年大阪中之島美術館第2章「近代化する都市」は、近代都市をモチーフや表現の主題にした芸術家たちを紹介する。ラウル・デュフィの《電気の精》は、1937年のパリ万博のために制作された巨大壁画のリトグラフによる縮小版。巨大壁画は、かつて万博会場だったパリ市立近代美術館内に展示されており、電気の概念や歴史、電気にまつわる哲学者や科学者、技術者が描かれている。トリオ・テーマ<近代都市のアレゴリー>よりラウル・デュフィ《電気の精》1953年頃 パリ市立近代美術館蔵「都市のグラフィティ」では、路上のポスターを描いた佐伯祐三、ポスターを剥がして作品を作ったフランソワ・デュフレーヌ、そして路上を自らの作品発表の場としたジャン=ミシェル・バスキアを並べる。トリオ・テーマ<都市のグラフィティ>より奥:ジャン=ミシェル・バスキア《無題》1984年 大阪中之島美術館中央:佐伯祐三《ガス灯と広告》1927年 東京国立近代美術館、手前:フランソワ・デュフレーヌ《4点1組》1965年 パリ市立近代美術館同じ「都市」というテーマでも3館ごとに全く作品が登場するように、以降の章もバラエティ豊かなトリオが続々と登場する。3章「夢と無意識」では、夢や無意識、空想や幻想などを表現に取り入れた作品を、第4章「生まれ変わる人物表現」、第5章「人間の新しい形」では、さまざまな人体表現や人体のイメージの変遷について取り上げる。トリオ・テーマ<モデルたちのパワー>の3作品は、官能的で無防備さとともに描かれることが多い「横たわる女性」のポーズを取っているにもかかわらず、モデルたちの力強さが際立っているのがおもしろい。トリオ・テーマ<モデルたちのパワー>より左:アンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》1928年 パリ市立近代美術館、中央:萬鉄五郎《裸体美人》(重要文化財)1912年 東京国立近代美術館※展示期間:5月21日(火)~7月22日(月)/8月9日(金)~8月25日(日)右:アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》1917年大阪中之島美術館トリオ・テーマ<現実と非現実のあわい>より左:ヴィクトル・ブローネル《ペレル通り2番地2の出会い》1946年 パリ市近代美術館中央:ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》1957年 大阪中之島美術館右:有元利夫《室内楽》1980年 東京国立近代美術館トリオ・テーマ<人物とコンポジション>より左:岡本更園《西鶴のお夏》1916年 大阪中之島美術館※前期(5月21日〜7月7日)展示 中央:マリア・ブランシャール《果物籠を持った女性》1922年 パリ市近代美術館奥:小倉遊亀《浴女 その一》1938年 東京国立近代美術館※前期(5月21日〜7月7日)展示トリオ・テーマ<デフォルメされた体>より左:柳原義達《犬の唄》1961年 東京国立近代美術館中央:ジェルメーヌ・リシエ《ランド地方の羊飼い》1951年 大阪中之島美術館 右:イヴ・クライン《青いヴィーナス》1962年 パリ市近代美術館第6章「響きあう色とフォルム」は、色や形に着目したセクションだ。3館ともにコレクションに力を入れている20世紀美術は、人物や風景といった主題を表現する手段ではなく、色や形そのものが作品の主題となる時代だった。さまざまなトリオを通じて、作家たちが追求していたものを見つめていく。トリオ・テーマ<軽やかな彫刻>より 手前:アレクサンダー・カルダー《テーブルの下》1952年 パリ市近代美術館左奥:ファウスト・メロッティ《対位法 no.3)》1970年 大阪中之島美術館 右奥:北代省三《モビール・オブジェ(回転する面による構成)》1953年 東京国立近代美術館トリオ・テーマ<色彩の生命>より 左:辰野登恵子《UNTITLED 95-9》1995年 東京国立近代美術館中央:セルジュ・ポリアコフ《抽象のコンポジション》1968年 大阪中之島美術館 右:マーク・ロスコ《ボトル・グリーンと深い赤》1958年 パリ市近代美術館そして最後のセクション 第7章「越境するアート」は、絵画や彫刻、既製品や日用品など、ジャンルや素材などの枠組みを超えた作品を紹介する。トリオ・テーマ<日常生活とアート>より 手前:倉俣史朗《Miss Blanche(ミス・ブランチ)》デザイン1988年/制作1989年 大阪中之島美術館中央奥:冨井大裕《roll(27 paper foldings)#15》2009年東京国立近代美術館 (c)Motohiro Tomii,Courtesy of Yumiko Chiba Associates右奥:ジャン=リュック・ムレーヌ《For birds》2012年 パリ市近代美術館会場にならぶ34のトリオは、鑑賞していくうちにテーマとは異なる共通点が見えてきたり、似た形や構図の作品であるのにもかかわらず、作者たち意図は全く異なるものであったりと、以外な発見などが感じられる。単体の作品鑑賞も、3組み合わせての鑑賞もまた趣が異なり面白い。これまで見たことのない作家やジャンルの作品にも気軽に触れられる、楽しさにあふれた展覧会だ。取材・文・撮影:浦島茂世<開催概要>『TRIOパリ・東京・大阪モダンアート・コレクション』2024年5月21日(火)~8月25日(日)、東京国立近代美術館にて開催※前期:5月21日~7月7日、後期:7月9日~8月25日※一部作品は展示替えあり公式サイト:チケット情報:()※2024年9月14日(土)~12月8日(日)、大阪中之島美術館にて開催※一部作品は展示替えあり
2024年06月07日世界に名だたる大都市として独自の文化を育んできたパリ、東京、大阪の3都市で、優れた近代美術のコレクションを築いてきた3つの美術館、パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館。この3館のコレクションから共通点のある作品を選び、「トリオ」を組んで構成するユニークな展覧会が、5月21日(火)から8月25日(日)まで、竹橋の東京国立近代美術館で開催される。セーヌ川のほとりに建つ1930年代の壮麗な建築を拠点とするパリ市立近代美術館は、15,000 点以上の近現代作品を収蔵するパリの重要な文化施設のひとつ。東京の中心・皇居のお濠を前に建つモダン建築の東京国立近代美術館は、19世紀末から現代までの幅広いジャンルの日本美術の名作と海外作品を合わせ、13,000点以上の所蔵品からなる国内最大級のコレクションを誇る。一方、2022年に水の都・大阪市の中心部に開館した大阪中之島美術館は、19世紀後半から今日に至る日本と海外の代表的な美術とデザイン作品を核としながら、地元大阪の芸術活動にも目を向け、多岐の領域に及ぶ6,000点以上の作品を所蔵。斬新な建築が、大阪の新たなランドマークともなっている。アンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》1928年、パリ市立近代美術館photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris(トリオ、テーマ<モデルたちのパワー>より)同展は、各々の個性と共通点をもつ3館が、主題やモチーフ、色や形、素材、作品誕生の背景など様々な視点から34のテーマを抽出し、時代や流派、あるいは洋の東西を越えて、そのテーマに最も合った作品を1点選んでトリオを構成・展観する試みだ。「川の流れる都市風景」「空想の庭」「モデルたちのパワー」「日常生活とアート」などのテーマで選ばれた34組のトリオのために、20 世紀初頭から現代まで、西洋と日本で活躍してきた 110 名のアーティストが集結。約150点の出品作のうち、初来日作が32点に及ぶ。各館を代表する作品はそれぞれに見応えがあるが、とりわけ同展で興味深いのは、並んだ3点を見比べ、共通点や相違点を探すといった楽しみがあること。同テーマで東西の巨匠が描いた絵からは、どんなことが見えてくるのか?マティスとモディリアーニと萬鉄五郎のモデルたちの競演、佐伯祐三とバスキアのストリートアート対決など、実際に並んだ作品を見ることで新たな気づきが得られる同展は、自身が見て感じたことを誰かに話したくなるような楽しみをはらんでいる。この機会に、モダンアートの新たな見方を堪能したい。萬鉄五郎《裸体美人》(重要文化財)1912年、東京国立近代美術館(トリオ、テーマ<モデルたちのパワー>より)展示期間:5月21日~7月21日/8月9日~8月25日)<開催概要>『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』会期:2024年5月21日(火)~8月25日(日)会場:東京国立近代美術館時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)料金:一般2,200円、大学1,200円、高校700円公式サイト:※9月14日(土)より大阪中之島美術館に巡回
2024年05月16日マリメッコ(Marimekko)の2024-25年秋冬コレクションが、2024年3月15日(金)に、東京国立博物館 表慶館にて発表された。マリメッコ初、東京でのコレクション発表フィンランドを代表するデザインハウス・マリメッコが、ブランドを代表する定番柄「ウニッコ」の誕生60周年に合わせて、東京コレクションに初参加。ベーシックで実用的なシャツやドレス、デニムをキャンバスに、マリメッコらしい豊かで大胆な柄をのせて、喜びに満ち溢れたコレクションを展開した。60周年を迎える「ウニッコ」柄が主役ショーは、DJの生演奏による陽気な音楽と共に幕開け。まずは本コレクションの主役である「ウニッコ」柄のピースがランウェイを彩る。単に「ウニッコ」といってもその表現方法は実に多様で、たとえば花のモチーフを立体的に貼り付けたスカートや、花を大きく拡大して配したニット、あるいは小花柄のようにプリントしたパファージャケットなど、バリエーション豊かな手法で解釈された。ミニマルな服に楽し気な柄をのせてノースリーブのミニドレスやノーカラーブラウス、ストレートデニムなど、シルエットは全体を通して至極ミニマル、かつ実用的な印象。だが窮屈さは一切なく、その大胆な柄使いによって、ワークウェアがむしろ無邪気で楽しげなムードを醸し出している。ハリ感のあるヘビーウェイトのジャージードレスに「ウニッコ」柄を目一杯描いたルックはまさに、"個性的でありながらタイムレス"を体現したルックと言えるだろう。“揺れる”幾何学柄円を斜めに並べたような幾何学柄のワンピースも目を引いた。この円のモチーフは、胸元に配した何層もの縦のプリーツによって、角度によって歪んで見えるのがユニーク。モデルの歩みに合わせて柄が揺れ、トリックアートのような視覚効果を生み出している。穏やかなカラーパレットカラーはホワイトとブラックをベースに、秋冬らしいボルドーやベージュ、くすんだペールブルーといったカラーを織り交ぜているのが特徴。あくまで落ち着いたパレットにまとめられており、会場である表慶館の伝統的かつクラシカルな雰囲気と違和感なく溶け合っていた。「ウニッコ」モチーフを配したレザーバッグ最後に、コレクションを彩るバッグにも注目。今季は「ウニッコ」モチーフを立体的に配したレザーバッグが、スクエアシルエットのポシェットとミニサイズのバゲット型で登場した。
2024年03月18日ウルトララグジュアリーホテル「ドーチェスター・コレクション(Dorchester Collection)」が、東京駅日本橋口前「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」街区内のトーチタワー(Torch Tower)高層部に開業する。開業は2028年度を予定。最高級ホテルブランド「ドーチェスター・コレクション」アジア初進出「ドーチェスター・コレクション」は、ロンドン、パリ、ミラノなど世界5つの都市で9つのホテルを有する世界有数のウルトララグジュアリーホテルブランドだ。2023年11月にはドバイに新たなホテルをオープン予定。ホテルはいずれもその土地の文化や歴史に根差した強い個性をもつ。日本一の高さを誇るトーチタワーの高層部に開業するホテルは、「ドーチェスター・コレクション」にとってアジア初進出となる。日本が大切にする“おもてなし”と「ドーチェスター・コレクション」が培ってきた“究極のホスピタリティ”を融合した唯一無二のラグジュアリーな体験を提供する。都会のオアシス「スカイヒル」からは東京湾や富士山を一望高さ300m超に位置するホテルからは、東京湾や都市の夜景、そして都心の杜から富士山までを一望できる。ホテルのシンボルとなる「スカイヒル(SKY HILL)」は、都会の真ん中、ビルの高層階という場所にも関わらず自然を感じられるオアシスのような場所となる。110室の客室ほか、レストランなど共有施設も整備予定客室数は110室を予定。ロビーラウンジ、オールデイダイニング、スペシャリティレストランなどの共用施設を設ける見込みだ。【詳細】「ドーチェスター・コレクション」アジア初進出ホテル ※名称未定開業時期:2028年度(予定)住所:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目ホテル階数:53階~58階(予定) ※今後の計画検討により変更となる可能性ありホテル延床面積:約21,400㎡客室数:110室(予定)共用施設:ロビーラウンジ、オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バンケット、フィットネスジム、スパ、プール着工:2023年10月(予定)竣工:2027年度(予定)※画像は計画段階のイメージパースのため実際とは異なる可能性あり。※今後の検討・協議等により内容は変更となる場合あり。
2023年10月01日ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)の2024年春夏コレクションが、2023年8月31日(木)に東京・代々木第二体育館にて発表された。東京では初となるショー1993年のブランドデビュー以来、日本のストリートファッションを牽引してきたア ベイシング エイプ。2023年でブランド30周年を迎え、今回東京でのショーは初となる。ショーは全4部で構成され、代々木第二体育館の円形の会場にてランウェイショーが披露された。なお、本ショーは楽天主催の日本のファッションブランドを支援する「by R(バイアール)」プロジェクトの一環として開催されたものだ。「ベイプカモ」のスウェットなどブランドを象徴するアイテムモデルたちは、瓦屋根に提灯を下げた日本古来の門構えから暖簾をくぐるようにして、観客の前へと姿を現す。第1部では、ブランドのアイコニックなカモフラージュ柄「ベイプカモ」をあしらったスウェット、ブルーのチェック柄のジャケットやパンツ全体にビジューなど煌めく装飾をあしらったセットアップなどを展開。ブランドならではのモチーフや、設立当初から変わらぬストリートテイストが随所に落とし込まれている。バスケモチーフ満載で第2部の冒頭は、複数のバスケットボールを入れたバッグを担いだモデルが登場。1993年のブランド立ち上げ当初から熱狂的な人気を獲得したア ベイシング エイプは、NBA選手やNBL選手からも愛用されるように。その歴史を示すように、バスケットボールシーンを想起させるルックが続く。たとえば、バスケットボールのユニフォームに白Tシャツとゆったりとしたパンツを合わせたスタイルや、スタジャンとハーフパンツを合わせたスタイルなど。中にはバスケットボールを抱えたモデルもおり、さながらバスケ選手がランウェイを歩いているかのようであった。ストリート×ガーリーのウィメンズウェア暗転し曲調が変わり、暖簾の間から姿を現したのはガーリーなウェアに身を包んだモデルたち。先程までとは一転、デニムのミニワンピースやクロップド丈のTシャツにプリーツスカートなど、ストリートとフェミニンをミックスさせたスタイルが会場を一気に華やいだ空間へと変化させた。翼の生えたシャークショーを締めくくる第4部、会場は一瞬ざわめき異様な雰囲気に包まれる。登場したのは、シグネチャーのひとつである「シャークフーディー」のフード部分であるシャークが着ぐるみのように巨大化し、翼を生やしたルック。シャークたちは1体に留まらず、大量に現れる。会場をぐるりと一周すると、暖簾近くに整列。直後、第1幕から第3幕まで登場したモデルが続々と現れ、ショーは幕を閉じた。
2023年09月03日シュープ(SHOOP)の2024年春夏コレクションが、2023年8月31日(木)、東京の国立競技場で発表された。新たな拠点となる“東京”をテーマに2023年、スペインのマドリードから東京へと拠点を移したシュープ。そんな転換点となる今季は、デザイナーの大木葉平とミリアン・サンス(Miriam Sanz)が感じ取る“東京”のイメージをコレクションに反映。テーラリングやストリート、スポーティ、ワークなどのウェアを、シュープならではのミニマルな佇まいにまとめた。ミニマルなムード今季のコレクションを特徴付けるのは、ミニマルでありつつもリラクシングな佇まい。たとえばテーラリングでは、ピンストライプのノッチドラペルジャケットとスラックスというクラシカルなセットアップでありながらも、ジャケットは身幅にゆとりを持たせたボクシーなシルエット。スラックスもワイドに設定し、テーラリングというクラシカルなアイテムに、抜け感のある佇まいをもたらしている。自然な軽やかさをプラスミニマルなルックのなかに、軽やかな印象をプラスしているもひとつのポイント。セットアップばかりでなく、ジャケットやコートなど、ともすれば窮屈な印象を与えてしまうウェアも、ランウェイ上で自然に揺れ動くようなリラックスした仕上がりとなっているのは、軽快な素材感のゆえだ。また、プルオーバーなどにも、スリーブに適度なボリュームを持たせている。ブラックやグレーをメインにカラーパレットも、デザイナーが東京のイメージとして挙げるブラック、グレーやベージュを中心に構成されている。これは、リラクシングでありつつもミニマルな表情にまとめるというコレクション全体の発想と通底している。そして、そうしたなかで、セットアップに用いたネオングリーンなどが、鮮やかな印象をもたらしている。ミニマルな佇まいに凝らしたディテールしかし、ただミニマルにまとめるだけではない。テーラリングやコートには、ボタンの代わりにアイレットを採用。ヨークを施したワークブルゾンやベストなどには、過剰なまでにメタルホックをプラス。デニムパンツのポケットは、破れてポケットとして用をなさない。エルボーパッチも、肝心な肘の部分のファブリックは丸くくり抜かれる。機能的であるはずのディテールは、このように執拗に手を加えられ、誇張されることで、その機能性が逆説的に「空虚」として示されているように思われる。デザイン性のインパクトミニマルななかに特徴的なディテールを忍ばせることにはとどまらず、デザイン性の強いアイテムも見受けられる。花柄を大きくあしらったプルオーバーやパンツ、袖口や裾の編みが断続的に粗くなったニットなど、インパクトの強いデザインも随所に取り入れた。
2023年09月03日大規模改修工事のため、2022年4月より2025年度中までの予定で長期休館に入った江戸東京博物館。同館が所蔵する江戸から東京に関する豊富な資料を、その分館である江戸東京たてもの園で紹介する展覧会『江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道』が2023年2月12日(日)まで開催されている。同展では、江戸東京博物館で展示されていた資料や模型に加え、江戸東京たてもの園の前身にあたる武蔵野郷土館が収集した資料も交え、旧石器時代から戦国時代、江戸時代、明治・大正・昭和、戦後から高度成長期と、4章で東京の長い歴史を紹介。大田区で出土した古墳時代の埴輪から江戸の町を描いた浮世絵、終戦直後の荒れ果てた東京を捉えた写真など、さまざまな資料が展示される。都内に現存した歴史的建造物を移築復元して公開している同園で展観することにより、より深く東京の歩みを知ることができそうだ。歌川広重《名所江戸百景大はしあたけの夕立》1857年(安政4)9月東京都江戸東京博物館蔵※展示期間:7月26日(火)~8月28日(日)ミニチュア台所道具明治時代東京都江戸東京博物館蔵G・フェ-レイス《畑をたがやす女性(新橋・有楽町付近)》1945年(昭和20)東京都江戸東京博物館蔵/PPS通信社【開催概要】江戸東京たてもの園特別展『江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道』会期:2022年6月25日(土)~2023年2月12日(日)会場:江戸東京たてもの園時間:9月30日(金)までは9:30~17:30、10月1日(土)から16:30まで(入園は閉園30分前まで)休園日:月曜(祝日の場合翌日休)、2022年12月25日(日)~2023年1月1日(日)料金:一般400円、大学320円、高中(都外)・65歳以上200円公式サイト:
2022年07月05日ディーゼル(DIESEL)は、2022-23年秋冬コレクションのショーを、東京ビッグサイトにて開催。ランウェイには、水原希子、Kemio、大平修蔵、ローレン・サイ、YAMATO、UTA、福士リナらがモデルとして登場した。ディーゼルが東京でショー開催日本とディーゼルとの強いつながりを称える、今回のショー。真っ赤にライティングされた会場内には何体もの巨大バルーンが装飾されている。イタリア・ミラノで披露されたショーを思い起こさせるダイナミックなバルーンの数々は、まるでテーマパークに来たかのような非日常を空間いっぱいに充満させた。入場するや否やサプライジングな遊び心ある演出に、来場者たちは皆写真を撮ったり辺りを見回したりと楽しそうな賑わいを見せていた。多様な要素をミックスショーは、アイコニックなレッドカラーに彩られた日本限定ピースから幕を開けた。浮かび上がるのは、"多種多様"というワードだ。デニム、ユーティリティ、ポップ、職人技という4つの要素を軸にしつつ、バラエティに富んだテクスチャーとシルエットが混在し相互に引き立て合っている。ルックのまとう雰囲気も、ヴィンテージ風とフューチャリスティック、ワークテイストの無骨なムードと繊細な華やかさがあるなど、色々なエッセンスがふんだんににミックスされていた。ダメージ&メタリックなど素材の表情を引き出す加工注目したいのは、多彩なテクスチャーを実現させる“素材の加工”だ。例えばダメージ加工を施したヒップハングデニムにはじまり、ヴィンテージ風の風合いに仕上げたレザーブルゾン、服の上からまんべんなくスプレーを吹きかけたかのようなメタリックカラーのニットドレスやスカートなど、元々の素材から加工によって様々な表情を引き出したウェアが展開されている。オーガンザをねじって立体感を生み出したトップスや、デニムを手作業で裁断し、ループ状にしてフェイクファーのようにあしらったダイナミックなガウン、艶やかなコーティング加工を施したアウターやパンツもまた、インパクトのあるピースだ。また、前面を毛羽立たせたかのようなダメージデニムのコートや、壁から剥がれ落ちたコンサートのフライヤーを思わせるコート、デニムパンツは、時を経て風化したかのような佇まいに。破れたり綻んだりした生地ならではの落ち感やドレープを生かした、独特のエレガンスを帯びたシルエットも目を引いた。大胆さとミニマムのコントラスト加えて、大胆なシルエットとミニマムなピースのコントラストも印象的。トロンプルイユのボディスーツやタイトなセットアップ、シースルーのメッシュカットソー、ブラトップ、ベルトそのものをスカートとして身につけたマイクロなミニスカートなど、最小限にコンパクトなピースが展開された一方で、たっぷりと生地を用いてオーバーシルエットに仕立てたデニムコートや、すっぽりと身体を覆うムートンコートなど、あえてゆったりと仕上げたピースが登場している。両極端なピースの個性をそれぞれ際立たせながらコレクションに組み込んでいくことで、多角的かつ流動的なスタイルを提示。多様なエネルギーが交差しぶつかり合うことで、自由な雰囲気がさらに強調されていた。
2022年06月17日メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)の2022-23年秋冬コレクションが発表された。90年代東京のカルチャーを再構築して今季のテーマは、“SELF CULTURE”。「自分の中のローカリズムを改めて考えた」という三原康裕が行き着いたのは、自らのスタート地点である1990年代の東京の空気感だ。日本がアメリカやヨーロッパを必死に追いかける時代の中に存在したアメカジやミリタリー、古着のカルチャーに想いを馳せ、ユーモアを織り交ぜて再構築した。MA-1を多様に解釈目を惹くのは、既存のモノを“再解釈”するメソッド。中でもMA-1ジャケットにおいてそれは顕著で、襟を内側に織り込むことで誇張的に“前のめり”に着崩すシルエットへと変化させたものや、本来スリーブのある場所の下からアームを出す仕様のもの、袖口のパーツを服の至る所に取り付けたものなど、あらゆる意外性を秘めた個性的なデザインが散見された。表情豊かなドッキングまた、ブランドの得意とする、2つの異なる服や素材によるドッキングの試みも健在。本来クラシカルなアイテムであるトレンチコートの内側にミリタリーなモッズコートを繋ぎ合わせたピースは、前から見るとトレンチコート、後ろから見るとモッズコートと、見方によって表情までがらりと変わってしまうのが面白い。メゾン ミハラヤスヒロらしさが光るドッキングの遊びはほかにも。一見普通のフィッシングベストも、よく見るとアウトドアブランドのバッグを組み合わせた複合的なデザインになっている。古着を思わせるデニムルック中盤のデニムルックは古着を彷彿とさせる要素。過度にダメージが入ってぼろぼろになったGジャンは解体途中のようにも見えるが、中に異なるデニムアイテムをレイヤードすることで修復。徹底した再構築により、全く新しいピースへと変化を遂げている。華やかさをプラスするバブリーな衣服様々なカルチャーが混在していた90年代をなぞる中で、バブル時代も避けては通れないだろう。ルックを見渡してみると、シアンやマゼンダといったヴィヴィッドなカラーに染められたニットや、ラメが輝くボディコンシャスなロングドレス、モヘア起毛のボリューミーなコートなど、バブリーな雰囲気の衣服が多く登場。コレクションをゴージャスに彩っていた。
2022年01月24日東京都が所蔵する美術コレクションから「上野」に関連する約60点の作品・資料を公開する展覧会『東京都コレクションでたどる〈上野〉の記録と記憶』が11月17日(水)より東京都美術館にて開催される。上野恩賜公園を中心に、美術館・博物館・動物園が集まる文化的なエリアとして親しまれている上野。東京の「北の玄関口」とも呼ばれた上野駅、小売店や飲食店などが密集するアメ横もあるこの地には、過去から現在まで多くの人々が行き交い、ここを題材とする数多くの作品や記録が生み出されてきた。同展では、戊辰戦争や明治期の内国勧業博覧会といった近代の歴史的事件をとらえた版画のほか、戦前・戦後の街の様子や人々の姿を写し出した絵画や写真作品などを紹介。かつてこの地で起こった出来事や、行き交った人々に思いを馳せ、上野という街の魅力を再発見できる機会となるだろう。【開催概要】『東京都コレクションでたどる〈上野〉の記録と記憶』会期:2021年11月17日(水)~2022年1月6日(木)会場:東京都美術館 ギャラリーB休室日:2021年12月6日(月)、 12月20日(月)~2022年1月3日(月)料金:無料永島春暁 《上野公園風船之図》 1890年 東京都江戸東京博物館蔵織田一磨 《東京風景 十四 上野広小路》 1916年 東京都江戸東京博物館蔵林忠彦 《引き揚げ(上野駅)》 1946年 東京都写真美術館蔵米田知子 《東京都美術館(ゾルゲ/宮城)―『パラレル・ライフ:ゾルゲを中心とする国際諜報団密会場所』より》2008年東京都写真美術館蔵Courtesy of ShugoArts
2021年09月07日ANAインターコンチネンタルホテル東京では、抹茶スイーツを楽しめる「抹茶コレクション2020」が、2020年7月1日(水)から10月31日(土)まで開催されます。「抹茶コレクション2020」では、ホテル館内にてスイーツブッフェやアフタヌーンティーなどを提供。香り豊かな抹茶を使用した、見た目にも綺麗なスイーツを堪能することができます。3階「シャンパン・バー」では土・日・祝日限定で、「抹茶プライベートブッフェ」を開催。涼し気なミントグリーンをキーカラーに、抹茶を使用したチーズケーキやタルト、オペラケーキなど、一口サイズのデザートやセイボリーを、オーダー形式で好きなだけ楽しめます。一方、2階「アトリウムラウンジ」では、辻利の抹茶を使用した「抹茶アフタヌーンティーセット」を提供。スイーツで枯山水を表現した「抹茶クッキーとフロマージュブランのムース」、タルトやレアチーズケーキなど、ほろ苦い抹茶の味わいを活かしたプチガトー12種などを用意。さらに、2階の「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」では、香り高い抹茶をふんだんに使用したケーキやパンを販売。「抹茶とマスカルポーネクリームのケーキ」をはじめ、ユニークな形状に仕上げたこだわりのメニューを展開します。【詳細】抹茶コレクション2020開催期間:2020年7月1日(水)〜10月31日(土)場所:ANAインターコンチネンタルホテル東京住所:東京都港区赤坂1-12-33■抹茶プライベートブッフェ提供日:上記期間の土・日・祝日場所:3階「シャンパン・バー(The Champagne Bar)」時間:11:30〜13:00、13:30〜15:00、15:30〜17:00、17:30〜19:00(4部制)料金:1人 3,800円+税およびサービス料※通常より席数を減らしての実施※最初に全24種類のスイーツを1個ずつティースタンドに盛り付けたものを、スタッフが各テーブルにサービスし、6種類のセイボリーも同様にサービス。その後も、各テーブルでオーダーを受け付け、スイーツなどを好きなだけおかわりが可能。■抹茶アフタヌーンティーセット場所:2階「アトリウムラウンジ(ATRIUM LOUNGE)」時間:平日 12:00〜18:00 / 土・日・祝日 11:00〜18:00(いずれも2時間制)料金:1人 4,200円+税およびサービス料(抹茶付)■抹茶パン&ケーキ場所:2階「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー(PIERRE GAGNAIRE PAINS et GATEAUX)」販売時間:7:00〜18:00メニュー例:・抹茶とマスカルポーネクリームのケーキ プチガトー 650円/ アントルメ 4,000円・抹茶のタルト 650円【予約・問い合わせ先】ANAインターコンチネンタルホテル東京TEL:03-3505-1111(代表)
2020年07月27日展覧会「建築をみる2020 東京モダン生活:東京都コレクションにみる1930年代」が、東京都庭園美術館にて2020年6月23日(火)まで開催。当初は4月18日(土)から開幕予定でしたが、臨時休館に伴い開幕を延期しました。尚、東京都庭園美術館は、2020年5月6日(水)まで臨時休館。5月7日(木)以降の予定は、公式ウェブサイトにてあらためて告知されます。“年に一度”の建物公開展「建築をみる2020 東京モダン生活:東京都コレクションにみる1930年代」は、年に一度の建物公開展です。1930年代の東京にフォーカス現在は東京都庭園美術館本館として使用されている朝香宮邸。これまでは、建物の歴史や室内のディテール、建設に関わった人びと、修復内容など、毎回異なるテーマに沿って建物公開展を行ってきましたが、今回は、1933年に竣工した朝香宮邸の建築を1つの起点として、邸宅建築が生まれた1930年代の東京に焦点を当てます。会期中は、東京都の所有する絵画や家具、写真、雑誌、衣服など、分野を横断する多彩な作品・資料のコレクション約140点を紹介。“モダンの息吹”が感じられる都市文化の中心地関東大震災からの復興を遂げたばかりの1930年代の東京は、近代的な建築が立ち並び、地下鉄が走り、モダンな衣服に身を包んだモガ・モボたちが銀座の街を闊歩した、都市文化の中心地でした。華々しい都市の原型が形作られたともいえるこの時代からは、現在に繋がる“モダンの息吹”が感じられます。邸宅再現展示やウインターガーデン特別公開また、建物公開展では恒例となっている、邸宅空間の再現展示も実施。家具調度を室内に誂え、通常は閉ざされているカーテンも開け放ち、当時の朝香宮邸の雰囲気を楽しめます。さらに、通常は非公開となっている本館3階のウインターガーデンも特別公開。白と黒の石を敷き詰めた市松模様の床など、モダンな空間を目の当たりにすることができます。尚、会期中は、館内の写真撮影も可能。【詳細】建築をみる2020 東京モダン生活:東京都コレクションにみる1930年代会期:開幕日未定~2020年6月23日(火)※当初は2020年4月18日(土)開幕予定だったが、臨時休館に伴い開幕延期。※東京都庭園美術館は、2020年5月6日(水)まで臨時休館。5月7日(木)以降の予定は、公式ウェブサイトにて改めて告知されます。開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで休館日:毎月第2・第4水曜日(4月22日、5月13日、5月27日、6月10日)会場:東京都庭園美術館 本館+新館住所:東京都港区白金台5–21–9入館料:一般 900(720)円/大学生(専修・各種専門学校含む) 720(570)円/中・高校生=450(360)円/65歳以上=450(360)円※()内は前売りおよび20名以上の団体料金。※前売券はイープラスにて販売。
2020年04月21日リト(Rito)が、東京で2020年春夏コレクションを発表した。© JFWO/INFAS.com/Rito
2019年10月21日大丸東京店は、日本でのバウムクーヘン生誕100年を祝し、「バウムクーヘンコレクション」を、2019年3月1日(金)から3月14日(木)まで展開する。手土産やホワイトデーギフトにおすすめなバウムクーヘンが各店から登場。ユーハイムからは、ハローキティとコラボレーションした限定バウムクーヘン「100年アニバーサリーバウム」が登場。パッケージには愛らしいイラストをあしらい、ハローキティを象ったルビーチョコレートをセットにしている。ねんりん家は、バリエーション豊かなラインナップを揃える。春限定の「桜の国のマウントバーム」をはじめ、ねんりん家史上最高のしっとり感を誇る「モア モイストバームもっとしっとり芽」、ベーシックな「マウントバームしっかり芽」と、それぞれ異なる食べ応えのバウムクーヘンを販売する。その他、きめ細かく豊かな風味のパティスリー キハチの「キハチバームクーヘン」や、ドイツの伝統的な製法を再現したラ・テール セゾンの「大地の樹」、バナナ風味の「東京ばな奈しっとりクーヘン」なども店頭に並ぶ。【詳細】バウムクーヘンコレクション販売期間:2019年3月1日(金)~3月14日(木)場所:大丸東京店 1階・地階 ほっぺタウン住所:東京都千代田区丸の内1-9-1・〈ユーハイム〉100年アニバーサリーバウム(1個)1,296円・〈ねんりん家〉マウントバームしっかり芽(1山MM) 1,620円・〈ラ・テール セゾン〉大地の樹(1個)(中・15㎝) 1,944円・〈パティスリー キハチ〉キハチバームクーヘン(1個) 1,080円、キハチショコラバームクーヘン(1個) 1,296円
2019年03月03日JR東京駅構内のポーター スタンド 東京駅店にて、マルニ(MARNI)とポーター(PORTER)のコラボレーションコレクションを販売する期間限定ストアがオープン。期間は、2018年7月28日(土)から8月20日(月)まで。期間中は、2013年にスタートしたコラボレーションコレクション「MARNI×PORTER」の第1弾から、アフリカ諸国に着想を得た最新シリーズの第11弾まで、「ブルー」をテーマカラーにポーター スタンドがセレクトした歴代アイテムが集結する。発売当時に買い逃したり手の届かなかった過去アイテムも、再び手に入れることが出来るかもしれない貴重な機会。マルニらしいシンプルで印象的なデザインと、ポーターのメイド・イン・ジャパンにこだわったモノづくりの精神が融合したアイテムの数々を、是非一度手にとってみてはいかがだろう。【概要】「MARNI×PORTER」期間限定ストア期間:2018年7月28日(土)〜8月20日(月)場所:ポーター スタンド 東京駅店住所:東京都千代田区丸の内 1-9-1 JR 東京駅 京葉ストリート内時間:8:00〜10:00【問い合わせ先】ポーター スタンド 東京駅店TEL:03-3218-8083
2018年07月29日東京発のブランド、テンダーパーソン(TENDER PERSON)の2018-19年秋冬コレクションビジュアルを公開。2014年に立ち上げ、2016-17年秋冬より本格的に活動をスタートしたテンダーパーソンは、今季が5シーズン目のコレクション。
2018年05月12日アンブッシュ(AMBUSH)初のランウェイショーとなる2018-19年秋冬コレクションが、東京で2018年3月20日(火)に発表された。ブランド初のランウェイショー“ブランドを立ち上げた東京で出来て嬉しい”とデザイナーYOONが話す、ブランド初のキャットウォークは彼女の思いを汲み取り、故郷シアトルのイメージを投影。東京タワー目の前のスター ライズ タワーに立地した会場は、二手に分かれていて、一つは青々しい芝が埋め尽くされた会場、もう一つはYOONのApple Musicに登録された音楽が流れる空間となり、2つの空間それぞれで全く異なる演出のもとランウェイショーを行った。また、音楽、装飾だけでなくアンブッシュのオリジナルの演出も起用。”お世話になった人に楽しんでもらいたい”そう願ったVERBALとYOONは、シェフ集団 Ghetto Gastroを招き、日本をテーマにしたお弁当をゲストに配布。ファッション、音楽、食を融合させた新感覚のショーを開催した。着想源はデザイナーが幼少期に着ていた「アウトドアウェア」そんな環境のなか発表されたピースは、YOONが幼少の頃着用していた思い出のアイテム=アウトドアウェアがベースとなっている。オレンジやイエローなどビタミンカラーで彩ったナイロンフーディをインナーに、ダウンジャケットをアウターとして取り入れ、テーラードジャケットなどクラシックなピースはナイロン素材を部分的に配して再構築している。アクセサリーのように飾ったディテールアクセサリーから始まったアンブッシュならではのアプローチとして、装飾的なディテールで彩ったウェアもある。ブランドロゴを胸元に配したスウェットトップスのフードからは、様々な色彩で彩られたドローコードが伸びているし、ダッフルコートにはトグルに変わって飾り紐が取り付けられている。パッチワークしてストリートウェアをアレンジ装いはストリートのエッセンスがベース。スウェットトップス、プリントTシャツ、スニーカーがアイコンだ。それらはカットアウトやデコレーションをしてアレンジ。定番のデニムボトムスは、カラフルなニット地を膝の辺りにパッチワークして、ポップなムードに昇華させている。NYシェフ集団とのコラボT&キャップ発売またアンブッシュ初のランウェイショーでコラボレーションした、ニューヨークのシェフ集団Ghetto Gastroの記念アイテムが、2018年3月28日(水)よりアンブッシュ ワークショップ、ウェブショップで発売。ブラックでまとめたキャップ、Tシャツにはそれぞれ「 ’APPETITE, A UNIVERSAL WOLF’」のメッセージが入っている。【詳細】AMBUSH × GHETTO GASTRO発売日:2018年3月28日(水)取扱店舗:アンブッシュ ワークショップ、ウェブショップ・AMBUSH × GHETTO GASTRO T-SHIRT 8,640円(税込)・AMBUSH x GHETTO GASTRO CAP 7,560円(税込)
2018年03月24日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)は11月17日、東京都庭園美術館で「リトゥンアフターワーズ10周年記念コレクション“After Wars" 」を開催した。18日から2月25日まで東京都庭園美術館で開催されている展覧会「装飾は流転する」に併せて行われたもの。2018年春夏コレクションを発表した。戦後をテーマにした今シーズン。仰げば尊しや、かつてのTV番組「報道ステーション」のOP曲などが流れる中でスタート。縦と横のプリーツによってチェック状にしたピンクのアウターとチェックのシャツを着たモデルは大勢の記者たちに取り囲まれて進む。同じテクニックを使ったブルーのコートにもチェックのトップスとボトムスを組み合わせているなど、様々なチェックが使われている。軍人が着物を着たモデルをリヤカーで運ぶ演出やぼろぼろの紙とガムテープで作られたフードとチェックのパンツ、爆発を象徴するようなイエローの布とアイウエア。たくさんの焼け焦げた着物を集めたオブジェと「オバマが原爆慰霊碑に献花した花輪から着想した今秋冬コレクションで発表した、オートクチュールのシルエットと日本の素材やテクニックを共存させた赤のドレスを彷彿させる赤のコートを着た子供たち。たくさんの花輪を描いたコートなど、ここ数シーズンのコレクションと共通するデザインも目を引く。さらに、黒焦げの人形を抱きかかえて進むモデルや棺おけと遺体、熱によって溶けてしまったような半透明のドレス、千羽鶴のドレスと学生服を着た少年たち。森や山を着てしまったかのようなオブジェドレスは山と自然に囲まれて育った日本人から発想したという。コレクションとアートの境界線をなくし、時代とメッセージを発信し続けてきた10年の集大成ともいえるコレクション。「1、2年前からファッションで戦後を表現することができないかと考えていた。時代がつながっていることやファッションと時代が密接につながっていることも表現したいと思った。戦争が始まったのも群衆が装っていたのではないかと考え、日本人の精神や集団ということもピックアップした」と山縣良和。これからの10年については「これもファッションだと言ってきたが、これがファッションだと言えるようになりたい。海外でも発表したい」と話した。
2017年12月04日ファッションウィークもひと段落。ようやくやってきた春を越えて、頭の中は秋冬のお洋服でいっぱい!前回のトレンドレポに続き、東京コレクションで見た極私的お気に入りルックを妄想シチュエーションで描いてみました。まだ袖を通すことができないお洋服たちだから、半年間は妄想して過ごすことにしましょう。LAMARCK - 箱入り娘の反抗「LAMARCK」の女の子はきっと日常に少しだけ、退屈している。育ちの良いお嬢様と言われるけども、本当はカゴから飛び出して冒険だってしてみたい。毎朝飲んでいる紅茶も、なんだか最近飽きてきた。朝の静寂に身を委ねて、裸足で飛び出す世界を妄想してみる。静けさの中に秘めた強さは、まだ誰も知らない。THEATRE PRODUCTS - 戦うレディの肖像「THEATRE PRODUCTS」のジャンプスーツを纏うレディは、まさに現代社会で戦う女戦士。寝坊して慌てて家を飛び出しても大丈夫。いつだってモードな彼女は、パジャマだってそうなんだから。体に沿って線を描くような、ほんのり色づく繊細なレースで背筋を正せば、都会の中でも凛として歩いていける。異世界への身支度はいつだって整っている。tiit tokyo - 計算する女の子レンガの壁に寄りかかって、きゅっとカバンを持っちゃって、「tiit tokyo」の女の子は誰を待っているの?きっと意中の彼に違いない。ゆるりと落としたジレの肩、チラリと目をひくベルトのイエロー。計算づくしのスタイルに、あざとさを感じるかピュアなハートを感じるか、それはきっとあなた次第。そうしてまた、自由気ままに生きる彼女に翻弄されていく。support surface - 夜空に舞う女性「support surface」の湖畔に舞い降りた一羽の黒鳥。飛び疲れてたどり着いた湖で、羽を休めるように舞う。夜空の下、静かに舞う彼女の姿に、思わず息を飲んだ。スカートのスパンコールが月に照らされ、夜露のようにキラリと光る。羽のように身体を包むシャツからのぞく白い腕。消えてしまわないようにと、息を潜めてじっと見つめる。すると彼女は、何かを見つけ出したのか、ふわりと飛び立っていった。writtenafterwards - 編みたガールの狂気夜な夜な現れると噂の「writtenafterwards」のニット妖怪。ピンク、紫、オレンジ、緑、青、黄色、とてつもなくカラフルな毛糸たちが編みに編まれて誕生した妖怪は、刺激を求めに深夜のコンビニへ。通称・編みたガールの気分はシュワッとはじけるサイダーとジャンキーなお菓子。お風呂上がり、どうしてもサイダーが飲みたくなったみたい。「髪乾いてないけどいっか、だって今すぐサイダー飲みたいし」飲みたい時に飲みたいものを、着たい時に着たいものを! 「あの服を着てあそこに行けたらいいな」「このワンピースを着るならあの人に見せたい」きっと妄想シチュエーションは誰でも心に秘めているはず。私たちが愛すべきファッションは、本来自由なもの。あれを着ないといけない、こんな格好をしないと変に思われる、なんて難しいこと考えないで、誰にも覗かれない妄想の中でファッションを謳歌してみましょう。春ですもの、遠い秋のことを想ってもいいじゃない!イラストコーデはこちら:*オフショルでエレガント&モードにTRY!*NEXTガウチョ?冒険パンツ編*東コレ秋冬トレンドillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2017年06月19日東京・品川の「原美術館」にて、2014 年秋の「開館35周年記念 原美術館コレクション展」以来となる全館を使ったコレクション展示「みんな、うちのコレクションです」が、8月21日(日)まで開催中だ。「原美術館」は、もともと個人邸宅として 1938年に建てられたもので、西洋モダニスム建築を取り入れ、中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いた空間デザインが特徴的。居間や寝室であったスペースは企画ごとに展示を入れ替えるギャラリーに変わった一方、浴室や洗面所などのユーティリティースペースは、アーティストに依頼してユニークな常設展示作品に生まれ変わっているほか、建物の中以外の、敷地内の庭にも、野外の常設作品が点在している。大規模な美術館とは一風異なり、作品と同時に、美術を鑑賞体験する“場”そのものも味わえる場所だ。1979年の創立以来収集してきたコレクションは、国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など、現在約1,000点にのぼる。その中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示。今回は、中国を代表するアーティストであると同時に、積極的な社会活動でも知られる艾未未(アイ・ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、日本から帰化してブラジル美術界の巨匠となり、昨年惜しくも亡くなったトミエオオタケ(大竹富江)の絵画も展示される予定だ。原美術館では、増築した多目的ホールや中庭を利用して多彩なイベントも随時開催されており、会期中には、8月13日(土)、14(日)に「トヨダ ヒトシ 映像日記・スライドショー」が行われる。また、日曜日と祝日には、同館学芸員による展示解説も行われる。展示解説は、14:30から約30分間で予約は不要。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日現代アートシーンを牽引する奈良美智が、MOMATのコレクショ ンからセレクトした約60作品を展示する「奈良美智がえらぶ MOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が 、5月24日(火)より東京国立近代美術館本館2Fギャラリー4で開催されている。独特なタッチで描いた子どもの絵で知られる奈良氏。本展では、大学時代の恩師である麻生三郎を始め、麻生氏とともに戦争の時代を生きた松本竣介、村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など、奈良氏が美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910~50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという作品が展示されている。奈良氏は「僕は武蔵野美術大学を中退するまでの2年近く、教授だった麻生三郎に教わった。先生にお願いして松本竣介など、すでに他界した仲間たちの人となりを語ってもらう時、僕は子犬のような眼をして真剣に先生の話を聞いていた」と語っている。奈良氏の感性が育んだ作品の数々が一堂に会す本展。奈良氏の人気作品《Harmless Kitty》も4F「ハイライト」コーナーに展示されるほか、ふだんあまり展示されない作品やおなじみの名作までが、奈良氏のコメントと共に並ぶ。5月24日(火)から11月13日(日)までの開催期間中、8月8日(月)~15日(月)は全館休館となる。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日ピガール(PIGALLE)が4月22日、2016-17年AWコレクションのダイジェストとなるインスタレーションを東京・南青山で開催した。デザイナーのステファン・アシュプール(Stephane Ashpool)も来日。渋谷慶一郎がピアノでショーをバックアップし、会場には過去9回のコレクションのアーカイブも展示された。今年1月にパリで発表されたコレクションをプレゼンテーション形式で披露した今回のイベントは、同ブランドの日本で初のコレクションのお披露目となり、実際の商品も4月23日から渋谷円山町のピガール東京(PIGALLE TOKYO)で先行発売される。インスタグラムやフェイスブック、ツイッターなどのSNSでコレクションの発表と同時に、タイムラインに流れる商品を発表直後に実際に買えるというモードの最新のサイクルトレンドを、同ブランドでは最初に東京でローンチさせることとなった。2010年にパリの路上でコットンに刺繍とハンドプリントで、自らのルーツを形にしてスタートしたコレクションは、モードとしてのコレクションへと確実に進化。男性のフェミニティ「エロス」をテーマに、他のメンズブランドと一線を画したジェンダーレスを各アイテムのディテールとカラーで明確に提案した。2015年の「ANDEM Fashion Award(フランス国立モード芸術開発協会ファッションアワード)」のグランプリを受賞し、25万ユーロの賞金と共にシャネルから1年間のクリエイティブ支援を受けている同ブランドらしく、シャネルのクチュール用刺繍メゾン・ルサージュによるPのロゴが背中にあしらわれたジャケットをステファン自身がフィナーレに着用して登場。モデルが手に持つバラのオブジェなど、コレクションのほぼすべてのマテリアルがメイド・イン・パリの伝統を受け継いだもの。若手デザイナーを育成するプログラムが、官民と共に文化として機能していることを印象付けた。Text:野田達哉
2016年04月23日ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)が11月14日から銀座店で、東京にインスパイアされたカプセルコレクションを販売する。東京の街を思わせる、イエロー、グリーン、オレンジなどエネルギッシュなカラーをベースに、ドルチェ&ガッバーナらしいレースやチュール、ビジューをミックスした同コレクション。Aラインドレス、フレアやラップスカート、ブラウス、ランジェリーなど豊富なバリエーションのウェアの他、フラワーモチーフが施されたアクセサリーやミニバック、スマートフォンとカードが収められるフォンバッグを展開する。さらに、ミカドシルクを用いたタキシード、エンブレムや刺繍をあしらったジャケットなど、希少なメンズアイテムもそろう。
2015年11月14日パルコは、若手デザイナー集団「東京ニューエイジ」が開催するファッションショー「東京ニューエイジ2016年S/Sコレクション メルセデスベンツファッションウィーク東京 公式スケジュール」を支援すると発表した。開催日時は10月12日 15:30~。開場は東京都・渋谷ヒカリエのヒカリエホールB。このたび開催される「東京ニューエイジ2016年S/Sコレクション メルセデスベンツファッションウィーク東京 公式スケジュール」は、「writtenafterwards」の山縣良和氏と「MIKIOSAKABE」の坂部三樹郎氏というふたりのデザイナーがプロデュースしたプロジェクト「東京ニューエイジ」が開催するもの。同プロジェクトは「日本の若手デザイナーの発掘と支援をし、世界で活躍する可能性のある若手デザイナーを日本から輩出していくための場所」になることを目的として作られ、ファッション業界のネットワーク提供や若手デザイナー同士の交流の場を設け、ファッションショーや展覧会、インスタレーションなどを開催している。今回の参加ブランドは、AKIKO AOKI/青木明子、KEISUKEYOSHIDA/吉田圭佑、kotohayokozawa/横澤琴葉、RYOTAMURAKAMI/村上亮太・村上千明、SoshiOtsuki/大月壮士。なお、東京ニューエイジをプロデュースした坂部三樹郎氏と山縣良和氏は、「次世代のデザイナーを全身全霊で信じて、奇跡を起こせるような発信の場がいまの日本には必要だと考えています。日本にはとても魅力的でユニークな 若い才能あるデザイナーがたくさんいます。ただそこにみんなで共有できる場がなかっただけだと思います。世界中の人を魅了する次世代の人間像を発信できる場にしていきたいです。」とコメントしている。一方、東京ニューエイジのメンバーは、「ファッションは人と出会った時に、心に直接なにかを伝える力があります。実際、私たち自身も様々なファッションと触れ合いながら様々な感情になってきました。次世代の発表の場としてはじまった東京ニューエイジが、 一人でも多くの方にファッションを体感していただける場となるよう頑張ります。」と述べている。
2015年09月17日東京都・汐留のパナソニック汐留ミュージアムは、デュッセルドルフ美術館に寄贈されたゲルダ・ケプフ夫人のガラスコレクションを展示する「アール・ヌーヴォーのガラス展」を開催している。会期は9月6日まで(水曜・8月10日~14日休館)。開館時間は10:00~18:00。入館料は一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料。同展は、アール・ヌーヴォーのガラス芸術誕生の背景とともに、デュッセルドルフ美術館に寄贈されたゲルダ・ケプフ夫人のガラスコレクションの中から約140点の作品が展示されるもの。実業家ケプフ夫人は、旺盛な好奇心によってガラスという素材の特質や技法を学び、優れた審美眼と洞察力でアール・ヌーヴォーの本質を体現する第一級のコレクションを築き上げた。アール・ヌーヴォーの源泉として重要な役割を果たしたジャポニスムやシノワズリを色濃く反映したパリのガラス工芸家たちの作品群や、同様に東洋美術に傾倒しながら、やがてそれらを深く吸収し独自の制作にも挑んだデザイナーや職人たち。ケプフ・コレクションは、一般的によく知られているガレやドーム兄弟の作品だけでなく、アール・ヌーヴォーの二大拠点となったパリとアルザス=ロレーヌ地方を舞台に繰り広げられた「新しい芸術=アール・ヌーヴォー」の成果を余すところなく示すものと言えるという。また、同展はデュッセルドルフ美術館のガラス部門の責任者デド・フォン・ケルセンブロック=クロジックが監修するなど、同美術館の全面協力により開催されるということだ。
2015年08月05日昨年デビューしたエミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)のスカーフコレクション「Cities of the World」の第2弾として、ミラノ、ロンドン、東京と3都市を描いた新しいデザインが登場。発売日は6月15日。「Cities of the World」のシルクスカーフには、現代版のポストさながらに各国の都市への想いを込めたイラストレーションが施されている。このプッチオリジナルののデザインは、まるで身に着けられるアートワークのよう。2014年に発表した第1弾はフィレンツェ、ローマ、ニューヨーク、パリ、上海、香港とエミリオ・プッチのフラッグシップストアのある都市から選ばれた。“ミラノ”のデザインでは、この都市の象徴的な2大有名建築物を表現。ひとつはドゥオーモの大聖堂のファサード、もうひとつはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアにある壮大なガラスドーム。このプリントの背景とフレームには、ガッレリアの床を装飾しているモザイクのマーブル模様を想起させるモチーフがデザインされている。カラーは、ブラック&ホワイトを背景に活発かつ洗練されたカラートーンのために鮮やかなグリーンとオリーブを加えた1色展開。“ロンドン”は、街の鮮やかな雰囲気を表現するため、シティ・オブ・ロンドンの伝統的なアイコンをポップなパッチワークで描いた。典型的なランドマークであるロンドン・アイや30セント・メリー・アクスの超高層ビルガーキンを背景に、ブラックキャブが赤い電話ボックスやイングリッシュパブを走り過ぎている様子がデザインされている。また王冠のスケッチがプリントのフレームとして描かれた。カラーは、スカイブルーとモスグリーン、グラスグリーンとヴィヴィッドなオレンジの組み合わせ。“東京”は、日本の文化を象徴する優雅な自然とテクノロジーを併せ持つ日本と東京を具体的に表現するモチーフを多く使用。富士山を背景に描き、空を飛ぶ折り紙の蝶と鳥がまるで伝統的な日本庭園のようにデザインされている。その一方で、縦横に走るリボンが大都市をつなぐ電気ケーブルが共存。カラーは、リッチパープルとピンクをメインに、そこにラピスブルーとマンダリンオレンジがアクセントになっている。この「Cities of the World」のコレクションは全て最高級シルクを使用し、イタリアのコモ地方でプリントされている。価格は各4万5,000円。世界中のエミリオ・プッチ ブティック、またはエミリオ・プッチのオンラインフラグシップショップ(EMILIOPUCCI.COM)で手に入る。パッケージは特別にデザインされたギフトボックス入り。
2015年06月10日2014年春夏テーマは「Tempo Rubato(思い通りの早さで)」。ホワイトのランウェイにベビーピンクのセットアップでショーはスタート。“THE 日本のプレタ”らしい高級感のある光沢のある生地に、花をモチーフにした黒いチョーカーでセクシーに。スタイリングはボディコンシャスしすぎない上品なシルエット、50~60年代ハリウッド女優スタイルを髣髴とさせるエレガントラインナップが並んだ。ファッションを純粋に自由に楽しむ心を思い出させてくれる優しさ溢れるコレクションとなった。詳しくは、 こちら から。
2013年12月05日2014年春夏テーマは映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000)」の主人公セルマ。アメリカの田舎町で、ヨーロッパの移民である主人公が、工場で働きながら息子と貧しく暮らすという物語。映画の中で視力を失い始める主人公の視覚をコレクションで表現していった。ジャケットやドレスに用いられた半透明のエフェクト素材は、内側の生地のプリントやデザインを霞んだように映し出す。シビアな題材を選びクリエーションした展開になっていた。詳しくは、 こちら から。
2013年12月04日14年春夏は「地には平和を」という福音書の言葉がテーマ。アンチ・ミリタリズムをファッションで表現。ショウは淡いツィードのショートジャケット&ショートパンツのスタイルのモデル達のウォーキングでスタート。ジン カトウらしいゴージャスでエレガントなフローラル系のロングコートドレススタイルにポリス帽をかぶるなど、フェミニンと強さを組み合わせたコーディネートが続く。レースやコサージュ止めした刺繍のテクニックなど華やかな印象のコレクションだった。詳しくは、 こちら から。
2013年12月03日