お伊勢参りに行ったことはありますか? 今でも修学旅行などで訪れる人は多いですが、江戸時代にはこれが大流行しました。人だけではなく犬も行きました。お伊勢参りの面白い話をご紹介します。■江戸時代にお伊勢参りが大流行東海道などの主要幹線道路が整備され、社会が平和で安定し、庶民が退屈してくると旅行ブームが起こりました。江戸時代の話です。中でもお伊勢参りは江戸時代の庶民の夢の旅行でした。お伊勢さん(伊勢神宮)は20年に一度「遷宮」を行います。遷宮というのは社殿を造り替えて神座を移すことです。伊勢神宮では1300年にも渡ってこれを行っています。遷宮に合わせてお伊勢参りのブームが起こりました。1830年には、なんと500万人の人々が伊勢神宮へ旅をしたと言われています。ちなみに当時の日本の人口が約3,000万人と見積もられています。お伊勢参りがいかに流行ったかがわかるでしょう。このブームには、伊勢神宮の御師と呼ばれる人々が関わっています。御師とは伊勢神宮が各地に派遣した、いわば一種の神主さんで、この人達が伊勢神宮のお札を配り、お伊勢参りへの勧誘を行いました。今で言うと旅行代理店のエージェントみたいな仕事です。彼らの巧みな誘致は大きな効果があったわけです。ちなみに明治時代初頭の調査によれば、900人の神職が伊勢神宮から全国へ派遣されていたそうです。■犬も行きました犬もひとり(?)でお伊勢参りに行きました。有名な話が残っています。阿波の庄屋さんの夢枕に飼い犬が立ち「お伊勢参りに行きたい」と訴えたのです。庄屋さんは、300文のお金を入れて首にかけ、旅支度をしてやりました。ワンコは道中お伊勢参りに向かう人達にかわいがられながら無事にお伊勢さんに着きました。あまりにその姿がいじらしいということで、道中、お金を出してやる人が後を絶たず、最後は3,000文以上にもなったそうです。さすがにこれでは重くて首にはかけられません。不用心だというので帰り道が同じ方向の参詣人が、庄屋さんの家まで送ってくれたといいます。こうしてワンコは無事にお伊勢参りを果たして家に帰って来たのです。■失踪してお伊勢参りに行く人もいました「今日は会社に行きたくないなあ……旅に出ようかなあ」。そんな風に思ったことはありませんか。江戸時代、奉公人である日突然ふらっとお伊勢参りに出てしまうという人も多くあったそうです。そんな際には、お伊勢参りに行く人達が道中旅支度を整えてくれ、宿場宿場でアルバイトをしながら旅をしたそうです。ですから突然思い立って、無銭であってもなんとかなったんですね。また、お伊勢参りから帰ってくると、奉公していたお店では、「お伊勢参りだからしょうがないよ」と元通りその人を雇ってくれたそうです。非常に大らかな社会だったんですね。■伊勢の名物『赤福餅』伊勢の名物と言えば『赤福餅』です。関西の人なら「赤福餅はええじゃないか♪」というCMソングをよく知っているでしょう。赤福餅は餅の上に餡子(こし餡)を乗せた餅菓子で、なんと1704年(宝永4年)から販売されています。全国の百貨店などで販売されていますが、やはりお伊勢参りに行った際に本店に寄って食べたいです。伊勢神宮のお膝元にある本店で出来立てを食べると、びっくりするぐらい美味しいのです! ぜひお伊勢参りの際には赤福を食べてみてください。(高橋モータース@dcp)
2012年11月30日旅行のクチコミサイトを運営するフォートラベルは26日、「世界の人気スイーツショップランキング」ベスト10を発表した。同ランキングは、同社サイト会員のクチコミ評価等をもとに順位を決定したもの。ランキングは1日1回更新され、今回の発表は11月22日現在の結果に基づく順位となる。「世界の人気スイーツショップランキング」1位に輝いたのは、ハワイ・ホノルルの「チーズケーキファクトリー」。店名からチーズケーキ専門店と思われがちだが、ステーキやピザなど200種類のフードメニューと、50種類のデザートメニューをそろえるカジュアルレストランだ。第2位にはハワイ・ホノルルの「高橋果実店」ランクイン。カットフルーツをはじめ、アイスクリームやソルベ、ジュースなど、南国のフルーツをふんだんに使ったスイーツを味わえる。スイーツのほか、ツナやターキーなどの具材がたっぷり入ったサンドイッチも人気だという。第3位は、香港の「糖朝(香港店)」。フルーツが入った「豆腐花(トウファ)」やマンゴープリンが特に人気で、スイーツだけでなく点心、麺類をはじめとした軽食も評価が高かった。第4位はハワイ・ホノルルの「レナーズベーカリー」。看板メニューの揚げたてシュガードーナツ「マラサダ」が人気。第5位はタイ・バンコクの「マンゴー・タンゴ」。店の名前にもなっている「マンゴー・タンゴ(マンゴー、マンゴーアイス、マンゴープリンの盛り合わせ)」が名物だ。以下、6位はマカダミアナッツソースがたっぷりとかかったパンケーキが有名なハワイ・カイルアの「ブーツ アンド キモズ」、7位はザッハトルテ発祥の地であるオーストリア・ウィーンの「ザッハー」。8位以降は「アイス モンスター」「許留山」「冰讃」など、台湾や香港の人気店が続く結果となった。ユーザーの口コミなど詳細情報は「フォートラベル旅行特集&ランキング」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日海外旅行などで、トイレの習慣や仕様の違いにびっくりした人も多いと思います。逆に、外国人は日本のトイレをどう感じているのでしょうか。日本に住む外国人20人に聞いてみました。★きれい!■かなり清潔で驚きました(台湾/男性/20代後半)■ベトナムにいたら絶対公衆トイレは使わない。日本の方は100倍クリーンです(ベトナム/女性/20代前半)■きれいで、トイレットペーパーがついている(中国/男性/20代後半)(ウズベキスタン/男性/20代後半)特に、ここ15年くらいの間に日本のトイレはかなり進歩したように思えます。駅や公園のトイレも清潔で、スタイリッシュなものが増えてきました。そして、今や当たり前にあるトイレットペーパー。場所にもよりますが、海外だと「付いててラッキー!」ということがほとんどな気がします。排せつするだけの場所なのに、快適さを追求するこまやかなこだわりが日本人ぽいですね。★機能的! 保温便座、音姫、ウォシュレット……。たくさんの外国人が日本のトイレの多彩な機能に驚いているようです。ウォシュレットにおいては20人中12人が「好き」と答えました。具体的には以下のような感想を持っているようです。■日本のトイレは最高!温かいし:)(スウェーデン/女性/40代前半)日本の便座に、出ました!外国版スマイリー→:)■「音姫」の存在に驚いて、感動しました(ロシア/女性/20代後半)(オランダ/男性/30代前半)音を気にするのは日本人だけかと思っていましたが、あればあったで便利だと感じてもらえていたようです。最近は音姫のスマホアプリもありますよね。海外で使ってみたらウケるかもしれません。■(ウォシュレットは)清潔感があり、ウォシュレットがないともう生活できないぐらい重要(シンガポール/男性/20代後半)■ウォシュレットは大好きですよ。それは多分、日本のトイレの一番好きなところです(イタリア/男性/30代前半)最初は違和感を覚える方が多いようですが、一度使えば病みつき……という反応をたびたび耳にします。わざわざ日本から買って帰った外国人もいたとか。現在はアメリカのアマゾンでも販売されています。設置するのに手間もお金もかかるというのに「今までで一番の買い物!」という絶賛(そして超・長文が続く)レビューもありました。■私たちは宗教的な理由からトイレの際に水で洗いますが、宗教がない日本で同じことをするウォシュレット式トイレがあったので驚きました(エジプト/男性/40代後半)国によってはお尻を洗うためにバケツに水がくんであったり、ホースがあったりしますね。旅行中試しに使ってみましたが、なかなか便利でした(笑)。西洋でもビデがトイレの隣に設置されていたりします。ウォシュレットはそういった国の習慣を参考にしたのでしょうか。★「日本のトイレ、イマイチ」■衛生面から見れば、ウォシュレットは多くの人に使われるものではないと思います。(ロシア/女性/20代後半)■和式……汚いし使いづらい(アメリカ/女性/20代後半)衛生面を気にされている方も数人いました。特に西洋人から見ると和式は不思議なもののようです。文化の違いですね。■狭すぎる(ペルー/男性/50代前半)確かに!ドアの開け閉めに苦労することが度々ありますね。旅行中で大きい荷物を持っていたりすると余計にそう感じるのではないでしょうか。「トイレを見れば、その会社が分かる」とはよく聞く言葉ですが、国にも言えることかもしれません。トイレから日本の好感度をアップしていけたら面白いですね!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月23日(本文)ガイドブックを片手に旅行に出掛けたとき。史跡や飲食店に行けば、何だか観光客だらけ……という経験は多くの人にあるはずです。できることなら隠れた名所や誰も知らないとっておきの場所に行きたいもの。現地のことは現地の人に聞くべき!ということで、全国のマイナビニュース会員に、出身地の隠れた名所について聞きました。調査期間:2012/9/28~2012/10/1アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■観光ブックに載っていないレジャースポット・「高知の柏島。たくさんの魚がこの島一か所でみられるというダイビングスポットです」(女性/高知県/25歳)・「大阪淀川の河川敷。釣りもできるし、昆虫も多いし、実はウエイクボードもできる。梅田のビル群を見ながらのウエイクボードは珍しいのでは」(男性/大阪府/31歳)地元の人だからこそわかる名所。たくさんの魚を見ながらダイビングしてみたいものです。■現地の人しか知らない飲食店・「ガンガラーの谷。ガジュマルや鍾乳洞などがある洞窟なのですが、洞窟の中に神秘的な雰囲気のカフェがあります」(女性/沖縄県/31歳)・「姫路城で売っている姫路おでん。生姜醤油につけて食べるのですが、めちゃくちゃおいしいです」(女性/兵庫県/29歳)・「JR我孫子駅の立ち食いそば弥生軒。観光ガイドにのるほどじゃないけど有名です。ホームにまで食べる人があふれている」(女性/千葉県/27歳)旅の楽しみの一つである食事。地元民がおいしい!と思う飲食店にハズレはなさそうです。■歴史的名所・「さきたま古墳公園。埼玉なのに古墳がある」(女性/埼玉県/25歳)・「神居古譚。アイヌ人がかつて住んでいたとされる地です。もとは鉄道も走っていたらしく駅が残されています。現在はサイクリングロードとして使われています」(男性/北海道/39歳)さきたま古墳公園は9基もの古墳を持つ大型古墳群。史跡としては有名ですが、知らずに行くと何だかでかい公園だなぁぐらいしか感じられずもったいないかもしれません。■やっぱりある!地元民しか知らない心霊スポット・「滝不動明王。意外とその手の人には有名な心霊スポットです。小さいころ悪ふざけで1度使い捨てカメラを持って行きましたが、本当に心霊写真が撮れてしまい、びっくりしました」(男性/山形県/25歳)・「山口には鬼ばばが出る山がある。子どものころは鬼ばばを探しによく探検に行きました」(男性/山口県/42歳)旅行に行った際は知らずにうっかり近づいてしまった……なんてことにならないよう気を付けたいです。しかし、鬼婆が出る山とは……。旅行に行く際はメジャーな観光地もいいですが、地元の人しか行かないような場所で、普段とは違う非日常を味わうのも楽しいもの。行楽シーズン真っただ中の今、旅行に行く予定があるという人はぜひディープな穴場を探してみてください。(山本莉会/プレスラボ)
2012年11月22日旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」はこのほど、「トリップアドバイザー・バケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことの一覧)」の第13回として、「死ぬまでに行きたい世界の噴水 15選」を公開した。同コンテンツでは、ホテルベラージオの目の前にある「ベラージオの噴水」(アメリカ合衆国/ラスベガス)や、肩越しにコインを投げるとまたローマに戻ってくることができるといわれ、年間で1億を超えるコインが投げられるという「トレヴィの泉」(イタリア/ローマ)など、世界の噴水15カ所を、旅行者から投稿された写真とともに紹介している。例えば、スワロフスキー100周年を記念して作られた「スワロフスキー クリスタル ワールド」(オーストリア/チロル)の噴水は、巨大な人の顔の口から水があふれ、さらに、目には本物のクリスタルが使われているという。そのほか、2009年に作られた、全長275mの世界最大の噴水「ドバイファウンテン」(アラブ首長国連邦/ドバイ)や、ジェット機のエンジンを利用した、噴水が260mも吹き上がるという「King’s Fountain(キング・ファハド)」(サウジアラビア/ジッダ)が選ばれている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日旅行業を中心に事業を行っているジェイティービー(JTB)は、旅のアンケート「たびQ」にて、男女4,273名を対象に「世界の名物料理」についてアンケートを実施した。調査期間は9月6日から9月13日。「海外旅行に行ったことがありますか?」と尋ねたところ、回答者の86%が海外旅行の経験があると回答した。海外旅行経験者に対して、「海外旅行先で現地の名物料理を食べたことはありますか?」と質問したところ、「食べたことがある」と回答した人が87%、「食べたことがない」と回答した人13%となっている。また、「食べたことがある」と回答した人に対して、「海外旅行先でどの程度意識して現地の名物料理を食べますか?」と質問したところ、「必ず食べる」が27%、「機会があれば食べる」が47%だった。同様に、「海外で一番おいしいと感じた名物料理は?」と質問したところ、イタリアの「パスタ」と回答した人がもっとも多く、次いで、2位が台湾・中国の「ショウロンポウ」、3位がスペインの「パエリア」、4位がイタリアの「ピザ」、5位がタイの「トムヤムクン」となった。日本でも身近に食べることのできる料理が上位にランクインしており、本場で味わう名物料理は、味に加え現地の雰囲気なども手伝っておいしく感じた人が多いと考えられる。なお、「本場で食べてみたい各国料理は?」と尋ねたところ、1位は「イタリア料理」で、次いで2位「フランス料理」、3位「トルコ料理」、4位「スペイン料理」、5位「中華料理(広東、四川、上海など)」となった。同社は、「イタリア料理の代名詞でもある『パスタ』や『ピザ』は、普段から家庭でも食べ慣れていることもあり、本場の料理に憧れを抱く人が多いと考えられる」と分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日静岡県熱海市とぐるなびはこのほど、かつて新婚旅行で熱海を訪れた夫婦またはその家族を対象に、熱海市に宿泊するツアーをプレゼントするキャンペーンを開始した。かつて新婚旅行のメッカといわれた熱海をもう一度夫婦で旅行し、夫婦の絆を深めてもらうことを目的としている。同企画は、夫婦の絆を豊かにするため結婚記念日を祝おうという「ブライダルデー」の取り組みの1つ。ブライダルデー推進室を運営するぐるなびと熱海市が共同で企画し、抽選で22組44名の夫婦にツアーをプレゼントする。ツアーには、1月22日~23日の熱海後楽園ホテルの宿泊(2食付)と、熱海市観光課職員の案内による市内観光名所めぐり(熱海梅園、来宮神社、糸川あたみ桜、お宮の松)が含まれる。応募資格は新婚旅行で熱海を訪れた夫婦またはその家族で、両親や祖父母が熱海に新婚旅行で訪れた夫婦も応募可能。応募用紙は熱海市及びブライダルデーホームページからダウンロードし、必要事項を記入し、郵送またはメールで申し込み。応募締め切りは12月14日の到着分まで。当選発表は12月25日、熱海市及びブライダルデーホームページで公表し、当選者にも通知する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日英国の歌手サラ・ブライトマンが、2015年の宇宙旅行計画を発表した。国際宇宙ステーション(ISS)に10日ほど滞在しコンサートを開く予定というから、宇宙が身近な場所に思えてきた。もしも宇宙旅行にいったら、どんなに楽しいだろう。そんな幻想も発射台までだ。加速G、宇宙酔い、放射線、スペースデブリや病気におびえ、二度と来るか!と思うに違いない。■新婚旅行は宇宙にいこう誰もが宇宙旅行を楽しめる時代にむけて、航「宙」会社を設立しよう。ターゲットは新婚旅行。ふたりの門出をお手伝いします。まずは宇宙船の調達だ。スペースX社のドラゴンも有人飛行は可能だが、帰還時は洋上着水なので、空港に着陸できるスペースシャトルが良いだろう。NASAが払い下げてくれるなら、5番機アトランティスがお勧めだ。おなじみのケネディ宇宙センターから出発し、高度600kmで地球を周回する。地上の300倍もの放射線を浴びるから、旅程は1週間程度にとどめておこう。有害な高エネルギー粒子のかたまりバン・アレン帯を避け、北/南極上を周回する極軌道が良いだろう。斜めに飛ぶので燃費は悪いが、健康第一が当社のモットーだ。打ち上げ時は3G強の加速度が15分ほど続く。誰でも耐えられるというのがNASAの言いぶんだが、体重の3倍は少々キツい。アトラスDロケットの13Gと比べれば、ずいぶん楽になったんですよ。ボンボヤージュ。周回軌道上では約50分で地球を一周する。刻々と変わる地球の表情に新郎新婦は興奮気味だが、あと2~3周もすれば飽きるだろう。シートベルト着用サインも消え、クルーは機器の点検を始める。新郎新婦はおくつろぎください。トイレもご自由に。ただしシャトルのトイレは微小重力状態でも使える吸引式で、身体にあてたアダプタからホースで吸い取る仕組みだから、かなりのストレスを感じるに違いない。シャトルには冷蔵庫はありません。中身が吹き出る炭酸飲料もご遠慮いただき、シャンパンの代わりにアップルジュースで乾杯しましょう。本日のディナーはもちろん宇宙食。和食もございます。電磁波の心配のない電気オーブンで温めて、冷めないうちにボナペティ(召し上がれ)。翌朝、頭に血が上ったようなぼんやり感と、吐き気やむかつきで目が覚める。典型的な宇宙酔いだ。重力が弱い宇宙では上下の区別がない。これが人間の感覚器官を狂わせ、乗り物酔いのような症状を引き起こすのだ。宇宙酔い以外に、筋力の低下、体重の減少、血液の減少、背が伸びるなどが起きる。深刻なのは貧血と、ホルモン異常によるカルシウムの減少だ。数日なら大事に至らないが、50日以上滞在すると、地球に戻っても完治するのに数ヶ月かかる。虫歯も大きな脅威だ。重力から解放されたバクテリアは、地上の40~50倍速で増殖しあっという間に歯をむしばむ。我慢できない場合は抜歯しますので、お近くのクルーにお申し付けください。■宇宙遊泳は命がけ宇宙酔いに苦しみながら、翌日の船外活動に向けて減圧が始まる。シャトル内は地球と同じ1気圧だが、船外活動宇宙服(EMU)内は0.27気圧の純酸素しかないので、急激な気圧変化で体液中の窒素が泡だち、減圧症を起こしてしまう。そのため12時間以上かけて少しずつ気圧を下げ、その後は1時間ほど純酸素を吸って窒素を追い出す。着替えるだけでも1時間はかかるからというから大変な労力だ。減圧が終わったら、人類に残された最後の開拓地、宇宙を満喫しよう。残念ながらEMUの遮蔽(しゃへい)性はあまり高くないので、シャトル内よりも多くの放射線を浴びることになるが。秒速7~8kmで飛び交いシャトルを大破させるほどのエネルギーを持ったスペースデブリ(宇宙ゴミ)のただなかでは、EMUなど裸も同然だが。恐怖から心拍数ははね上がり、意識がもうろうとする。おまけに、目標物のない宇宙空間では、自分がどこにいるのか分からずパニックを起こしやすい。決してシャトルから目を離さずに、落ち着いて行動しよう。地球をバックに記念撮影。にっこり笑って、はいチーズ!最終日は帰還の準備で忙しい。血液の減少と降下時の体液シフトで失神しないよう、塩の錠剤と多量の水を飲んでおこう。ただし空港到着までトイレはお控えください。逆噴射のあとは、地表面に対し機首を約40度上げた体勢となり、尻もちのような感覚で落ち続ける。大気圏再突入時、シャトルの速度はマッハ24(音速の24倍)!機体は1,600℃に達し、高温イオン化粒子の影響で無線が使えないブラックアウトがしばらく続く。大気中で十分な揚力を得られないスペースシャトルは、旅客機では墜落といえる角度と速度で降下する。着陸したらパラシュートで急制動だ。緊張と恐怖は限界を超え、薄れる意識のなかでこうつぶやく。モルディブにすれば良かった、と。長旅お疲れさまでした。またのご利用をお待ちしています。検疫が終わったら空港のラウンジで、念願のシャンパンで乾杯だ。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込みながら、飲み物、トイレ、そして重力を満喫しよう。地球か、なにもかもが懐かしい。■まとめサラ・ブライトマンのISS・10日間の旅は3千万~4千万ドル、オプションの船外活動は1,500万ドルと推定されている。1ドル=80円なら計44億円!一生の思い出には少々高すぎる。格安航宙会社が登場するまでは、貯金に専念することにしよう。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年11月18日急激な発展と経済成長を遂げている中国。日本の企業の中にも中国に支社や支店、または工場を持っている所も多くなり、観光旅行だけでなく、ビジネスで中国に行くという人も非常に増えてきています。さて、観光やビジネスで中国を訪れる際、気をつけなければならないこと、または持って行った方がいいものは何でしょうか?仕事の関係で1年の半分以上は中国で過ごすという中小企業の社長さんに聞いてみました。■慣れ親しんだ日本の物をできるだけ持っていく――中国を訪れる際に、持って行った方がいい物はありますか?まずは水やお茶などの日本のペットボトル飲料ですね。みなさんご存じの通り、海外の水はおなかを壊す可能性が非常に高いので、できるだけ飲み慣れた日本の飲料を持っていく事をお薦めします。あとは胃薬や風薬、頭痛薬などの日本の薬。これも現地の薬剤を使うより日本の物が合いますからね。――なるほど。ほかにはどんな物があるといいですか?お尻の弱い人は可能ならば携帯用のウォシュレットがあると非常に助かりますよ。現地にはウォシュレットつきのトイレなんてありませんから、お尻が弱い人は2泊3日などの短期でもかなりのダメージを受けますから(笑)。そしてポケットティッシュも持っていった方がいいですね。最近では紙のあるトイレも増えてきましたが、私が中国に行き始めた頃は紙のあるトイレはまったくありませんでした。――確かにトイレまわりの便利さは日本と全然違うみたいですね。お尻が弱くない人でも携帯用ウォシュレットがあると良さそうです。■人混みでは常に警戒を――観光などで外を出歩く際に気をつけないといけないことはありますか?現地の生水を口にしてはいけない、これが大事。飲むのはもちろん、手を洗う際などでもしぶきが口に入らないようにした方がいいでしょう。あとは店先でジュースなどを氷水につけて冷やしていたりしますが、そういった飲料を買って飲む場合にも、ペットボトルについている水が口に入らないようにした方がいいですね。――そんなに現地の生水は強烈なんですか?おなかの弱い人ならイチコロですよ(笑)。――恐ろしい(笑)。中国の水の良し悪しの問題もありますけど、海外の生水は日本人に合わないですよね。あとは……人混みでは荷物を取られないように警戒すること。いくら大きな経済成長を遂げたとはいえ、国民全員の生活水準が上がったわけではありません。やはりどこにいっても観光客を狙った泥棒はいます。持ち歩くカバンやバッグは鍵つきのものにするか、鍵がないなら体の前側にするなどした方がいいです。リュックサックも前掛けにした方が安心ですね。――これは中国に限らずほかの国に旅行する場合でもそうですね。ちょっとした人混みに入ると、一瞬でサイフが持っていかれたりしますからね。なので気安くしゃべりかけて来る人にも注意した方がいいです。スリなどでないにしろ、無用なトラブルに巻き込まれるリスクは極力回避するべきです。――"安全な国"ではないという自覚を持って行動しないといけないんですね。■3つ星ホテルでも安心せずに準備する――ほかに現地で気をつけた方がいいことはありますか?中国には「白酒」というお酒があります。中国では割とポピュラーなお酒の種類ですが、アルコール度数が非常に高く、物によっては50度や52度の白酒があるので、薦められても飲みすぎないように注意した方がいいです。乾杯をする際に飲むお酒でもあるので、飲む機会が多いと思われるビジネスマンは、特に注意した方がいいですね。――宿泊施設などで気をつけることはありますか?ホテルではとにかく日本語で対応してもらえる窓口はどこか、最初に確認した方がいいです。もしもの時に意思の疎通ができないのは致命的ですからね。また、3つ星以下のホテルでは、エアコンの温度設定ができなかったり、極端だったりと、空調がしっかりとしている所が少ないので、暑さ対策に冷却剤や防寒用の服を余分に持って行ったりするなど、対策しておくといいです。――3つ星以下のホテルはなかなか厳しいんですね……。バスタブがなかったり、シャワーが冷たかったりしますからね。4つ星以上のホテルじゃないと気を抜けませんね(笑)。――なるほど、勉強になりました(笑)。観光やビジネスで中国を訪れる際は、これらの事に注意してはいかがですか?楽しい旅行にするためにも、少しの注意で回避できトラブルとはサヨナラしましょう!(貫井康徳@dcp)
2012年11月17日トリップアドバイザーは14日、世界の旅行者からのクチコミをもとにした「トラベラーズ チョイス 人気上昇中の観光都市 2012」を発表した。同ランキングは、世界中の旅行者から投稿されたレストラン、観光スポットなどに投稿された口コミの評価や、アクセス数などを都市ごとに集計し、前年の結果と比較することで、特に旅行者からの評価や注目度が高まった都市を世界的に集計したもの。世界トップ10では、1位にアルゼンチンのビーチリゾート「マール デル プラタ」が選ばれた。かつては富裕層向けの別荘地だったエリアだが、現在はあらゆる層に開かれたホットな街として注目が集まっている。全世界のランキングのほかに、アジア、ヨーロッパ、U.S.、南米の4つのエリアでも集計。アジアのトップ10では、インドネシアの「ジャカルタ」が1位に輝いた。ジャカルタは、インドネシアの経済成長とともに世界的な注目度がアップ。さらにジャカルタ版AKB48のJKT48の登場など、日本でも以前に増して知名度、注目度が高まっている。日本の都市では神戸市と大阪市が評価を高め、アジアの9位と10位にそれぞれランクインする結果となった。「人気上昇中の都市世界トップ10」は、1位「マール デル プラタ」(アルゼンチン)、2位「サンパウロ」(ブラジル)、3位「キエフ」(ウクライナ)、4位「モンテビデオ」(ウルグアイ)、5位「パース」(オーストラリア)、6位「メキシコ シティ」(メキシコ)、7位「ホバート」(オーストラリア)、8位「グアダラハラ」(メキシコ)、9位「モスクワ」(ロシア)、10 位「トリノ」(イタリア)。その他、詳しいランキングは「トリップアドバイザー」のランキングページで参照できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.は、ビジネスやプライベートで国内外問わず頻繁に旅行をするフリークエントフライヤーの利便性を追求した新商品『アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード』の会員募集を2012年11月21日から開始する。今回発売する「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」の最大の特長は、ポイントの貯まりやすさとマイル移行時の利便性にある。最もよく利用する航空会社の航空機に乗れば乗るほどより多くのポイントが貯まり、貯まったポイントはアライアンスに関わらず14の提携航空会社(2012年11月現在)のマイルに移行できる。そのため、「行きたい時期、場所に応じて、柔軟に旅行を楽しむことが可能となる」(アメリカン・エキスプレス・インターナショナル)。「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」は、対象航空会社1社を事前登録し、航空券を日本国内でその航空会社から直接購入した場合、その航空券代金は通常の3倍ポイントが貯まる。最もよく利用する航空会社を登録することで、より早くポイントが貯まる。また、入会ボーナスポイントやファーストフライト・ボーナスポイントに加え、2013年1月までに入会すると期間限定ボーナスポイントも獲得でき、1年間で最大13,000ボーナスポイントを取得することが可能となっている。「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」の利用で、貯まった「メンバーシップ・リワード」のポイントは、14の提携航空会社のマイルに1ポイント=1マイル換算にて1,000ポイント(=1,000マイル)単位で移行することが可能。提携している14社のほとんどは3つのアライアンス(スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールド)のいずれかに所属しており、アライアンスに関わらず航空会社を選択、行きたい時期、場所に応じて柔軟にマイルに移行することができる。また、同カードで貯めたポイントは有効期限がなく、カード会員はいつでも好きな時にポイントをマイルに移行することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」はこのほど、「トリップアドバイザー・バケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことの一覧)」の第12回として、「死ぬまでに見てみたい!? 魅惑のタオルアート 15選」を公開した。同コンテンツでは、世界のホテルのベッドを彩るユニークなタオルアート15選を、旅行者から投稿された写真を用いて紹介。動物の作品からアバンギャルドな作品まで、ホテルのハウスキーパー係が作り出す少し変わったタオルアートが掲載されている。例えば、スリランカのホテル「タマリンドヒル」の白鳥は、タオルアートの基本スタイル白鳥を2つ組み合わせたハート型。タオルアートとしては定番ながら、左右のバランスがよいハートが形づくられている。また、アメリカのホテル「Homewood Suites Syracuse/Liverpool」では、ぬいぐるみのような犬のタオルアートがむかえてくれる。さらに、エジプトのホテル「イベロテル リド」では、実物大の「人型」タオルアートを見ることができる。同ページではそのほかにも、インド「Lui Beach Resort」の巨大なワニや、メキシコ「ロイヤル ハイダウェイ プラヤカール オール インクルーシブ」の足まで細かく表現されたサソリなどが紹介されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリーは23日より、「スター・クルーズ・プラネタリウム」を開催する。同イベントは、2010年と2011年に期間限定で開催し、計45万人を動員した「スカイ プラネタリウム」をパワーアップさせた、体験型プラネタリウム。星空を歩ける三次元プラネタリウムの楽しさはそのままに、新たに、仮想の宇宙船に乗り込み、時空を超える不思議な宇宙旅行が味わえるという。総合プロデューサーはプラネタリウム・クリエーター大平貴之氏。会場構成は、ロマンあふれる宇宙へのプロローグ「土星ステーションへの旅」、壮大な宇宙のスケールを体感「新 3D SKY WALK-太陽系から銀河系の果てまで-」、準光速で衝撃の未来を目撃「未知なる地球への帰還」、静かなるエピローグ「MEGASTAR -荘厳なる星空-」の4つ。会場内に最新の観測データをもとに宇宙空間を再現し、ロマンあふれる宇宙への旅を演出する。開催期間は、11月23日~2013年2月11日。時間は11時~22時(金曜・土曜・休前日は23時まで)、入館は閉館時間の30分前までとなる。場所は、森タワー52F森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ)。入館料は一般2,000円、学生(高校生・大学生)1,500円、子ども(4歳~中学生)800円で、東京シティビュー入館料を含む。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日皆さんは海外旅行に行ったことがありますか?海外旅行の経験がある人はご存知だと思いますが、飛行機で同じ区間を往復する場合、行きと帰りでは飛行時間が異なりますね。たとえば、東京~ニューヨーク間を往復する場合だと行き(東京⇒ニューヨーク)の方が、また東京~パリ間を往復する場合だと帰り(パリ⇒東京)の方が短い時間で目的地まで到着します。でも、このようなことが起こるのは一体なぜでしょうか。■ 飛行機と偏西風との関係日本の上空付近には、西から東に向かっていつも風が吹いています。この風を「偏西風(へんせいふう)」と呼びますが、この影響により、飛行機が東から西へ向かうときはこの偏西風が向かい風となるため、西から東へ向かうときよりも長い時間がかかってしまうわけです。ところで、この「偏西風」という言葉。これまでに聞いたことがある人も多いと思います。でも、なぜ日本の上空には常時このような偏西風が吹いているのでしょう。実は、偏西風というのは地球の自転の影響を受けている風なのです。■ 北半球における空気の流れ偏西風が起きる理由を説明するにあたり、まず北半球全体の空気の流れを整理しておきたいと思います。まず赤道付近で暖められた空気はしだいに上昇を始めます。すると、今度は地球全体の温度をなるべく均一に保とうとし、寒い北極へ向かって移動します。しかし、北へ向かうにつれて上空の気温は下がりはじめ、この空気は冷やされるため、やがて体積は小さく、密度は高くなっていきます。そして、北緯20~30度付近の「亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)」と呼ばれるエリアまで達すると、今度はその重みで下降を始めます。そのため、亜熱帯高圧帯では、下降した空気が北極方向と赤道方向に向かってそれぞれ吹き出していきます。このとき北極方向に向かって吹く風を「偏西風」、赤道方向に向かって吹く風を「貿易風」と言います。■ 偏西風が生まれる仕組み上で説明したような空気の流れだけでは、単に南から北へ吹くだけになり「偏西風」とは言えませんが、ここでさらに地球の自転の力が加わります。仮定として、赤道から真北へ向かって物体を発射したとします。するとこのとき、その物体は北向きの速度と同時に、自転に合わせた西から東への速度も持っていることになります。地球は球体であることから、北に向かうにつれて、その緯度における自転速度は小さくなります。しかし、この物体が持つ西から東への速度は小さくならないため、地球の自転速度よりも先に(東に)進んでいきます。その結果、真北へ向かったはずなのに、少しずつ真北よりも東へ逸れていくことになります。この見えない力を「コリオリの力」と呼びます。コリオリの力は、北半球では右に向かって働くため、北から南に向かうときには西向きに、南から北へ向かうときには東向きの力となります。つまり、南から北へ向かって吹く風は、東向きに力を受けることで、しだいに西から東へ吹く(西よりの)偏西風へと変わっていくわけです。■ コリオリの力を体感しようコリオリの力は地球の自転に限ったものではなく、回転しているすべての物体に働く力ですので、もっと簡単に体感することもできます。まず、1kg程度のおもり(身近にあるカバンやお砂糖などで十分です)を用意してみてください。それを両手で持ったまま、フィギュアスケートの選手のように、その場でグルグルと回転しながら、さらにその状態で前にゆっくりと腕を伸ばしたり縮めたりしてみてください。するとどうでしょう。左回りに回転しているとすると、腕を伸ばしたときには右向きに、縮めたときには左向きに力を受けるような感じがしませんか?(自分が右向きに回転しているときはこの逆になります。)それこそが「コリオリの力」なのです。■ まとめ今回は、飛行機に乗ったときの飛行時間の違いについて考えてきました。上空を飛ぶことによって、飛行機は偏西風の影響を受けますが、その偏西風が地球の自転とも深く関係していることをお分かりいただけたでしょうか。偏西風の影響を考えると、ニューヨークとパリに寄る世界一周旅行を計画するときには、東京⇒ニューヨーク⇒パリ⇒東京の順に移動した方が楽チンだということになりますね。(文/TERA)■ 著者プロフィールTERA。小さい頃から自然科学に関心があり、それが高じて科学館の展示の解説員を務めた経験も持つ。現在は、天文に関するアプリケーションの作成や、科学系を中心としたコラムを執筆している。
2012年11月11日ひと昔前、日本人旅行者と言えばカメラを首から下げて団体でゾロゾロ………というイメージが海外で定着していました。現在はどのように見られているのでしょうか?また、国によって旅の仕方は変わるのでしょうか?日本に住む外国人20人に聞いてみました。まず、一番多かった回答から。■日本人はツアーが好き■スケジュールがハードすぎて、移動も早すぎ■母国ではのんびり気ままに旅をする日本や海外で見かける外国人旅行者、特に欧米人はバックパッカーが多いですね。見知らぬ土地でも地図とガイドブックを頼りにずんずん歩いていきます。これらの回答をいただいたのはイタリア、フランス、スペイン、スウェーデン、フィンランド、オランダなどのヨーロッパ圏の方々。そしてベトナム、シンガポール、ペルー、アルゼンチンなどのアジア圏、南米圏の方々でした。現在は日本でも個人旅行をする人はかなり増えていますが、それでももともと「自由な旅」が基本の国の人から見たら、まだまだツアーが多いというイメージのようです。それにはそれぞれの国の休暇の取り方にも関係するかもしれません。ようやく取った短い休みの間に行くのなら、あれやこれやと詰め込みたくなるのは人情というもの。ツアーの方が気軽だし、安かったりもしますし。でも、以下の回答を見ると、「日本人の旅行の仕方はもったいないのでは?」という外国人の気持ちが伝わってきます。■スペイン人はゆっくり見たいところを見に行く。お休みは長いけど、ある国の全部の有名な町を見なくてもいいということで、逆に日本人は短い時間に急いでヨーロッパの様々な国々に旅行することがかなりある。つまり、スペイン人はゆっくり旅行するが、日本人は急いで旅行するのは一番異なってることだと思う(スペイン/男性/20代後半)「自分の国を駆け足でなく、立ち止まって見てほしい」ということでしょうか。その国に行くことが重要なのか、感じることが重要なのかによって旅の仕方は変わってくるかと思います。確かに、日本に来る外国人旅行者には、良さが分かるまでじっくり見てもらいたいですよね。そして、以上とは違ったご回答。■日本人は目的国の観光地に行くことがメインで、その国の文化等も事前に勉強したりして、買い物は時間があればという感じですが、エジプト人は逆です。どこへ行くにも何も事前準備はせず、買い物がメインで、観光地等文化のことを見るのは二の次です(エジプト/男性/40代後半)日本に来る中国人旅行者はお買い物好きで有名ですが、エジプト人もそうなんですね。どちらもメイド・イン・ジャパンが人気だそうです。しかし、「見ることは二の次」なんですね。自信満々に言われると、それもありか!と納得してしまいます。■ハンガリーでは池などで日焼けするのが一般的な夏休みの旅行の過ごし方なので、太陽から隠れる日本人の過ごし方と違うと思います(ハンガリー/女性/30代前半)ハンガリー流旅行プランには「池で日焼け」をお忘れなく!■日本人はいつも料理の写真を撮りますね。なんでだろう……(アメリカ/女性/20代後半)確かによく撮りますね。それが不思議に思われていたこと自体が意外です。食べ物が一番その国の文化を表しているから?単なる思い出?問われると答えられませんが、撮ることはやめられません。たまには視点を変えて、「訪れる国の人の旅の仕方で旅をする!」というのも面白いのではないでしょうか。のんびりしたり、日焼けしたり、観光しなかったり……。何か新しい発見があるかもしれませんよ!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」はこのほど、「トリップアドバイザー・バケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことの一覧)」第11回として、「死ぬまでに入ってみたい 世界の神秘的な洞窟 15選」を公開した。同コンテンツでは、「ブルー・グロット(青の洞窟)」(イタリア/ナポリ)をはじめ、「ダイヤのように輝く」という意味の「ディアマンティナ洞窟」(ブラジル/バイーア州)など、世界の洞窟15カ所を、旅行者から投稿された写真とともに紹介。中には、頭蓋骨が並ぶ「カタコンベ(地下の墓地)」(フランス/パリ)や、「多くの手の洞窟」という名の通り、無数の手形が壁面にある世界遺産「クエバ・デ・ラス・マノス」(アルゼンチン/パタゴニア)といった、個性的な洞窟も選ばれている。日本の洞窟からは、沖縄本島の新たな観光スポットである「ガンガラーの谷」が選ばれた。旅行者からは、「癒やしのパワースポット」、「洞窟は神秘的で、自然はダイナミック。ガジュマルの不思議さに魅了されました」といったコメントが寄せられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日年末年始の休暇に向けて、海外旅行の計画を立てているカップルも多いことだろう。楽しみな旅行、渡航先で彼女に「カッコわるっ」とあきれられないために、男性諸君はぜひともスマートな対応をしてもらいたい。ここでは、ちょっとした工夫でかっこよく見えるスマート術を紹介しよう。旅先では、レストランやお土産屋、美術館など、手動でドアを開けるシーンは幾度もあるはず。ここで忘れてはならない重要なマナーは、自分が通った後も次の人がドアにたどりくまで押さえておくこと。後ろの人との間が結構あるなら自分だけ通ってもかまわないが、後ろの人の目の前でドアが閉まるようなことがないよう気をつけよう。また、エレベーターに乗るときなどでもそうだが、ドアを通るときは女性が優先である。我先に乗り込むのはスマートではなく、ちょっと止まってドアを押さえつつ、女性を先に通すとかっこいい。細かいことだが、上り階段では男性が後ろを、下り階段では男性が前を歩く。道路では車道側を男性が歩くのがさりげなくスマートだ。レディーファーストのように女性を尊重する姿勢は特に欧米諸国で顕著に見られるのだが、荷物を持ってあげるのもしかり。ただし、大して重たくもない小さなハンドバッグはアクセサリーの1つであり、男性が持つのはちょっとおかしい。なんでもかんでも女性の持ち物を持てばいいわけではない。最後に1つ。マナーではないが、笑顔とあいさつを絶やさないことがもっともスマートである。ホテルのドアマンにもドアを開けてもらったら「サンキュー」、朝なら「グッドモーニング」などちょっと声をかける。従業員と客は同等の立場と考える国は多く、慇懃なほどのサービスに慣れている日本人から見ると驚くほど無愛想な従業員がいたりするが、こちらの態度次第で相手の態度ががらりと変わることも多い。たとえ言葉が通じなくとも、相手の目を見て笑顔で接してみよう。慣れない海外旅行でも、いつも笑顔で堂々と余裕のある様子が一番かっこよく見えたりするものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」を運営するトリップアドバイザーは、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして毎週公開する「トリップグラフィックス」の第45回として、「世界のお茶消費量 TOP25」を公開した。「お茶」の消費上位には中東諸国やヨーロッパがランクイン。その中でも一番消費されているのは「アラブ首長国連邦(6.24kg)」で、茶葉5gを1回分と換算すると1,200回。1回で3煎(せん)まで入れると3,600杯という計算になる。アジアでトップだった17位「日本(0.99kg)」の約6倍の消費量だった。次いで、2位「モロッコ(4.34kg)」、3位「アイルランド(3.22kg)」、3位「モーリタニア(3.22kg)」、5位「トルコ(2.74kg)」となっている。また、午後に紅茶を飲む習慣がある「イギリス」は1.89kgで6位、お茶の生産地として有名な「中国」は0.82kgで25位だった。なお、同ランキングの値は、「1人あたりの年間供給量」。「お茶」とは緑茶やウーロン茶、紅茶、プーアル茶など、チャノキの茶葉や茎を加工して作られる飲み物をさし、マテ茶やジャスミン茶、麦茶、ハーブティーなどは”茶外茶”とされているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」はこのほど、「トリップアドバイザー・バケットリスト」第8回として、「死ぬまでに住んでみたい!? 世界の不思議な伝統住居 16選」を公開した。同コンテンツでは、観光スポットとして訪問することができる世界各国の「ちょっと変わった伝統住居」16カ所を、旅行者から投稿された写真とともに紹介している。例えば、アイスランドの首都レイキャヴィックにある「ふかふかの芝に包まれた家」。寒いアイスランドでは、高い断熱効果を持つ芝を、屋根から壁まで家全体を覆うように生やした伝統的な家が残っている。また、ペルーのチチカカ湖にある浮島「ウロス島」。アシでつくられたこの島には約700人の先住民が暮らしており、その家もアシで造られているという。そのほか、世界遺産にも登録されている南イタリアの町、アルベロベッロの「愛らしい円すい型の白い家」や、映画「スターウォーズ」のロケ地としても知られる、チュニジア南部マトマタの「地面に掘られた穴居住宅」などが紹介されている。なお、「トリップアドバイザー・バケットリスト」では、「死ぬまでに一度は訪れてみたい世界の観光スポット」をテーマごとにまとめて定期的に紹介。ブラウザー上でバーチャルトラベルを体験できるようなコンテンツを目指しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月16日「ライフメディア」は10日、「海外旅行に関する調査」の結果を発表した。この調査は、同社が運営するインターネット調査サイト「リサーチバンク」にて9月27日から10月3日まで実施され、2年以内に海外旅行をした20歳以上の全国男女1,218人から回答を得た。2年以内に海外旅行をした20歳以上の全国男女に対し「直近の海外旅行先」について聞いたところ、「韓国」(17.7%)、「ヨーロッパ」(17.6%)がほぼ同数値で並んだ。3位は「東南アジア」(14.9%)だった。「海外旅行にかかった1人あたりの費用」は、全体の65%が「20万円未満」。中でも「10万円~20万円未満」がもっとも多く31.8%だった。7.8%の人は「5万円未満」だった。また「旅行日数」は、「4日~6日」がもっとも多く45.2%。以下「7日~10日」が27.8%、「1日~3日」が17.5%で続いた。「今後行ってみたい海外旅行先」は、「ヨーロッパ」が60%、「ハワイ」が39%、「アメリカ本土」が28%で上位に着けた。身近な中国、韓国、東南アジアと答えた人は下位だった。この調査では他にも「海外旅行の際にどのメディアを参考にしたか」「円高の恩恵を感じたか」などのアンケート結果も公表されている。詳細は「リサーチバンク調査結果発表ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月12日ジェーシービー(以下JCB)は11日、全JCBカード会員向け海外旅行関連サービスを強化し、アメリカ合衆国(以下米国)の主要4都市の観光やJCB加盟店情報を紹介する無料のGPS連動型スマートフォン用アプリケーション(以下スマホアプリ)の提供を開始すると発表した。11日に「JCB ロサンゼルスガイド」と「JCB ラスベガスガイド」を、11月には「JCB ニューヨークガイド」、「JCB サンフランシスコガイド」をリリースする。JCBは、スマホアプリによる海外渡航関連サービスとして、既に「JCB ハワイガイド」、「JCB 韓国ガイド」、「JCB海外旅行ガイド」(JCBの海外旅行サービスを網羅したポータルアプリ)をリリースしている。ハワイと韓国のスマホアプリは、オフライン環境で動作するGPS連動型地図やJCBカード会員向け優待加盟店検索機能を搭載するほか、現地での移動手段や観光情報などを紹介しており、観光や出張の際に便利に使うことができる。このたびの米国本土4都市のスマホアプリは、日本人の好みを熟知したJCBスタッフによる現地の情報網(JCB プラザ ラウンジなど)を活かしたお薦め加盟店情報や、日本とは利用方法や習慣が異なるガソリンスタンド、地下鉄、スーパーなどシーン別のカード決済方法をわかりやすく解説したコンテンツを追加し、インターネットに接続しなくても旅先で便利な情報にアクセスできる、ガイドブックに代わるさらに便利なスマホアプリになっているという。なお、現在、米国ではJCBカードが使えるお店が550万店以上に大幅拡大しており、観光地はもちろん、全米大型チェーン店含め、大手スーパーやガソリンスタンド、コーヒーショップなど幅広いジャンルの店で利用可能。同スマホアプリのほかにも、JCBでは「アメリカでJCBを使うほどチャンス!キャンペーン」(2013年1月31日まで)を実施するなど、観光や出張で米国へ渡航するJCB会員向けのサービスや特典の拡充に努めている。JCBはこれからも顧客のニーズに応え、他の国・地域版スマホアプリの展開を行い、海外渡航関連サービスの拡充を通じてJCBファンの拡大に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月12日旅行代理店の団体である日本旅行業協会は、9月12日から15日まで、旅行需要喚起を目的としたイベント「JATA国際観光フォーラム・旅博2012」を東京ビッグサイトで開催した。各国の世界遺産や隠れた観光名所、現地の治安や言葉、習慣の紹介など、来場者に対して旅行の情報提供が行われた。およそ12万人が訪れ、過去最高の来場者数を記録したという。会場は、北米、大洋州、アジア、中東、アフリカ、中南米、ヨーロッパなど、地方ごとにカテゴライズされ、各国の観光局がブースを出展した。また、イベントではマレーシア民族舞踏ショーや、アルゼンチンタンゴ、キューバ音楽のショーやインドの舞踏など、さまざまなイベントが行われ、参加者を楽しませた。業界向けには、苦情対応セミナーや、パンフレットの写真の撮り方、ツアー登山のトラブル例や、地域活性セミナーなどが開催され、招かれたそれぞれの分野の講師が勉強会を行った。タイ国政府観光庁は、ビーチリゾートやマリンスポーツ、国立公園やテーマパークなどをイベントで紹介。タイ王国は、東南アジアの中心に位置し、首都をバンコクとする国。人口は6,000万人を超え、9割を超える国民が仏教徒といわれている。イベントで紹介された都市のひとつであるアユタヤは、14世紀に創設され、400年ほど栄えたアユタヤ王朝の都。当時の遺跡が多く残っており、1991年には世界文化遺産に登録された。首都バンコクから日帰りで行くことができるため、観光客が気軽に訪れることができる名所となっている。また、アユタヤでは街中で気軽に象に乗ることができるという。乗る際には象使いが引率してくれるため、自分で指揮する必要がなく、観光客の間で人気があるとのこと。インド政府観光局は、インドの祭りや民族衣装であるサリー、野生動物やレジャースポーツなどを紹介した。インド共和国は、南アジアに位置する世界第2位の人口を誇る連邦共和国。ヒンドゥー語を公用語とし、日本との時差はマイナス3.5時間。イベントで紹介された観光地のひとつであるジョードプルは、中世時代の特徴を大きく残す都市。機材や塩、ラクダや農作物が取引される貿易都市でもある。メヘランガール城塞(じょうさい)と呼ばれるインド最大級のとりでも残っており、一年を通して多くの観光客が訪れる。また、インドで神聖な生き物として扱われている牛が街中を闊歩(かっぽ)しており、現地の人々がエサを与え世話をするという。マカオ観光局は、マカオ料理やホテル、世界遺産などを紹介していた。マカオは香港の西南西約60キロメートルに位置する都市。人口約56万人で、その約9割を中国人が占めるという。公用語は中国語とポルトガル語。日本との時差はおよそマイナス1時間。マカオでは、「出された料理は少し残さなければならない」という食事マナーが一般化しており、少量残すことによって、「十分な量の料理を出された」という意味を表すことができるという。観光客も、現地を訪れた際にはできるだけこのマナーを守るのが望ましいとのこと。イベントで紹介された名所の一つである聖オーガスティン教会は、16世紀後半にスペイン人によって建設されたカトリックの教会。十字架を背負ったキリスト像を運ぶ宗教行事「パッソス聖体行列」が行われることで有名。モンゴル旅行業協会は、モンゴルの観光名所を紹介する他、ブースでモンゴルの伝統的な弦楽器である馬頭琴を演奏するイベントを行った。馬頭琴は、モンゴルではモリンホールと呼ばれ、楽器の先端部分が馬の形に見えることが名前の由来であるという。日本では、「スーホの白い馬」の物語に出てくることで有名。また、ブースにはモンゴルの家である「ゲル」が展示され、自由に中に入ることができた。ゲルとは、モンゴル高原に住む遊牧民のための移動式の家のこと。羊の毛などでできたフェルトで屋根や壁が作られているという。寒さが厳しいときにはフェルトを二重にし、夏の暑い際には床の部分のフェルトをめくり、風を通すことができるという。ラスベガス観光局は、カジノやリゾートホテルなどを紹介した。ラスベガスは、アメリカ合衆国ネバダ州にあるカジノで有名な都市。日本との時差は約マイナス17時間。砂漠気候であるため夏は非常に暑く、40℃を超える日も多いという。また、カジノの他に、ホテルも人気の観光名所となっている。ラスベガスのホテルには変わったデザインのものが多く、エッフェル塔を再現したものや、巨大ピラミッドの形をしたホテル、水の都ベニスを再現しホテル内部に川が流れ、ゴンドラで移動するといったホテルがあるという。イベントではラスベガスの夜景も紹介され、ブースにはパノラマ写真が飾られた。近頃ではヘリコプターでの夜景観光も人気があり、多くの観光客が空からラスベガスの景色を楽しむという。スペイン政府観光局は、スペインの遺跡や建築物、グルメ情報や美術館を紹介した。スペイン王国は、ヨーロッパの南西部に位置する国で、マドリードを首都とする。日本の約1.3倍の国土を保有し、人口は約4,700万人。国民の約7割がカトリック教徒といわれている。食事は一日に5回あり、朝7時ごろに簡単な朝食、11時ごろに間食としてボカディージョ(スペインのサンドイッチ)を食べ、14時に昼食、5時ごろに間食としてワインと簡単なつまみを食べ、22時以降に夕食をとるという。イベントで紹介された名所のひとつであるトレド大聖堂は、首都マドリードの南に位置するゴシック式の大聖堂。スペインのカトリックの総本山と呼ばれている寺院で、1986年には寺院を含む市街全域が世界遺産に登録された。ロシア政府観光局は、ロシアの経済や政治状況、伝統的な修道院や音楽団などの紹介を行った。ロシア連邦は、ユーラシア大陸北部に位置し、モスクワを首都とする共和制の国家。世界最大の領土を持つ。日本との時差はマイナス約5時間で、最も難しい言語のひとつとされるロシア語を公用語としている。大聖堂や修道院など歴史のある建造物が多く残っており、数多くの観光客が例年訪れる。総菜パンの「ピロシキ」や肉と野菜を煮込んだスープ「ボルシチ」などのロシア料理が有名。紹介された都市のひとつであるサンクトペテルブルグは、かつてのロシア帝国の首都であった都市。ソ連時代にはレニングラードの名で知られており、モスクワに次ぐロシア第二の都市である。真冬には最低気温がマイナス30℃を下回ることもあるという。サンクトペテルブルグには「デカブリスト広場」と呼ばれる名所があり、デカブリストの乱を記念して作られた。デカブリストの乱とは、1825年に圧政を強いるロマノフ王朝に対して青年貴族らが蜂起した乱のこと。ロシアの新婚カップルが、記念撮影をする名所にもなっているという。トルコ政府観光局は、トルコの洞窟ホテルやろくろ体験、トルコ伝統のカーペットを紹介した。トルコ共和国は、アジアとヨーロッパにまたがる国で、首都はアンカラ。日本の約2倍の面積を有し、トルコ語を公用語としている。国民の大部分がイスラム教徒。日本との時差は約マイナス7時間。トルコでは、人前で鼻をかむことが非常に失礼となるため、観光客は特に注意が必要。レストランなど公共の場にいる場合は、必ず席をはずし、トイレなどで静かにかむ必要があるという。また、トルコでは「はい」と返事する場合は頭を下に振り、「いいえ」と返事する場合は頭を上に振る習慣があるという。どちらの場合も、小さく舌打ちをするのが一般的とされ、同局はトルコの慣習を事前に学ぶことを観光客に推奨している。イベントで紹介された名所のひとつであるカッパドキアは、岩石地帯として有名である。その広さは約100キロ平方メートル。洪水が起こった際に流れた水が柔らかい溶岩を削り、地層がむき出しになった結果、円すい型やキノコ型の奇岩が生成されるようになったという。1985年には、世界遺産に登録された。現地では、カッパドキア気球ツアーなども開催され、低飛行で岩の形を眺めたり、300メートル上空まで飛び地平線のかなたを見ることなどもできる。アラスカ州政府観光局は、アラスカの大自然をイベントで紹介した。アラスカ州は、アメリカ合衆国の最北にある国内最大の州。1867年に当時のロシア帝国から買収したもの。人口はおよそ70万人と言われ、ジュノー市を州都とする。また、人口密度最小の州でもあるという。国道が少なく、飛行機が重要な移動手段として用いられているため、50~60人に一人がパイロットのライセンスを持っているといわれる。イベントで紹介されたのは、アラスカ州南部にあるグレイシャー・ベイ国立公園。湾には巨大な氷河があり、大きなものでは高さ80メートル、幅3キロメートルにもなるという。クマやクジラ、水鳥やシカといった野生生物が多く住んでいる。東武鉄道が筆頭株主となる東京スカイツリー株式会社はスカイツリーを模したイベントブースで、ツリーとその周辺の観光情報を紹介した。東京スカイツリーは、5月22日にグラウンドオープンした電波塔。ツリー内部には、観光施設やオフィスビルが併設されている。天望デッキまでの40人乗りのエレベーターは、分速600メートルで、その速度は国内でトップ。万一エレベーターが停止した場合のために階段が設けられているが、天望回廊まではなんと2,523段もあるという(東京タワーは600段)。ブースの中には、スカイツリーから眺めることができる東京のパノラマ写真が展示された。高さ634メートルを誇るタワーならではの絶景だ。また、イベントでは東京スカイツリー周辺の下町マップが配られた。招き猫発祥とされる「今戸神社」や、なでれば病気が治るという「撫で牛」で有名な「牛嶋神社」、桜の名所である「隅田公園」や「アサヒビール本社」、浅草の「雷門」や、テニス場、屋外プールなどのある「錦糸公園」などが載っており、スカイツリーの後には周辺の観光を存分に楽しむことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日日本旅行グループの北海道オプショナルツアーズ(ほっとバス)はこのほど、北海道各地に点在する終着駅を訪ねる「終着駅探訪」シリーズ4コースを発売した。同商品は、さまざまな観光スポットや食事を設定した従来の商品内容とは一線を画し、昼食や時間刻みのイベントを設定せず、下車地で自分なりの旅を楽しんでもらおうというシンプルなコンセプトの日帰りバスツアー。「2635Dで行く夕張駅」「5425Dで行く新十津川駅」「5921Dで行く増毛駅」「2227Dで行く様似駅」の4コースあり、各コースとも鉄道乗車区間が設定されている。各コースでは「ゆるく鉄道を楽しむ旅」をテーマに、旅客鉄道としては北海道で一番最後まで残った私鉄として知られる大夕張鉄道の南大夕張駅跡などの静かに眠る鉄道遺産の見学や、ノスタルジックな駅への立ち寄りなどを予定。鉄道マニア向けというより、鉄道に少々興味のある初心者や女性、ファミリーをターゲットとし、各下車箇所でゆっくりと時間を取って鉄道を楽しんでもらうことを想定している。旅行代金は全コース大人4,800円。申込みは北海道オプショナルツアーズのウェブサイトにて受け付けている。北海道オプショナルツアーズでは、今回の商品の反応を踏まえて、室蘭・函館・江差・根室など他の終着駅の商品化を検討するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日マーケティングリサーチを行っているタイムカレントは、東京都在住で、10月から11月に家族旅行やレジャーに出掛ける予定がある20代から40代男女(既婚・子持ち)447名を対象に、「2012年秋の家族旅行とレジャーに関する意識調査」を行った。調査期間は9月28日から9月30日。「今年の秋(10から11月)の連休や週末などに、家族でどんな旅行やレジャーを予定していますか?」と尋ねたところ、最多は「国内旅行(1泊以内)(30.0%)」だった。次いで「近場の日帰り旅行(自宅から50キロから100キロ圏内)(21.9%)」、「国内旅行(2泊以上)(17%)」、「自宅周辺のレジャー(自宅から50キロ圏内)(14.8%)」となっている。「今年の秋(10から11月)の連休や週末などに、家族で出掛ける旅行・レジャーで、あなたが選びたいテーマは?」という質問では、1位「温泉(51.7%)」、2位「秋の味覚(37.8%)」、3位「紅葉狩り(30.6%)」となった。属性別にみてみると、子供の年齢が「6歳以下」では、1位「温泉」に次いで2位に「遊園地・テーマパーク(37.9%)」が選ばれている。また、子供の年齢が「18歳以上」では、「歴史・文化(28.0%)」が上位3テーマ(温泉、秋の味覚、紅葉狩り)に次いで4位に入るなど、子供の年齢に合わせて旅行やレジャーのテーマを選択している様子が窺える結果となった。実際に出掛ける地名やスポットをフリーアンサーで聞いたところ、最も多かったのは「東京ディズニーリゾート」。次いで「箱根」、「伊豆」、「軽井沢」、「沖縄」、「高尾山」などがあげられた。そこで、「いま、あなたが都内および東京近郊で、注目しているスポットはどこですか?」という質問を同様にフリーアンサーで聞いたところ、1位「東京スカイツリー」、2位「東京駅」となり、以降「渋谷ヒカリエ」、「ダイバーシティ」、「三井アウトレットパーク木更津」と、今年に入ってできたスポットが顔を並べた。なお、実際に行くスポットで1位だった「東京ディズニーリゾート」は6位にとどまっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日タイムカレントは9月28日~30日にかけて、東京都在住の20代~40代の子育て夫婦を対象に「秋の家族旅行とレジャーに関する意識調査」を実施した。同調査は20~40代の既婚・子持ちの男女を対象に実施。447名の有効回答を得た。まず、今年の秋(10~11月)の連休や週末などに、家族でどんな旅行やレジャーを予定しているかを質問。最も多かったのは「国内1泊旅行(30.0%)」、次いで「近場の日帰り旅行(21.9%)」だった。秋のレジャーは安近楽嗜好(しこう)が高いようだ。家族で出掛ける秋の旅行やレジャーで、選びたいテーマについて尋ねると、「温泉(51.7%)」がトップ。2位は「秋の味覚(37.8%)」、3位は「紅葉狩り(30.6%)」だった。さらに、子供の年齢が「6歳以下」では、1位の温泉に次いで、2位は「遊園地・テーマパーク(37.9%)」になるなど、子供の年齢に合わせて旅行やレジャーのテーマが変わっている。次に実際に出掛ける地名やスポットを聞いたところ、トップは「東京ディズニーリゾート」で、「箱根」「伊豆」「軽井沢」「沖縄」「高尾山」などが続いた。また、都内および東京近郊で注目しているスポットについて質問。1位は「東京スカイツリー」、2位に「東京駅」、3位は「渋谷ヒカリエ」と、東京近郊にできた最新のスポットに人気が集まった。今秋の家族旅行やレジャーに投資する予定の予算について聞いたところ、「3~5万円」と回答した人が26.4%だった。全体の平均値では5万6,566円だが、5万円以下と回答した割合は全体の65.8%、7万円以下では80.1%。家族で行く「プチ旅」の上限予算としては、5~7万円程度が一般的であることが分かった。続いて、主に利用する交通手段について聞くと、最も多かったのは「車・レンタカー」で54.4%。電車は26.0%だった。2泊以上の旅行予定者と、一泊以下旅行予定者で比較したところ、2泊以上派は「飛行機」がトップ。2位は「車・レンタカー」だった。一方、一泊以下旅行予定者は「車・レンタカー」がダントツの1位。「プチ旅」は車が重宝されているようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日旅行会社のJTBは、「JTB 旅のアンケートたびQ」で、秋の大型連休に関するWEBアンケートを実施した。対象は全国の男女5,049人。調査期間は7月5日から7月12日。「秋の大型連休ができてほしいですか?」と尋ねたところ、半数以上の53%が「できてほしい」と回答。年代別に見ると、20代以下の66%がもっとも高く、年代が高くなるにつれて割合が減っている。60代では半数を割り37%、70代では22%まで割合が低下した。また、「できてほしくない」という回答は、70代以上の32%を筆頭に、年代が若くなるにつれて減っていき、20代以下では6%となっている。若い世代ほど休暇への期待が大きく、年代が高くなるにつれ、仕事への影響や生活リズムへの影響を考慮し、躊躇(ちゅうちょ)する傾向があるものとみられる。「できてほしい」と回答した人に「秋に大型連休ができるメリットは何だと思いますか?」ときいたところ、「気候のよい観光シーズンに旅行できる(71%)」、「リフレッシュができる(58%)」、「遠出ができる(34%)」、「連休に消費活動が発生して経済効果がある(23%)」となった。「時間があるので、普段はできない事ができる」、「夏休みが取りにくいので秋休みは助かる」という意見もあり、秋の時期に大型連休があることは、リフレッシュ効果も期待できると考えられる。一方、「できてほしくない」と回答した人に「できてほしくない理由は何ですか?」と質問したところ、「連休は混雑するから」が69%とトップとなり、60代以上ではその割合が高くなった。「退職していつでも出掛けられるので、わざわざ混雑している時に出掛けなくてもよい」という意見もあり、比較的時間が取れることで、連休の混雑を避けたいとの意向が高いと考えられる。また、40代は「連休前後に仕事のしわ寄せがくるから」を選択した人が33%と、他の世代より高くなった。逆に60代、70代ではこの項目の選択者は少なく、退職している人が多いためと考えられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日ロゼッタストーン・ジャパンはこのほど、ビジネスパーソンで、過去に海外旅行経験がある20代~40代男女518名を対象に「ビジネスパーソンの英語の悩みに関する意識調査」を実施し、結果を発表した。調査は9月10日~11日、過去に海外旅行の経験がある20代~40代のビジネスパーソンを対象にインターネットにて実施。回答数は男性259名、女性259名の計518名。同調査により、海外旅行や渡航経験のあるビジネスパーソンでさえも、実際に英語での会話やコミュニケーションになると、自信を持って話せないという悩みが多く、あらためて日本人の英会話力の乏しさが浮き彫りとなった。「飛行機内で英語で話しかけられた際、あなたがこれまでにとったことのある反応」として、「わかる単語のみでなんとか答えた」(192票/57.5%)がもっとも多く、4人に1人が「ジェスチャーのみでなんとか答えた」(79票/23.7%)と回答。ほかに、「頭が真っ白になって話せなかった」(19票/5.7%)や、「誰かに助けを求めた」(17票/5.1%)など、とっさに言葉が出ない経験も回答があった。語学力については、全体の半数以上が「英語の読み書きがよくできる・まあまあできる」(266票/51.3%)と回答している一方、「英会話に自信はありますか?」という質問では、全体の73%が「できない・自信がない」と回答しており、読み書きはある程度できるけれど、会話になると苦手という意見が多く見受けられた。さらに、「人材のグローバル化、英語公用語化ブームについて、焦りを感じますか?」という質問には、半数以上が「とても感じる/やや感じる」(298票/57.5%)と答えた。「過去に英語学習で挫折した(続かなかった)」人は72.1%と高く、その理由として「時間がとれなくなった」(118票/54.4%)がもっとも多く、「面倒になった」(106票/48.8%)や「面白くなくなった」(49票/22.6%)など、学習途中で興味が薄れていき、結果挫折するという傾向が見られた。「やってみたくなる英語学習のキーワードは?」という質問では、「毎日話す」が1位(296票/57.1%)に。さらに「リーズナブルな価格」(252票/48.6%)が2位、「会話重視」(203票/39.2%)が3位と続いた。4位には、「日本語なしで英語のみ」(187票/36.1%)、5位は「24時間いつでも(自分の好きな時間に)できる」(127票/24.5%)となった。同社ではこれらの結果から、「英語上達には手軽に英語を話せる機会を増やす必要がある、という認識があるようだ」と分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日異性の友達関係は成立するだろうか。よく出る話題ではあるが、もし自分の妻が男性の友達と食事や旅行に行ったら夫はどう思うだろうか。ということで、マイナビニュース会員の既婚男性300名に、妻と男友達の関係で絶対に許せないのはどの行為か聞いてみた。>>女性編を見るQ.妻と男友達の関係、絶対に許せないのはどの行為ですか?(複数回答)1位 1対1で旅行に行く 54.7%2位 1人で男友達の家に遊びに行く 44.7%3位 1対1で飲みに行く 43.7%3位 1対1で休日に遊びに行く(日帰り) 43.7%5位 自分がいないときに家に呼ぶ 42.3%■1対1で旅行に行く・「自分だったらそのシチュエーションは浮気してるから」(27歳男性/自動車関連/営業職)・「友達ではあり得ないと思うから」(29歳男性/その他/営業職)・「許せないというか普通に離婚事由にしていい」(22歳男性/電機/事務系専門職)■1人で男友達の家に遊びに行く・「一人で家に行くのはあまりにも意識が低いと思うから」(29歳男性/食品・飲料/営業職)・「友達同士ですることではないので」(22歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「浮気してそうな感じがする」(44歳男性/情報・IT/技術職)■1対1で飲みに行く・「親密な関係に思えるし、勢いでよからぬことをしてしまうかもしれないから」(29歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「お酒が入ると判断が鈍るから」(29歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「自分が知らないところで1対1というのは嫌」(52歳男性/電機/技術職)■1対1で休日に遊びに行く(日帰り)・「ほとんど不倫と一緒」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)・「1対1での遊びは意識していないと行かないと思うから」(25歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「自分と行けばいいと思うので」(44歳男性/情報・IT/事務系専門職)■自分がいないときに家に呼ぶ・「親しい間柄でしか立ち入らない領域で、自分以外の男と二人きりにはなって欲しくない」(29歳男性/情報・IT/事務系専門職)・「何も起きなくても、基本的に我慢できない」(34歳男性/建設・土木/技術職)・「自分がいない時って浮気しか考えられない」(30歳男性/食品・飲料/経営・コンサルタント系)■番外編: 1対1で会わなくとも嫌なこと・「メールで連絡をする: こそこそ感が嫌」 (30歳男性/医療・福祉/事務系専門職)・「自分がいるときに家に呼ぶ: 休日はゆっくりしたい」 (23歳男性/印刷・紙パルプ/事務系専門職)■総評1位は「1対1で旅行に行く」で、二人きりでの宿泊を伴う以上、浮気とみなす人が多いようだ。続いて2位は「1人で男友達の家に遊びに行く」。これも相手の家で2人きりの夜を過ごすというイメージが強いのか、「浮気行為と見なして当然」「非常識だ」という声が多かった。3位は「1対1で飲みに行く」と「1対1で休日に遊びに行く(日帰り)」が同率でランクイン。「1対1で飲みに行く」は、お酒が入ると何が起こるか分からないことから心配する声が多く、「1対1で休日に遊びに行く(日帰り)」の方は、単なる男友達とは思えないという意見が寄せられた。いずれも、酒の席やデートだけでなく、1対1そのものが許せないという声が多かった。最後に5位は「自分がいないときに家に呼ぶ」だった。自分がいない時にわざわざ呼ぶことが嫌だという人が多く、中には「自分に話してくれればOK」というように、秘密でなければ許せる人もいた。既婚女性に聞いた同じ質問では、「自分がいないときに家に呼ぶ」は2位だったことを考えると、女性の方が自分の縄張りである自宅へ異性の友達を呼ばれることへの嫌悪感が強いようだ。1位から5位は全て2人きりのシチュエーションであり、中でも外泊をイメージさせる行為が許せないという結果となった。友達とはいえ、妻が他の男性と二人きりの時間を過ごすことが許せない夫は多いようだ。また、「自分がされたら嫌」「その状況だと自分だったら浮気している」など、自分に置き換えて考える人もいた。いくら友達でも無用な誤解を生まぬよう、円満な夫婦生活のためには1対1で会うことは避けた方がよさそうだ。調査時期: 2012年9月15日~2012年9月25日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 既婚男性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日「ガールズスタイルLABO」を運営するウエディングパークは、20代~50代の男女222名を対象に「彼氏彼女との初旅行に関しての実態調査」を実施した。調査の結果、全体の36.5%が旅費をワリカンにしており、38.3%が「女性から初旅行に誘った」ことが明らかになった。調査期間は9月14日~9月23日。「旅行費用はどちらが払いましたか?」という質問をしたところ、「男性が多く支払った」が53.6%、「女性が多く支払った」が5.9%と男性支払いが多い一方で、36.5%のカップルが支払いを割り勘にしていることがわかった。「初旅行にかかった費用は?」という質問では、88.3%のカップルが「10万円以内」で一番多い結果に。内訳の上位3位は多い順に、「3万円~6万円(33.3%)」「1万円~3万円(32.9%)」「6万円~10万円(17.1%)」となっている。「初旅行に行くことは、どちらからの提案でしたか?」との質問には、回答数が多い順に「相手(彼氏)から(45.0%)」、「私(彼女)から(36.0%)」、「私(彼氏)から(13.1%)」となり、4割近くの女性が自分から初旅行に誘ったという結果となり、女性の積極性が浮き彫りになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日ビザ・ワールドワイドは「トラベルプリペイドカードの認知・利用意向」について調査を実施。調査は7月18日~24日にかけて、1年以内に海外出張や海外旅行の予定のある16歳~69歳の男女3,093人を対象に行った。まず、旅行中、不安に感じることについて尋ねると、1位は「事故に巻き込まれること(67.8%)」、2位は「事件に遭うこと(ひったくり、窃盗など)(64.4%)」だった。特に10代と20代の女性は、「事件に遭うこと」に対し、全体平均よりも不安に思っている割合が高いことが分かった。しかし、事故や事件に巻き込まれることを不安に思う一方、10代女性は平均7.1万円、20代女性は平均7.4万円の現金を持参する予定だと回答している。海外での決済方法は、カード決済のほかATMでの現金引き出しがあるが、ATM利用に慣れていないため、多くの回答者が最初から現地通貨を準備しているようだ。また、若年層の旅行者の中にはクレジットカードを利用できない年齢層もおり、全額を現地通貨に両替する人も多い。10代女性の48.6%、20代女性の38.1%が全額両替すると回答している。さらに、帰国時に現地通貨を余らせた経験について尋ねると、10代、20代男女共に、1万円強余らせて帰国していることが分かった。Visaでは海外での現金の携行を最小限に抑えることができるアイテムとして、トラベルプリペイドカードを展開している。このカードは、日本国内であらかじめ入金しておく前払い式カードで、現地での加盟店で利用できるほか、ATMで現地通貨を引き出すことも可能。盗難・紛失に対する対策も万全だという。この海外利用のトラベルプリペイドカードについての印象を聞いたところ、全体平均に比べ、10代、20代女子の多くが「便利」「使い勝手がよさそう」と回答。所有意向についても「とても所有したい」「所有したい」「所有してもよい」を合計すると、10代女子は78.4%と特に高かった。トラベルプリペイドカードは、若年層が興味を持つ決済方法であるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!