母はまさに“太陽”のような陽子で、娘は静かな、しかし凛とした強さを持つ月子。演じるのは本作で初共演、共に日本映画を代表する女優・大竹しのぶと宮崎あおい。突如、ひと回り以上も年下の男との婚約を宣言した陽子とそんな母の身勝手な決断に戸惑い、反発する月子。正反対なようでそっくりなこの母子と、母の婚約者と大家と医者と犬が、古きよき香りを残す西のとある町で騒がしく、温かく、少し切ないドラマを織りなす。『オカンの嫁入り』の監督を務めたのはデビュー作『酒井家のしあわせ』が各方面で激賞された呉美保。どのように練り上げ、どのように動かし、どのようにこの珠玉の“家族”を紡ぎ出していったのか?公開前に話を聞いた。原作は咲乃月音の小説。監督は脚本にする段階から本作に携わっているが、監督を惹きつけたのは原作中の「二度と戻らへん時間をつないで誰もが生きてく」というフレーズだった。「私自身、当たり前だな、と思っている日常というのは、すぐ先でそうではなくなってしまうかもしれない、ということを常に考えていまして。その意味で通じるものがあるな、と思い原作を読んで(監督を)引き受けることを決めました」。そしてもうひとつ、デビュー作『酒井家のしあわせ』にも見られる“家族”というテーマ。「家族の話をずっと作り続けていきたい」と監督は語るが、その根底にはこんな思いが。「私自身、すごく幸せな家族を持ってるな、という実感はあります。いま、33歳なんですが、年を経るごとにうちの“家族の形”というのが自分の中ではっきりしてきたというのがあって。でももちろん、ひとつとして同じ家族というのはなくて、世界にいる人間の数だけ違う家族がある。そう思ったときに、そのひとつひとつの家族の形というのがすごく気になっちゃって(笑)。たとえば、私の性格も、やっぱり育ってきた家庭の環境にすごく影響受けています。そういう部分も含めて自分のだけでなく、いろんな家族の環境が気になって、それを考えるためにいろんな家族を描いていきたいんだなって思います」。劇中で描かれるのは陽子と月子の母子家庭。とはいえ、この2人だけでなく、血の繋がりのない周囲の人間が、まさに“家族同然”に母子の世界に入り込んでくるのが面白いところ。ここであえて、母娘よりも先に聞いてみたいのが桐谷健太演じる母の婚約者・研二と、月子がかわいがっている犬(黒パグ)のハチについて。研二は出番こそは多いが決してセリフが多いわけでもなく、ハチにいたっては犬である…が!なぜか観る者を惹きつけてやまない魅力と存在感を放つのだ。「原作では、研二の生い立ちや不幸な人生経験の描写がかなりあって、それを乗り越えた上での強さ、愛を持った人物として描かれているんです。脚本にする上で、彼の人間性を変えずに、いかにシンプルにするかはひとつの課題でした。桐谷さんから最初『原作を読んだ方がいいですか?読まない方がいいですか?』と質問がありました。私は『どちらでもいいです』と答えたんですが、そのやりとりだけで、この人とやって間違いないって思いました。映画を観た男性に『研二、いいですね』ってよく言われます。“不器用だけど守るべきものを守りたい”というところに男性の理想があるんでしょうか(笑)?かっこつけてない、本当の強さみたいなものを感じるのかもしれないですね。作り終えてから、男性陣にそう言われて初めて見えてくるものがあって面白いです。桐谷さんの目が輝いていて――ギラギラとキラキラの間、うさん臭さと純粋さの間を表現できるのはきっとあの人だけですね(笑)」。そして犬のハチ。スタッフの奔走により黒いパグが現地で“調達”された。犬種を黒いパグにしたのは監督の直接のリクエストだったとか。「脚本の段階で、ブチャイクだけど(苦笑)、愛しいところがこの母と娘にはあるな、と。それを表しているのがハチなんですね。それから、人と人の“距離”というのがこの物語の中で私が描きたかった部分でもあって。例えば、ハチが病気で倒れるシーン。当たり前だったことがそうでなくなる瞬間を月子も気づかされるわけです。それを研二が助けてくれることで、2人の距離感が変わっていく。その大切な瞬間で、ハチは本当に素晴らしい演技をしてくれました」。では、いよいよ母と娘、大竹しのぶと宮崎あおいについて。彼女たちのやりとりが監督の想像を超える――そんな瞬間が確かにあったと監督は明かす。それはラスト近く、白無垢の陽子と月子が向かい合うシーン。「あのとき撮影を進めながら、なぜか『私はここにいていいのかな?』と思えてきて、申し訳ないような気持ちになったんです。この感覚、何なんだろう?って思ったんですが、そのとき、2人は役を超えて本物の母と娘になっていたんですね。だから、母と娘が白無垢で向かい合うような大切な場に、部外者の私がいてすみません…という気持ちになったんです。あのときは嬉しくて…申し訳なくて(笑)」。母と娘と母の婚約者と大家と医者と犬と……積み重ねられた家族の物語を体感してほしい。映画『オカンの嫁入り』“迷い犬ハチを探せ”キャンペーン各サイトをめぐってキーワードを集め、スペシャルプレゼントをゲットしよう!シネマカフェのキーワードは「一」※詳しくは公式サイトキャンペーンページへ!■関連作品:オカンの嫁入り 2010年9月4日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010『オカンの嫁入り』製作委員会■関連記事:宮崎あおい×大竹しのぶ初共演作『オカンの嫁入り』試写会に20組40名様ご招待桐谷健太の熱烈求愛に大竹しのぶ引き気味?宮崎あおいからは「たまに会うと良い人」宮崎あおいと大竹しのぶが母娘役で初共演!『オカンの嫁入り』撮影快調
2010年09月01日森絵都のベストセラー小説をアニメーションで映画化した『カラフル』が8月21日(土)に公開を迎え、声優を務めた冨澤風斗、宮崎あおい、南明奈、まいける、入江甚儀、中尾明慶、麻生久美子、そして原恵一監督が色とりどりの浴衣姿で舞台挨拶を行った。前世で過ちを犯した“ぼく”の魂が、再挑戦のチャンスを与えられ、自殺した少年の体に“ホームステイ”し、周囲の人間を少しずつ理解し、関係を築いていく物語で、生きることの意味を描き出す本作。小林真という少年の体に乗りうつる主人公の“ぼく”の声を演じた冨澤さんは「真は僕とは180度違うタイプの人間。気持ちを理解するのが難しかったです」と苦労を明かしつつ「僕は声が高くて、声の役は年下か動物が多かったので今回、年上で、人間の役で嬉しかったです」と笑顔を見せた。真と同じクラスの少女・唱子の声を演じた宮崎さんは、メガネをかけた唱子について「個性的でかわいい」と思い入れを語った。収録時には、わざわざメガネをかけて臨んだと明かし「彼女と同じものが見られているような気がしました」と効果はてきめん!真が憧れる少女・ひろかの声を担当した南さんは「声のお仕事は苦手なので緊張しました」と苦笑交じりに語り「難しいとは思いませんでしたが、泣くシーンは初めてで、苦労しました」とふり返った。真の母親役の麻生さんは、以前から原監督作品の大ファンということで「初の声優の仕事で不安でしたが、大ファンの原監督との仕事を逃したくないと思い、勉強させていただくつもりでやりました」とコメント。隣に立つ原監督は「僕も麻生さんの大ファンで『そのままの麻生さんでいてくれればいいです』と言いました」と“相思相愛”ぶりを見せつけた。麻生さんはさらに、作品についても「もう少し前にこの作品に出会っていたら、もうちょっと楽しい学生生活を送れたかな」という言葉で称賛を送った。この日は、真の父親役の高橋克実は不在だったが、監督は高橋さんのアフレコの思い出話を披露。「劇中、真と父親が河原でおにぎりを食べるシーンがありますが、高橋さんは収録の日、おにぎりを実際に用意してきたんです。しかも市販のものではなく、自分で作ったような感じのおにぎりでした」と明かし「この人にお願いして良かった、と思いました」と嬉しそうな表情を見せ、会場は温かい空気に包まれた。『カラフル』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:カラフル 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010森絵都/「カラフル」製作委員会■関連記事:南明奈、久々に制服で授業も先生に指され困った!男子中学生の直球質問に宮崎あおい&麻生久美子&アッキーナら大ウケ直木賞作家・森絵都のベストセラー映画化『カラフル』試写会に50組100名様ご招待
2010年08月21日タレントの南明奈が8月10日(火)、東京・港区のスペースFS汐留で行われた、声優を務めるアニメ映画『カラフル』の中高生試写&特別授業イベントに、原恵一監督と出席した。直木賞作家、森絵都の同名小説を原作に、主人公の“ぼく”の魂が、人生をやり直すチャンスを得て自殺した中学3年生の少年・小林真の体に宿り、新たな人生経験を重ねていく姿を描く物語。南さんのほか、宮崎あおい、麻生久美子、冨澤風斗、高橋克実らが声優を務めている。映画にちなみ、都内などの中高生160人が同作を鑑賞。特別授業の講師には筑波大学大学院人文社会科学研究科の土井隆義教授が来場。土井教授は、劇中の“ぼく”が、人は単色ではなく多色であると気付いていく過程に触れ、「なぜ気付いたと思うか?」と問うと、会場の男子学生の1人が挙手し「たくさんの友達に出会えたら」と回答。「いい答えですね、ではなぜたくさんの友達に出会えたのでしょう?」と再び、意見を求めたが回答者なし。そこで「では南さん!」と、あてられた南さんは「たくさんの友達がいるから多色であると気がついたし、多色だからたくさんの友達ができた」と思案顔で述べた。授業終了後、南さんは「授業って久々だと楽しい」と懐かしんだが「気持ち悪くなる、っていうか、先生に指される、いまの問題分かんないから来ないでって思う気持ち悪さを久々に味わいました」と苦笑い。学生時代の成績について取材陣から聞かれると「良くないですね、1、2、1、2…って感じ」と答えた。この日は制服姿で登場。「着るのは半年ぶりくらい」と照れつつ、制服デートについて「あまりしていなかったですね。中学校の頃から仕事をしていたので、学校が終わると仕事、仕事がなくても疲れてるから帰るっていう感じだったので、もうちょっと遊べばよかったな」と話した。特別授業の感想を求められると、南さんは「カラフルな人生になるよう、がんばろうって思いました」と前向き。劇中では真と“ぼく”が好意を寄せる奔放な女子中学生・ひろかの声を務めたが、原監督から「南さん、アフレコに苦手意識があったんですよね。でもすごい良かったし、やってよかったでしょ?」とお褒めの言葉。鑑賞後の中高生から拍手がわき起こる中、「はい!」と嬉しそうな笑顔で頭を下げた。『カラフル』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:カラフル 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010森絵都/「カラフル」製作委員会■関連記事:男子中学生の直球質問に宮崎あおい&麻生久美子&アッキーナら大ウケ直木賞作家・森絵都のベストセラー映画化『カラフル』試写会に50組100名様ご招待
2010年08月10日宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太らが7月28日(水)、出演映画『オカンの嫁入り』の完成会見ならぬ“完成披露宴”に出席。桐谷さんの、役柄を超えた大竹さんへの“求愛”が、宮崎さんら登壇陣を含め会場を笑いに包んだ。作家・咲乃月音の「さくら色 オカンの嫁入り」(宝島社文庫刊)の映画化作品で、15歳も年下の男との再婚を突如宣言したオカン(大竹さん)とそんなオカンの行動に戸惑う一人娘・月子(宮崎さん)、そして彼女たちを温かく見守る周囲の人々の姿を描いたハートフルストーリー。披露宴ということで、一同は着物姿。黒地のシックな着物と短く揃えた前髪が印象的な宮崎さんは、大竹さんとの初共演について「人見知りなので、最初の本読みでは自己紹介と『よろしくお願いします』とだけしか言えなかったんですが、(撮影が行われた)京都に入ったら自然に空間を共有できました。ひとつひとつのことが勉強になり、そばにいられて幸せでした。とってもキュートな方です」と笑顔で語った。大竹さんも宮崎さんの言葉に頷き、「あおいちゃんはしっかりしてて素晴らしい女優さん。あえてコミュニケーションを取らずとも、無理せずにそこにいられました。寒い京都でみんなでコタツに入って喋ったり、おいしいものを食べに行ったり本当に楽しかった」とふり返った。また、作品について尋ねられると宮崎さんは「母親との関係に悩んでいる同世代の友達に勧めたい。母親と一緒にいるのは当たり前と思っているけど、人生の中で親と一緒にいられる時間は短い。その大切さ、尊さを感じてほしい」と真摯な表情で語ってくれた。同じく真摯な表情で語りつつ、なぜか発言ごとに登壇陣を含め、会場の笑いを誘っていたのがオカンの年下の婚約者を演じた桐谷さん。ワイドショーで流れる婚約会見ばりに「互いのどこに惹かれたのですか?」というムチャ振りの質問にも「好きになることに理由ってないんですよね。理由があるってことは終わりがあるってことでして。“吸盤”のようにひっつくような感じです。(大竹さんは)チャーミングで優しくて、気を遣ってくださる方で…大好きなんです!」と熱愛宣言。その勢いのまま「どうですか?」と大竹さんに返事を求めるも大竹さんは「“吸盤”という言葉が出た時点で『終わったな』という感じですね…。好きになるのに理由がないように嫌いになるのにも理由がない」と引き気味…。桐谷さんは別の質問の際にも「(大竹さんを)骨の髄まで抱きしめられるか…骨の髄まで!(役柄を超えて)桐谷健太を好きになってほしい」などと猛チャージをかけ会場を笑いに巻包んだ。大竹さんは「その気持ちにこれっぽっちも応えられず…」と申し訳なさそうに答えていたが、最後には熱意に打たれたのか「人生は自分のものであって子供のものではないので、こんなヤツだけど選んで生きていきたい」とあきらめたような(?)表情で語った。そんな“義父”桐谷さんについて尋ねられた宮崎さんは「たまに会うと良い人だし面白い。たまに会えたらと思います」と婉曲的に拒否姿勢?会場は再び笑いに包まれた。この日は呉美保(お みぽ)監督、共演の絵沢萠子、國村隼も出席。また、“披露宴”らしく本作に友情出演を果たしている友近、呉監督の実の“オカン”から届いた心温まる祝電なども紹介された。最後には、定番のケーキカットも行われたが、用意されたケーキのてっぺんにはオカンと月子の姿をかたどったお菓子の人形が。なぜか、披露宴のもう一人の主役であるはずの桐谷さん演じる研ニの姿はなく、桐谷さんは首をかしげていた。監督、大竹さん、宮崎さんの3人がケーキカットを行うと会場は拍手に包まれた。『オカンの嫁入り』は9月4日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。■関連作品:オカンの嫁入り 2010年9月4日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010『オカンの嫁入り』製作委員会■関連記事:宮崎あおいと大竹しのぶが母娘役で初共演!『オカンの嫁入り』撮影快調
2010年07月28日男女問わず「かわいいぜ、コンニャロー!」と言いたくなる女性っていますよね。人それぞれツボは異なれど、つい女性を「かわいい!」と感じてしまうのはどんな瞬間でしょうか?男女別に分けて、話を聞いてみました。まずは男性陣に意見を聞いてみましょう。■一瞬の「ぶりっこ」(25歳/自営業)「ふとしたときに『にゃ』とか『ふえ?』なんて言っちゃう女性。ごくまれにぶりっこ調な話し方をする女性の一面を垣間見ると、まるでレアものに遭遇したようなときめきがある。もちろん計算がミエミエのぶりっこは論外です」そういうかわいさは、見ていて妙に癖になるため「もっと見たい→あれを見ずには死ねない」とエスカレートして、ついその人を好きになってしまうのだとか。■見ていて飽きない女性(26歳/出版)「ドジっぽくて、動きがちょっと抜けている女性からは、目が離せなくなる。逆にしぐさがキレイで顔もスタイルも人形のような女性は、完ぺきでスキのないイメージがあって、かわいいとは思わない。と言っても、スキだらけの女性にはただのだらしないイメージになってしまうんだけど……」適度なスキは、「かわいい!」と思う瞬間に直結するようですね。そのスキからかわいいが漏れちゃってます!って感じでしょうか?■八重歯と読書(26歳/広告代理店)「笑うと八重歯がチラッと見えるような女性は、ちょっとやんちゃっぽくてアグレッシブなイメージがある。そんな女性が、小難しいような本を読んでいたりすると、ギャップを感じる。それをかわいいと感じることが多いかも」ギャップ好きは男女問わず多いようです。相反する要素を備えた人には、なぜか奥深さを感じて興味がわいたりするんですよね。■脚がきれいな女性(22歳/SE)「きれいと言っても、モデルさんのように長くて細い脚のことではなくて、ちょっとむっちりしたやわらかそうな脚の女性。すらっとしたモデルさんの脚には『キレイ』を感じても、触りたいな、かわいいな、とは思わない」彼の感じる「かわいい」は、言い換えると「つい触りたくなる、ふわふわした感じ」。筆者の場合、それは子犬に抱く感情なのですが……。では、女性陣の意見も聞いてみましょう。■おいしそうにご飯を食べる女性(26歳/ライター)「ご飯を食べることって、ものすごく野生的な行為ですよね。さらに、おいしそうに食べることはもっと原始的な感じがします。もぐもぐとおいしそうに、かつ上品に食べることができる女性を見ると、『うっ、かわいい!』と思う」人を不快にさせず、かつ見ているだけでいい気分にさせてくれる女性は、確かに同性から見てもかわいいですね。■わあ!と驚いたときの顔(28歳/保育士)「何かに驚いたときの女性の顔を、妙にかわいいと感じてしまう。特に、驚かせた相手が自分だった場合は愛らしく思えてくる。赤ちゃんに『いないいないばあ』をしたときの反応をかわいいと思う、あの感じに近いかな」女性の母性本能は、同性にも働くのでしょうか?■笑顔のかわいい人(24歳/アパレル)「真っ先に浮かぶのが宮崎あおいさんの笑顔とえくぼ。見ていて癒されるし、きっと多くの男性も、この笑顔をみてほわ~んとした気持ちになるのだろうな、なんて考えてしまう。あの害のない雰囲気には到底かないません。あとは上戸彩さんなど」癒やしの雰囲気を持った女性をかわいいと思う心境から、ちょっとしたあこがれの気持ちが見え隠れするコメント。かなわないからこそ感じてしまうかわいさってありますよね。■目が大きい人(26歳/広告代理店)「目がくりっとしていて、まつげが長い女性。顔を見た瞬間『目が大きいな』と感じる女性=かわいい。それだけで、表情がコロコロ変わる元気なイメージを持ってしまいます。まあ、自分の目が小さいことがコンプレックスだから余計にそう思うのかな」コンプレックスから、つい自分とは真逆な女性をかわいいと思ってしまう。う~ん、ちょっと共感です。男性が感じる「かわいい」とは、言い換えると物理的にも気持ちの意味でも「手を伸ばしたくなる感じ」ということでしょうか。えっなになに?どうなってんの?と興味をそそられる瞬間に、女性を「かわいい」と感じるようですね。逆に女性の場合は、「自分にはないものを持っている女性」をかわいいと思う傾向があるのかもしれません。(栗林弥恵/プレスラボ)【関連リンク】【コラム】男性が胸キュンするかわいい女性の酔い方を大検証!【コラム】蛇口からカルピス!?両親につかれたかわいいウソ【コラム】"キモかわいい"と話題騒然の「ハシビロコウ」の魅力に迫る
2010年07月25日原恵一の最新アニメーション映画『カラフル』の完成披露試写会が7月14日(水)、東京・世田谷区の等々力中学校で行われ、声優キャストの冨澤風斗、宮崎あおい、麻生久美子、南明奈らが出席した。大罪を犯した“ぼく”の魂が、人生に再挑戦するチャンスを得て、自殺した男子中学生・小林真(冨沢さん)の体に入り込み、人間としての修行を積んでいく物語。劇中の舞台が等々力、二子玉川とされていることから、同所で開催され、在校生約300人が同作を鑑賞した。鑑賞後の舞台挨拶で後半は、在校生の質問に応えるQ&Aコーナーが設けられた。トップバッターの男子中学生が「えっと、なんで今日、(主人公の父親の声を担当した)高橋克実さんは来ていないんですか?」と素朴な疑問をぶつけると、キャスト陣と在校生は大爆笑。司会のフジテレビ軽部真一アナウンサーも「僕が答えます。舞台の稽古中です」と言いながら大ウケ。「いい質問です。明日の『めざましテレビ』では君の質問を使います、約束します」と褒めちぎった。在校生は一様に本作を気に入った様子で、キャスト陣の発言にすかさず声援が飛ぶなど会場内は終始賑やか。麻生さんは「みなさん、明るく楽しそうでよく笑う。いい学校だなと思う。私が中学生のときは、あまり楽しくなくて、つらいことがあったりして逃げ出したいなとか、そんなことを考えていました」と苦い過去を吐露。宮崎さんは「原作(森絵都著/文春文庫刊)が元々大好きで、自分がお母さんになったら、子供に読んでほしいなと思っています」と話した。南さんは、主人公の小林真が好意を寄せる女子中学生役。軽部アナから「モテるところは同じでしょ?」と振られると、「モテ期は幼稚園の年長以降、来ていない」と苦々しい表情を浮かべ、会場の笑いを誘っていた。映画『カラフル』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:カラフル 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010森絵都/「カラフル」製作委員会■関連記事:直木賞作家・森絵都のベストセラー映画化『カラフル』試写会に50組100名様ご招待
2010年07月14日宮藤官九郎が黒澤明を語る――。一見、意外なシチュエーションに見えるが、宮藤さんに言わせると黒澤作品は「ある意味、かなりパンク」であり、自身の手による舞台やドラマ作品において、多大なる影響を受けたという。特に、宮藤さんが愛してやまない作品が、黒澤監督が還暦を迎えた1970年に公開された、黒澤監督にとって初のカラー作品『どですかでん』。山本周五郎の「季節のない街」(新潮文庫刊)を原作に、とある町のはずれに暮らす人々の姿を、知的障害を持つ“六ちゃん”を中心に描き出す。日本映画専門チャンネルでは、「メモリーズ 我が心の黒澤明」と題して、生誕100周年を迎えた黒澤明について、ゲストがその思いを語る特別番組を放送中。7月は宮藤さんが先述の『どですかでん』をテーマに黒澤明の“凄まじさ”を語る。放送を前に、宮藤さんに話を聞いた。まずは単刀直入に、映画人・黒澤明の魅力とは?宮藤さんは「いびつでどこか壊れてる感じ」とまさに“パンク”な要素を挙げる。「『用心棒』から『椿三十郎』、比較的新しい作品で言うと『影武者』とか王道の娯楽映画を撮ってて、ああいうのはすごく“男子”の合戦願望とか、戦いたい欲望みたいなものを満たしてくれる部分があって、それはそれで好きです。でも、それとはまた違うタイプの作品、例えば『どん底』とか『羅生門』とか…すごく好きですね。どこか歪んでる…例えば『用心棒』の出だしの(居酒屋の親父役の)東野英治郎さんのセリフの聞き取れなさとか。説明してるセリフなのに聞き取れないってすごいなぁって。何となくは分かる。『この人、すごく怒ってる』ってことは分かるんだけど、とか。そういう部分での、『いいや、聞こえなくて』みたいな感じがすごく好きです。それは、黒澤さんの中でわりと最後まで一貫してそうだったのかな。『まあだだよ』もある意味、壊れてる映画ですからね。結局、猫が居なくなって、帰ってきたという話かって(笑)。そういうところもすごい好きですね。なんか、冷めてるのか、客観性がないのか、計り知れないんですよ」。続いて話題は黒澤映画の影響を受けた上での宮藤さんの創作について。黒澤作品に限らず、過去の様々な作品から多大なる影響を受けてきたという宮藤さん。これまで手がけてきた舞台、ドラマや映画においても“オマージュ”と見受けられる部分も多々あるが、宮藤さんは、他人の技術や手法をどのように自らの作品に取り込んでいくのか?「僕は結構、すぐやっちゃいます(笑)。見えるところ、見えないところ含めて。いま、自分が好きなもの、世の中でどうのっていう以前に、自分の中で勝手に気になっているものを入れることもあるし、それこそ『どですかでん』のようにずっと好きなものを入れちゃうときもあるし。正直、周囲が知ってるか知らないかも関係ない。少しでも周囲を気にすると、大抵は失敗するんです。演出のときも、『どですかでん』のあの感じでお願いします、っていうのはわりとすぐ言っちゃうんですよ。あと、多いのは『爆裂都市 BURST CITY』。そこで『ゴッドファーザー』みたいに、とか言えればいいんですけどね(苦笑)。最近、怖いのは自分で気づかずに自分の作品をマネしてることがあるとき。それ『マンハッタンラブストーリー』のあれだよね?とか、それって『キャッツアイ』のあれだねとか言われて『あぁ、それもうやってたね。どうりで面白いと思った』って(笑)」。余談だが、宮藤さんの脚本・演出による刑事ドラマ「うぬぼれ刑事」がまもなくスタートするが、これまで、いろんなメディアでビートたけし主演の刑事ドラマ「刑事ヨロシク」への愛を訴えてきた宮藤さん。もしかしたら随所にオマージュも…?オマージュという言葉が出てきたところでもう一問。監督としてであれ、脚本家としてであれ、もしも好きな黒澤作品を自身の解釈でもう一度作り直せるとしたら?「リメイクは相当、難しいですよね、そのまま作るにしろ、思い切り変えるにしろ。『隠し砦の三悪人』を『スター・ウォーズ』に変換したというのがすごいし(※『スター・ウォーズ』はこの作品を元に着想されており、アンドロイドのC-3POとR2-D2のコンビも本作の人物をモチーフにしている)、『用心棒』に自分の解釈を入れて西部劇にした(※セルジオ・レオーネ監督『荒野の用心棒』)っていうのが凄まじいことですよね。自分でやるなら、全く違うエピソードで『どですかでん』作ってみるのとかはいいかも。(オリジナル同様に)“どですかでん”って言ってる登場人物はいるけど、全く別の話とかね。やっぱり黒澤映画は好きな人が多いだけに難しい。僕にとってはせいぜい飲み屋の話題で“いま、『七人の侍』やるなら誰で作るか”とかで…(笑)」。1998年に黒澤監督が亡くなったとき、宮藤さんは「もう、芝居の仕事はしてましたね」という。さらに「亡くなられたってことも驚きましたが、88歳という年齢にもびっくりしたのを覚えています」とも。黒澤監督をはじめ、この世代の“巨匠”たちのバイタリティに改めて感服したようにこう続ける。「新藤兼人さんとかもすごいですよね。僕、新人監督として“新藤兼人賞”いただいて、授賞式でお会いしたんですが、そのときで90歳は超えてらして、挨拶で『映画の95%は脚本です!』っておっしゃってました。(一昨年、亡くなった)市川崑監督も、すごい量のタバコ吸ってて、でも九十幾つまで映画撮り続けて。すごいですよね」。映画の話が続くうちに、“監督”としての本性、映画を撮りたいという願望がどうにも隠せずにニョッキリと顔を出してきたようだが…。「いや、やりたいとは言ってるんですけどね。もちろん、それだけじゃやらしてもらえない。『じゃあ書いてください』と。当然ですね(笑)。まぁ多分、自分で書くんだと思いますが」。飄々というか、ノラリクラリと言うべきか…。とは言え、最近観たというある映画を引き合いにこんな言葉も。「韓国の『息もできない』っていう映画がすごい面白くて。元々、監督ではなく役者さんが、どうしてもやりたいっていうことで始めて、途中でお金がなくなって、家を売ったりして作ったと。そういう話は観た後に聞いたんですけど、やっぱり強い思いによって撮られた映画っていうのはそれだけすごいパワーがあるんだなと思った。だからって家は売らないですけど(笑)。そういう人がドーンってああいう傑作を作っちゃうわけで、僕みたいに『次どうする?』ってを考えてること自体が不純なのかな、とも思って。『あ、これ映画になるんじゃないか?』っていう感じが早く来ないかな、と思って待ってます。なかなかそれが来ないんですが(笑)」。(photo:Ryusuke Suzuki)「メモリーズ 我が心の黒澤明」は日本映画専門チャンネルにて放送。※初回放送は7月3日(土)15:40〜日本映画専門チャンネル公式サイト■関連作品:少年メリケンサック 2009年2月14日より全国にて公開© 2009「少年メリケンサック」製作委員会■関連記事:国内賞レースも本格化『ヴィヨンの妻』『沈まぬ太陽』など日本アカデミー賞最多受賞DVD発売記念クドカン&「少年メリケンサック」メンバーから特別メッセージ到着!ユースケ、宮崎あおいの「胸の感触が忘れられない」主役を差し置きまたも独壇場宮藤官九郎の衝動!「子供以下のおっさん見て、若い人がどう思うか興味ありますね」クドカン、宮崎あおいからのチョコにほのかな期待「もらえなかったら悲しい…」
2010年07月02日かわいくて凛々しい演技派女優に絶賛の嵐!主役級の俳優・女優がズラリと顔をそろえる。豪華なキャスティングでおなじみのNHK大河ドラマ。主人公役が発表されるたびに、「イメージにぴったり!」、「この人で大丈夫?」など、あちこちで話題になるのもお約束です。それでは、2000年以降の大河ドラマで、20代の女性がハマリ役だと考えるのは、どの作品のどの役者なのでしょうか?548名に聞いてみました。>>男性編も見るQ.2000年以降に放映された大河ドラマで主役を演じた俳優・女優のうち、一番配役がよかったのは?(単一回答)1位宮崎あおい……『篤姫』天璋院(篤姫)役42.7%2位福山雅治……『龍馬伝』坂本龍馬役18.8%3位香取慎吾……『新選組!』近藤勇役8.0%4位妻夫木聡……『天地人』直江兼続役6.4%5位唐沢寿明……『利家とまつ~加賀百万石物語~』前田利家役6.0%■宮崎あおいの「篤姫」がよかった!派は……・「あどけない篤姫がだんだん大人の女性に成長していく過程を、見事に演じきっていたから」(27歳/医薬品/営業)・「大河に興味を持つきっかけとなった作品。やっぱり同世代の女優さんが出るといい!」(23歳/医療/その他)・「若いのに演技力がある。篤姫の芯の強さをよく表現できていた」(25歳/福祉/その他)■福山雅治の「坂本龍馬」がよかった!派は……・「少しイケメンすぎる気もしたけど、案外ハマってる」(24歳/金融/金融系専門職)・「カッコよくてお芝居も上手。意外性のある配役だけど、合ってると思います」(29歳/建築/設計)・「画期的な人選だと思う。大河ドラマの視聴者層が変わったはず!」(29歳/旅行/サービス)■香取慎吾の「近藤勇」がよかった!派は……・「いつもの香取くんとは違う、シリアスな演技が光ってました」(27歳/IT/SE)・「近藤勇の暑苦しい感じが出ていてよかった」(23歳/IT/プログラマー)・「親しみやすい雰囲気で、新選組を身近に感じられたから」(28歳/金融/秘書・アシスタント)■妻夫木聡の「直江兼続」がよかった!派は……・「直江兼続の誠実な人柄が、妻夫木さんのイメージにぴったりでした」(24歳/自動車関連/秘書・アシスタント)・「若いころも年を重ねた後も、違和感なく演じていたから」(23歳/食品/販売)・「泣き方も上手だし、忠義心にあふれる熱い人物を好演していた」(25歳/マスコミ/クリエイティブ)■唐沢寿明の「前田利家」がよかった!派は……・「唐沢さんの前田利家がカッコよくて、普段はドラマを見ないのにハマってしまった」(23歳/アミューズメント/サービス)・「唐沢寿明は時代劇向けの顔だと思う」(25歳/商社/総務)・「演技もよかったし、配役もイメージ通りだった」(25歳/金融/サービス)総評女性から圧倒的な支持を集めたのは、『篤姫』の宮崎あおい。少女時代から晩年までを演じきった演技力が高く評価され、「話題になっただけあって面白かった」との声が多く寄せられました。事実、『篤姫』の関東地区での年間平均視聴率は24.5%と、2000年以降の大河ドラマではナンバーワン。ちなみに2位以下も、平均20%代の高視聴率を記録している作品が多く、主人公を演じる役者さんへの好感度が、作品そのものへの評価にも影響していることがうかがえます。 (文・武政ふゆ)※宮崎あおいの「崎」は、正しくは「山へんに立と可を合せたもの」調査時期:2010年4月21日~4月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性548名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】ハマった「月9」ドラマランキング【女性編】日曜日の夜にしていることランキング一度ハマると抜け出せない!中毒性の高い海外ドラマランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年05月27日同性をも魅了する、イケメンすぎる幕末偉人老若男女を問わず、幅広い世代に愛されているNHKの大河ドラマ。毎週楽しみにしているという人はもちろん、普段はドラマに興味がない人でも、「今どんな大河ドラマをやっていて、誰が主人公を演じているか」くらいは不思議と知っていますよね。そんな国民的番組の主役を任されるのは、役者さんにとっても名誉なこと。今回は「2000年以降の大河ドラマで一番いいと思った主人公の配役」について、186名の20代男性に聞きました。>>女性編も見るQ.2000年以降に放映された大河ドラマで主役を演じた俳優・女優のうち、一番配役がよかったのは?(単数回答)1位福山雅治……『龍馬伝』坂本龍馬役26.3%2位宮崎あおい……『篤姫』天璋院(篤姫)役25.8%3位香取慎吾……『新選組!』近藤勇役8.6%3位唐沢寿明……『利家とまつ~加賀百万石物語~』前田利家役8.6%5位妻夫木聡……『天地人』直江兼続役7.5%■福山雅治の「坂本龍馬」がよかった!派は……・「福山らしさを出しつつも、龍馬のイメージをよく演じている」(26歳/機械/マーケティング)・「演技がいいし、方言もうまい」(22歳/ソフトウェア/プログラマー)・「行動力があって、思い切りのいいイメージが龍馬にぴったり」(23歳/運輸/営業)■宮崎あおいの「篤姫」がよかった!派は……・「大奥を仕切る強い女性を、表現力豊かに演じきったのがスゴイ」(27歳/精密機器/営業)・「大河ドラマが盛り返したのも、この女優の功績が大きいと思う」(24歳/福祉/サービス)・「容姿も演技も、宮崎あおいのすべてが好き!」(25歳/商社/営業)■香取慎吾の「近藤勇」がよかった!派は……・「最初はイメージと違う気がしたけど、意外とカッコ良かった」(29歳/小売/販売)・「口にこぶしを入れるシーンを再現できていたから」(26歳/教育関連/営業)・「近藤勇らしからぬところが逆によかった」(27歳/教育関連/その他)■唐沢寿明の「前田利家」がよかった!派は……・「もともと好きな俳優だし、役もハマっていたから毎週楽しく見ていた」(23歳/小売/販売)・「唐沢寿明の変わらない姿と演技力に魅力を感じる」(24歳/IT/経営・コンサルタント)・「数ある大河ドラマの中でも、一番しっくりくる配役だったと思う」(23歳/広告/営業)■妻夫木聡の「直江兼続」がよかった!派は……・「堂々とした演技がよかった」(26歳/卸/総務)・「イメージにピッタリで、ハマり役だったと思う」(26歳/印刷/営業)・「妻・お船とのすばらしい夫婦愛に感動した」(23歳/官公庁/サービス)総評男性から「もっともハマり役」と評されたのは、『龍馬伝』の福山雅治。配役が発表された当初は、「イケメンすぎるのでは?」という声もあったものの、今では多くの人が、俳優・福山雅治と坂本龍馬のイメージを違和感なく重ね合わせているようです。印象的だったのは、「とにかくカッコいいから好き」と、その男ぶりに心奪われている男性が多かったこと。眉目秀麗な「福山龍馬」は、女性だけでなく男性のハートをもがっちりとつかんだようです。(文・武政ふゆ)※宮崎あおいの「崎」は、正しくは「山へんに立と可を合せたもの」調査時期:2010年4月21日~4月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性186名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】ハマった「月9」ドラマランキング【男性編】日曜日の夜にしていることランキング一度ハマると抜け出せない!中毒性の高い海外ドラマランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年05月27日先日公開を迎え、若い層を中心に話題を集めている映画『ソラニン』。本作で俳優デビューを飾ったサンボマスターの近藤洋一が、サンボマスターのメンバー、山口隆と木内泰史、人気ラジオ番組「風とロック」(TOKYO FM)のディレクター箭内道彦のための“マル秘”試写会で、3人のためだけに舞台挨拶を行った。また、サンボマスターの5thアルバム「きみのためのつよくなりたい」のオリジナルジャケットを映画の原作者・浅野いにおが担当することも発表され、その画像もいち早く到着した。「祝!近藤洋一俳優デビュー」と称し、記念企画として開催されたこちらの“マル秘”試写会。開始前から山口さんは「普段から一緒にいる近ちゃん(近藤さん)が映画に出ているから、こっちが緊張して観られない」とドキドキ、木内さんも「演技するということは、いままでと全く知らない近ちゃんがいるわけだから、どういう感情になるのか分からない。」と2人とも、花嫁を見守る父親のような心境?…と、思いきや、舞台挨拶が始まるとそんな緊張もどこへやら、山口さんと木内さんは突如、記者に扮して壇上の近藤さんに質問!近藤さんは「僕が演じた加藤は大学6年生のベーシストですが、僕自身、10年前に大学6年生までいくという経験をし、人生を賭けた役づくりをしました(笑)」とおどけつつ「俳優の方でも一生に何度かハマり役があると思うのですが、僕には加藤以上のハマリ役はないと思いました」と力強く語った。その後、いよいよ上映がスタート!鑑賞を終えての山口さんと木内さんの第一声は「最初のセリフを聞いたときから、近藤洋一だと思わなかった!」。その後、箭内さんを交えたトークでも、山口さんは近藤さんの存在感を絶賛しつつ「観ていて、色々な答えがあっていいんだなと思ったし、悲しいシーンはたくさんあるけど力をもらえました」と映画への共感も語ってくれた。木内さんからも「この映画は、10年後でも10代〜20代前半の人たちが観ていく、語り継がれる作品だと思うので、そこに近ちゃんが出ていると思うと誇らしいですね。実は、映画を観る前は恐くて、それはどうしてだろうと思っていたのですが、近ちゃんを見るのを、自分をTVで見るような感じで考えているからだなと思いました。それだけバンドの絆が深いってことなんだなと思いましたね」と近藤さんにとっては仲間からの何よりも嬉しい言葉が!近藤さんはこの日、本作を半年ぶりに観たそうだが「最後のライヴのシーンはすごいリアルで、昔を思い出しました」と感慨深げに語った。なお、こちらの試写会の様子は4月24日(土)の「風とロック」(25:30〜)にて放送され、月刊「風とロック」にも掲載される予定。加えて、サンボマスターにとって5枚目となる4月21日(水)発売のアルバム「きみのためにつよくなりたい」のジャケットのイラストを、『ソラニン』の原作漫画の作者・浅野いにおが描き下ろすことに。女性がサンボマスターの3人を優しく見つめるというこちらのジャケットも大いに話題を呼びそうだ。『ソラニン』は全国にて公開中。「風とロック」公式サイトシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:映画化を望む漫画ランキング!1位に「スラムダンク」&「天使なんかじゃない」あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開宮崎あおい、桐谷健太の細かいネタに“グッときた!”『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表
2010年04月15日人気漫画を映画化した『ソラニン』が先日より公開を迎えヒットを記録、今後も『BECK』に『大奥』など人気漫画を原作にした作品が次々と公開される。これまでにも『DRAGONBALL EVOLUTION』に、『20世紀少年』シリーズなど、「映像化不可能」と言われた作品の数々が実際に映画化されてきており、その都度、人気キャラクターを誰が演じるかから映画化そのものに対する賛否まで熱い議論が交わされてきた。では、あなたが映画で観てみたいと思う漫画は?シネマカフェでは読者を対象に投票を実施!あなたは観たい?観たくない?投票結果を大発表!1位の栄誉を授かったのは2作品。日本に空前絶後のバスケットボール旋風を巻き起こした井上雄彦による大人気漫画「スラムダンク」と、すでに実写化され大ヒットを記録した『NANA』の原作者・矢沢あいの手による学園恋愛漫画「天使なんかじゃない」。「スラムダンク」の人気の高さに関してはもはや説明要らず。ファンの思い入れも強く、逆に言うとそれだけ映画化の壁が多いということを意味する。特に桜木、流川といった人気キャラを誰が演じるかというだけで3日3晩は議論が出来そう!白熱する試合をどのように映像化するかもポイント。「色々な想いが交錯して、あの切ない感じがたまらない」(20代・女性)、「あの元気な主人公、翠ちゃんを実写で見てみたい」(20代・女性)と女性の支持を集めた「天使なんかじゃない」も「スラムダンク」と同じくキャスティングが論議を呼びそう。なお、さすが“カリスマ”と言うべきか、矢沢あい作品は「ご近所物語」も3位にランクイン!2位に入った「君に届け」(椎名軽穂)は、読者からの映画化を熱望する声が実って、実写映画化が決定!見た目が暗く、周囲に「貞子」と呼ばれ、クラスに馴染めないでいた黒沼爽子(くろぬまさわこ)が、クラスの人気者の風早翔太(かぜはやしょうた)らの協力を得て成長していく、というまさに絵に描いたような青春ストーリー。爽子を多部未華子、風早を三浦春馬が演じることが先日発表されたばかり。果たしてどんな作品に仕上がるのか?3位には現在もベツコミ(小学館刊)で連載中の小畑友紀による「僕等がいた」がランクイン。七美と矢野、高校で出会って惹かれ合った2人の恋を現在、過去、未来にわたって描いた物語で「(主人公たちと同じ)高校の頃に読み始めた」という女性読者の票を多く集めた。ちなみに、『ソラニン』の原作者・浅野いにおの他作品も上位に名を連ねており、「僕等がいた」、「ご近所物語」と同数での3位に「おやすみプンプン」が。また、浅野さんにとって初の連載作品である短編連作「素晴らしい世界」も5位に入っており、改めて浅野作品の人気の高さを見せつけた。『ソラニン』の三木孝浩監督は以前に出席したトークイベントで別の浅野作品「世界の終わりと夜明け前」の映画化に意欲を見せていたが、実現なるか?それ以外では4位に、昨年TVドラマ化され人気を博した「JIN -仁-」が入った。ドラマ放送当初から続編の映画化を期待する声が多かったが、今回の投票ではドラマとは別作品として映画化を望む声も。元気いっぱいの少女とその周囲の人々の姿を描いたハートフル・コメディ「よつばと!」(あずまきよひこ)、すでに映画化もされた「ハチクロ」こと「ハチミツとクローバー」の羽海野チカが、プロ棋士の少年を主人公に描く「3月のライオン」も上位に。共に宇宙を目指す兄弟を描いた「宇宙兄弟」、また変わり種では天界からやって来て、都内でバカンス中のブッダとイエスの日々を描いた異色のコメディ「聖☆おにいさん」の映画化を期待する声も多数!どうせ作るならCGを多用して製作してほしいところ?人気漫画映画化の波はまだまだこれからも続きそうだが、さてさて、次に実写化されるのは?あなたが映画化してほしい漫画ランキング1位「スラムダンク」(井上雄彦/集英社刊)「天使なんかじゃない」(矢沢あい/集英社刊)2位「君に届け」(椎名軽穂/集英社刊)3位「ご近所物語」(矢沢あい/集英社)「僕等がいた」(小畑友紀/小学館刊)「おやすみプンプン」(浅野いにお/小学館刊)4位「JIN-仁-」(村上もとか/集英社刊)5位「3月のライオン」(羽海野チカ/白泉社刊)「よつばと!」(あずまきよひこ/アスキー・メディアワークス刊)「宇宙兄弟」(小山宙哉/講談社刊)「聖☆おにいさん」(中村光/講談社刊)「素晴らしい世界」(浅野いにお/小学館刊)シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治 BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開宮崎あおい、桐谷健太の細かいネタに“グッときた!”『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表爆発あり、ツッコミあり 水嶋ヒロら『BECK』メンバー会見の生の声を動画でお届け!
2010年04月06日浅野いにおの人気漫画の映画化として早くから原作ファンの期待を集めていた『ソラニン』が大ヒットスタートを切ったが、今回、劇中のワンシーンで、宮崎あおい演じる芽衣子によって顔に落書きをされた、恋人の種田を捉えた画像が初めて公開された。この種田を演じているのは、近年、映画を中心にめざましい活躍を見せている高良健吾。宮崎さんとの初共演作となった2007年の『サッド ヴァケイション』(青山真治監督)で、葛藤を抱えた若者を演じ注目を集め、翌年、蜷川幸雄監督作『蛇にピアス』で全身に刺青を入れ、体中にピアスをしたエキセントリックな青年役を熱演、その後も次々と印象的な役柄を演じ、2009年に公開された作品は5本。今年も本作を始め『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』、『ボックス!』、『ノルウェイの森』など多くの話題作が公開される。原作モノ、オリジナル脚本を問わず役柄になりきり、作品ごとに全く違った表情を見せ、観る者に別人のような印象を与える高良さん。映画を活躍の中心としており、前述の青山監督、蜷川監督に、『蟹工船』ではSABU監督、『フィッシュストーリー』での中村義洋監督など大物監督からの信頼も厚く、いま最も将来を嘱望される若手演技派俳優の一人である。今回画像が公開されたこのシーンは、種田が眠っている間に顔に落書きされたコミカルなシーンに映るが、若い2人の関係性がよく分かるやり取りとして、原作の中でもファンの間で人気の高い一場面。映画を観れば、ビジュアルはもちろん、独特の“空気感”を含め、いかに高良さんが種田という役柄になりきっているかが分かるはず!臨場感たっぷりのライヴシーンも見どころの本作だが、こうした日常の小さなやり取りも要チェック!何気ない若者たちの会話が“共感”を紡いでいく。『ソラニン』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治 ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committeeノルウェイの森 2010年秋、全国東宝系にて公開ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:宮崎あおい、桐谷健太の細かいネタに“グッときた!”『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント
2010年04月05日宮崎あおいが4月3日(土)、東京・新宿ピカデリーで主演映画『ソラニン』(三木孝浩監督)の初日舞台挨拶を、共演の桐谷健太、高良健吾らと行った。同名漫画を原作に、自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎さん)とフリーターのバンドマン・種田(高良さん)、種田のバンド仲間らが夢と現実の間で葛藤しながらも新たな一歩を歩み出そうとする姿を描く青春恋愛ストーリー。キャスト陣はそれぞれ撮影中にグッときた瞬間を告白。今回、歌とギターに初挑戦した宮崎さんは、ラストのライヴシーンを撮影してクランクアップした日をふり返り「朝から夜中の2時ごろまで撮影して終わって、みんなテンションが高くなったままだったので、そのまま(撮影を行ったライヴハウスの)隣の居酒屋に行ったら、健ちゃん(桐谷さん)が『膝笑っているわ』って言って…」と思い出し笑い。すかさず桐谷さんが「膝笑おとる、と言って膝を見せたら笑い顔が描いてあって。反対の膝も笑ってるやろな、と言って見せたら、こっち(反対の膝)は怒っている顔。みんな疲れているやろうなー、笑ってもらおうと思って撮影の後、トイレで着替えながら描いたんです」と解説し種明かし。「そんな細かいネタを仕込んで、あおいちゃんの心をグッと掴んだんです」と拳を握り、共演陣と観客の笑いを誘った。この日は原作者の漫画家・浅野いにおも来場。グッときたのは「高良くんの不器用さ」で「種田のバイクシーンで心情が分からないと悩んでいた高良くんのもやもやしている様子が種田と重なった。ぴったりだと思った」と絶賛。高良さんは「嬉しいです」とひと言述べるだけの不器用な感情表現。会場の温かい笑いを誘っていた。『ソラニン』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」
2010年04月03日若い世代を中心に絶大なる人気を誇る漫画家・浅野いにおの作品「ソラニン」の実写映画化を手がけた三木孝浩監督の動画インタビューが到着!宮崎あおいを始めとする若手人気キャストを迎え、主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)が担当するなど、公開前から大きな話題を呼んでいる本作。これまで、多くのミュージックビデオの演出を行ってきた監督とあって、映画化に際してもライヴシーンを重視。原作について「音のない表現で音を感じさせて素晴らしい」と絶賛しつつ「映画ではそれとは違う形で音楽が持っている力を表現したかった」と思い入れを明かす。さらに、宮崎さんとのクランクイン前の会話、バンドのシーンにまつわるエピソード、主題歌をアジカンに決定した経緯、自らの青春時代についてまで、落ち着いた口調ながらも熱い思いが感じられるコメントが並ぶ。監督の視点、思いを知ることで、作品の見え方、受け止め方がまた違ってくること請け合い。映画を観る前に、ぜひご覧あれ!『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」宮崎あおいの言葉にアジカンのゴッチ感激!「録音して着ボイスにしたかった…」
2010年04月02日浅野いにおの傑作漫画を人気の若手俳優をキャストに迎えて映画化した話題作『ソラニン』が間もなく公開となる。原作は2005年より連載が開始されたが、どこかで不安や閉塞感を感じている現代の若者たちの心情に寄り添い、その内面を丁寧に描き切り、登場人物たちと同世代の読者を中心に多大な支持を集めている。音楽、青春、恋愛、友情など、胸に迫る見どころを多く持つ本作だが、シネマカフェでは劇場公開を前にカップルを招待して試写会を開催し、先に挙げたポイントを踏まえて男女それぞれにアンケートを実施!その結果見えてくるのは…?宮崎あおい演じる芽衣子と高良健吾扮する種田。互いに寄り添いつつ、東京の片隅に暮らす2人の“繋がり”が物語の核となっているが、アンケートではまず、男性客には芽衣子について、女性客には種田について、それぞれどう思うかを質問。やはりというべきか、それとも予想外になのか?男性のほとんどが芽衣子の生き方、あり方を肯定!「理想。無責任で大人になれない奴にとっては特に」、「素直で自然で魅力のある人だと思います」、「ストライクゾーン!」などといった感想が寄せられ、否定的な意見はほぼゼロ。自然体で、ありのままの自分を受け入れてくれる存在として、芽衣子は現代の男性の“理想の女性”と言えるのかも。逆に女性から見た種田はと言うと「ちょっと頼りない」、「もう少ししっかりしてほしい」といった厳しい意見も多く見られたが、とはいえ「なぜか憎めない」、「頼りないと思いつつ、頼ってしまう…離れられない」という意見も同じくらい多く寄せられた。男性と比べ、女性の意見の方が実感がこもっているように感じられるのは気のせい…?ちなみに、芽衣子と種田のように同棲経験があるというカップルは全体の4割弱。同棲にまつわるエピソードや思い出を記してもらったところ「彼女が実は、片付けられない女だった」、「彼女が白目で寝てた」、「冷蔵庫に(自分は)嫌いな納豆が常備されるようになった」など、同棲してみて相手の意外な一面を知ったというエピソードに加え、「ケンカして出て行った彼が私の好きなコーラを買って帰ってきてくれた」、「よくあんなに狭い部屋に暮らしていたと思う…」といった思い出話が寄せられた。そして、「あなたにとっての青春の思い出の恋愛ソングは?」という質問には、出るわ出るわ!タイトルを聞いただけで、甘酸っぱい想いが蘇ってきそうなナンバーが――。「youthful days」(Mr.Children)、「バンザイ 〜好きでよかった〜」(ウルフルズ)、「夏色」(ゆず)に「チェリー」(スピッツ)、「花火」(aiko)などなど「これぞ青春!」といった趣きの楽曲の名前が次々と挙がった。アーティスト別で特に多かったのは、Mr.Children、ゆず、aikoという、青春、恋愛に関しては“鉄板”とも言うべき3組。さてさてあなたの青春恋愛ソングは――?いま青春真っ盛りという人も、「もう青春は終わった」と思っている人も映画を見てかけがえのない時間に思いをめぐらせてみては?『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」宮崎あおいの言葉にアジカンのゴッチ感激!「録音して着ボイスにしたかった…」浅野いにおインタビュー原作者が明かす大人気マンガ「ソラニン」映画化の“奇跡”
2010年04月01日宮崎あおい、高良健吾ら旬の若手俳優陣を配し、間もなく公開を迎える『ソラニン』。その“生みの親”である原作者の漫画家・浅野いにおから公開を前に動画メッセージが到着した。現在、ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で、「ソラニン」とはまた違ったテイストながら、若い読者を中心に多大な支持を集める「おやすみプンプン」を連載中の浅野さん。一方で、映画の公開を記念して、「ソラニン」のサイドストーリーに当たる「はるよこい」が同誌の3月29日(月)発売号に掲載され、反響を呼んでいる。映画化が発表された当初から、原作ファンの間でどのように映画化されるのかと話題を呼んできたが、5年前に発表された「ソラニン」がいまなお、ファンの間でも“特別な作品”であることがうかがえる。原作モノの映画化に際しては、常に原作との比較で賛否が巻き起こるものだが、浅野さん自身、映画の出来映えには満足しているようで「ライヴや演奏のシーンも見どころですが、その前後で描かれる“日常”を見てほしい」と語り、「これからどうしたらいいかと迷っている人が観て、答えを考えるきっかけになってくれたら嬉しいです」と原作者としての思いを明かしてくれた。どことなく、原作の種田(※映画では高良さんが演じている)に似ている(?)浅野さんのメッセージを映画を観る前にチェック!『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。※こちらの動画メッセージはMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」宮崎あおいの言葉にアジカンのゴッチ感激!「録音して着ボイスにしたかった…」浅野いにおインタビュー原作者が明かす大人気マンガ「ソラニン」映画化の“奇跡”マンガから生まれた素晴らしき世界『ソラニン』マスコミ用パンフレットを5名様にプレゼント
2010年03月30日過去の自分を思い出し、青春時代を懐かしむ。そして、明日を生きる力を与えてくれる──『ソラニン』はそういう映画だ。未来に確信が持てず、寄り添いながら都会の片隅で暮らすフリーターの種田、彼の恋人の芽衣子、友人のビリー、加藤、アイ。バンド(音楽)でつながっているこの5人の青春が綴られる『ソラニン』 は、ある意味特別ではない物語。けれど特別ではない普遍的なものが描かれているからこそ、心に語りかけるものは大きかったりする。ビリーと加藤を演じた桐谷健太と近藤洋一(サンボマスター)も『ソラニン』 が奏でる“つながり”に共鳴した。「もともと原作マンガを友達の家で読んでいたんですけど、そのときからビリーというキャラクターがとても好きだったんです。友達も原作ファンなので、『なんとしてもビリー役のオーディションに受かりたい!』と、テンション上がりましたね。もちろん優しい話であることも惹かれた理由のひとつです」。望んで手にした役柄であると桐谷さん。高校のときにバンドでドラムを担当していたもののドラムと向き合ったのは実に10年ぶり。オーディションでのドラム演奏は「顔が叩いているふうに見えたら、イケるかなと思ったんですよね(笑)」と茶目っ気を見せるが、その笑顔の向こうにあるのは「幼稚園の頃から、いつか自分も四角いスクリーンの中に入るんだって思っていて。そこからブレたことは一度もないんです」という揺るぎない役者魂。彼のその熱い想いがキャスティングにつながった。そんな桐谷さんのコメントに終始うなずく近藤さん。サンボマスターのベースとして音楽畑の第一線で活躍する彼にとって、加藤役のオファーは「高校3年間野球部で頑張ってきたのに、大学からサッカーで誘いがきたようなものですよね(笑)」。驚きの出来事ではあったが、音楽という夢を抱き日々葛藤する主人公たちの生き方は、まさに近藤さん自身が歩んできた道。「種田ほどナイーブではなかったけれど、彼のバンドに懸ける想いは共感できる。音楽に夢を持っているのは大いに共感できますね」と自らの過去をふり返る。「僕も(種田と同じで)大学を卒業して、バイトをしながらバンドを続けていました。ライヴハウスでライヴをやっても1曲目はお客さんはゼロ、2曲目から1人2人…みたいな状況で(苦笑)。それって普通ならへこみますよね。でも、僕はそれを挫折だと思ったことは一度もない。人気がないとか、デビューのきっかけがつかめない、というのは挫折ではなかったんです」。ちなみに、近藤さんもオファーが舞い込む前から原作を読んでいたそうで「近藤さんにそっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」と、ファンから教えてもらったのが原作との出会い。ビリーに自分と同じ匂いを感じた桐谷さん同様に、近藤さんと加藤という役も同じ匂いをまとっていたというわけだ――。※インタビュー全文はシネマカフェSweet『ソラニン』特集にてご覧いただけます。シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」(photo:Yoshio Kumagai/text:Rie Shintani)stylist:Yusuke Okai/hair & make:SHUTARO(vitamins)[桐谷健太]stylist:Naohiro Matsunoshita/hair & make:Naomi Kawai[近藤洋一]■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:宮崎あおいの言葉にアジカンのゴッチ感激!「録音して着ボイスにしたかった…」浅野いにおインタビュー原作者が明かす大人気マンガ「ソラニン」映画化の“奇跡”マンガから生まれた素晴らしき世界『ソラニン』マスコミ用パンフレットを5名様にプレゼント『ソラニン』演奏場面のメイキング映像解禁男たちを見守る宮崎あおいの表情にキュンサンボマスター近藤、宮崎あおいの隣での演奏とバンドでの現実のギャップに苦悩?
2010年03月29日20代女性の映画選びは、キャスティングが決め手年度替わりの4月は、新しいことを始めるのにうってつけのシーズン。とはいっても、なかなか重い腰が上がらないと嘆いている人も多いのではないでしょうか。そんなときは、映画を観て自分を鼓舞するのも一つの手ですよね。そのように素敵な効能も期待できる中、20代女性の多くが4月に観たいと思っている映画は……。>>男性編も見るQ.4月公開の映画で、あなたが観たい作品を選んでください。(複数回答)1位『アリス・イン・ワンダーランド』43.6%2位『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』28.6%3位『ダーリンは外国人』17.6%4位『ソラニン』12.0%5位『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』11.7%■内容&タイトルに惹かれた!派・『17歳の肖像』:「ストーリーが良い。リアルな内容になっていそう!」(28歳/IT/クリエイティブ)・『ジョニー・マッド・ドッグ』:「今の日本人は平和ボケしているから、内戦ばかりのアフリカの国々を見て勉強したほうが良いと思う」(26歳/旅行/販売)・『ソラニン』:「切ないストーリーだけど、観終わった後に考えさせられるものがありそう」(27歳/医療/その他[専門職])・『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』:「自分もピアノを弾き、音楽が大好きなので、モチベーションが上がる。映画館の音響の中で観てみたい!」(25歳/IT/営業)・『映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』:「『クレヨンしんちゃん』って子ども向けかと思いきや、考えさせられたり感動させられたりすることがある」(25歳/金属/秘書・アシスタント)・『月に囚(とら)われた男』:「月の様子がどんなものか想像がつかないので、とても興味深い」(24歳/官公庁/その他[データ入力補助])・『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』:「毎回笑えるので飽きない。さらに意外性のあるラストなど、面白い要素がたくさんある」(26歳/金融/金融系専門職)・『矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ』:「なんかぶっ飛んでそう(笑)」(26歳/マスコミ/クリエイティブ)■原作が好き!派・『ダーリンは外国人』:「原作のマンガが好き。ダーリン役の外国人男性なんかそっくり!」(23歳/商社/営業)・『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』:「テレビ版も観ている。あのゆるーい感じが心地良い」(24歳/医療/その他[医療事務])・『TRIGUN THE MOVIE』:「マンガもテレビアニメも大好きで、繰り返し何度も見ていた!映画も絶対観に行く!!」(27歳/医療/サービス)■スタッフ&キャストが好き!派・『アリス・イン・ワンダーランド』:「ジョニー・デップが出ている映画は欠かさずチェックしている」(22歳/小売/販売)・『アリス・イン・ワンダーランド』:「ティム・バートン監督の作品はブラックなところがあるが、毎回どんな感じに仕上がっているか気になってしまう」(26歳/商社/システム)・『ソラニン』:「宮崎あおいが歌ったりギターを弾いたりするところが観たい」(23歳/商社/財務)・『半分の月がのぼる空』:「大泉洋が珍しくシリアスな役をやるそうなので、すごく興味がある!」(23歳/マスコミ/クリエイティブ)総評2位以下を大きく引き離して『アリス・イン・ワンダーランド』が1位を獲得。口コミを見ると、ジョニー・デップの出演が得票を後押しした模様でした。また、男性編トップ5圏外の『ソラニン』が4位に浮上したのも女性編の特徴でしょうか。こちらの口コミで多く目にしたのが、主演の宮崎あおいの名前。もしかしたら、女性の方がキャストで作品を選ぶ傾向が強いのかもしれませんね。(文・大城健太郎)調査時期:2010年2月23日~3月8日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性598名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク謎解き映画『シャッター アイランド』を10倍楽しむ! 作品に没入したいなら「超」日本語吹替版に注目!【女性編】恋人と観たい恋愛映画ランキング【女性編】好きなシリーズもの映画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年03月29日人気コミック映画化で話題の『ソラニン』。3月25日(木)、本作のプレミア試写会にこの春、卒業を迎える卒業生500人が招待され、本作に出演する宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)、監督の三木孝浩、そしてサプライズゲストとしてメインテーマを歌うASIAN KUNG-FU GENERATIONが登壇し、会場大興奮の舞台挨拶を行った。ハイカットスニーカーにショートパンツ、ポニーテールというカジュアルスタイルの宮崎さんを先頭に、登壇メンバーが客席の間を通り抜けて登場すると、会場はたちまち大歓声。この日の観客は卒業生が中心ということで、キャストそれぞれが「卒業おめでとうございます」と呼びかける中、現場でもムードメイカーだっという近藤さんは、グレー、紺のジャケットを着た高良さん、桐谷さんを横目に「本日は晴れの舞台ということで衣裳を選んできましたが、みなさん意外と地味で…僕だけ頑張っちゃった感じですね(笑)」と、早速場を盛り上げた。この日、劇中に登場する歌「ソラニン」を作曲したASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)と、劇中で同曲を歌う宮崎さんは初対面。「本当に素晴らしい曲だったので、私が歌うことで壊しちゃったらどうしよう…と思い、恥ずかしくないように歌わないと!と思いました。ラストのシーンは種田のことを想いながら、いない種田に想いが届くように歌ってました」という宮崎さんの褒め言葉を聞いて、アジカンのボーカルを務める後藤正文は「嬉しいの一言です。録音すれば良かったです。着ボイスにしたかった…」とやや緊張気味(?)ながらも喜びをコメント。「自分が作った歌を誰かが歌うというのは恥ずかしい気もしますが、素晴らしいシーンで歌ってもらえるというのはスゴイことだなと思いました」と感動を語った。そして、“卒業”に因んで、各々に「卒業」や「新しい一歩」についてエピソードを披露。宮崎さんは「昨年24歳になり、いままで悩むことがなかった私がお芝居について悩むようになりました。でも、それだけ好きということだと思います。つい最近のことだと、ウクレレを始めました!ちょっと上達して、歌って弾けるようになりたいと思います」と新しい趣味を明かしてくれた。対して男性陣は、まず高良さんは高校の卒業式について、「熊本の高校に通っていて、CMの仕事が決まったのですが、卒業式に出たくて仕事を断りました。役者としてはダメな選択かもしれませんが、高校の卒業式は人生に一回なので…つまり、後悔はしていない。みなさんもそういう卒業式を迎えてください」と静かながらも熱いメッセージを。桐谷さんは「20代を卒業しました。三十路です。世界に出ます!デカいことをやります。英語は全然しゃべれないですが…勉強してます!」と宣言した。そして、劇中で演じる役柄と同じく大学に6年間通っていたという近藤さんは「同級生も後輩も先に卒業して…サンボマスターのドラムの木内は同級生なんですが、送る立場はつらかったな」と思い出を語ると、アジカン後藤さんも、「僕ら(アジカン)も大学の同級生ですが、喜多くんは1年目に単位0。一人だけ卒業出来なくて…テスト受けないと0になるので、テストは受けましょう」と卒業生にアドバイス(?)。因みにこの発言に対して、横で「俺、4単位だった…」とツッコム近藤さんに会場は爆笑。三木監督が、「(レコード会社に)会社員として残るか、映画監督を目指すのかとても悩んだ時期がありまして…でも最終的には自分の思いを信じたことによって、いまここに立てていると思うので、良かったと思います」と上手くまとめ、最後に「これから様々な壁にぶつかるときもあると思いますが、へこんだ自分やイヤな自分と向き合って、目の前の壁を登って、前に進んでほしい。大人になっても悩むことはたくさんあると思いますが、そのときはこの映画のことを思い出してほしい」という宮崎さんのエールで盛り上がる舞台挨拶は締めくくられた。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:浅野いにおインタビュー原作者が明かす大人気マンガ「ソラニン」映画化の“奇跡”マンガから生まれた素晴らしき世界『ソラニン』マスコミ用パンフレットを5名様にプレゼント『ソラニン』演奏場面のメイキング映像解禁男たちを見守る宮崎あおいの表情にキュンサンボマスター近藤、宮崎あおいの隣での演奏とバンドでの現実のギャップに苦悩?浅野いにお描き下ろし『ソラニン』のもう一つの物語がビッグコミックスピリッツに掲載
2010年03月25日現在、シュールにしてディープな大ヒットコミック「おやすみプンプン」を絶賛連載中の、人気漫画家・浅野いにお。緻密かつ美しい作画と、リアルな若者像を鮮烈に描く彼は、次世代を担う漫画家の一人として幅広い世代から注目を集め続けている。そんな浅野さんが2005年〜06年にかけて執筆した傑作コミック「ソラニン」が、浅野作品としては初の映画化。主演に宮崎あおいを据えた豪華キャストも話題だが、原作へのリスペクトが一貫して感じられる作風にも注目したい。「ソラニン」タイトルのヒントはアジカン「ソラニン」の種田をどことなく想起させる、シャイでスタイリッシュな風貌。細身のパンツをさらりと着こなす浅野さんは、一昔前の“漫画家”のイメージとは多くの意味でかけ離れている。「喋るのは苦手なんで…」と言いながらも、淀みなく繰り出される言葉の数々は、ことごとく的を得ていて、しかもかなり面白い!実は連載当初から「映像的な見せ方を意識していた」という「ソラニン」だが、映画化の一報を聞いたときは「やっぱりすごく嬉しかったです」と素直な喜びを吐露。「『ソラニン』は、漫画らしい漫画を描くのはやめようと思った時期なんです。なので、あえて引きの絵を多く使ってみたりして。ただ当時の僕は、ほとんど無名の状態だったので、映画化への期待はしないようにしてました。それがこんなすごいキャストで、アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)さんに曲まで書いてもらえて…。本当に自分は運がいいなと思います。最初から『こうなればいいな』と秘かに思ってたことが、いちいち叶っていくから」。もともとアジカン好きを公言している浅野さんだが、「ソラニン」というタイトルにもアジカンが大いに絡んでいたとか。「当時付き合っていた彼女が、“次のアジカンのアルバムは『ソラニン』っていうタイトルらしいよ”って言ったんです。そのとき、すげ〜いいタイトルだなぁ、でもアジカンが使うなら勝手に使えないなと思っていたら…実際出たアルバムは『ソルファ』だった(笑)。彼女がどうしてそう思ったのかは、いまだに謎ですけど。それで“ソラニン”の意味(※ジャガイモの芽などに含まれる毒素)も調べて、さらにいいな!と思ったので使わせてもらったっていう。出来過ぎた話のようですけど、本当のことなんです」。そんな嬉しい奇跡が積み重なった本作。スクリーンには原作への愛と、限りないリスペクトが充満するが、意外にも「なかなか最初は客観的に観られませんでした」と言う。「いまの時点で3回観てるんですけど、やっと少し客観性をもって見られるようになってきました。最初に観たときは、芽衣子が種田に言う(原作通りの)セリフが『結構きついこと言うな…』とか(笑)。むしろ原作にない映画ならではのシーンは、手放しに面白くて。例えば加藤が楽器店で、中学生相手に説教するシーンなんか、最高でしたね。逆に自分の息がかかっているシーンを見ちゃうと、妙にソワソワしちゃうというか。全部、自分に降りかかってくる感覚があって、感想を求められてもうまく言えなかったんです。でもいまになって思えば、山場のライヴシーンもすごく重要だと思うんですけど、そこに至るまでの何でもない日常の部分がすごくいいなと。やっと、感想らしきものが言えるようになってきました」。ちなみにあるライヴシーンでは、浅野さんがカメオ出演している1シーンがあるので、そちらも見逃すなかれ!(「立っているだけなのに、三木監督から動きがカタいと言われました…」とのことですが)ある日届いた不思議なファンレター…今回の「ソラニン」の映画化はもちろん、「おやすみプンプン」が巷で大評判を呼ぶなど、いま、最も勢いのある漫画家であるはずの浅野さん。だが本人は「全く実感ないんですよねぇ。青年誌(※『おやすみプンプン』を連載している『ビッグコミックスピリッツ』)って、そういうファンレター的なものもあんまり来ないし…(!?)」と、あっさり。「『ソラニン』を連載してた頃は、それでも女の子からキラキラした感じの手紙とか、人生相談みたいなものも来てたんですけど、『プンプン』やり始めてからは、一向に…。あ、一度、男性の方から木の板が届いて“これに木彫りでイラスト書いてくれ!”って(苦笑)。これ、どうすりゃいいんだよ…って、まだそのままにしてありますけど」。確かに「ソラニン」と「おやすみプンプン」は、一見対極にあるような作品かもしれない。だが浅野さんの中では「表面的なアプローチは違いますけど、根本的には書いているものは一緒」なのだ。「2つがあって、やっと僕的にはバランスが取れるというか。『ソラニン』のときは、あまりネガティブ要素を入れないでやろうとは確かに意識してましたから、その反動で『プンプン』はかなり自由に…(笑)。でもそうはいっても『ソラニン』も、ボツもなく自由にやらせてもらった作品。この2つの作品の間に流れているものは、同じだと僕は思って描いてるんです」。無限の広がりを見せる浅野ワールド。もしかすると「おやすみプンプン」を、スクリーンで見られる日も来るかも…!?(text:Kaoru Endo)シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」「Ctrl+T〜浅野いにおWORKS〜」発売日:3月30日(火)価格:本体1,890円(予価/税込)浅野いにおの世界を全網羅!ファン待望の作品集がついに登場【収録内容】・新作読み切り「ひまわり」・ソラニンサイドストーリー「はるよこい」・描き下ろし含むここ数年ほぼ全網羅した数十点に及ぶカラ―イラスト・門外不出の未公開ネーム集・「浅野いにおをもっとよく知る」盛りだくさんの記事ページ・プンプン風「ソラニン」1・2巻別バージョンカバーの付録付き■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:マンガから生まれた素晴らしき世界『ソラニン』マスコミ用パンフレットを5名様にプレゼント『ソラニン』演奏場面のメイキング映像解禁男たちを見守る宮崎あおいの表情にキュンサンボマスター近藤、宮崎あおいの隣での演奏とバンドでの現実のギャップに苦悩?浅野いにお描き下ろし『ソラニン』のもう一つの物語がビッグコミックスピリッツに掲載三木孝浩監督が『ソラニン』世代論展開!浅野いにお作品の再映像化にも意欲
2010年03月24日映画『ソラニン』において特別な意味を持つ楽曲「ソラニン」。高良健吾扮する種田が率いるバンド「ROTTI(ロッチ)」が同曲をスタジオで演奏するシーンの貴重なメイキング映像がいち早く、シネマカフェに到着した。浅野いにおの人気漫画の映画化作品として製作当初より注目を集めてきた本作。物語の中でとりわけ大きな意味を持つ音楽だが、ストレイテナーのホリエアツシが「ent」という名義で劇中音楽を担当するのに加え、メインテーマ「ソラニン」の作曲をASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が手がけ、さらにサンボマスターの近藤洋一が映画のキャストに加わるなど、音楽ファンの間でも話題を呼んできた。今回解禁となった映像は、まさにその「ソラニン」演奏のシーン!プロのミュージシャンを目指す覚悟を決めた種田が「ROTTI」の仲間たち(桐谷健太&近藤洋一)とスタジオで「ソラニン」をレコーディングする風景、それを優しく見守る宮崎あおい演じる芽衣子とその友人のアイ(伊藤歩)の姿が映し出される。加えて今回の特別映像には、撮影の合間の現場の様子も収められており、伊藤さんが桐谷健太に「アーン」とたこ焼きを食べさせてあげるなど、キャスト陣の仲の良さがひと目で伝わってくる。男たちが汗だくで楽器を奏でる姿もセクシーだが、何とも嬉しそうに男たちを見守る芽衣子&アイの表情…その後の物語の展開とあわせて思わず胸がキュンとさせられること請け合い!『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:サンボマスター近藤、宮崎あおいの隣での演奏とバンドでの現実のギャップに苦悩?浅野いにお描き下ろし『ソラニン』のもう一つの物語がビッグコミックスピリッツに掲載三木孝浩監督が『ソラニン』世代論展開!浅野いにお作品の再映像化にも意欲『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開
2010年03月23日映画『ソラニン』のトークショー付き試写会が3月22日(月・祝)、神奈川県三崎市の廃校を舞台にしたロックイベント「ロックの学園」とのコラボレーションで開催され、本作に出演する近藤洋一(サンボマスター)と三木孝浩監督、同学園の教頭であり、NHKの「トップランナー」のMCとしてもおなじみのクリエイター、箭内道彦(やないみちひこ)を迎えて開催された。昨年亡くなった忌野清志郎が“校長”の任に就き(※現在は“出張中”)、旧神奈川県立三崎高校の校舎で開催されたロックフェスティバル「ロックの学園2007」を起源に、これまで数々のロックイベントを行ってきた「ロックの学園」。今回も“入園”無料で20日(土)、21日(日)、22日(月・祝)の3日間にわたって様々なイベントが開催されてきたが、3日目の22日(月・祝)にこのトークショー付き試写会が行われ、多くの観客が足を運んだ。箭内さんから「近ちゃん、ビジュアルが(映画の)ポスターと違って別人みたい」と指摘された近藤さんは「撮影時から15キロ痩せました」と告白し、箭内さんの「(ポスターと別人のようで)プロモーション効果が薄れちゃうかもよ?」という言葉に、マグロどころの三崎ということで「マグロ1匹食べて帰ります(笑)」と答えて会場の笑いを誘った。本作で演じた加藤という役柄について「僕も大学に6年通って、軽音部の1年先輩の彼女がいて、しかも名前が(劇中で)伊藤(歩)さんが演じたアイと同じだったんですよ」と明かし、監督も「近藤くんは『加藤が自分だったんで出演させてもらいます』って、言ってくれたんですよ」と嬉しそう。さらに、主演の宮崎さんとCMで仕事をした経験のある箭内さんが「(宮崎さんが)近ちゃんのこと凄く好きだって言ってたよ」、「あれだけすごい俳優さんがたくさんいる中で、プロフェッショナルの役者ではない近ちゃんが空気を支配してたところがあった」と手放しで褒め称えた。さらに、物語に因んで、近藤さんと監督に“自身の運命を変えた1曲”を尋ねると、近藤さんは「自分たちの曲なんですが、『そのぬくもりに用がある』ですね。まだ売れていない頃から、数人のお客さんの前で歌っていた曲なんですが、ある日を境に、J-WAVEなどから自分たちの曲がかかるようになって、劇的に人生が変わったので、よく覚えています」と回答。一方の三木監督は「大林宣彦監督の『時をかける少女』で原田知世さんが歌った曲ですね。小学校2年生のときにあの映画を観たんですが、観た瞬間に電気が走って、『これだ!』と思って、映画監督を目指すようになりました」とまさに運命の瞬間について明かしてくれた。ちなみにメインテーマの「ソラニン」を作曲したのはASIAN KUNG-FU GENERATIONの“ゴッチ”こと後藤正文。箭内さんの「ゴッチの曲をサンボマスターの近藤くんが演奏してるのが面白いよね」という言葉に近藤さんも「しかも、僕が演技している後ろでかかっているのが、ストレイテナーのホリエくん(=ent)が作った曲ですからね」と頷いた。さらに「サンボの山口くんが映画を観たら、近藤くんを取られたみたいで寂しがるんじゃないかな?」という箭内さんの言葉に、近藤さんが「映画では、ベースの位置から右を見ると宮崎あおいちゃんですからね!右側に宮崎さんがいるのは、普段とは180度違いますからね。世界の全てを見た気分です」と返すと会場は再び笑いに包まれた。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』演奏場面のメイキング映像解禁男たちを見守る宮崎あおいの表情にキュン浅野いにお描き下ろし『ソラニン』のもう一つの物語がビッグコミックスピリッツに掲載三木孝浩監督が『ソラニン』世代論展開!浅野いにお作品の再映像化にも意欲『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開
2010年03月23日若い層を中心に支持を集める浅野いにおの青春漫画を映画化した『ソラニン』。制作が発表された当初より話題を集めてきた本作だが、映画の公開を記念して、浅野さんの描き下ろしによる「ソラニン」のサイドストーリー「はるよこい」がビッグコミックスピリッツ(小学館刊)の3月29日(月)発売号で掲載されることが決定した。このサイドストーリーは、「ソラニン」の主人公の芽衣子と種田が暮らしていたアパートの一室を舞台にした、あるカップルの物語。映画の公開を記念して3月30日(火)に出版される、ファン待望の浅野いにお作品集「Ctrl+T浅野いにおWORKS」にも所収される予定だ。また、この3月29日発売号では、浅野さんと主演の2人、宮崎あおいと高良健吾のスペシャル対談も掲載。浅野さんがかつて高校時代に持ち込みをしていたという、ゆかりの深いビッグコミックスピリッツで『ソラニン』が大展開される。作品集「Ctrl+T浅野いにおWORKS」には「はるよこい」のほか、新作読みきり「ひまわり」や幻の筆ペン漫画、さらにここ数年の仕事をほぼ全て網羅した数十点に及ぶ浅野さんによるカラーイラストなどなど、ファン垂涎の作品が詰め込まれている。映画を観る前にまずはこちらで浅野いにおの世界に浸ってみては?『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。ビッグコミックスピリッツ×『ソラニン』発売元:小学館発売日:3月29日(月)「Ctrl+T浅野いにおWORKS」価格:1,974円(税込)発売日:3月30日(火)© 浅野いにお/小学館■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:三木孝浩監督が『ソラニン』世代論展開!浅野いにお作品の再映像化にも意欲『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開アジカン後藤バンドブレイク前をふり返り「僕らはちょっとおかしい」ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント
2010年03月19日映画『ソラニン』の試写会が3月15日(月)、若い世代に人気の書店『ヴィレッジヴァンガード」(以下V.V.)主催で開催され、本作の三木孝浩監督とV.V.のオンラインショップの“中の人”こと中本恵二氏によるトークイベントが行われた。トークイベントは作品上映後ということで、中本さんは映画を観たばかり。早速、感想を尋ねると「いまもウルウルしていて、感動冷めやらぬ感じです。印象に残ったのは、最後のライヴシーン。宮崎あおいさんのギターを弾いているときの真剣な表情は、演技を超えてかなり(役に)入っているな、と。ひと言で言えば、観てよかったな、と」と絶賛。三木監督はこの言葉にホッとした様子。その三木監督は、ミュージックビデオの分野で活躍しており、本作で初めて映画監督に挑戦した。以前から(原作の)浅野いにおさんの作品は好きだったものの、「ソラニン」だけは読んでいなかったとか。「読んでみたらまさしく自分がやってきた音楽というフィールドに近い、バンドをやる若者たちの話で、ぜひやりたいと思って(監督の話を)引き受けました。音楽をテーマにしつつ、『夢を持ってるんだけど、まっすぐに進めないモヤモヤした感じ、冷めている感じ、想いと戦っている感じ』に共感できたし面白いと思った」と語った。中本さんは、原作漫画の連載当時、および漫画の発売当時について「よく『浅野いにおの新刊読んだ?』と話してました。読んでみて『なかなかない物語だな。売ってやろう!』という気持ちになって、当時かなり押しましたし、お客さんの反応も良かったですね」とふり返った。さらに話は世代論に。「浅野さんよりも少し上の世代」と言う三木監督は、90年代後半を引き合いに「あの頃は、斜に構える感じでも、根本は明るいというか、少しのん気さがあった。『ソラニン』のシビアな感じ…例えば貯金残高がなくなったり、タイムリミットが差し迫ってるという感覚はこの世代ならではかも。(劇中の)種田(高良健吾)や芽衣子(宮崎あおい)の悩み方ってきっと僕らの世代以降の悩み方だと思うんです。自分の幅が見えてしまい、設定が出来てしまう」とも。これに中本さんも「劇中の、ギターを初めて弾いた少年の『世界が開けたような』感覚を得る機会が少なくなっている。ネットで検索すれば何でも見える時代で、自分の発見に感動することがなくなった」と頷く。監督はさらに、自らの経験を挙げ「僕は徳島の田舎育ちで、高校時代に『映画監督を目指す』と周りに話して、何となくビデオ回して作った作品を『これは傑作なんじゃないか!』って幻想したりして(笑)、それがモチベーションになってた。いまは、例えば曲を作ればすぐにマイスペースに上げられて世間にも評価されてしまう。そこで自分のレベルにある程度、想定がついてしまう」と現代の“手軽さ”が、皮肉なことに若者たちの“熱”を奪っている現状を語った。若い世代を中心とした観客は、真剣な眼差しで監督の言葉に耳を傾けていた。また、トークイベントの最後には三木監督は、『ソラニン』以後について「浅野先生の別作品もやってみたいですね。『世界の終りと夜明け前』(小学館刊)が大好きなのでぜひ映像化したいです」と意欲を語った。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開アジカン後藤バンドブレイク前をふり返り「僕らはちょっとおかしい」ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始
2010年03月16日1月下旬より展開中の映画『ソラニン』の公式Twitterのフォロワーが、このたび3,000人を突破した。Twitterを用いての映画のプロモーションという点でも注目を集めている。浅野いにおの人気漫画を映画化した本作は、製作発表時から多くのファンの間で話題を呼んできたが、1月下旬に公式Twitterが開始されると、10日間でフォロワーは1,000人を突破。その後も順調にフォロワーを増やし、3月8日(月)についに3,000人を超えた。140字以内で“つぶやき”を投稿し、みんなで共有するTwitterは、映画のプロモーションにおいても注目を集めているが、過去にプロモーションとしてTwitterを用いた作品とフォロワー数を例に挙げてみると、昨年6月公開の『トランスフォーマー/リベンジ』で1,486、同じく6月公開の『ターミネーター4』で約695、そしてこの2作の公開時と比べ、Twitterへの注目度が飛躍的に高まっている今年1月に公開された『パラノーマル・アクティビティ』で1,159(※数字はいずれも3月9日時点)となっている。Twitter自体への人々の関心の増加という要素を差し引いても、2か月と少しで3,000を超えたという事実は、いかに『ソラニン』への注目度が高いかを如実に物語っていると言えそう。このたび、この3,000人突破を記念し、映画の公開を待ちわびるフォロワーへの御礼を込めて宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)、伊藤歩の主要キャスト5人のサインが入ったマスコミ用プレスというレアグッズが当たるフォロワー限定プレゼントキャンペーンが実施されることが決定。応募締切は4月18日(日)で、応募はもちろんTwitterを介して。自分のアカウントから@solanin_movie宛てに「映画「ソラニン」サイン入りマスコミ用プレス希望! #solanin」というコメントを入力したメッセージを送るだけ。ちなみに、まだ公式アカウントからフォローされていない人は、上記のメッセージに「フォロー希望」という文言を追加することをお忘れなく!『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。『ソラニン』公式Twitterアカウント『ソラニン』Twilog※過去のつぶやきを、ブログ形式で閲覧可能■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:宮崎あおい、夢はガソリンスタンドのバイト?『ソラニン』イベントで幻の楽曲も公開アジカン後藤バンドブレイク前をふり返り「僕らはちょっとおかしい」ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始宮崎あおいが歌う!心揺さぶる青春映画『ソラニン』カップル限定試写会に25組50名様をご招待
2010年03月11日映画『ソラニン』に出演する宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太が3月10日(水)に大阪市内のライヴハウスで記者会見に臨み、その後のスペシャルトークショーにも参加した。こちらのイベントでは、劇中の宮崎さんが歌うライヴシーンが初解禁。クライマックスとなる、メインテーマ「ソラニン」のライヴの直前に演奏された楽曲「ささやかな」のメイキング映像が1回限りで公開された。会見で大阪の印象を聞かれ宮崎さんは「1月に撮影で京都にいたので『帰ってきた』という感じがします。早速、お好み焼きとたこ焼きを食べました」と笑顔を見せ、高良さんも「自分も撮影で2週間ほどいたことがあるので、久しぶりに帰ってきた感じです」と頷いた。関西出身の桐谷さんは「ホームに帰ってきたと実感しています。車の中から『アメ村も変わったなぁ』と思って眺めていました」とリラックスした様子で語った。宮崎さんは、高良さんの印象について「原作の種田にそっくりで、さらに自分が漫画を読みながら想像していた声にもぴったりでした」と語り、逆に高良さんは「尊敬する役者さんだったので緊張しました」とふり返った。ちなみに桐谷さんについては「“アニキ”という感じ」(高良さん)とのこと。宮崎さんには今後、歌手としての活動を望む声が高まると思われるが「歌は苦手だったので、考えて、考えて…飛び込む思いでした。ステージに立つのは怖かったですが、幸せで良い時間を過ごせました」と語る一方、「でも、歌に関してはいつまでも自信が持てないと思うので、本業のお芝居で頑張りたいと思います」とファンにとってはちょっぴり残念?その後のスペシャルトークショーでは「ささやかな」のメイキング映像が紹介され、会場はヒートアップ!この曲のシーンは当初から本編ではほとんど使われる予定はなく、そもそもクライマックスの「ソラニン」の前の練習曲として用意された楽曲だった。だが、宮崎さんらバンドのメンバーの強い希望を受け、「ソラニン」を歌う前に急遽、1曲丸々演奏することになったという、まさに“幻の楽曲”。宮崎さんは「最初に聴いた瞬間からすごく好きになってしまって、ギターで全部弾けるようになりたいと思ってしまいました。1曲演奏することになったのは、特に話し合ったわけではなく、当然のことのようだった気がします」とふり返った。桐谷さんも「本編では最後の少しのシーンしか流れていませんが、(クライマックスの)『ソラニン』を演奏するためには、あの『ささやかな』のリアルな汗が必要だったのだと思います」と言葉に力を込めた。高良さんも劇中、「ソラニン」を歌っているが、高良さんは、自分が出演しない、宮崎さんたちが演奏するシーンの撮影現場をわざわざ訪れたのだとか。高良さんは「残された芽衣子たちが、(バンドの)ROTTIを続けている姿に感動しました。苦しんだり悩んだり、生き続ける方がきついけれど、そういう人たちは輝いているということが出ていたと思いました」と感想を語った。こちらのイベントでは、宮崎さんらが観客からの質問に答える時間も設けられたが「子供の頃の夢は?」という質問に、3人はそれぞれ頭を悩ましつつ回答。高良さんは「考古学者になってアトランティス大陸を見つけることでした。でも、勉強をしたくなくて挫折しました」と苦笑気味。桐谷さんは「幼稚園の頃、『グーニーズ』を観て、自分と同じ年の子供が職業で冒険をして、しかも目立っている!ということに腹が立ち、そこからずっと役者が夢でした」と見事に初志貫徹!そして宮崎さんは「ずっとエキストラをしていて気づいたらこの仕事しかしておらず、いつの間にか1番やりたいことにもなっていました。でも、高校生の頃は、ガソリンスタンドでバイトをしてみたかったです」と意外な夢を告白。これに桐谷さんが「宮崎さんがバイトしていたら、1リットルしか減ってなくても、ガソリンを入れに行きます(笑)」と会場の男性ファンの気持ちを代弁し、客席は笑いに包まれた。『ソラニン』が4月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』Twitterが熱い!フォロワーが3,000人突破アジカン後藤バンドブレイク前をふり返り「僕らはちょっとおかしい」ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始宮崎あおいが歌う!心揺さぶる青春映画『ソラニン』カップル限定試写会に25組50名様をご招待
2010年03月11日映画『ソラニン』のメインテーマとエンディングテーマを担当する4人組ロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)のボーカル、後藤正文と、同映画の音楽を“ent”という名義で担当する、ロックバンド「ストレイテナー」のボーカル、ホリエアツシが3月5日(金)、都内で行われた同作のトークイベント付き試写会で、自身らのブレイク前の青春時代をふり返った。プロのミュージシャンになる夢を抱え、フリーターとしてバンドを続ける若者・種田(高良健吾)とその彼女で自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)の姿を描く青春恋愛ストーリーで、原作は漫画家、浅野いにおの同名人気コミック。メインテーマ「ソラニン」は浅野さんが作詞を手掛け、後藤さんが曲を書き下ろしている。感想を求められたホリエさんは「劇中の(※高良さんが歌うバージョン)を聴いたとき、泣いちゃいましたね。いいんですよ」と絶賛。後藤さんは「作風としては前にさかのぼって自分たちの青春時代を投影したようなもの。青臭いものが出てきちゃったな、みたいな。みなさんが喜んでくれるのが複雑です」と照れくさそうにうつむき加減。一方、今回、映画の音楽に初挑戦となったホリエさんは「まず第一に(大切なのが)役者さんであり映像。自分が普段音楽を作るときとは全然違う作業だった」とふり返り「感情移入して泣きながら作っていましたね」とこちらも照れ気味。映画については、後藤さんが「大学に行って帰りに飲み屋でクダを巻いていた頃を思い出しますね、ああ、分かるなって」と登場人物らに共感しつつ「でも、こんなはずじゃなかったと思いながらも、やり続けていればなんとかなるって思っていたんですよね」。ホリエさんも「バンドやって鳴かず飛ばすの頃もあったけど、アホみたいに自信がありましたからね」としみじみ。後藤さんは「こんな風に、ちょっとしたネジが外れている人じゃないと音楽辞めちゃうんですよね。就職とかオヤジが怒っているとかで。僕らはちょっとおかしい」とプロミュージシャンを目指す若者の厳しい現実を伝えていた。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:ふたりの想いをつなぐ歌!『ソラニン』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント高良健吾率いる劇中バンド熱唱のデモCD付き!『ソラニン』特別前売鑑賞券予約開始宮崎あおいが歌う!心揺さぶる青春映画『ソラニン』カップル限定試写会に25組50名様をご招待『ソラニン』メイキングDVD付き鑑賞券の受付開始早くもネット上で1位獲得!『ソラニン』×アジカンのメインテーマのCDジャケット初披露!
2010年03月05日文学史に名を刻む巨匠たちの作品群の中から、作家の“素”の部分が最も顕著に表れると言われる短編作品にスポットを当てて映像化。旬の俳優陣が主人公≒作家を演じる注目のドラマシリーズ「BUNGO-日本文学シネマ-」がTBSでの放送に続き、現在BS-TBSにて放送されている。知らぬ者のいない文豪・芥川龍之介の作品の中から映像化されたのは、その文章からヒタヒタと奇妙な空気感が伝わってくる「魔術」。塚本高史が“芥川の怪作”とも称されるこの作品の主人公、すなわち芥川本人に扮し、その微妙に揺れ動く内面を見事に抽出している。放送を前に塚本さんに話を聞いた。文豪・芥川龍之介を演じるということはどのようなものだったのか?こちらのそんな問いに対し、塚本さんからは「芥川と聞いても、芥川を演じようとは思わなかった」という何とも興味深い答えが返ってきた。「僕は、演じる上でその人が誰であれ、あまり意識はしないんです。演じるのは自分。“誰を”演じるということよりも、台本の中に生きているものや共演者との掛け合い、監督との話し合いの中で生まれてくるもの、現場の空気を大事に演じたい。言葉ではうまく言えないんですが、台本から得たインスピレーションを基に現場で膨らませていく感じですね。文字で書かれているものを『実際に生身の人間として動くならこんな感じかな?』といった具合に、役柄と自分が半分ずつくらいのところから少しずつ役に近づいていく。役の方も僕に近づいてきて、現場でそれが100%、120%になるイメージかな」。主人公はあるインド人から魔術を習うのだが、その魔術を使うには“欲”を捨て去らねばならない。無心と物欲のはざまで揺れ、欲深さをある種、正当化さえしようとする人間の一面が軽妙に描かれるが、塚本さん自身、共感する部分は?「まず、この主人公にある種の純粋さを感じましたね。奥手で、言葉では思いを表現できない人間が何かひとつを――ここでは魔術ですが――習得することで、やっと自らの心の内を表に出そうとする。それこそが人間なんじゃないか?と共感する部分はありましたね」。人間の内面をえぐり出す――。そう聞くと何やら重苦しさを感じるが、先にも述べたようにこの作品におけるその表現は“軽妙”という言葉に尽きる。特に、主人公と村上淳扮するインド人の魔術師が対峙するシーンはほぼ、コメディである。「そもそも、あのインド人がムラジュンさんだって分かんないでしょ!本人にそう言ったら『分かんないからいいんだ』って言ってて、やっぱかっこいいな、この人って思いましたね(笑)。芝居に関しても、台本読んでもワケ分かんなかったし、どういう意味でこの言葉があって、どう返せばいいのかさっぱりだった。いきなり『おっぴろげです』(※魔術師=村上さんのセリフ)とかね(笑)。やっぱり、現場に入ったら意味とか関係なくて、分かってないのにあのやり取りの中で、自分の中から自然に言葉が出てくるような不思議な感じでした」。数年前まで“若手俳優”として、「木更津キャッツアイ」に代表されるような青春群像劇への出演のイメージが強かった塚本さんだが、近年では役柄も作品のジャンルもぐっと幅広さを増したようにも思える…。こちらのそんな言葉にうなずきつつ、今後やってみたいことについて口を開いた。「逆に“いま”だからできる男たちの群像劇をやってみたいですね。『木更津…』が青春だったとしたら、もうすぐ28になろうとしている僕や同世代の奴ら、これ(『BUNGO』シリーズ)にも出てる成宮(寛貴)や(佐藤)隆太と一緒に、いまの僕たちにしかできなものが作りたいですね」。最後に「BUNGO」シリーズに因んで、塚本さんの最も印象的な“読書体験”を教えて!「僕、基本的に小説って読まないです。なぜなら、台本からインスピレーションを受けて映像化するのが僕の仕事なので。僕にとって小説を読むということは文章を自分の頭の中で想像を膨らませて映像化するということ。プライベートで同じことをしようとは思わないです。あえて挙げるなら漫画かな。男なのでヒーローものが好きです。中でも『ドラゴンボール』(鳥山明/集英社刊)は“絶対的”な存在ですね」。飄々と、自らのペースで役柄に身を重ねていく塚本さん。これまでの芥川のイメージとはひと味違っており、それでいて見ていて妙に納得してしまう…まさに魔術のような“怪演”に注目してほしい。「黄金風景」向井理インタビュー「黄金風景」優香インタビュー「檸檬」佐藤隆太インタビュー coming soon「高瀬舟」成宮寛貴インタビュー coming soon「グッド・バイ」水川あさみインタビュー coming soon<BS-TBS>毎週土曜放送中/全6話・各話30分予定「魔術」は2月27日(土)18:30より放送BUNGO-日本文学シネマ- 魔術価格:2,993円(税込)BUNGO−日本文学シネマ− DVD-BOX価格:13,125円(税込)発売日:6月19日(土)公式サイト:■関連作品:木更津キャッツアイワールドシリーズ 2006年10月28日より渋谷シネマライズほか全国にて公開©2006映画『木更津キャッツアイワールドシリーズ』製作委員会■関連記事:2006年活躍したのはこの人!「第1回 インビテーション・アワード」 伊勢谷友介、宮崎あおい、チェン・ボーリン受賞『木更津キャッツアイワールドシリーズ』 3冠達成の快挙『木更津キャッツアイワールドシリーズ』 週末興収前作比2倍大ヒットスタート酒井若菜、ユンソナ、栗山千明、森下愛子、薬師丸ひろ子“女性版キャッツ”登場「第19回東京国際映画祭」5日目『木更津キャッツアイワールドシリーズ』レビュー
2010年02月26日公開前から高い注目を集めている映画『ソラニン』のメイキングDVD付き前売鑑賞券がTSUTAYA(店頭およびTSUTAYAオンライン)限定で発売されることになり、先日より予約が開始され、TSUTAYAオンラインのDVD売り上げランキングでは他作品を抑え、1位を獲得するなど大きな話題を呼んでいる。宮崎あおい、高良健吾といった人気若手俳優陣が顔を揃え、夢と現実のはざまで葛藤しつつも、音楽をきっかけに前へ進もうとする若者たちの青春を瑞々しく切り取った本作。今回、前売鑑賞券とセットとなって1枚1,890円(税込)、ペアセットで3,780円(税込)という破格の値段で発売されることになった本作のメイキングDVDは「〜映画「ソラニン」ができるまで〜」という副題がつけられ、宮崎さん、高良さんに加え、桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)、伊藤歩らが登場。彼らの音楽練習のシーンやインタビュー、本編では観ることが出来ない貴重な映像がふんだんに盛り込まれており、映画が完成するまでの軌跡が綴られる。TSUTAYAオンラインでは2月17日(水)より予約受付が開始されたが、メイキング映像のDVDでありながら『カールじいさんの空飛ぶ家』や『僕の初恋をキミに捧ぐ』といった、既に劇場公開された作品を抑え、見事DVD売り上げランキングの1位を獲得するなど、その注目度の高さがうかがえる。店頭でも、東京・渋谷店、大阪・戎橋店、福岡・天神店の旗艦店ほか主要店にて2月22日(月)より予約受付を開始。3月19日(金)より店頭受け渡しとなる。劇場に行く前に『ソラニン』の世界を体感!こちらの予約は店頭では3月7日(日)まで、TSUTAYAオンラインでは4月2日(金)まで受付。『ソラニン』は4月3日(土)より新宿ピカデリー、渋谷シネクイントほか全国にて公開。こちらの前売鑑賞券販売の詳細は以下のサイトにて。■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』×アジカンのメインテーマのCDジャケット初披露!宮崎あおい、『ソラニン』で高良健吾らとバンド初体験「こんなに楽しいとは」『ソラニン』宮崎あおい、クライマックス汗だく熱唱のライヴシーンの画像がついに解禁宮崎あおい&高良健吾そっくり!浅野いにお描き下ろし『ソラニン』鑑賞券発売中初公開の『ソラニン』メイキング映像上映&三木監督のトークに早稲田盛況!
2010年02月22日宮崎あおいを主演に迎え、人気漫画の映画化作品として公開前から大きな注目を集めている『ソラニン』。そのメインテーマで、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)が手がける「ソラニン」のCDジャケットのデザインが、このたび初めて披露された。デビュー以来、アジカンの全作品のジャケットデザインを始め、「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦/角川書店刊)や「親指の恋人」(石田衣良/小学館文庫刊)といった書籍の表紙など幅広い活躍を見せる中村佑介の手によるこちらのデザイン。今回、中村さんはアジカンの楽曲のみならず、映画、そして浅野いにおによる原作漫画からもインスパイアされる形で描き下ろしたという。実際、ジャケットには宮崎あおい扮する芽衣子、高良健吾が演じる種田の2人や重要な意味を持つウサギのキャラクターと思しき存在が描き込まれている。原作者の浅野さんの詞にメロディを載せる形で、アジカンの後藤正文が書き下ろしたこのメインテーマ「ソラニン」は、劇中で宮崎さんと高良さんが芽衣子と種田の「2人の想いをつなぐ歌」として熱唱。また、2008年に原作漫画に触発されて誕生したアジカンの楽曲「ムスタング」(アルバム「未だ見ぬ明日に」収録)も本作エンディングテーマ「ムスタング(mix for芽衣子)」として新たにMIXされて蘇った。こちらのCDシングル「ソラニン」(「ソラニン」/「ムスタング」<mix for 芽衣子>)は3月31日(水)に発売。映画『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:宮崎あおい、『ソラニン』で高良健吾らとバンド初体験「こんなに楽しいとは」『ソラニン』宮崎あおい、クライマックス汗だく熱唱のライヴシーンの画像がついに解禁宮崎あおい&高良健吾そっくり!浅野いにお描き下ろし『ソラニン』鑑賞券発売中初公開の『ソラニン』メイキング映像上映&三木監督のトークに早稲田盛況!『ソラニン』予告編解禁!宮崎あおい&高良健吾歌う「ソラニン」も初公開
2010年02月18日モラハラ夫図鑑
あの日、私はいじめの加害者にされた
右手に指輪をする夫