メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「異動先の仕事を好きになれない」という、gyokuhakuさん(43歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。■gyokuhakuさんのお悩み全く経験のない部署へ異動して5年が経ちましたが、どうしても今の業務を好きになる事ができません。そもそも異動自体、納得のいくものではなく、かといって断ることもできず、異動を拒めば退職するという道しかありませんでした。泣く泣く異動し、猛勉強し、ひと通りの業務をこなせるようになりましたが、そのことが私の評価に影響を及ぼしてはいません。大企業の子会社なので潰れる心配はありませんが、殆どの社員がゆるく適当に仕事をこなし、上司に気に入られれば上に上がれる、といった職場です。私は上司にゴマをすれない性分のため、入社10年、給料は殆ど上がっていません。子どもにはこれからお金がかかるため、正社員の立場は貴重ですし、年齢的にも転職はたやすいものではありません。この職場で何とか納得しながら仕事をしていくために、どのような気持ちと考えでいればよいでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の大竹公子さんよりgyokuhakuさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。納得のいく異動でなかったにもかかわらず、「猛勉強し、ひと通りの業務をこなせるようになった」とのこと、素晴らしいですね!さて、ご質問には「この職場で”何とか納得しながら”仕事をしていくために、どのような気持ちと考えでいればよいでしょうか」と書かれていますね。つまり、gyokuhakuさんは今の状況に「納得をしていない」。自分の意にそぐわない異動も受け入れ、頑張っているのに評価してもらえない。それなのに、ゆるく適当に仕事をこなしている人が、上司に気に入られれば上に上がれる。そんなの納得いかない!と腹も立ちますよね。おそらく、gyokuhakuさんが最も納得できる形は、「上司にゴマをすることができない性分」のまま、上司から評価されることなのだろうと思います。ただそれを叶えるのは、今の職場では不可能だとgyokuhakuさんも分かっていらっしゃる。「他人と過去は変えられない」と、心理学でもよく言われていますよね。私が以前、会社員だった頃、同じ状況を体験したことがあります。「上司に気に入られれば上に上がれる」という状況に遭遇し、納得いかないと感じていました。当時は「こんなに私は頑張ってるのに、なんであの人の方が評価されるの?」とイライラしていました。結局、羨ましかったんですね、評価されている人のことが。私も評価されたかったし、気に入られたかったのです。そして、逆だったのです。「頑張ってるのに」評価されないではなく、「頑張っているから」評価されない、だったのです。当時の私の「頑張る」は、「上司にゴマなんてすらない!」「仕事は誰にも頼らない! 迷惑かけない!」でした。私の「頑張ってるのに!」というイライラオーラは、今思えば、さぞかし周囲に迷惑だったと思います。心屋を学び、そういう自分を直視した私は、評価されている人のマネをすることにしました。上司に相談する、頼る、感謝する。同僚にも相談する、頼る、感謝する。そうしているうちに、肩の余分な力が抜けて、仕事がラクに上手くできるようになっていることに気付きました。それに比例して、評価もされるようになりました。評価されると、イヤだった業務も不思議と楽しくなっていました。gyokuhakuさんが今の職場で楽しく働けるようになるために、私のお恥ずかしい過去の経験が少しでも参考になったら嬉しいです。心から応援しています! ・このカウンセラーのブログを読む
2018年03月13日職場での人間関係の“困った”は、こう解決!職場でよくある人間関係のお悩みをピックアップ。一つ対処法を間違えばこじれてしまいそうな局面での、上手な切り抜け方を教えます。教えてくれたのは、オリエンタルランド在籍時代、ディズニー流のおもてなしの極意をキャストに根付かせてきた経験を持つ人材トレーナーの櫻井恵里子さん。また、TEAM NACSの音尾琢真さんからもアドバイスをいただきました。Q.上司から急な仕事を振られたけれど、いま手いっぱいなので、うまく断りたい。A.現状の仕事内容を説明し、引き受けた場合の納期を話す。最初から断ることを前提に話せばカドが立つもの。まずは、現在の仕事状況を正直に。そして、「◯日でよければ」や「△△のところまでなら」など引き受けた場合の可能な納期などを伝えて。音尾’s VOICE実直ささえ伝われば、断ったとしても、相手も納得するのでは。それでも無理なら、「僕より◯◯の方が仕事が早いと思います」と、別の同僚に仕事を振っては(笑)。Q.後輩が、まだ仕事を覚えきれてないみたい。なのに、質問をしてくる様子もなく、モヤモヤします。A.何気ない会話のなかで、自身の失敗談を交えながらアドバイス。現状どういう手順で進めているのかを聞き、頭ごなしに否定しないこと。自分が過去にした似たような失敗談を引き合いにしてのアドバイスが最適。間違っても命令口調でしゃべらないこと。音尾’s VOICE僕の場合、さりげなく「大丈夫そう?」って聞いたりします。ただ、監督や演出家など言うべき人に任せる場合も。それに、失敗して学ぶこともある。失敗させるのも先輩の役割かなと。おとお・たくま末っ子気質の愛されキャラ。個性の強いTEAM NACSメンバーのなかでバランサー的役割も。撮影現場でも、全方位に気を配り、良好な関係を築くコミュニケーション上手。そんなスキルを発揮し、アドバイスしてくれました。櫻井恵里子さん著書に『「一緒に働きたい」と思われる心くばりの魔法 ディズニーの元人材トレーナー50の教え』『3日で変わるディズニー流の育て方』(共にサンクチュアリ出版)。※『anan』2018年3月7日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・横山雷志郎(Yolken)イラスト・山中玲奈取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年03月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「緊張せずに自分の意見を言えるようになりたい」という、まぁちゃんさん(50歳以上・主婦)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■まぁちゃんさんのお悩み自分の意見を話さなければならない場面で、緊張もあり、話すことができません。小さい頃からあまり親に逆らうことがなく育った影響もあるのか、そういった場面では思考停止してしまいます。後から「ああ言えばよかった」と後悔することも多々。せめて必要な場面では、緊張せずに自分の思いを言えるようになりたいです※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりまぁちゃん、ご相談、ありがとうございます。高橋かのんです。「自分の意見を言えようになりたい」との思い、しかと受け止めました。まず、まぁちゃんが意見が言えないのは、「緊張」よりも「怖さ」という表現がぴったりだろうと思います。 (緊張しないための魔法の言葉は、こちら())まぁちゃんのような悩みを持った方は、沢山いらっしゃいます。そんな皆さんの参考に少しでもなれば嬉しいです。まず、どうしてそのような傾向を持つようになるかをお話ししますね。まあちゃんも感じているように、小さい頃の環境が強く影響しています。自分の意見が言えないのは、いわゆる「いい子」でいた方の傾向です。そのまま、大人になっても周りに対して「いい子」でいる状態です。「いい子」は相手の望むことを察して期待通りに動く、相手に合わせる、人の顔色を伺う傾向が強い。それが人とうまくやっていく方法だと学び、信じています。その自分で好かれても、本当の自分ではないので虚しくなりますが、それで好かれているので、本当の自分がますます出せなくなるのです。なぜ「いい子」になったのか。それは「いい子でいることで、親に可愛がられる」と思ったからです。誰かを見てそう学ぶこともあれば、何度か逆らったり、自分の意見を言ったりしたけれど、怒られた、あるいは言ったところで耳すら傾けてもらえなかった――。そのような悲しい体験をすると心の傷となり、「もう言わない」を選択して「いい子」になります。つまり、裏を返せば「いい子でいなければ、可愛がられない」のであり、結果、「自分の意見を言わないこと」に安心感があり、言うことが怖くなってしまうのです。さらに長年いい子でいると、自分を押し殺す癖がつき、自分の意見がわからない、意見がない(自分がない)という状態に陥ってしまいやすいです。そのような場合、自分の希望を察して動いてくれる人が周りにいるときはいいのですが、いない場合、自分ばかりが一方的に合わせることになり、理由不明のモヤモヤやイライラが募ります。そして、ある日突然に「なんで私ばっかり!」「こんなに頑張ってるのに!」と爆発する……なんてことも。そうすると周りからは「わがままだ」と言われ、さらに「いい子」になろうとします。悪循環ですよね。これまで我慢しすぎた結果、そうなってしまうのです。 どうやったら自分の意見を言えるようになるのか。それには、2つのステップがあります。1つ目は「自分の意見を自分でわかるようになる」こと。2つ目は「それを伝えること」です。これまで「言わないようにしてきた」、さらに「わからないように麻痺させてきた」分、意見を言う経験値が極端に少ないのが現状です。逆に言えば、ただの経験不足。だから、今から練習するつもりで取り組んでくださいね。自分を育て直すリハビリです!練習は次のようにしていくといいでしょう。まずは、1つ目のステップから。生活の中の小さいことからでいいので、自分の意見をまず自分に聞いてあげましょう。例えば、ランチを決めるにしても、皆がどうかではなく「私は何が食べたいか」「飲み物は紅茶がいいのか、コーヒーがいいのか」。そこから始めてみてください。テレビなどを見ているときにも「心の中で言っている意見」にも耳を傾けてみましょう。続いては、2つ目のステップ。意見が言えないのは、心の底にある「怖さ」がブレーキになっています。ですから、まずは自分に許可を出してあげること。「自分の意見を言ってもいい」「私の意見をみんなも聞きたがってる♪」と呟いてみてください。そして、いい子とお別れするために「人の期待に応えなくていい」「人に合わせなくてもいい」「人の機嫌を取らなくていい」の魔法の言葉も言ってみてください。それから、「意見を言うことで起こるかもしれないと恐れていること」を引き受ける魔法の言葉。「嫌われてもいい」「否定されてもいい」「揉めてもいい」など。相手の反応よりも、意見を言えた自分を褒めてあげてください。始めから上手に言おうとしなくて構いません。意見を言うときは、「否定されること」に敏感になってしまうかもしれません。しかし、反論があっても、相手もただ単に自分の意見を言ったにすぎないケースが殆どです。意見が違っているとわかれば、そこから「じゃあ、どうしようか」の話し合いがようやくスタートするのです。そうしたやり取りも含め、意見は一方的に一度言って終わり…ということはほぼありません。意見に対して相手も何かを言って、その意見に対して自分も…とキャッチボールになるのが普通です。もちろん、すぐにはそうした対応力を発揮できないと思いますが、それでオッケーです。後から「ああ言えばよかった、こう言えばよかった」と思うかもしれません。でもこれは「後からでも自分の意見がわかる」ということなので、途中段階として順調ということ。そのうちにその間隔がどんどん短くなり、瞬時に言えるようになります。そう思っておいてくださいね。後からでも「本当は何と言いたかったのか」をしっかり考えることは、次へ向けてのいい練習です。次に言える機会があるかもしれませんし、どうしても言い直したいことがあれば、自分から切り出してもいいわけです。最後にひとつだけ。「せめて必要な場面では自分の意見を言いたい」という記述もありますが、これが「怖さ」マックスの最終到達点だと思っておいてくださいね。そこでだけ言おうと思うと練習は進みません。まずは、どうでもいいところから自分の意見をどんどん言ってみてください。そして「言っても大丈夫なんだ」を体験してください。自分の意見を伝えれば伝えるほど、「本当のまぁちゃん」と相性ぴったりの方々が周りに集まってくることと思います。応援していますね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年02月27日「今日こそは大声で叱らないと決めていたのにな…」天使のような子どもの寝顔を見ながら思ったこと、ありませんか?「夫にうまく言いたいことが伝わらなくてケンカになってしまう」「義両親とうまく付き合えない」「ママ友とランチしたけど、みんなの本音がわからなくて不安…」ひとりになると、いろいろなことが頭を駆けめぐり、相手に対してモヤモヤ…そして、そんな自分に対してもイライラ。そんな子育て中のママのお悩みに、ジワジワと効くのは、ズバリ、学問です。え?学問? そう、学問なのです。勉強なんて苦手…と思う人も多いかもしれません。でも、社会人になり、実社会でいろいろな経験をした今は、実のところ「学生の頃にもっと勉強しておけばよかったな」と思う人も多いのでは?学問とは、理論に基づいて体系化された知識と方法を学ぶこと。大人になった今だからこそ、その「体系化」された「知識の地図」を理解できることも。「心理学」とは心を理解するための地図のひとつそんな学問の中でも、人間関係や心が出発点となるお悩みを抱えているママにおすすめなのが「心理学」です。心理学とは、ズバリ、文字通り「心」の「理(ことわり/物事の筋道)」の学問。曖昧ではっきりしない人の心を、長い間多くの研究によって科学的に分析し、心と行動・身体のメカニズムを体系化したもの。心を理解するための地図のひとつとなります。何を考えているのかいまいちよくわからない乳幼児期の子どもを育てているママならば、乳児期の心理的発達を学ぶことで、「なるほど、この行動には、こんな能力を育てようとする目的があったのね」と理解が深まるでしょう。子どもの教育に興味があるのであれば、学習支援の心理学を学ぶことで、学習意欲を育てる手助けになるでしょう。子育てだけでなく、働き盛りのパパのことを支えたかったり、年齢を重ねていく親の心を知りたかったら、心理学で新たな視点を学ぶことで、相手がどんな状態にあるのかのヒントをつかむことができるでしょう。また、自分の仕事や、職場で起きる問題のアレコレ、さらに、自分の人間関係の悩みについても心理学がきっと活かされることでしょう。入り乱れた路地をただ闇雲に歩くよりも、その道の専門家が作った地図を片手に歩いたほうが目的地には確実にたどり着けると思いませんか?心理学を学ぶなら、何歳になっても自由に学べる「開かれた大学」で!その地図のありかのひとつが「放送大学」です。放送大学は、学びたい人が「いつでもどこでも」学べる「開かれた大学」です。何歳になっても、どんなライフステージの人でも、学びたい気持ちがあれば入学できて、その上、何度でも再入学できます。授業の科目を調べてみると「乳幼児の発達心理学」「子どもの発達に与える電子メディアの影響」「科学的思考力を育てる」など子どもに関するものだけでなく、「人格心理学」「偏見の心理」「自分を知り、自分を変える」など自分自身に役立ちそうなものまで、興味をそそられる内容がたくさんあります。 どんな授業があるの? 授業科目例を見てみる 学習方法は大学の名前の通り「放送授業」がメインです。テレビで放送大学のチャンネルがあるのをご存知の方も多いと思いますが、テレビ以外にラジオやインターネットで学ぶ方法もあります。もちろん、オンタイムにテレビ視聴できればそれでいいですし、録画しておけば、好きな時間に学習することも可能。学生専用サイトにアクセスすれば、ほとんどのテレビ科目とすべてのラジオ科目をネット配信しているから、パソコンやスマホ、タブレットとネット環境があれば、学ぶ場所も時間も選びません。自宅で勉強するだけなのが不安ならば、キャンパスで学ぶ方法もあります。放送大学のキャンパスは「全都道府県に設置」された学習センターやサテライトスペース。見逃した授業をCDやDVDで視聴できます。さらに、放送大学の隠れた人気&楽しみのひとつは、スクーリング。全国50カ所の学習センターと7カ所のサテライトスペースで、年間3,000以上のクラスが開講されているので、実際の教室で、同じ授業を受ける仲間たちと一緒に学ぶこともできるのです。また気になる授業料も1科目11,000円から学べます。好きな科目だけ選択する場合は、その科目の授業料だけを納入すればいいので、無駄がありません。※別途入学金が必要となります。金額は、学生の種類によって異なりますが7,000~24,000円です学び始めて面白いと思ってさらに本格的に学びたい気持ちが高まったら、資格も取れます。専門家への第一歩となる「認定心理士」。この「認定心理士」の資格、実は放送大学では、これまでに、7,900人以上もの人が資格取得要件を満たしています。そして、さらに臨床心理学の知識や技術を用いて、心理的な問題を取り扱う専門家「臨床心理士」、放送大学大学院修了生の合格率は、2016年度73.5%です!※臨床心理士の資格を取得するには大学院修士全科終了と1年以上の実務経験が必要となります最後に。私自身、子育てをしながら仕事をしているママとして、声を大にして、全国のママに伝えたいのは、放送大学の講師の方々は、本当に、本当に、一流だということ。現役のときには到底、入れる学力がなかった(涙)私にとっての、あの憧れの大学、大学院で教鞭をとったこともあるキャリアのある先生方が教員紹介のリストに、ずらずらと並んでいるのです。本屋や図書館で読んだ、あの有名な専門家の先生が教員紹介のリストに、いっぱいいるのです。そんな一流の先生を独り占めにするかのような贅沢な環境で学ぶこともできるのが放送大学の魅力のひとつです。これでも受講を迷うようならば、一回、気になる授業をテレビで見てください。45分の授業を見終えた後、きっと、少しだけでも、自分が成長したのを感じられるはずです。 まずは1科目から! はじめてみませんか?心理学 PR:放送大学
2018年02月06日現在の勤務先に不満があったり「もっといい職場があるに違いない」と期待したり……、あるいは、職場の人間関係が原因だったりと、いわゆる“諸事情”で転職をする人も珍しくありません。しかし、単身ならばまだしも「結婚をしている身で転職!」となると、次の勤務先が決まっていない場合には、家族に大きな不安も……。転職に失敗してしまったとしても、家賃やローンなどの住まいにまつわる支払いは止まりませんから「夫婦で真っ青……!」な事態にならないとは言い切れません。いざそうなってしまったときに慌てないためにも、今回は、そんなときのために知っておきたい“お金”にまつわるお話を2つご紹介します。ハローワークでもらえる“失業給付金”これまで雇用保険に加入していた人が「失業状態」と呼ばれる状態になった場合には、失業給付金が受給できます。ただし、ここで言う“失業状態”とは「働こう」という意思が本人にあり、積極的な転職活動を行なっていながら、なかなか勤務先が決まらない状態を指します。また、失業給付金を受給するためには過去の2年間に雇用保険に通算1年(12ヶ月)以上加入していることも条件です。ざっくり言うと以上のような制度ですが、厳密には受給を受けられる条件はいろいろとありますので、給付金を受けたい人は、まずはハローワークの窓口に問い合わせると安心です。ちなみに、晴れて給付金の受給が決まっても、離職前の給料と同じ額を満額もらえるわけではありません。おおむねの目安としては、離職前の給料の5~8割程度になることが多いようです。ローンで不動産を購入している方は、万が一の失業給付金で賄える範囲の支払額なのかも、転職前に今一度確認しておくほうが賢明です。にっちもさっちもいかなくなった場合には…生活保護もあるけれど「働こうとしても働けない」「どうしても転職がうまくいかず、貯蓄も底をついてしまった……」となってしまったときには「そうだ、生活保護の相談をしてみよう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「住宅ローンの返済ができないから」という理由では、生活保護費は受け取れないのが原則です。ローンを抱えている方が受給相談に行くと、まずはローンを支払っている不動産の売却を勧められるパターンが多く「失業してローンが払えないから、生活保護を受給したい」という要望は、基本的には認められません。生活保護費は、ローンの返済をするためのお金ではないと考えられています。ただし、生活保護の受給決定には、個人の事情も考慮されますので「明日の食費もままならない……」というところまでにっちもさっちもいかなくなってしまった場合には、住んでいる地域の市役所(区役所)や福祉事務所に相談に行くのをおすすめします。「転職活動がうまくいかない!」となっても、公的な支援サービスでローンを賄うのは厳しいと考えておくほうが賢明です。賃貸住宅に住んでいる場合には、より安い家賃の家に引っ越すことができますが、不動産をローンで購入している場合には、予想外に転職が困難となり、窮地に立たされる家族も珍しくありません。「不動産ローンがあるのに、失業してしまった……」というときには、借入をしている金融機関にも、念のため、相談をしてみるといいでしょう。安心して今の家に住み続けるためには、計画的な転職をする必要があることは、言うまでもないお話です。いざ転職活動を始めてから、想定外にうまくいかなくなったとしても、公的な支援で頼れるものは限られている実態は、知っておいて損はないのではないでしょうか。
2018年01月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「職場で涙が止まらなくなってしまうことが悩みです」という、みーさん(25歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■みーさんのお悩み社会人3年目になりますが、毎日怒られてばかりで辛いです。そして、職場で涙が溢れてきて止まらなくなってしまうことが悩みです。私のミスだけではなく、理不尽な理由で怒られることもあります。ミスをしたときは悔し涙、理不尽に怒られたときは「言い返したいけど先輩にそんなこと言えない」という、もどかしい涙です。目つきや態度が怖い女性上司への怯えからも、涙が出ることがあります。 私はもともと人前で泣くタイプではなく、厳しかった前の部署でも泣いたことはありませんでした。しかし今は心が弱っているのか、すぐに泣いてしまいます。色々と泣かない工夫もしていますが、今はもう効果なしです。「怒りたくて怒ってる人はいない」「あなたのことを思って怒ってる」「成長を期待してるから怒ってる」といった言葉は聞き飽きました。仕事を頑張りたい気持ちはあるんです。こんな私が前に進める方法はないでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりみーさんこんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。どうやら最近、お仕事であまりうまくいかないことが多いのですね。本当につらいのであれば、その職場を辞めてもいいのです。辞めるのは、逃げることではありません。しんどくなりすぎて自分を見失い、「辞める」という選択肢すら浮かばなくなるのは、もっと危険です。みーさんが「やってみたい」「好きだな」と思える仕事に出会えるまで探し続けてもいいのです。その選択肢も考えた上で、みーさんが「もうちょっと今の職場で頑張ってみたい」と思うならば、2つ、覚えておいてほしいことがあります。1つ目は「理不尽な目に遭っているみーさんには、何も問題がない」ということです。物事がうまくいっていないと、つい「自分に何か原因があるのではないか」と問題の原因探しを始めてしまいますが、それは全くの無駄です。仕事に対する能力が足りないならば、身に付ければいいだけ。知らないことがあるならば、学べばいいだけ。そこは問題ではないのです。もし、知らないことを馬鹿にされたり、できないことをやって失敗し、責められたりするのであれば、それはみーさんの責任ではありません。馬鹿にした相手にも、仕事を任せた上司の側に問題がある。仕事でうまくいかないこと、失敗して落ち込むようなことがあっても、上司や配属した人事の問題と考えて、みーさんは淡々と仕事をすればいいのです。みーさんは、何も悪くないのです。2つ目は、みーさんはもう既にとても素晴らしい人だ、ということです。みーさんは自分のことを「足りない」「まだまだ」と思っていませんか? 今よりももっともっと努力して、会社に貢献できるようになろうと頑張っていませんか?もう、そんな必要はないのです。既にみーさんは、貢献できる人になっています。努力したり、頑張ったりするのは悪いことではありませんが、それを誰かに認めてもらう必要はないのです。それよりも、まずはみーさん自身が自分のことを認めてあげてください。みーさんが、心の中で「まだ足りない」「もっとがんばれ」「もっとできるようになれ」「もっとちゃんと仕事しろ」と自分に言えば言うほど、上司や先輩の言葉がどんどん心に突き刺さってきます。では、この状況を乗り越えるためにどうすればいいのか。実はとっておきの方法があります。知りたいですか?それは「何もしなくてもいい」です。みーさんはこれ以上、何もしなくてもいいのです。その時々の状況下で、「みーさんができること」だけをやっていればいいのです。また理不尽に怒られることもあるかもしれません。それでも頑張りすぎることなく、時には定時に帰り、ちゃんと有給も使いましょう。どうやら、自分らしく人生を生きている人や、好きなこと・やりたいことをして生きている人は、そうした理不尽な目に遭ってしまうことも多いようです。しかし、そうした「なぜだかわからないけど、理不尽な目に遭ってしまう人」たちも今回のような気づきを得ると、その後の人生をめちゃくちゃ楽しんで生きています。みーさんも、今後の自分にぜひ期待してみてください。間違いなく素敵な未来が待っています。そう思ったらら、みーさんは明日から何をしてみたいですか? その「したいこと」に、ぜひ取り組んでみましょう。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年01月09日年末年始は帰省やイベントなども多く、人付き合いに疲れたり、気持ちをへこませる出来事も増える時期。「大切なのは心の持ち方」と話すのは、人間関係のスペシャリストである人気心理カウンセラーの根本裕幸先生。 「人間関係でぐったり疲れてしまうのは、『期待に応えたい、よく思われたい』という気持ちが強すぎるのが原因です。久しぶりに会う人の前だから、なおさらそう思うのでしょう。じつは、その『他人によく思われたい』という気持ちが、あなたを苦しめているのです。そうした悩みを持つ人たちに、私はまず“他人軸でものを考えること”をやめるようアドバイスしています」(根本先生) “他人軸”とは、他人の価値観や考え方を、自分の思考や行動の基準にしてしまうこと。SNSの普及などもあり、つい自分と他人の暮らしぶりを比較したり、他人の評価を過剰に気にする人が増えている。 「本来、価値観は人それぞれです。自分とまったく同じ考え方の人は存在しません。相手に合わせようとするから苦しくなる。他人の評価を気にしてしまう自分から、いかに脱するか。これがポイントなのです」(根元先生) そう語る根本先生が、この時期に多い「人間関係のお悩み」に答えてくれた。 【お悩み1】「義母はいつも「手伝いはしなくていい」と言っているのに、夫には「嫁が何もしてくれない」とグチっている様子。でも、いざ手伝うと、それはそれで邪魔そうにされて……」 【お答え】「面倒くさいですね。でも、義母に自分の気持ちをわかってもらうのは、ハナから無理だと心得て。思いをぶつけても、むなしい論争になるだけです。『海外出張に来た!まさに異文化に触れている!』とでも思いながら接しましょう!」(根本先生・以下同) 【お悩み2】「兄嫁はとても気が利くタイプ。夫の実家でのお手伝いなど、何でも先を越されてしまうので、われながらふがいなくて……」 【お答え】「その手の人と張り合っても、出し抜くことは絶対に無理。だったら、金魚のフンのように張り付いて『彼女が動いたら自分も動く!』ようにしてみては。少なくとも『気が利かない』とは思われなくなるはず。いっそのこと兄嫁を『師匠』とあがめれば、2人の仲もスムーズに!」 【お悩み3】「旧友との女子会でも親戚の集まりでも、子どもの学校や就職先を比較されます。うちの子はイマイチなので肩身が狭いんです……」 【お答え】「肩身が狭く感じるのは自分が否定されているように感じるから。こだわっているのは実はあなたのほう。『自分たちが幸せであればよい』と考えて。いっそ『うちの子、私に似て出来が悪いの!』などと自虐的な笑いにし、それ以上言えない雰囲気を作りましょう!」 人間関係の悩みに対処するには、日ごろから、他人軸でなく「私は私」という自己軸でものを考える習慣をつけること、という根本先生。 「自己充足――つまり、趣味でも仕事でも何でもいいので、自分が夢中になれるものを見つけて自分を満たしてあげましょう。そして人間関係で困ったら『私は私』とつぶやいて、自分の心に素直に従いましょう!」(根本先生)
2017年12月30日年末年始は、義父母や親類縁者、あるいは旧友など、ふだん会わない人と顔を合わせる機会が増え、人間関係で疲れてしまいがち。考えるだけでも気が重い……という人も多いだろう。 「人間関係でぐったり疲れてしまうのは、『期待に応えたい、よく思われたい』という気持ちが強すぎるのが原因です。久しぶりに会う人の前だから、なおさらそう思うのでしょう」 こう語るのは、人間関係のスペシャリストである心理カウンセラー・根本裕幸先生。 「じつは、その『他人によく思われたい』という気持ちが、あなたを苦しめているのです。そうした悩みを持つ人たちに、私はまず“他人軸でものを考えること”をやめるようアドバイスしています」 “他人軸”とは、他人の価値観や考え方を、自分の思考や行動の基準にしてしまうこと。SNSの普及などもあり、つい自分と他人の暮らしぶりを比較したり、他人の評価を過剰に気にする人が増えている。 「本来、価値観は人それぞれです。自分とまったく同じ考え方の人は存在しません。相手に合わせようとするから苦しくなる。他人の評価を気にしてしまう自分から、いかに脱するか。これがポイントなのです」(根元先生) この時期、特に多いのは、義父母との人間関係の悩み。帰省した夫の実家で、「いい嫁を演じて、相手によく思われなければ」と張り切りすぎると、“他人軸”のわなにはまってしまう。また、気むずかしい性格の相手との付き合いに疲弊してしまったりもする。 たとえば、こんなケース。 「ふだんはさほどでもないのに、いきなり不機嫌になったり叱ってきたりする義母。“地雷”がどこにあるのかわからず、いつもビクビクしてしまいます……」 先生の答えはこうだ。 「相手の考えなどわからないのだから、“地雷”なんか踏んでもいい、という気持ちで接したほうがいいのです。踏んでしまったら、『ごめんなさい』『そんなつもりじゃなかったんです』と明るく謝ればいいだけのこと。そのうち、『この嫁は何もわかってくれない』と諦めてもらえれば、むしろ大成功ではないですか!」(根本先生) 相手の顔色をうかがってビクビクしない――。そのためには“他人軸”ではなく“自分軸”で生きることが大切だと根本先生。 「自分の心を犠牲にせず、自分の声に従って生きる、それが自分軸で生きるということです。人間関係に敏感な人は、これはできていない場合が多い。“自己肯定感”、つまり、ありのままの自分を認める力が弱いのです。だから、何か言われると心が折れてします」(根本先生) この時期、ありがちなのが、親戚の集まりなどで放たれる「去年より太った?」「お宅は一人っ子でかわいそうだね」などという無神経な一言(!)。 「自分軸で生きていて、自己肯定感が強い人は、『また、おじさん(おばさん)が何か言っているわ……』程度に聞き流せます。でも、他人軸で生きている人は、まるで自分を否定されている気分になり、傷ついてしまう。大切なのは、今の自分に自信を持つこと。そうすれば、そんなセリフを気にする必要はありません」(根本先生) この年末年始は「私は私」マインドで、人付き合いの疲れとオサラバしよう!
2017年12月30日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「天然キャラと言われ仕事にも影響、どうしたらいい?」という、アンテプリコさん(49歳・派遣社員)に、心屋塾認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。■アンテプリコさんのお悩み私は子どもが手を離れた2年前から働き始めている派遣社員です。短期の仕事から始めて、去年からフルタイムで働くようになりました。頑張っていますが、緊張と焦りで空回りする毎日。同期の派遣社員から、仕事ができないレッテルを貼られ、口も聞いてもらえないこともありました。その上、ちょっとずれた事を言ってしまうのか、周りから「天然」と言われます。真面目にやっていても、どうしても本来のキャラクターが隠せず、周りから馬鹿にされている気がします。 ママ友ならばそれも個性、といえますが、周りは子どものいない既婚者や独身者でずっと働いているひとばかり。天然のんびりのほほんキャラが、直せない、隠せないためか、受け入れられていない気がします。仕事も、何度教えられても間違える、気をつけても間違える、そして遅い…。生真面目なところがありマニュアルがある仕事は、きっちりこなせるのですが臨機応変な対応が苦手。 事務に向いてないのか、ただ頭が悪いのか…、と思うこともあります。 自分の人生を生きることのひとつとして、社会に出て働きたい。でも、何かが上手く回りません。主人は、子どもっぽさがある、そんな私をかわいいと言ってくれますが、社会人として「ほんわか、ゆったり、のんびり、癒される~、天然だよね」というキャラをどう活かしたらいいのかがわかりません。 社会に出て働きたいんです。主人も家計を助けるためにも働くことを希望しています。 アドバイスをお願いします。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の野田和美さんより「ほんわか、ゆったり、のんびり、癒される~、天然だよね」と言われるアンテプリコさん、ご相談ありがとうございます。さて、アンテプリコさんは、ちょっとズレたことを言っても「子どもっぽくてかわいい」とご主人にも愛されていらっしゃる。ご自分でも「天然・のんびり・のほほんキャラ」ということを承知していらっしゃる。これは、とても素晴らしいことですね。まずは、あなたのその良さを丸ごと受け入れてみてください。あなたのおっしゃる「本来のキャラクター」こそが、アンテプリコさんの個性なのです。ありのままのあなたなのです。それを認めていきましょう。でも、馬鹿にされている気がする…、受け入れられていない気がする…のですね。そう!「気がする」というところがポイントです。誰もそんなことは言っていないのですから。あなたがそのキャラクターをダメだと思っているから、そう思われている「気がする」という心の仕組みです。だから、あなたがご自分のことを、「天然・のんびり・のほほんキャラ」だから愛される存在であって、「私はこのままでOKなの!」と自分を受け入れることで、目の前の景色が変わるのを体験してみてくださいね。ところでアンテプリコさんにとって「社会人」とは何でしょうか。「家庭から出て働く人」が社会人ですか? 専業主婦は社会人ではないのですか? 社会人とは、「社会の一員としての人」という意味があります。ということは、お子さんを無事育てあげたことも、夫を支えて家事をしてきたことも、立派な社会人としての努めを果たしてきたということになりませんか。だとすれば、あなたの個性を活かせる場所で心豊かに過ごすことが、社会人として価値のあることであり、しあわせなことだと言えるのではないでしょうか。専業主婦であろうが、派遣社員であろうが、正社員であろうが、アンテプリコさんは、尊くて価値ある社会の一員なのです。ということは、向いていないと思われる仕事に就いて、自己嫌悪に陥り自分を責めていく毎日は、あなたらしさが発揮されないどころか、どんどん何かがうまく回らなくなってしまい、あなたが元々持っている魅力もパワーも減少してしまうのではないでしょうか。加えて、ご主人の希望だから家の外で働いて収入を得なければ、という理由で仕事に就こうとするのではなく、ほんとうに自分は家の外で働いて収入を得たいのか、自分がしたい仕事は何なのかを考えてみてほしいのです。なぜなら、自分の人生は、自分の選択で築いていくことができるからです。その選択に責任を持つのが、社会人としての努めでもあるからです。アンテプリコさん、もっと自分の心の声や身体の声を聴いてみてください。そして、その声に寄り添ったり、応えたりしてみてください。そのことが自分を大事にすることであり、この小さな積み重ねが、自分の人生の舵を、自分でとっていくことになるでしょう。「ほんわか、ゆったり、のんびり、癒される~、天然だよね」というあなたの良さが、さらに輝き、心豊かに過ごされることを願っています。 ・このカウンセラーのサイトを見る
2017年12月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の気持ちを飲み込んでしまう」という、ももさん(22歳・接客業)に、心屋塾認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。■ももさんのお悩み私は、自分の気持ちを友達にすら言えません。嫌な事は嫌、悲しい事は悲しい、と言えません。家族に対しては、悲しいとか傷ついたなどを言えない変わりに、反抗ばかりして暴言・暴力で表してきました。今は、自分の考えが正しいのか間違っているのか、自分はどうしたいのか、どうされたいのか、すらわからなくなってました。例えば友達に約束をドタキャンされると、悲しいし腹がたつのですが、そんな事で怒ってしまう自分がいけないのではないか? 普通の人はもっと心が広いのではないか? と思うと、自分の感情が表現できません。また「理解されたい、愛されたい、認めて欲しい」という欲求が強く、恋愛でも人を信じることができません。わがままを言って相手がどこまで受け入れてくれるかを試してしまいます。仕事でも気分に波があり、誤解されやすいです。そして、何かあると周りは私の事を“ダメ人間”だと思ってるのではないかと、不安になり泣いてしまいます。歳を重ねれば重なるほど人間関係がうまくいかなくなります。なぜ私は生きているのか、こんな人生がずっと続くのかと思うと生きる気力がなく、希望なく、もう死にたいとすら思わなくて、無になって何もしたくなくなります。このままではダメだと。何かを変えなければと思いますが私はどうしたら良いのでしょうか?■心屋塾認定講師の大竹公子さんよりももさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。「もう死にたいとすら思わなくて、無になって何もしたくなくなります」という部分を読んで、私も昔「死にたい」より「消えたい」と思っていたなぁということを思い出しました。さてさて。結論から言わせてもらうと、ももさん自身を変えなきゃいけないところは何一つありませんが、少し練習が必要かもしれません。「ご自分を大事にする」練習です。「自分を大事にする」というのは、どんな自分でもOKしてあげること。自分のどんな感情や考えも、OKと受け入れてあげることだと私は思っています。お友達やご家族に、悲しい気持ちや傷付いた気持ちを伝えられないのは、ももさんがその気持ちを“ダメなこと”と思っているからではないですか?感情に正しいも正しくないも、ないのです。今この自分は悲しい。今この自分は腹が立っている。以上、まる。だけなのです。それは唯一無二の自分自身が感じた気持ち。他の人と比べるものでもないのです。最初のうちは、人に伝えられなくてもいいです。だけど、悲しさや怒りを感じたら、「そうだよね、悲しいよね」「そうだよね、腹が立つよね」と、自分の気持ちを丸ごと受け入れてみてください。ノートに書いてみるのもオススメです。「理解されたい、愛されたい、認めて欲しい。という欲求が強い」とのことですが、これも同じです。自分が自分の気持ちを否定しているから、自分が自分に「理解してほしい、愛して欲しい、認めて欲しい」と訴えているのです。まずは、自分自身の気持ちを分かってあげて受け入れてあげる。そこから始めてみてください。そして、今まで通り否定してしまっても、そんな自分も受け入れてあげてください。ずっとやってきた習慣を変えることはなかなか手強いものです。すぐにできるようにならなくても、自分を責めないであげてくださいね。大事な宝石を毎日磨くような感じで、少しづつ自分の感情を受け入れる練習を続けてみてください。自分で自分の感情を受け入れられるようになったら、人にも言ってみる練習に入りましょう。大丈夫ですよ。私もももさんと同じような状況から、少しづつ練習し続けて、生きるのが楽しいと思えるようになりましたから。ももさんを、心から応援しています! ・このカウンセラーのサイトを見る
2017年11月09日仕事で怒られやすい、ママ友に誤解されてケンカになる…。言いたいことが伝わらないとストレスになるし、人間関係もうまくいきません。誤解されることが多いと感じる人は、話し方を工夫してみましょう。■相手は何も知らない、を肝に銘じる自分が知っていることについては、説明を省略してしまいがちです。しかし、相手もそれを知っているとは限りません。また、おしゃべりに夢中のあまり、主語や述語を省くケースが見られますが、話の前提を理解していないと意味が伝わらないことも…。相手は何も知らない状態だと思って話すと、説明不足が解消され、誤解されにくくなります。一から説明する習慣をつけましょう。■抽象的な表現は避ける誤解を招く原因のひとつに、抽象的な表現があります。たとえば「昼までにやってほしい」といわれたとき、みなさんは何時頃を想定するでしょうか。だいたい12時頃を想像すると思いますが、人によっては「昼休みが終わるまでならOK」「昼間ならいいのだから14時くらいに渡そう」と考えているかもしれません。これはプライベートでも同じこと。言葉に対するイメージは人それぞれ違うので、ママ会などの集合時間や集合場所を伝えるときには、具体的に伝えるようにしましょう。■「言わなくてもわかる」は通用しない!家族間でよくあるのが、「言わなくてもわかるだろう」という思い込み。夫がやってくれるだろう、妻が気づくはずだろう、と決めつけても、相手にはまったく伝わっていないことがあります。とくに夫に何かを頼みたいなら、具体的にお願いする必要があります。毎朝、食パンを食べているからといって、「帰りにパンを買ってきて」とだけ頼めば、そのときに夫が食べたい、気になったパンを買ってくることだってあるのです。友人も、ドレッシングを買ってきてとお願いしたら、いつもの倍以上の値段のものが届いて驚いたといいます。女性としては「いつも食べているのに、なぜわからないの?」と思うかもしれませんが、夫はそこまで考えていなかったりするものです。「言わないとわからない」と思って接したほうが、相手にわかってもらえるでしょう。また、声の抑揚や表情を意識することも大切です。無表情で「うれしい」といわれても、本当にそう思っているのかと疑いたくなりますよね。こうした細かいところも見直していくと、より伝わりやすくなりそうです。
2017年10月28日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。今回は、自分が部下を持ったときの話。僕は部下とどうつきあったか、ということをお伝えします。職場に同僚、後輩、先輩、上司に当たる4人以上がいれば、どうしても軋轢は生まれるものだ。職場の人間関係が平穏なのに越したことはないけれど、どんな場所にも、多少なりとも「気にさわる人」はいるのが現実。だから、前提として、「人間関係にまったく問題のない天国は無い」と思ったほうがいい。極端に言うと、イヤな同僚・後輩・先輩・上司か、もしくはバカな同僚・後輩・先輩・上司、もしくはその組み合わせしかいない、ということだってある。もちろん、それは自分の見方次第という面もあるけれど…。僕もさまざまな部下と接した経験があります。特に困るのは、自己主張するくせに仕事をしないタイプ、協調性がない一匹狼、仕事が終わっていないのに終業時間になったらサッサと席を立つ自己中心的なタイプといったところだろう。要は、チームワークで業績を上げるという会社の目的を理解せず、タイムカードを押したんだから給料をもらって当然という考えの持ち主だ。女性の部下はちょっと違うけれど、男の部下が考え違いをしているときは、僕はとにかくストレートに話したね。対立したときは、仕事で勝負するか、酒で勝負か、あとは素手で対決か…というように身体ごとぶつかる。 でも、そうすると、相手の本音が聞き出せ、それからは最高の名コンビになれることが多かったな。上司としての自分は、前にも話したことがあるけれど、信念を曲げないことを心がけた。それが部下の信頼を得るのだから。誰だって、言うことがコロコロ変わり、自分の保身第一で一貫性のない人間にはついていかないからね。また、部下が誰かとぶつかったとき、部下を悪者にせず、守るのが上司だ。最終的には、部下が謝罪しなければならないこともあるだろうが、最初から「おまえが悪いんだろう」と疑ってはダメだね。こうあげていくと、部下や後輩との関係は、人間関係の基本ができていれば大丈夫ということがわかるだろう。職場の人間関係をうまくつくれる人は、ある意味、恋愛上手でもあることは間違いない。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年10月20日風水は基本的に運気を高めるためのものですが、なかには間違った風水を知らず知らずのうちにやっている場合も……。そうなると運気はガクンと下がってしまい、人間関係もどんどんこじれていくのです。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに人間関係をこじらせてしまう“やってはいけない風水”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■玄関の正面に鏡が置いてある…せっかくの良いご縁を弾き返してしまう玄関は運気の入口。きちんと整えておけば、運を上げることができます。しかし、玄関に入ってすぐ正面に鏡を置いておくと、良いご縁や人間関係を跳ね返してしまい、対人関係がまったく発展しなくなる恐れが。鏡は使い方によっては開運アイテムにもなるので、置き方には十分に注意しましょう。また、玄関マットを置かないのもNG。玄関マットがないと、外からの悪い気を払い落とすことができないのです。■換気扇とコンロが油でベトベト…対人関係のいざこざが絶えないキッチンは清潔にしておけば、愛情関係に恵まれた“良い人間関係”を育んでくれる場所になります。そのため、そこが汚れていると対人トラブルが絶えないでしょう。洗い物をためておくのは言語道断だとして、掃除が面倒な換気扇やコンロを汚れたまま放置している方は多いのでは?特に油汚れでベトベトになっていると、人間関係のいざこざに巻き込まれやすくなるでしょう。キッチンは料理するしないに関わらず、常に清潔に保ちましょう。■布団カバーがストライプ柄…誤解されたり嫌われる恐れが寝室は一日の疲れを癒してくれる安らぎの空間。最低限、きちんと布団を干して、万年床にならないようにしておけばOK。でも、布団カバーの柄や色には気をつけましょう。特に、幅が太いストライプ柄は避けた方が良いです。大柄でハッキリとした模様にすると、運気が不安定になり、周囲から誤解されたり嫌われたりする恐れが……。また、真っ黒なカバーもNG。あなたのエネルギーがどんどん吸い取られてしまいます。■トイレットペーパーを大量に床に置く…ダシにされてしまうトイレは金運と健康運を司る場所。しっかり清潔にしておけば、万事うまく行く“魔法の空間”なのです。ということは裏を返せば、一歩間違えると全てがボロボロに……。便器の蓋を閉めておくのはもちろんのこと、トイレットペーパーの扱い方には気をつけましょう。紙は悪い気を吸い込みやすいもの。大量に置いておいたり、床に並べるのはNG。人に騙されたり、損をしたりする羽目に。目に見えるところに置いておくトイレットペーパーの数は、2個までにしましょう。最近では、マンションやアパートも増え、昔ながらの“環境学”としての風水の意味合いはだんだんと薄れてきました。それに合わせて、インテリア風水などの手軽にできる“ポップな風水”が主流となってきています。しかし、風水は古来中国からの伝統ある占術のひとつ。軽く見て扱い方を間違ってしまうと、ひどい目に遭うこともあるのでお気をつけて……。(C) hareluya / Shutterstock(C) Samjaw / Shutterstock(C) ben bryant / Shutterstock(C) dersigne / Shutterstock(C) Tiko Aramyan / Shutterstock
2017年10月07日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。今回は、僕なりの、上司や部下に対するポリシーについて話します。極端な方法なので、君の参考にはならないかもしれないけれど…まあ、聞いてください。占い師になる前、僕は100人超の規模の会社に長年勤め、さまざまな上司と巡り合ったし、いろいろな後輩や部下と一緒に仕事をした。いい経験、いい思い出がたくさんあるよ。自分でも、人間関係についてはうまくやれていたほうだと思う。「うまくやっていた」といっても、「平穏無事に」という意味じゃない。むしろ、僕は上司や部下と、よくぶつかってきたほうだ。それは、もちろん、仕事上で理由があってのこと。誰かがおかしなことをすれば、僕はそれを黙って見過ごせなかった。白黒をはっきりつけたいほうだから、相手が上司であっても「それは違うでしょう?」と正面切って言ったんだ。現場では、そのときそのときで力を持つ人間が変わるから、それまでのやり方が否定されることもある。どんな職場でも、「話が違う」と納得できないことは起こるもの。けれど、たいていの人間は「長いものにはまかれろ」とばかりに、上に逆らわず、不満に思いながら言われるままになってしまう。そんな中、誰も言わないなら自分が言わなくちゃならないと、生来の正義感から、僕は「なぜなんだ?」と声をあげた。それで納得できる答えが得られれば、それでいいよね。仲間にも話してやれるから、それだけでも声をあげた甲斐はある。 時には、ある意味、パフォーマンスとして、あえて嫌われ者の上司に向かっていくこともあった。そういう役を引き受ければ、ほかの大勢の仲間との結束も固まるし、自分の味方も増えるからだ。そんな僕は、面倒くさい部下だったとも言える。でも、優秀な上司ほど、僕を引き立ててくれたね。ダメな上司は、「うるさいやつだ」と逃げ回るばかりだったけれど…。ただ反抗したわけではないと気づくかどうか、自分の思いをくみ取ってくれるかどうかで、上司の力量がわかるよ。そして、信頼できる上司には誠意を尽くしていくといいね。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年10月06日みんなが楽しそうにしている場所で、自分だけが取り残されたような気がする。会話が弾まず、何を話したらいいのかもわからなくて疲れる。楽しく盛り上げようとして、後で心配になる。人が集まる場所で居心地の悪さを感じてしまう…。そんなふうに感じたことがあるあなたへ、心屋認定講師の石川稀月さんが処方箋をご紹介します。こんにちは。心屋認定講師の石川稀月です。私は以前、人の集まりが苦手で、誰かと仲良くなろうと工夫しては空回りし、孤独感に苦しみました。子育て時代には、ママ友との付き合いでも苦労しました。今回は、自分の経験もふまえて、居心地が悪く感じる理由と解決策について、お話しをしていきます。■居心地を悪くしているのは、実はあなた自身かも仲間に溶け込もうと思うのは、自然なことだと思います。けれど、ちょっと自分の心に聞いてみてください、その場所、本当に居心地がいい? その人と一緒にいて楽しい? ホッとできる?もしかしたら、誰でもいいから仲良くなりたい、みんなから人気があるから近づきたい、夫や子どものために付き合っておかないといけない、などの打算で、付き合う相手を決めていませんか? その場にいる人に興味がない、あまり好きじゃないのは、もしかしたらあなたなのかもしれません。好きでもない、気が合わない人と付き合うことほど疲れることはありません。勇気を出して、一緒にいて楽しい人、ホッとできる人と付き合っていこうと決める勇気を持ちましょう。いらない付き合いに時間と力を使っているから、気の合う人たちと出会う機会と気力が減ってしまうのです。■「自分が」人からどう思われたら嫌ですか?「自分が」どんな存在だと感じることが悲しいですか? 「自分」が人からどんなふうに見られたら耐えられないですか? そんなふうに考えたとき、あなたの頭に浮かぶ言葉は何ですか?私の頭の中に浮かんでいた言葉は、・みんなにとってどうでもいい人・仲間に入れてもらえないような魅力のない人・うまく合わせないと居場所がなくなる・みんなの話がつまらない…などの言葉でした。あなたの「自分が」のあとに続くのはどんな言葉ですか?■誤解していると、誤解しているとおりに見える・なるさきほどの「頭の中に浮かぶ言葉」、実はこれがセルフイメージ(自分が、自分の事をどう思っているか?)だったりします。人は自分が持っているイメージに合うような人生を過ごしていきます。否定的な自分へのイメージは、すべて勘違いです。たまたまつらい経験をしたことがあるだけで、あなたはいつもうまくいかない人ではありません。「○○しないといけない」という考えも誤解だったりします。子どもや大切な人に対しても「○○してあげなくても充分やっていける人」だという視点も持ちましょう。また、人に対して思うことは、実は、ほとんど自分宛てです。人のことをつまらないと思う人は、自分がつまらなくならないように気を使う、つまらないことがバレないように人と関わらない。人の“上から目線”が鼻につくときは、実は、自分も人を見下していたり、自分も自分自身の価値が低いと感じていたりします。■あなたが楽しめば、周りも楽しいあなたが居たい場所が、いつでもあなたの居場所です。誰の許可もいりません。自分の胸の中に、自分の居場所と自分の味方がいるのをイメージして、・私の居場所はいつもここにある・私の味方はいつもここにいる・私は大切で魅力的でみんなに愛されている人・不器用でつまらない私でうまくいくなど、ラクになる魔法の言葉を何度もつぶやいて、肯定的なセルフイメージを自分の中に取り込みましょう。そして、必ずうまくいくとしたら、どんな行動をするかな? どんな視点で物事を見るかな? を想像して行動や言動を変えていきましょう。 人があなたをどう扱うかで、自分の価値をはかる必要はありません。自分の好きな人と自分のペースで関わると、自分自身が自分の味方になります。自分を大切にしていくことで、周りの人からも大切にされ、穏やかな気持ちで過ごす時間が増えていきますよ。 ・このカウンセラーのブログを見る
2017年08月10日結婚や出産を機に退職し、子育てが落ち着いてから再就職を考えるママは少なくありません。しかし、子どもがまだ小さいうちは、なかなか採用されにくい現状があります。「子持ち」ということをデメリットにしないためには、どのようなことに心がけるべきなのでしょうか。面接官の本音や再就職を果たしたママの体験談をご紹介します。■「子持ち」は不利? 悪いイメージを払拭するには現在は独立して不動産業を営むFさんは、求人募集をするときには「優秀な人なら子持ちとか関係なく採用する」といいます。しかし、小さな事務所がゆえに繁忙期に突然休まれるのは厳しく、たとえば小さな子がいるママと独身男性が同時に応募してきた場合、スペックが同じくらいなら後者を選んでしまうといいます。「パートなら気にしないのですが、正社員となると繁忙期は遅い時間まで残業が発生することもあるため、小さなお子さんがいるママには難しいのではないかと感じてしまいます。大手に勤めていたときも同様で、資格を持っていても採用されないママはいました」子どもがいるだけで不利になっては、いつまでたっても社会復帰が果たせません。どうすれば採用に近づけるのでしょうか。「小さい子がいるからといって、絶対に採用しないというわけではないんですよ。ただ、面接の段階で『子どもがいるんだから突然休むのは仕方ない』という態度が見えてしまうと、仕事に対しても不誠実なのかな、と思ってしまいます。とはいえ、子どものことはこちらから聞きづらいこともあるので、自分から話してくれるのは大歓迎です。たとえば、急な残業が発生したときには子どもを預けられる人がいるのか、子どもの発熱で出社できなくても自宅で作業ができるのかなど、こうしたことを自分から話せる人は、責任をもって仕事ができると感じ、採用したくなりますね」Fさんもできるだけサポートしたいとは考えていて、そのためにも現状をきちんと話してほしいそうです。「不利になると考えて子どもの話を避ける人は多いですが、大切なことなのでちゃんと話してくれたほうが好感を持てます」とのこと。会社の風土や制度を知りたいと思うことも大切ですが、それ以上に自分が子どものことをこう考えている、ということをアピールできるといいかもしれませんね。■休職中にスキルアップ! はアピールできる実際に社会復帰を果たしたママは、どのように対策していたのでしょうか。子どもの小学校入学を機に、経理事務の仕事に就いたAさんに話を聞きました。「前職も経理部にいたので経験はありますが、ブランクがあるのは事実。ソフトなども当時とは変わっているだろうし、それは正直に伝えました。でも、それだけでは採用されないだろうから、休職中に簿記の資格を取ったことをアピールし、家でもスキルアップに努めていたという思いを伝えました」経理は事務職のなかでも求人数が多く、経験と資格があれば採用されやすい職種。このように、スキルをアピールできるといいですね。「とはいえ、すぐに仕事が決まったわけではありません。WEB経由で履歴書を送った会社を含めれば、全部で20~30社くらい。そのなかでも外資系の反応がよかったように感じます。資格やアピールできる経歴があるなら、外資系のほうが子持ちとか関係なくフラットに見てもらえるのかもしれません。どの会社も、面接にはたくさんの人が来ていました。都心の会社の場合はみんなおしゃれに見えて気が引けたけど、清潔感があれば問題ないのではないでしょうか。メイクは控えめだけど手抜きせず、服装も派手すぎないスーツであれば、悪い印象は与えないと思います」久しぶりに働くとなると、ファッションにも気合が入りすぎてしまいそう。意外と見落としがちなポイントかもしれませんね。■前の職種以外でも、アピールできることはある出産前は、広報部でチームを束ねていたNさん。新しい職場は家の近くを希望していましたが、広報系の仕事の求人が見つかりませんでした。そこで、前職にはこだわらず、さまざまな職種の会社を受けたといいます。「現在は工場で営業事務の仕事をしています。広報時代にパワーポイントで資料を作っていたので、そのスキルがいかせるとアピールしたんです。畑違いに見えても自分が培ったスキルを求める会社はあるので、応募先に合わせてアピールポイントを練っていました。また、再就職活動を始めたばかりのときは、志望動機に『子どもに手がかからなくなったからまた働きたい』というようなことを書いていたのですが、書類選考で落とされてしまって…。何社か落ちたときに就活を思い出して『どうしてここで働きたいのか』ということを書いたら、面接へ進めることが増えました。前向きな志望動機は重要だと思います」再就職とはいえ、就職活動と同じこと。これも意外と忘れがちなポイントかもしれません。「就活と違う点といえば、ビジネスマナーは身についていて当たり前と思われていることかな。ドアのノックの回数、お辞儀の角度など、ささいなことだけど忘れていることが多かったです。ネットなどで調べながら、家でも練習しました」新卒なら許されても、職歴のある大人にマナーが身についていなければ、常識がないと思われてしまうかもしれません。知っているつもりでも忘れていることもあるので、再度チェックしたいですね。自分の持つスキルを会社のために役立てたい、ママという立場にとらわれることなく社会で活躍したい。そうした思いを伝えることが大事だと感じました。まだママの再就職がしやすいとはいえませんが、こうしたポジティブな気持ちで働く女性が増えれば、状況を変えることができるかもしれませんね。
2017年08月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「男性に勘違いされずに話をする方法を知りたい」という、こまちさん(31歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■こまちさんのお悩み男性に勘違いされず、話をする方法をお聞きしたいです。 私は初対面の人とも物おじせず話ができるタイプです。ただ社交辞令で話しているつもりなのに、時々勘違いした男性から食事に誘われたり、交際を申し込まれたりすることがあり、困っています。うまい断り方が分からず、適当な返事をして場を乗り切っては、その後相手を避けてフェードアウトしていく…。そんなことが職場でも何度かあり、気まずくなって仕事を辞めた経験がこれまで何度かあります。もうそんな理由で仕事を変えたくありません。どうしたら勘違いされず、人と話すことができるのでしょうか。連絡先を交換したくないとき、どうすれば角を立てずに断れるのでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこんにちは、ご相談ありがとうございます。確かに「断る」ということはエネルギーが要りますし、続くと心が折れますね。こまちさんは、本音や自分の気持ちを相手に伝えるのが少し苦手であるようにお見受けしました。勘違いされてしまうのは、適当に返事をすることによって、相手にあなたの「NO」という意思がはっきり伝わっていないからだろうと推測します。そもそも、男性は相手の気持ちを察することが苦手な方が多いです。こまちさんの気持ちが「NO」だったとしても、はっきりと拒絶しないことがあなたの優しさとして受け取られてしまい、「僕に対する扉はまだ開いている」と感じられてしまうのかもしれません。そんなこまちさんの場合、たとえ「うまい断り方」や「角の立たない断り方」を身に付けたとしても、実際あまり役に立たないかもしれません。なぜなら現状では、「相手を傷つけたくない」「あまり波風を立てたくない」「(これ以上)嫌な女になりたくない」という気持ちのほうが強くなってしまうからです。 こまちさんの一番の課題は「たとえ相手を傷つけたとしても、自分の気持ちをはっきりと伝えること」ではないでしょうか。試しに、自分からも人を誘ってみてください。断れない人は、人を誘えない人でもあります。「断ると相手を傷つける」と信じている人は、「自分も、断られると傷つく」と思い込んでいるからです。でも、その練習をしているうちに「断っても、断られても、なんとも思わない人の気持ち」が分かるようになってきます。なおかつ、「はっきり意思を示してくれる人」の誠意や愛情もわかるようになるはず。他人ではなく、自分の気持ちを大切にすることについての大きなヒントが得られることでしょう。「やりたい、行きたい、好き」という肯定的な本音も、「やりたくない、行きたくない、気が進まない」といった否定的な本音も、これからの人生をもっと楽しんでいくために、こまちさん自身がまず大切にしてみませんか。その練習と言っては大変失礼ですが、誘ってくれる男性たちとのやりとりを楽しむ視点を持ってみても面白いのかもしれません。人と本音の関わりのなかで、たくさん傷ついて、たくさん失敗していきましょう。いつか気づいたら、社交辞令や建前ではないリアルな気持ちを表現できる自分に出会えるはず。その日を楽しみにしていてくださいね。応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年08月08日あなたも「幸せになりたいな」って思ったこと、あるでしょう?人間ってどんなに恵まれていても「いま以上に幸せになりたい」って気持ちがどこかにあるもの。「幸せ」って言葉はとても漠然としていて、その形も人それぞれだけどね。でも「幸せになりたい」って言葉を言い換えるとしたら、「今の自分に足りないものを得たい」ということじゃないかしら?恋人がほしいとか、結婚したいとか、もっとお金持ちになりたいとか、いろいろあるでしょうけど、それはその人の悩みでもあるのね。結局のところ、ひとつ悩みが解消したら、そのぶん幸せになったってことになると思います。悩みも幸せと同じことで千差万別、人それぞれでしょう? けどね、その根っこはほとんど人間関係からきているのよ。「恋人がほしいとか結婚したいっていうならわかるけど、お金がほしいっていうのに人間関係なんて…」って思う人もいるかもしれないけど、それは違うの。お金って、働かなくちゃ手に入らないでしょ? サラリーマンやOLとして仕事をするなら職場での人間関係がモノを言います。上司からの評価がお給料アップにつながるわけでしょう?会社ってみんなが協力し合って仕事をするわけですから、どんなに実力があっても、職場のトラブルメーカーになってしまったら評価なんてガタ落ちですよ。自営業だってお得意様からの信用や同業者とのつながりがとても重要ね。人を雇って仕事をするならその人たちへの心配りでがんばってくれるかどうかが決まります。じゃあ人間関係をよくするためにはどうしたらいいか? っていうと、それってちょっとした心遣いなんですよ。 なにもムリして人のために尽くすなんて思わなくていいの。人が困っているときにちょっと助けてあげるだけでいいんです。友だちが悩んでいたら話を聞いてあげるだけでもOK。上司や同僚が忙しそうで、自分に余裕があるなら「手伝いましょうか?」って一言だけでグンとイメージアップします。そういうのは照れちゃうとか、いい格好をしているみたいで苦手って人も多いけど、そこは勇気を出してほしいと思います。電車で席を譲るのと同じことよ。相手も助かるし「ありがとう」って言葉を聞けば自分だってうれしくなるでしょう?そういうちょっとした気配りをすることがやさしくなるってことなんですよ。やさしさは人のためでもあり、自分のためでもあるの。ほんの少しの勇気でやさしい自分になれます。そしてその積み重ねが「いい人がいるのよ」と恋人を紹介してもらえることにつながったり、上司に気に入られてお給料アップにつながったりして形になっていくの。もちろん見返りを求めたやさしさは白々しくて逆効果になることもあるわ。だから、まずはだれにでもちょっとした心配りができるようになることです。自然と身についたやさしさは、必ず幸せにつながっていきますよ。 【最後の片想い】あの人が抱く興味関心、私のことどう想っている?
2017年08月04日こんにちは。「新宿の母二代目、栗原達也(くりはらたつや)」です。今回は、“仕事の相談~リストラについて”話そうと思う。「正社員の口を探しているのに、なかなかない」「短期の仕事やアルバイトはあるけれど、就職ができない」「会社がなくなってしまった」などというつらい仕事の相談は、やはり増えてきている。その中で今回は、リストラされてしまった、リストラされそうだというケースについて、鑑定の場で私が思うことをお知らせしよう。相談者それぞれの状況は深刻なので、簡単には言えないことのほうが多いけれど、リストラされてしまったというとき、まずは、どうしてそうなったのか、どうしてあなただったのか考えてみようと相談者には提案している。たとえば就いていた業務がなくなってしまったとか、自分がその業務については一番役に立たない人間だったということが明らかなら、自分でも納得できるだろう。身の不運を嘆いても、いずれは、ほかに自分を生かせる場所があるに違いないと思えるはずだ。納得できないのは、会社に残ったほかの人と自分の違いがわからなくて、「どうして私だけがこんな目にあうのか?」と理不尽さに苦しめられる場合だ。悪くすると、組織への恨みばかりが募ってしまい、前に進めなくなってしまう。でも、そこにはなんらかの理由があるはずなんだ。同じように働いている10人がいるとしよう。業績が悪化して、その業務に10人置いておくのは人件費がかかりすぎるから減らそうとなる。そこで、能力や年齢が似たようなものだった場合、比べられるのは「その組織にとってどういう存在か」ということだ。 意欲を見せる人、将来性がある人、人間関係づくりが上手な人、ルールをきちんと守る人が好印象なのは、たいていの組織において間違いない。逆を言えば、遅刻や休みが多いなど意欲が感じられない人、グチが多くて将来、組織を引っ張っていくには不安な人、同僚とぶつかったり上司に逆らったりして人間関係がギクシャクする人、やるべきことをやらず自己主張してばかりの人はポイントが低くなり、リストラ対象者になってしまう。そんなマイナスポイントが自分にまったくなかったかどうか、考えてみるのは次の仕事のために必要だ。まるで覚えがなかったら、自分のこれからのために、理由を元上司に聞かせてほしいと頼んでもいいくらいだ。そして、もし、いまリストラされそうになっていて不安なら、先に挙げた好印象ポイントを目指し、形にして見せればいい。当たり前と言えば、当たり前のことだけど、相談者の身近には、それを言ってくれる人がいないんだね。だから、こんなことを言うことも私の役目かもしれないと考えている。誰もが属している場で望まれていることを理解し、自分の力を生かして生き生きと仕事できたらいいのに…と願う毎日だ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年07月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「休職後、職場に受け入れてもらえず辛い」という、SATOKAさん(43歳・金融業)に、心屋塾認定講師の紀凛さんからアドバイスをいただきました。■SATOKAさんのお悩み銀行に務めています。3年前に鬱になりやっと仮出社できるようになりました。本復帰前の人事との面談で、「今いる支店ではコミニュケーションが取れていないので、営業店への復帰は今後も見合わせたい」と言われました。支店でも私の評判は良くないとのこと。 私は営業店の仕事が好きで、戻るなら絶対に営業店勤務を希望していたのですが、それすらも叶わないようです。5年前に横浜から八王子へ引っ越してきて、誰も知る人のいない状況での育休復帰、いじめに合い、心が折れてから3年が経って、また私を受け入れてもらえない状況…、苦しいです。人事からは辞める選択肢もあると言われました。何がダメなんでしょうか? 必要とされないこの状況から、消えてなくなってしまいたいです。私が仕事をするのはダメなのでしょうか? 助けてください。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の紀凛さんよりSATOKAさん、はじめまして。心屋塾認定講師の紀凛(のりりん)です。ご相談ありがとうございます。今まで本当にがんばってこられたのですね。心のブレーカーが落ちてしまう「鬱」という状態までがんばってきた自分を、「よくがんばったね」と声をかけながら、まずは抱きしめてあげてください。できるだけたくさん、やりすぎかな? と感じるくらいでもいいです。ところで、3年間はゆっくりお休みできましたか? その間、自分を責め続けていませんでしたか?今までは、がんばる方向が少しズレていたのかもしれません。そのズレを戻し、自分にかける言葉を優しくしていけば、気持ちが楽になります。安心してください。本復帰前の面談では、コミュニケーションが取れていないと言われたそうですね。コミュニケーションが取れていないときというのは、「私は、人からどう思われているのだろう?」と考えているので、自分に意識が集中し、人を見ているようで、実は見えていないものです。でも、どう思われているか気になりますよね? 受け入れて欲しいですよね? 必要とされたいですもんね。そんな思いでいっぱいになったときには、一度ゆっくり目を閉じてみましょう。そのまま少し深呼吸をしてから、大きく目を開いて見てみるのです。それだけで、見られる自分から“見る自分”に変わり、目を閉じる前とは違った景色が見えるようになります。自分がどう見られているか? というわからない答えを、もう探し続けなくてもいい。自分が何を見てどう感じるか? を考えるだけで、いいのです。認めてもらうために必死でがんばるのではなく、自分がやれることや、やりたいことを落ち着いて見極め、そこに集中してがんばれるようになれれば、ズレていた方向は、自然と戻っていきます。ズレが戻れば、認められたり、受け入れられたり、必要とされることも、増えていくでしょう。とはいえ、人を気にして自分をまた責めはじめると、無気力や疲労感などを感じるようになるでしょう。疲れたときには、動きたくなるまで休ませてあげましょう。充分休んで回復したら、人は自然と動きたくなります。それまでは「私の何がダメなんだろう?」ではなく、「こんな私でもダメじゃないよ。こんな私が好きだよ。ずっと味方だよ。」とつぶやきながら、何度も何度も自分を抱きしめてあげてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年07月27日「感情のコントロールができずに、人間関係が悪化するほど怒りを爆発させて、家族や職場の人を悩ませている人が増えています」 そう語るのは、ストレスケア日比谷クリニックの酒井和夫院長。感情のコントロールといえば、エリートコースを歩んだ豊田真由子議員(42)が元秘書に向かって言い放った「この、ハゲー!」などの怒声を思い出す人もいるだろう。 また《さあバイアグラ100ml男船越英一郎と全面戦争、はじまりますよ》と、夫への怒りをブログにつづった松居一代(60)の姿を思い浮かべる人もいるだろう−−。 酒井先生が解説する。 「東大から厚労省官僚を経て政治家になった豊田議員は、つねに自分に対して“完璧”を求めていたのかもしれません。そんな謹厳実直な人は、ふだんは衝動性や攻撃性を抑圧しています。ところがストレスがたまりすぎると、あるとき怒りとなって爆発してしまうのです。ただ、ストレス発散の一種とはいえ、あそこまでやるとは……」 それでは、良妻賢母やおしどり夫婦のイメージの強かった松居の場合はどうだろう。 「夫に対しての不満や心配、嫉妬など、感情のコントロールを失わせるような“小さな怒り”が積み重なり、あるとき、風船が破裂するように、大きな怒りとして噴出してしまうことがあるのです。とはいえ、2人のようなケースは、決して人ごとではありません。ストレスの多い現代社会、ごく普通の人のなかからたくさんの“怒りをコントロールできない人”が生まれる可能性があるのです」 「日本アンガーマネジメント協会」の理事をつとめ、怒りと上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」のコンサルタントでもある戸田久実さんは、自分の“〜べき”が絶対的に正しいと思い込んで怒ってしまうと、売り言葉に買い言葉という、負の連鎖に陥ることもあるという。 「長年培われてきた“〜べき”という価値観は、本人にとっては、しっかりと信じ続けていいもの。ただ、年齢や経験を重ねることで、その価値観の許容範囲が狭くなってしまうことが問題なのです。その結果、つねにイライラしてしまい、周囲の人との関係が悪化する可能性も。また精神的にも安定せず、心臓疾患や高血圧症など不調の原因になるともいわれています。自分にとっての“当たり前”が他人にとっての“当たり前”とは限らない。そう思うことが、怒りと上手に付き合う第一歩なのです」 松居一代も豊田議員も、これまでかたくなに正しいと信じて生きてきた“価値観”を踏みにじられ、ブチ切れてしまったのかもしれない。
2017年07月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「いじめられたことを、克服できない」という、ライムさん(30歳・受付)に、心屋塾認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。■ライムさんのお悩み何度かいじめられたことがあり、そのことを克服できずにいます。 小学4年生のとき友達と喧嘩して、謝ってくれたのに、「なにが悪いかわかって謝ってるの?」と返したことがきっかけで、はじめていじめられました。そんなこと言うべきでなかったと今では思います。 こんな性格だからか、中学生のときもいじめられました。このときも同性の友達との喧嘩がきっかけで、クラスの男子から、毎朝『きもい』などと言われたり、いじめられるようになりました。 当時は人前で笑えなくなり、過呼吸になったりと今よりひどい状態でしたが、自分磨きをすることで少しずつ自信が持て、だいぶ状態はよくなりました。 小さい頃は目立つことも好きだったのに、そのときのコンプレックスが残っているせいか、挨拶することや人の輪に入ること、大勢の人の前で話をしたりすることがとても苦手になりました。 いじめられていた当時は誰にも相談できず、将来を棒に振るのは嫌だ! という気持ちだけで、がんばって登校していました。すっかり忘れていましたが、自分の顔だけ塗りつぶした卒業アルバムを見たときは、それだけ辛かったのだと、自分に自信がなかったのだと思いました。 仕事も、初めのうちは、職場の人とうまくやっていけるのですが、細かいことが気になるせいか、半年もたつと人の嫌なところばかり目につき、辞めたくなります。それでも、「できないことはない、やるかやらないかだ」と思い、仕事をしてきました。知識が増え、頼られることが多くなりましたが、その反面、努力もせずに聞いてくる人に腹が立ってしまいます。顔や態度にでるため職場では、怖い人とよく言われます。 心屋さんのブログや記事、本も何冊か読み、自分に置きかえ応用できないか考えてみました。でも、行き詰まって、辛いです。 どうしたら、日々を楽しく過ごせるのか、考え方や見方を変えるアドバイスをいただきたいです。 よろしくお願いします。■心屋塾認定講師の大竹公子さんよりライムさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。過去にいじめられたことを、克服できずにいるんですね。そんな辛かった過去があっても、自分磨きをされたり、心屋のブログや本を読んで克服しようとがんばってこられたんですね。「私、いままでよくがんばってきたなー」まずはそうご自分をねぎらってあげてください。そして、「努力もせずに聞いてくる人に腹が立ってしまいます。顔や態度にでるため職場では、怖い人とよく言われます。」と書かれてましたね。実は私も、会社員時代はそうでした。いまの仕事につく前はずっと会社員だったのですが、いつもイライラしていました。なんで簡単にできないと言うのだろう?なんでこんなことをミスするのだろう?なんで自分で調べずに聞いてくるのだろう?そんなふうにスタッフに対して思い、苛立ちを顔や態度に出していました。怖い人とは言われたことはありませんが、私が「〇〇さん」とスタッフに声かけるとビクっとされてたので、きっと怖い人と思われてたと思います。人のあら探しばかりしてイライラしてた当時の私は、ライムさんと同じようにどうしたらもっと日々を楽しくすごせるのか悩んでいました。数年前までそんな状態だったけれど、いまではのほほんと楽しくすごせるようになっています。それは、「がんばること」をやめたからでした。当時の私は、人に頼るべきではないとか、完璧であるべきとか、たくさんの「こうあるべき」という理想があって、それに向かってがんばっていました。それらの理想は、自分のなかで絶対的に正しいと思い込んでいたので、それに少しでも外れるとアウト。なので、自分自身をひたすら見張って、人に頼らないようにミスしないようにがんばってたんです。だけど人間だからそうはいかないのですよね。がんばってもミスしたりできないことはある。なのにそれを自分に許していないから、たくさん自分を責めてたんです。自分を許せなくて自分を責めてたから、人も許せなかったんですね。私はがんばってるのだから、あなたもがんばるべきよ!って。自分のダメな部分(「こうあるべき」から外れた部分)を許してなかったから、人のも許せなくてイライラしていたのです。だから、「こうあるべき」という理想を目指してがんばるのはやめて、そのままの自分を許すことにしました。それはとても勇気がいることでしたが、やっていくうちに「このままの自分で大丈夫なんだ」という経験ができ、人に対しても許せるようになり、イライラしなくなりました。ライムさんが過去にいじめられたこと、とても辛かったことと思います。私も同じような経験ありました。ただそれ、「克服」しなくていいんですよ。「克服」とは、「努力して困難に打ち勝つこと」ですよね? もう打ち勝とうとしなくていいんです。いじめられて辛かった。悲しかった。しんどかった。そんな子どもの頃のライムさんの気持ちに、まずは寄り添ってあげてください。「辛かったねー」と。そして、「いじめられたライムさん」を認めて許してあげて欲しいのです。「こうあるべき」という理想のライムさんを目指すのではなく、それ以外のライムさんをなかったことにするのでもなく。いじめられたライムさん、過呼吸になったライムさん、挨拶が苦手なライムさんなど、すべてのライムさんにOKをあげて欲しいのです。「それでいいよ」って言ってあげて欲しいのです。信頼できるお友達に、いじめられた話をしてみるのもいいですね。そうやって、いろんなライムさんを許せると、ラクに楽しく過ごせる日々が必ず来ますよ。心から応援しています。 ・このカウンセラーのサイトを見る
2017年07月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人からおとなしいと言われてしまう」という、ミホさん(32歳・OL)に、心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんからアドバイスをいただきました。■ミホさんのお悩み私は小さい頃からおとなしく、何をするにも「おとなしい」がついて回ります。やりたいことをやろうと思うと、結局人が集まる所へ行かないといけなくて、そういう場で必ず「おとなしいね」と言われて嫌気がさし、何もやる気が起きなくなってしまいます。なんで私ばっかりそんなふうに言われるんだろう…。そう思うと苦しくなって殻に閉じこもってしまい、おとなしい私は何もできないんだ、と思ってしまいます。そして活発な人を見るとモヤモヤします。おとなしいと言われないようになりたいです。■心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんよりミホさん、はじめまして。はしぐちのりこです。ご相談ありがとうございます。どんなところに行っても“おとなしい”と言われることで嫌気がさし、気持ちが萎えてしまう。そういう体験を何度もくり返しているうちに、おっくうになり、外に出てなにかをしようという気持ちすら起きなくなってしまいますよね。まずはミホさんの中にある価値観をちょっと疑ってみてほしいのです。おとなしいのはダメなことでしょうか? なんだかずいぶん良くないことのように捉えているようにみえました。おとなしいのは、ミホさんの大切な個性のひとつですよね。そんなに嫌わないであげてほしいのです。私たちは、育つ過程で周りの人たちからいろんなことを言われ、自分の価値観を作り出しています。ミホさんもオギャアと生まれたときは「おとなしいのはよくないこと」とは思っていなかったはず。きっとどこかで「おとなしいと何もできないよ」「もっと積極的になりなさい」などと言われたご経験があったのではないでしょうか。そしてミホさん自身も、そういう経験を通じて、どこかで「おとなしい自分はダメなんだ」と思ってしまったのかもしれません。人って、自分がダメだなあと思っているところを、他人に触れられると、とっても心が痛みます。自分で自分を責めているので、他人のなにげない言葉も自分を責めているように受けとってしまうのです。実際、周りの人がどんな意味をもたせてミホさんに「おとなしいね」と言ったのかはわかりません。きっと、意味なんて含ませていなくて、ミホさんに感じた「おとなしい人だな」「控えめな人だな」という印象をそのまま表現しただけなのかもしれませんよね。そこに「やっぱりおとなしい自分はダメなんだ」というニュアンスを含ませて、ご自身を責めないでほしいのです。そして、ミホさんは「やりたいことをやろうと思うと、結局人が集まる所へ行かないと」と考える積極性ももっていらっしゃる。決しておとなしいだけの人間ではないのです。「おとなしくてもいい」「おとなしいまま楽しんでもいい」「おとなしい私を受け入れてもらってもいい」「おとなしいまま、みんなと仲良くしてもいい」おとなしいまま、静かなまま、みんなの輪の中に入ってやりたいことをやってもいいのです。そのままで、いろんなことを楽しむことはできますし、そうしてもいいのです。人から「おとなしいね」と言われたら、「ええ、おとなしいですけど何か?」と、そっと心の中で唱えてみてください。ひとは、自分以外の何かになることができません。ぜひおとなしい自分も受け入れて、そんな自分でどうやって楽しむかを考えていただきたいと思います。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年07月13日昔は、女性は適齢期を迎えれば結婚するのが当たり前。そのときには仕事を辞めるのが当然とされていました。今は女性の生き方も多様化していて、それなりの努力は必要だけど、結婚して子どもができても働き続けることが可能になっているし、結婚の時期や、するかしないかさえ「本人次第」と自由だし、周囲も寛容になっています。選択肢が増えるのは喜ばしいことなんですが、そのぶん最近は女性の悩みもさまざま。特別な人ばかりでなく出世だってできる時代ですから、仕事場の後輩や部下との人間関係についての相談も多くなっているのよ。そういう悩みは中堅クラスになったくらいのころから出てくるみたいね。入社後数年は与えられたことをこなすだけで精一杯、ひと通り自分に与えられた仕事はできる程度ですが、それを過ぎると仕事の全体像を見て働く余裕がでてきます。一般的に新入社員の指導を任せられたりするのは、その時期くらいからじゃないかしらね。それまでは先輩後輩といってもそれほど相手と距離を感じることもありません。だから同期の人と同じようなつきあい方をしていればよかったんですが、指導する立場ともなると少し勝手が違ってくるのね。それで私のところに相談にくるわけ。占いにきてくれた人には、もちろんその後輩や部下との相性、また本人の性格などからアドバイスしていきますが、一般的に言えることもあります。まずは話し方ね。同じことでも言い方ひとつで印象はまったく違うもの。後輩や部下の指導をするとなれば注意したりする場面も当然出てくるでしょう?そのときソフトな言い回しや、みんながいる場所でなくふたりきりのときに言うといった細かい配慮ができるといいの。 とくに仕事がデキる人は細かいところにまで気がつくぶんうるさくなってしまいがちだから気をつけなさい。きちんと指導しようと思ったら、少々煙たい存在になってしまうのはしかたのないことだけど、必要以上に嫌われるのはイヤでしょう?仕事上でも相手との関係がギクシャクするのはマイナスにしかなりません。自分の失敗談をはさみながら言ってあげるとか、上手な注意のしかたを覚えるだけでもかなりイメージアップするはずよ。また「嫌われるのが怖いから注意できない」なんて相談も受けますがそれもね、言うべきことはきちんと言わなくちゃ仕事にならないでしょう?そんなときはメリハリをつけるようにすればいいの。注意したあと、それを引きずらないことです。敬遠されたくない気持ちはよく分かりますよ。だけど自分だって上司や大先輩のことを同期の人たちと同じようには思えなかったはず。距離をおかれるのは寂しいかもしれないけれど、そこは割り切るしかないのね。いずれにしろ、後輩や部下から好かれることより、尊敬されるような先輩・上司をめざすほうがお互いのためなんです。しっかりがんばりなさいね。 2017年下半期の運勢を≪全網羅≫新宿の母が贈る珠玉の人生鑑定
2017年07月07日こんにちは、栗原達也です。今回は「気の合わない部下との接し方」について話をします。「気の合わない部下がいるんです。どうつきあったらいいですか」…そういう相談を受けることがある。誰とでも仲良く、楽しくやっていけたら、どんなにいいだろうと思うよね。一日の大半、人生の長い時間を過ごす職場環境において、そこは人づきあいのトラブルがない場所であってほしいものだ。実際は、人にはそれぞれ事情があるし、なにか悩みごとを抱えていたり、体調が悪かったりということが影響して、人間だからね、うまくいかない日だって当然ある。誤解したり、ケンカしたり、人間関係っていうのはたくさんのドラマにあふれているものだ。だからといって、気が合わないという理由で避け続けるわけにもいかないよね。それはいずれ職場の雰囲気を悪くしたり、仕事がうまく回らなくなったりと、大きな問題に発展する可能性を秘めている。なんとかしようと思うのは当たり前のことだ。どんな困難にも解決策は必ずあるもの。僕はさっきのような悩みを打ち明けられたとき、次のようにアドバイスしているんだ。 たとえば、気の合う部下に対する態度について考えてみよう。自然と励ましたり、「頼りにしているよ」と声をかけたり、なにかしてもらったら感謝の気持ちも素直に出てくるだろう。おたがいにわかりあえているという安心感と信頼がそこにはあるから、その関係性をよりいいものにする振る舞いがスッと出てくるんだよね。でも、そうでない場合は、同じような態度ではないだろう。できるだけ事務的に済まそう、波風を立てないように、あまり関わらないようにしようと遠ざけてしまう。それでは、やはりいつまで経っても、関係性は改善しないし、避けているぶん、なにか見落としてしまったり、連絡ミスなどがあったりして、業務そのものにも支障が出てくる可能性もある。では、どうすればいいかというと、気の合う部下と同じように接することだ。つまり、平等にすることが大事。苦手な部下ほど意識的に話しかけよう。「こいつ、イヤだな」と思った時点で、もう不公平さが生まれてしまっているものだから。うまくやっていけている部下と同じように声をかけて、「よろしくね」「ちょっと確認してもいいかな?」などと仕事を媒介としたコミュニケーションをするんだ。そうすればそのうちおたがいのいいところ、仕事に対するスタイルなどがわかりあい、認めあえるだろう。誰だってストレスは抱えたくないもの。ちょっとした気づかいで、環境が変わるってことはよくあることだし、カンタンにできることだよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年06月30日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「頼みごとを断れない」という、なゆたんさん(49歳・会社役員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■なゆたんさんのお悩み私は、人に頼みごとをされると断る事ができず、いっぱいいっぱいになって体を壊してしまいます。そのことを誰にもわからないようにしているので、ますます頼まれごとが多くなり、最近は事前確認もなく、「何日に講演してください!」などと報告をされることも。「このままでは何もかも嫌になり、大変な迷惑をかけるのではないか」。そんなふうに思えて、夜もよく眠れずうなされています。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりなゆたんさん、ご相談ありがとうございます。今とても追い込まれているようですね。毎日が綱渡り状態で、1日1日を終えるのが精一杯、という状況かもしれません。ここから抜け出すにはどうしたらいいのか、アドバイスさせていただきますね。まず、これまでのやり方では、自分で自分を”三重”に苦しい立場に追い込んでいることに気づきましょう。自分を苦しい立場に追い込んでいる1つ目の原因は、「頼みごとを断れないこと」です。ここが最初の砦なので、重点的に説明しますね。頼みごとからお誘いまで、日本人は特に断るのが苦手な傾向があります。断るのは、気持ちのいい行為ではありませんよね。私もできるなら断りたくないです。しかし、なゆたんさんはなぜ「(断ることが)できない」とまで思ってしまっているのでしょうか。断れない理由にはいくつかありますが、主な3つをご紹介します。◯ 相手をがっかりさせたくないから相手をがっかりさせることで「人間関係が悪くなる」「人が離れていく」ことへの恐怖。あるいは、がっかりさせることへの罪悪感がある場合。◯ 相手に喜んでほしいから喜んでほしい気持ちがある場合。その裏には、喜ばせられない自分への無力感、罪悪感が張り付いていることもあります。◯ 「できない」「苦しい」と言えないからできる人と思われたい、ダメなやつと思われたくない、弱音を吐けないといった気持ちがある場合。ご自身に当てはまると感じるものはありますか? そのような自分を”感じる”覚悟を決めましょう。そして、そんな自分を許してあげましょう。「人をがっかりさせてもいい」し、「喜ばせられなくてもいい」「ダメなやつと思われてもいい」のです。別の視点から言えば、頼みごとを引き受けた際になゆたんさんが抱くであろう喜び……「喜んでもらえる」「役に立てる」「自分の力が発揮できる」といった喜びを捨てる覚悟をする、とも言えます。そうしたことができなくてもいいのです。断るのが苦手な人は、「頼みごとをする」のが苦手なことも多いです。そのため最後の最後までひとりで頑張って、「もうだめだ」となって初めて、意を決して人に頼む。しかし、思い切って頼んで断られた場合のショックは計り知れません。自分が断られる辛さをよく知っているがゆえに断れない、ということもあるでしょう。ですので、まずは”ダメもと”で、たくさん人に頼みごとをしてみてください。「助けてもらえないともうダメ!」ではなく「助けてもらえたら嬉しいな」程度の単なる”リクエスト”として、助けを求めてみてください。それを通じて、「断られること」にも慣れていきましょう。そして、それはそのまま、相手から断り方のバリエーションを学ぶことにもなります。そうしたら、自分が断るときにも軽く断ることができるようになります。ちなみに、断るときのコツは”明るくキッパリ”です。モゴモゴと歯切れ悪く断ろうとすると、迷っているのだと受け取られ、さらにプッシュされてしまうことも多いので。続いて、なゆたんさんが自分を苦しい立場に追い込んでいる2つ目の原因は、「体を壊しても、誰にもわからないようにしてしまっていること」です。いつも「大丈夫」な自分を見せようとしていませんか? 周りから見て”分かりやすい人”になってくださいね。自分をバラしてください。そして、人に助けを求めてください。と言いますか、人に助けさせてあげてください。「大丈夫?」と聞かれたら、「大丈夫じゃない!」と答えることがあってもいいのです。最後、3つ目の原因は「何もかも嫌になって、周囲に迷惑をかけるのではないかと心配していること」です。抱え込みがちな人は、気持ちを溜めて溜めて「もうだめだ!」となったときには、すべてを投げ出して逃亡、辞めるなど極端な行動をしがちです。自分でそうできるのはまだいい方で、それもできないと、体を壊して強制終了になるまで頑張ってしまう方もいます。少し”怒り”に似ていますね。怒りもずっと溜めていると、一気に爆発させてしまったり、病気になって、これまで保とうとしていた人間関係を絶つ方向に動いてしまいます。できるならば、自分を苦しい立場に追い込んでいる原因の1つ目、2つ目の段階で手を打っておきたいものです。しかし、どうにもならなかったら、「人に迷惑をかけること」を自分に許してあげてくださいね。「人に迷惑をかける」とは、助けてもらうことであり、「人に活躍の場を与える」ことでもあります。今からでも遅くありません。「もうだめかも」と弱音を吐いて、助けてもらってください。最終的に自分がするしかないことでも、その辛さを周りの人が知っていてくれるだけで、安心できることもあります。自分ひとりで抱え込まず、泣き言を言いながら、助けてもらいながら、”みんな味方”な世界で生きていきましょう!! ・このカウンセラーのブログを読む
2017年05月23日新しい環境が始まると、知り合ったばかりのママ友とも交流が始まります。ママ同士が集まると、なかには愚痴や悪口などのうわさ話をするのが好きな人も。いい話なら一緒に盛り上がるのも良いですが、悪い話のときはどうすればいいのでしょうか? ■その場にいない人の悪口は上手にかわすママ同士のネガティブなうわさ話や悪口のターゲットになるのは、大抵その場にいない人です。まず心がけたいのは、悪口や陰口を聞いても、うのみにしないこと。うわさ話に流されず、自分の目で見た事実を信じるようにしてください。できることなら、悪口を言うママには「そんなことを言うのは失礼じゃない?」とやんわりたしなめたい気持ちになる正義感の強い人もいるかもしれません。でも場合によっては、反論することで相手の気分を害し、逆恨みされてしまうことも。面倒そうな相手だな…と思ったら、「そうかなぁ?」「そんな人には見えないけど…」と、否定も肯定もせずに話をかわすのが無難。悪口ばかり言うママは、同じようなタイプの人とうわさ話で盛り上がるのが好きなもの。のらりくらりと話をかわしていれば、そのうち悪口を振ってこなくなるはずです。■長い井戸端会議…スマートにその場を離れるには?幼稚園の送迎時によく見られる光景に、ママたちが集まっての井戸端会議。子育ての情報交換や楽しい話題なら良いですが、ときには愚痴合戦になり、家に帰るとどっと疲れてしまう…なんてことも。「こんな話につきあうくらいなら早く帰って家事をしたい」と思うこともあるかもしれません。井戸端会議に参加したくない場合は、送迎時は笑顔であいさつだけしてサッと帰るのが◎。話の輪に加わってしまったけれど早く帰りたい、というときは「宅配便が来るので」「来客があるから掃除しないと」などと、ニッコリ笑顔で離れましょう。「ママたちの井戸端会議に参加しないと仲間はずれになりそう」と考えてしまう人もいるかもしれませんが、園のママ全員がおしゃべりしている訳ではありません。きょうだい児がいるママや仕事などで忙しいママなど、いつもサッサと帰る人も意外と多いので心配無用です。■いつの間にか自分がうわさ話の発信源に!?うわさ話や悪口を聞いて、それをそのままほかのママに話してしまうと、自分でも知らない間にうわさの発信源にされてしまうことがあります。不確定なうわさ話を無責任に広めるのはNG。さらに、悪口に「そうだね」と同意しただけでも、「○○さんがこう言っていた」と話が広がってしまうことも。その場の雰囲気に流されて、悪口ママと一緒に盛り上がることのないようにしましょう。うわさ話には、うっかりすると地雷がたくさん埋まっている可能性があります。ママ同士のつきあいは何かと気を使いがち。でも、ネガティブなうわさ話や悪口につきあっていると、自分のストレスがたまりますよね。人の悪口ばかり言うママは、周りの人たちからも信用されなくなってしまいます。うわさ話に惑わされず、上手なスルーする力を身につけましょう。
2017年05月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「気持ちを切り替え方を知りたい」という、ゆめさん(40歳・診療機関 受付)に、心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんからアドバイスをいただきました。■ゆめさんのお悩み10年以上働いていた職場を辞め、この4月から職場も職種も住居も変えましたが、想像以上に戸惑いを感じています。以前の仕事は、「もうこれ以上頑張れない、どこまで頑張ったら認めてもらえるんだろう」と思い、我慢の限界で辞めてしまいました。心機一転で入った新しい職場ですが、「こうでなければならない、もっと高みを目指して、もっと気合いを入れて、テンション上げて、素早く丁寧に…」と毎日息が詰まりそうになります。受付だけではなく、診療の補助も行うので色々な意味で緊張しています。同僚は「もっと気楽にやればいいよ」と言います。母親には「そんなに逃げてばかりだったら、どこに行っても、いつまでたっても同じことの繰り返しよ。そんな人生を送るの?」と言われ、「生きていくって何?」と思いました。「今日は大丈夫、今日は楽しくやろう、今日は昨日できなかったことをできるようになろう」と言い聞かせ、なんとかやってきましたが、それができなくなってしまいました。よい気持ちの切り替え方があったら教えてください。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんよりご質問は「よい切り替え方法を知りたい」ですね。気持ちを切り替えることができたら、昨日できなかったことが今日はできる…と思うのですね。ここでもう一度ゆめさんの文章を読んでみます。「気持ちを切り替え、今日こそできるように頑張ろう」と努力してきたけれど、それがもうできなくなったのですよね。ということは、その努力は実を結ばななかった。ということは、気持ちを切り替えて頑張る努力の”反対”をしたらいいわけです。自分のことが情けなくて落ち込むこと、不機嫌になること、腹立たしさ、慣れない生活へのとまどい…。そんな、今のゆめさんの”どんより”を大事にする。テンションを下げて、気合を抜いて、底辺をめざし、仕事は雑にのろのろと。おそらく、ゆめさんには、ありえないこと、とても恐ろしく思えるでしょうね。しかし、心屋塾では「パターン崩し、逆をやる」という考え方があります。うまくいかないときは、考え方に偏りがある。だから、今までの逆をやる。もう十分に楽しくなるよう前向きな努力をしたのですから、今度はだまされたと思って、今まで「よくない」と思ってきたことに挑戦してみてほしいなと思います。ほんの小さなことからでいいのです。「あー疲れたーー」と、ぼそっとつぶやいてみる。職場で疲れた顔をする…などなど。そうしたネガティブで弱い気持ちは、実はとっても大切なものなのです。弱さも大事な自分の一部だと認めていくと、なぜか他人からも認められたり、仲良くなれたり、仕事を助けてもらえたり。不思議なことが起こります。ゆめさんが「もう無理~。できな~い」と弱音をはいたら、周りの人が喜んで助けてくれます。そしてもうひとつ、私が感じたこと。引越と同時に転職をして、しかも未経験の職種に就いた。それは慣れなくて戸惑うことも多いでしょう。自分の想像以上に戸惑いを感じてしまうのも、無理はないと思います。私は、引っ越しをして2年近くになりますが、今でも道がいつもと1本違うだけで迷子になるし(電動自転車なので帰れはしますが)、乗る電車もしょっちゅう間違います。そんな間の抜けた自分を、もう、あきらめました。そういう種類の人間は私だけじゃないらしく。何かの拍子にぼーっとする人は、世の中の半分くらいいるらしいですよ。それを聞いたとき、びっくりしました。「ああ、私だけじゃないんだ」って。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年05月02日忙しいときや虫の居所が悪いとき、つい感情的になってしまうこともあるでしょう。とはいえ、感情的になった相手と接するのはできれば避けたいもの。カッとなっている相手の意見や怒りをそのまま受け止めることは、とても大きなストレスになります。しかし、接し方・言い方を少し工夫するだけで、相手を落ち着かせられる可能性も。ママ友トラブルに巻き込まれそうなとき、職場の上司が機嫌を損ねているときなど、コツを頭に入れておけば、いろいろな場面できっと役立つはずです。■相手の怒りやモヤモヤに気づくには?相手の顔をしっかり見て、表情を観察しながら会話していれば、早い段階で相手の怒りやモヤモヤに気づくことができます。カッとなる前の段階で気づくことができれば、それだけ対応も簡単に。まずは普段の会話の中で、相手の表情やしぐさをよく見ることから始めてみませんか?<相手が怒っている・不満を持っていることがわかったとき>一番大事なことは、できるだけすぐに対処すること。「何か納得できないことがある?」「この件は、反対なの?」このように、ストレートな質問がおすすめです。怒りの感情というものは、原因や気持ちを口に出すと、だんだん小さくなっていくのだとか。早い段階でそれを口に出してもらうことで、相手を落ち着かせることができるかもしれません。■冷静さを取り戻してもらうためのコツ感情的になって怒ったり、取り乱したりしている人は、たいてい理性的な判断が難しくなっています。物事を客観的にとらえることができず、ほかの人の意見はなかなか耳に入りません。そんな相手に、ちょっと冷静になってもらうには、視点をガラリと変えるように促してみる方法が有効です。<視点を変える方法>たとえば、「Aちゃんってひどいのよ!」と怒っているママ友がいるとします。ここで、「そうね、Aちゃんひどいね」と共感するのは、一瞬楽に思えます。しかし共感してしまえば、Aちゃんを悪く言うことに。そこでひと工夫。「もしアナタがAちゃんの立場だったら、どうしたと思う?」と、ママ友にAちゃんの視点に立つ質問をしてみます。大切なのは、相手自身に違う立場でものを考えさせるということ。視点を変えることで、失われていた冷静さを取り戻す効果が期待できます。また、場所が変わると気分も変わるので、これを活用して、相手をクールダウンさせるという方法も。相手が怒っているのに、突然「店を変えようか?」と言い出すのは少し不自然。たとえば「もう少し、人が少ないところでじっくり話を聞きたいな」など、相手のいまの気持ちに合わせた理由を添えて、自然に場所を変えてみると良いでしょう。■「売り言葉に買い言葉」でテンションアップ!?話し方やしぐさ、態度、さらには感情など、会話している人同士は、さまざまな部分で影響し合っているそうです。たしかに、「売り言葉に買い言葉」と言うように、相手が感情的になっていると、ついこちらも同じテンションで言い返してしまうことも…。これは逆も同じ。相手が感情的になっているとき、こちらが落ち着いた態度で接すると、徐々に相手の態度も落ち着いてくることがあります。まずは慌てず落ち着いて。少し低めの声でゆっくり、はっきりと話すように心がけると、相手も次第に落ち着いてくるかもしれません。このとき、聞きとりにくい話し方をしてしまうと逆効果に。いつもよりしっかり口を開閉するよう心がけると良いでしょう。■「引くに引けない」ケースを変えるには?怒りにまかせてアレコレ言っているうちに、そもそも何に怒っていたのかが曖昧に…という経験はありませんか?本来、人の怒りというのは、それほど長くは続かないものです。しかし、感情的になって相手を責めた手前、そう簡単には引けない。そんなケースはけっこう多いものです。この場合、「引くに引けない」状況を変えてあげることが大切です。<「引くに引けない」状況を変える>たとえば、「説明が足りなかったから、誤解させたみたいね。ごめんなさい。実は○○で~」と謝罪の言葉とともに、状況を詳しく説明してみましょう。これにより、相手は「たしかに、ちょっと誤解があったわね」と意見を変えやすくなることもあります。感情的になっている相手に対し、真っ向から同じボルテージで向かい合うのは得策とは言えません。誰かの感情の火の粉がふりかかるような場面があれば、自分の、そして相手のダメージを少しでも軽減できるよう、上手に向き合うための工夫を取り入れてみましょう。
2017年04月23日こんにちは。Dr.コパです。4月になって、新年度の開始とともに新しい人間関係を築き始めたという人も多いでしょう。なかなか馬が合わない人もいて、苦労していませんか? ここはあなたが大人の振る舞いを身につけて、円滑な人付き合いをしていきましょう。そのために大切なことをお話しします。■これぞオトナの人間関係! メリットのある付き合いを人の恨みは笑顔と挨拶で流すのが一番。これが風水の教えです。お互いに、犬猿の仲だとわかっていても、ツンツンしてばかりではいけません。少なくとも、あなたは大人になりましょう。姿を見たら、目をそらすのではなく挨拶をして、「すみません」「ありがとう」の言葉を大切にしてください。また、ちょっと打算的ですが、「縁=円」だと考えてみてください。そして、自分の金運アップのためにも良好な人間関係を保っていきましょう。その人とかかわる事で将来的にメリットがありそうなら、性格の不一致などには多少目をつぶって、円満な付き合いをしていってください。■第一印象はアテにならない?初対面のときは、誰しも緊張しますよね。ですから、最初にあなたが抱く印象はその人の本質ではないかもしれません。例えば、相手が腕組みしているとき。これは、拒絶や威圧を示しているとも言えます。そのため、相手が心を開いてくれるまで、時間をかけて向き合う余地はありそうです。また、背中が丸まっているときは自信がない証拠。この場合も本来の自分をあなたに見せられずにいるはずですから、あなたからリラックスさせてあげるといいでしょう。 ■困ったらこれ! 人間関係をよくする食事とカラー風水それでも難しいのなら、色の力を借りましょう。黒やグレーばかりでは、相手を威圧してしまいますから、なるべく明るい色を身に着けてください。調和を意味するピンク、どんな色にもなじむ白がおすすめです。また、手っ取り早い方法は共にテーブルを囲むこと。一番のおすすめは麺類を食べに行くことです。細長い麺が、人と人との末永いご縁を意味します。食事に出かけることが仲良くなるきっかけともなるでしょう。いかがでしたか? ストレスの引き金にもなってしまう人間関係。ですが、4月から上手な立ち振る舞いを身につけることで、円満な関係ができあがります。そうすれば末永い縁を結べるかもしれません。 ・なまえだけで驚愕的中!【陽気な幸運オヤジDr.コパ】開運姓名判断
2017年04月20日夫婦の危機
体調悪い詐欺夫
義父母がシンドイんです!