2015年6月28日 21:00
一気に調べて語彙力UP! プロ愛用“串刺し検索”とは?
![「日本語の柔軟性は素晴らしいですね」と越前敏弥さん。](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FAnanNews%252F2016%252FAnanNews_1403%252FAnanNews_1403_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
「日本語の柔軟性は素晴らしいですね」と越前敏弥さん。
言葉のプロたちは、どんなふうに上手に日本語を操っているのだろう。英語と日本語に精通する翻訳家の越前敏弥さんは、2つの言語の違いについて、また、日本語ならではの魅力的な表現についてこう語る。
「日本語は主語を立てなくてもいい構文だという点が大きな違いです。英語は必ず主語を立てなくてはいけないので、カチッとしている一方で不自由なことも。個人的には、柔軟な構造の日本語の方が好きですね。日本語が好きだからこそ、日→英ではなくて英→日の翻訳をしているともいえます」
日本語の特徴のひとつに、文末を強く発声しないという点も。
「本来は文の最後で肯定か否定かが決まるので明確に発声しなくてはいけないのですが、それでは響きが美しくない。そのため、曖昧に発声するのです。もともと日本語はハッキリ言わずに相手に汲んでもらうことで美しく響く言語。国際社会では通用しないと言われそうですが(笑)、愛の語らいにはピッタリな言葉だと思いますよ」
そんな言葉のプロに語彙力を増やす具体策を教えてもらった。
◆言葉を探すには、まずはインプットを。
楽しみながら電子辞書やアプリで、知らない言葉をインプットしている越前さん。