2017年11月28日 13:00
最新ラブストーリー『パーティで女の子に話しかけるには』注目の理由は?
そこで、撮影時に感じた思いや自身の経験などについて語ってもらいました。
まず初めに原作を読んだときの印象は?
監督
僕たち人間というのは、恋をしているときや思春期のときは全員がエイリアンみたいだと言えるんじゃないかなと思ったんだ。それに、テーマとしてはとてもシンプルなんだけど、何か大きなものにもなると感じたし、すごく優しい形で語っているなという印象だったね。共同脚本家とプロデューサーとともに、映画にするやり方を見つける作業に時間がかかってしまったんだけど、そのなかで自分なりにいろいろともたらすことができたかなとは思っているよ。それはたとえば、子育てや親の在り方みたいな物語にもなっているし、外国人や外から来るものに対しての恐怖といったところだね。実は最初は「他人の作品を自分が脚色して監督するのはちょっと……」と思っていたけれど、全体で8年くらいずっと考えながら作っていくうちにだんだんと惚れこんでいって、自分がやりたいという気持ちが強くなったんだ。
今回ザンを演じたのは、若手女優の筆頭として話題作への出演が続き、女子たちの憧れでもあるエル・ファニングですが、この役は彼女にしかできないと思うほどのハマり役。