2017年12月29日 20:00
祝連載再開! 伝説の恋愛マンガ『ハッピー・マニア』の色あせない魅力
個人的にリアルには絶対会いたくないのは、京都の“ためちん”です。シゲタの名字を聞く前に、「名字なら知ってる…加藤になんねん」って、どれだけ思い込みが強いんだって。
Y:
またさ、シゲタがすぐ一目惚れするからおもしろいんだけどね(笑)。
A:
確かに(笑)。
5年ぶりに再会したシゲタとフクちゃんは、互いに結婚が破綻していた…。
Y:
今年7月に発売された『フィール・ヤング』に、16年ぶりに掲載された『後ハッピーマニア』、読んだ?
A:
はい、読みました。シゲタと親友のフクちゃんのリアルな老けっぷりに度肝を抜かれました。
Y:
シゲタ、本当にタカハシと結婚してたね。
で、離婚するとかなんとか…。
A:
一途に思ってくれる男と一緒になるのが、最も正義に近い人生だと思ってましたけど、一途な男だからこそ、浮気が浮気で終わらないという、恐ろしい現実を見せつけられた気がします。
Y:
昔のシゲタだったら、若さと勢いでタカハシを蹴散らしたと思うけど、もう45歳。離婚したら無職になるシゲタ、笑えないよね。
A:
フクちゃんを愛してたヒデキも、へんな美魔女と不倫してるし…。ううっ。
Y:
でも、随所に差し込まれる安野先生ならではのギャグには、やっぱりクスッとさせられるのよ。