2018年2月3日 10:15
家族全員で豆まきはNG…⁉ 節分の意外と知らない「怖いルール」3つ
2月に入ると、各家から「鬼は外、福は内」という声が聞こえてきます。そう、2月3日は旧暦のお正月「節分」です。節分と言えば、豆をまいて家の中の厄(鬼)を外に追い出し、家に福を呼び込む日本古来の儀式。でも、ちょっと待って下さい。実は節分には、恐ろしい由来やしきたりが隠されているのです。そこで今回は、“節分にまつわる怖い話”をご紹介いたします。
文・脇田尚揮
■豆まきにピーナッツを使うと…
節分といえば豆をまきますよね。この豆まきですが“炒り豆”を使うのが一般的……というより“絶対のルール”なのです。
豆まきに生の豆を用いると、せっかく福を呼ぶためにしていることが、非常に悪い行為になってしまうのです。
炒り豆は外にまいても芽が出てきません。しかしそれ以外の生豆は、拾い忘れた場合芽が出てしまう可能性が。まいた豆から芽が出るのは、縁起が悪いとされているのです。
市販のピーナッツや落花生は炒っていないものも多いので、知らず知らずのうちに間違った豆まきをしてしまっている人も多いはず。福を呼ぶためにまいたのに、バチが当たったら……怖いですよね。
■豆まきは夜に各家ひとりの人だけ!
子供の頃、お昼や夕方に家族みんなで、鬼のお面をかぶった人に豆をぶつけて豆まきを楽しんだ記憶はありませんか?
実は、これはほとんど意味のない豆まき。