2018年3月6日 07:00
ウケないときはアレを…放送作家が教える「面白トーク」の秘訣
「へえ~」「そうなんだ~!」「からの~」など、ありきたりな相づちでかまわない。「『面白く返そう』などと気負わなくて大丈夫。早く、しっかりとリアクションをするのがコツです」
自信のあるネタを選んでいるのにウケない。
とっておきのネタを披露したのに、あれ?周りがどんどん引いている気配。そんな空回りトークは、「話の中身に原因があるのかもしれません。そもそもネタの内容が不適切だったり、オチがはっきりしないために、面白くなりそうな話がただの自慢やグチで終わっているというケースが考えられます」
【対策:ネタの選び方を見直す。】
◎対策01:他の人が共感できるネタを選ぶ。
「面白い話で人が笑うのは、そこに“共感”があるから。
他人が『ありかも』と思えるネタを選ぶのが前提です。例えば、飲み会で酔って寝ている間に油性ペンでまぶたに目玉の落書きをされてしまった、なら笑えますが、部長にのしかかられてとっさに殴ったら流血してしまった、は共感しづらい。聞き手が笑いよりも、嫌悪感や嫉妬などネガティブな感情を多く抱きそうな話はしないのが基本です」。行きすぎたグチや自慢話のほか、「『子どもの頃よく文房具屋で万引していて』など、反社会的な内容も不適切」。