くらし情報『岡村靖幸が考える“官能” 基準はあの映画のヒロインだった』

2018年3月9日 20:00

岡村靖幸が考える“官能” 基準はあの映画のヒロインだった

シンガーソングライターダンサーの岡村靖幸さんにとって、官能的存在とは誰?岡村さんに“官能の本質”とは何かを聞いてみました。

岡村靖幸が考える“官能” 基準はあの映画のヒロインだった

思い出と密接にからまる気持ち。
官能とは。難しい問いですね…。お相撲さんに官能性を感じたりします?というのも、前に相撲を生で観戦したことがあって、力士の肉体って官能的だなと思ったんです。肉体と肉体がぶつかる瞬間、昂揚した力士の肉体が赤く染まっていく様、それはそれは官能性があるものだなと。相撲好きの女性が多いのはそういう理由かと腑に落ちました(笑)。

思春期の頃は、山口百恵さんが僕にとっての官能的な存在だったと思います。
情報過多ではない、引き算の魅力。彼女がかもし出すミステリアスな雰囲気に惹かれたんです。声のトーンが低く、あまりおしゃべりをしない寡黙な女性。手が届きそうで届かない、自分の住む世界とは違う場所に存在している。そこに色気のようなものを感じたんでしょうね。

官能って記憶が大きく作用するものじゃないかしら。少年期のリビドー(性的欲求)が強いときに見たものが官能的な思い出として強烈に残り、それが官能を感じるセンサーの基準となる。たまに「寅さん」(山田洋次監督の映画『男はつらいよ』シリーズ)

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