2018年8月1日 20:00
ブランド志向は弱まり…現代女子の「ときめき」の基準とは?
いつの時代も女性には、胸を高鳴らせる対象が必要です!モノを集めたり、人に夢中になったり、行動にハマったり…。今、ときめくムーブメントはどうなっているのか? 常に注意を払っているウォッチャーの皆さんに聞いた、話題のトピックを紹介します。ときめく対象が多様化し、連鎖していく時代に。
人それぞれキュンとするものが違うのは、今や当然のことに。
「今の時代、情熱を傾ける対象は細分化しており、全員が何かのオタクだといえると思います。一方、アニメや2.5次元などの世界では、歌やコミカライズとリンクしながら広がっていく面も。“これだけが好き”というオタクは、減っているかもしれません」(博報堂DYメディアパートナーズ プロデューサー・渡辺剛さん)
この流れは他の分野でも。
「“このブランドのこれがいい”という風潮は、以前にくらべて薄まっています。
種類の多いコスメが売れるのも、その一因でしょう」(『日経トレンディ』副編集長・三谷弘美さん)
ベースにあるのは、応援したい気持ち。
「好きなアイドルやキャラクターなど、ときめいた相手に対してお金を使うことが応援であり、愛の証であると考える人は多いです」(渡辺さん)