2018年10月18日 16:30
佐野玲於「女の子が喜ぶこと知ってます!」恋愛の極意を語る
片親でとても苦労されている方もいらっしゃると思うので一概には言えませんが、僕は自分を不幸だと感じたことはありません。
ーー印象的に挿入される回想シーンはどのような気持ちで演じましたか?
佐野さん 回想シーンは、サチとタカシの日常の1ページです。サチとタカシは親子なので、遠慮の気持ちがあってはいけないと思いました。サチとタカシがやり取りをするシーンでは、家族という関係性がしっかりと見えるように意識しました。
ーーサチを演じたのは、いまもっとも輝いている女優のひとりである、吉田羊さんです。共演して、いかがでしたか?
佐野さん 僕が抱いたイメージ通りの、まっすぐで自分に厳しい方でした。羊さんがサチを演じることで、サチの強さと弱さが映画を通してリアルに伝わってきます。羊さんやサチのように、1本芯の通った女性は素敵だなと思いました。
ーー本番に入る前に、羊さんと演技プランの打ち合わせは?
佐野さん 堅苦しいものではありませんが、羊さんとの関係性を築くために、監督を交えて打ち合わせを行いました。
ーー羊さんは監督に随分追い込まれていたそうですが、佐野さんは監督からどのような演技指導を受けましたか?
佐野さん 監督から「遠慮のないやつでいてくれ」