2018年12月15日 20:15
見落としてない…?今さら聞けない「給与明細」チェックポイント4選
会社勤めをしていれば、毎月必ず目にするもの、それが“給与明細”です。でも、この給与明細がなかなかのくせ者で、見方が分からない方も多いのではないでしょうか。今一度、あなたの労働に見合った対価がきちんと記されているかチェックしてみてはいかがでしょう。そこで今回は、“今さら聞けない給与明細の見方”を、資産運用・トレーディングのプロである山田良政さんにご紹介いただきます。
文・山田良政
■給与の「締め日」「支給日」とは?
給与明細を見るにあたって、必ず見なければいけない2つの場所があります。
まずは、給与の「締め日」です。これは給与計算期間のことをいいます。たとえば、毎月1日~末日が勤怠の期間としている会社は「末締め」、21日~翌月20日を勤怠の期間としている場合は「20日締め」となります。
次に、給与の「支給日」です。これはもちろん給与が支給される日のことです。会社は給与の支給をいつでもできるわけではなく、毎月一定の日を支給日とする必要があるのです。
■給与明細の構成を見る
実は、給与明細に決まったフォーマットはなく、各社さまざまな明細が使われていますが、通常「勤怠」「支給」「控除」「差引合計」