2019年1月19日 20:15
消費税が10%に!増税前に「早まってやらない方がよい」4つのコト
消費税は、所得に応じて高くなる“累進課税”ではなく、すべての人に同じ税率が適用される税金です。そのため、増税で生活が苦しくなりそう……と感じている人も少なくないでしょう。だからといって、焦ってアクションを起こすのはむしろ危険。そこで今回は、“消費税増税前に早まってやらない方がよいこと”について資産運用・トレーディングのプロである山田良政さんにご紹介いただきます。
文・山田良政
■消費税の課税対象でないものを焦って買わない
消費税増税前に大きな買い物をする際、注意すべきポイントがあります。それは、買おうとしているものが課税対象かどうかということ。そもそも消費税の課税対象でなければ、焦って購入する必要はありません。
例えば、土地などは消費税課税の対象にはなりません。
他にも、国債や株券などの有価証券、商品券やプリペイドカード、介護保険サービスや保険料は対象外です。
これらのものを焦って手に入れようとすると、あとからお金に困る可能性もあります。くれぐれもご注意を。
■軽減税率の対象商品を把握しよう
消費税増税後も、“軽減税率”が適用されることで、現行の消費税率の8%のまま据え置かれるケースもあります。