2019年2月10日 20:10
神木隆之介×有村架純 共演4度で初の“恋人役”、その心境は?
様々な想いをセリフにのせて表現する「役者」という仕事。伝えるプロである若き名優二人に、言葉について、伝え方について、改めて教えていただきました。
想いを伝える「役者の言葉」論。
数々の作品でセリフという言葉を自在に扱ってきた演技派俳優・神木隆之介さんと有村架純さん。このたび、百田尚樹原作の映画『フォルトゥナの瞳』にて4度目の共演を果たす。死を目前にした人間が透けて見える不思議な力〈フォルトゥナの瞳〉を持つ青年・木山慎一郎(神木さん)。仕事のみに生きてきた孤独な彼が、桐生葵(有村さん)と出会い、愛の喜びを知ると同時にある葛藤を強いられる―。ドラマ『11人もいる!』では兄と妹、映画『3月のライオン』では義姉と弟を演じてきた同い年の二人が、初の恋人役ということでも話題になっている。
神木:今回、撮影に入る前に三木孝浩監督からお手紙をいただきました。人との関わり合いを避けて、モノクロームだった木山慎一郎の人生が、葵と出会うことで彩られていく様を描きたいと書かれていました。
有村:私もお手紙をいただきました。この映画を作る意図や、葵がどんな想いで慎ちゃん(慎一郎)のそばにいるかなど、三木監督の想いが綴られていました。