2019年2月9日 19:00
“それは違いますよ”はNG しいたけ.さん流気持ちが伝わる会話術
独特の間合いと言葉の柔らかさで多くの人の心を掴んでいるしいたけ.さん。気持ちを正確に伝えるために、見習いたいコツから、SNSでの心構えまで教えていただきました!
自分のエゴを押し付けない。
否定、命令、説教はエゴの押し付け。そこに相手を思う心がなければ伝わらない。
「会話って、絶対的な正解もなければ不正解もない。だからそこで“それは違いますよ”って否定してしまうと、どっちが正しいか合戦になってしまうんですよね。あと、これは偏見かもしれませんが、“ちゃんとしなよ”みたいな説教や命令って、言っている自分が気持ちいいだけなんじゃないかと思うことがあります。おもしろいことに、自分がつらいと思いながら言っている時って相手にも伝わるんですけど、“だからダメなんだよ”という、いわゆるマウンティング的な説教って、全然伝わらなかったりするんですよね。
アーティストを見ていても思うのですが、伝わる歌を歌うプロの方って、エゴを押し付けるのではなく、そこにいる人が疲れてないかとか、聞き手のことを常に気にかけているような気がします」
心と一致する言葉を使う。
言葉と心は繋がっているもの。だからこそ、心にもない言葉は相手にも届かない。