2019年3月23日 20:15
10万円以上も…!? 申告することで「税金が戻ってくる」制度4選
こちらは、支出が1万2千円以上の場合適応され、最高8万8千円まで控除できます。ただし、上記の医療費控除とセルフメディケーション税制は、どちらか1つしか適応されないので注意してください。
寄付金控除は確定申告のタイミングに気をつけて
「病院もドラッグストアも行かないから、所得税は減らないかな……」思われた方。“ふるさと納税”はご存知でしょうか? 実はふるさと納税も、“寄付金控除”という、所得税を減額できる制度のひとつなのです。
寄付金控除は、読んで字のごとく、国や地方自治体、“特定公益増進法人”と呼ばれる法人などに対して寄付を行った際、所得控除を受けることができる制度です。ふるさと納税の場合は、“地方自治体への寄付”という形になります。
また、寄付金控除を受ける場合は、年末に会社で行われる年末調整とは別に、“2/16~3/15”の間に確定申告をする必要があります。この確定申告は、税務署に行かずにパソコンで申告することが可能です。
ただし、申請したデータを5年間は保存しておく必要があります。
特定支出控除は条件が厳しく難しい
最後にご紹介するのは、“特定支出控除”という制度。