くらし情報『女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73』

2019年3月2日 18:30

女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73

また、週に一度はスザンヌの講座だけではなく、ゲシュタルト療法による公開カウンセリングも受けました。授業の後や週二度の休日には、みんなでギターを弾いたり、歌ったり、エサレン名物の温泉にもつかりました。

男女混浴の洗礼。

女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73


温泉は、男女混浴なので恥ずかしがっていると、「アヤ、体は美しいよ。恥ずかしくなんかない! 見てごらん!」と全裸でミケランジェロ像のように仁王立ちしてくれた同級生(男性)も(笑)。毎日ダンスをしたり、週末には海で子どもみたいに風車をしてもらったり、会話の流れでまじめくさると絶妙なタイミングでオナラをして笑わせてくれたり……。世界的なセラピストによるクラニオセイクラル・セラピーも受け、たくさん泣いてたくさん笑いました。再び青春時代に戻ったような、まぶしい日々を過ごしました。


女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73


本当は全然大丈夫じゃなかった。

実はホームレス旅生活を決行したのは、ここで書いていたほど前向きな理由じゃなかったんです。当時の私は完全に行き詰っていました。


女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73


バークレー大でオールAを取っても、討議にはついていけない程度の英語力の私は、とてもじゃないけどアメリカで大学院レベルの心理過程へ進むなんて無理だと思い知らされました。

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