くらし情報『「ミュージシャンを国家公務員にしてほしい」岡崎体育の主張とは…』

2019年3月4日 20:40

「ミュージシャンを国家公務員にしてほしい」岡崎体育の主張とは…

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「印税」です。
「ミュージシャンを国家公務員にしてほしい」岡崎体育の主張とは…


印税はみなさんが考えているより素晴らしいものじゃないんです。レコード会社との契約次第だと思いますけど、一般的に2800円のCDを制作してアーティストのところに入るのは売り上げ1枚につき30円程度なんじゃないかなと思います。これ、むちゃくちゃ少なくないですか?僕はデビュー前、メジャーレーベルと契約さえすれば生活には困らない…、なんなら豪遊できるだろうと信じていたのですが、実際に1枚目のアルバムの印税が振り込まれた口座の金額を見て「こんなもんなんか…」とびっくりしました。ミュージシャンの中にはメジャーレーベルを離れ、自分でレーベルを立ち上げる方もいます。それはそれですべてが自分にかかってくるので大変なんですが、成功すれば還元率は100%ですから、裕福になっている方もたくさん見てきました。とはいえ、僕もそっちに行きたいというわけではないんです。
現在のスタッフのおかげで僕は音楽を作る良い環境を作ってもらえているし、さまざまなお仕事もいただけている。ただ、CDが売れなくなったこの時代になにか改革していくシステムがないと、すべてのメジャーミュージシャンは幸せにはなれないんじゃないかと思うんです。

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