2019年5月25日 18:50
「中田英寿推し」のマリノス・仲川輝人がジンクスにこだわる理由
前日は体が少しでも軽くなるように、体毛を全部剃ります。当日は、テンションを高めるために、アゲアゲ系の曲を必ず聴いたり、科学的に運動前に飲むといいと言われるオレンジジュースを欠かさず飲んだり。もちろんジンクスでよく挙げられるスパイクも利き足から必ず履き、手首にはテーピングを巻きます。ほかにも細かいものを挙げるとキリがないくらいあります。やることリストが頭の中にあって、それをこなすので忙しいんですよ。
ーー手首にテーピングを巻くのは、仲川選手以外にも見かけますが、あれは何の意味があるのですか?
仲川選手 手首を締めることで、キックのときに力が入りやすいんです。これらルーティンは、理にかなっているものもあれば、それをしたことで調子がよくなった、パフォーマンスが上がったというゲン担ぎ的な意味合いのものもあります。ひとつでも抜けると気になっちゃってダメですね。
いつも完璧にこなすことを心がけています。だから、出遅れちゃうんですけど。(笑)
素直になれない僕を受け止めてくれる女性が理想
ーー素晴らしいプレーの数々はこうしたストイックな日常の賜物なんですね。一方で、自分に厳しい人は他人にも厳しかったりします。