2019年6月13日 20:30
「男性が育休を取らない理由はない」映画監督が育休を勧めるワケとは?
人間としての経験値も増えますし、取らない理由はないという感じです。
―それはステキな考え方ですね。実際、育休中にお子さんたちとがっつり向き合ったからこそ作品に反映されたこともありますか?
監督それはめちゃくちゃありますね。僕が映画監督ではなかったとしても、妻や子どもと向き合うことによって、仕事にいい影響を与えてくれると感じました。
―現在も積極的に育児に参加されているそうですが、どのような日常生活を送っているのか教えてください。
監督妻も働いているので2人で平等に育児をやっていますが、まず子どもが起きるのが朝4時半。少し遊んでから朝食を食べさせて、僕が保育園に子どもを連れていき、8時から夕方5時くらいまで仕事をします。そのあとだいたい5時半には家族で夕食を食べていますが、朝が早すぎるので、全部前倒しなんですよね(笑)。
子どもたちを寝かせたあとに仕事をすることもありますが、いまは会社と交渉して映画監督の仕事だけを業務にさせてもらっているので、シナリオは日中に書いていることが多いです。
―早朝からかなりハードな毎日ですね……。ちなみに、育児が仕事に与える影響はどんなことですか?
監督マイナス面としては自分の時間が減ることですが、プラス面はやっぱりおもしろいことですね。