2019年8月5日 19:30
日本のアニメも参考に? 『トイ・ストーリー4』の舞台裏がスゴすぎ
と思うかもしれませんが、ノンノン。キャラクターのみならず、ギャビー・ギャビーの乳母車や店内の商品全て、それを飾っている棚も全て、ぜ~んぶ作らないといけないんですよ。これ、本当に気の遠くなる作業で、どこに何を配置して、どうキャラクターが動いて物語が進行するかを考えながら、店内のレイアウトを決めないといけないんですね。しかも、商品は骨董品だから古ぼけてないといけないし、そんなに客の往来がないから蜘蛛の巣があったり。セットのチームは監督から「これも作ってね。がんばってー」とサラッと言われたそうな。恐怖。
細かく言うと、写真にあるギャビー・ギャビーの登場シーンは90ショットあり、ショップ内にあるアイテムは1万超(数え切れないらしい)。
でも、ストーリーが決まらないことには先に進まないパートでもあるので、最初の4年は「本当に使うかどうかわからないけど、とにかく作り始めなければ」と、祈りながら作ったそうです。くわばらくわばら。
コンテから読み取ってカメラ位置も決める。ここは不気味さを重視。
夢のような空間、アーカイブルーム!
社屋Cの「クィーンズ」には、これまでのピクサー全作品の資料を作品ごとのエリアに分けて保管している「ピクサー・アーカイブス」