2019年8月6日 18:30
トイ・ストーリーが「愛される」秘訣は意外にも…監督が明かす
日本だけでなく、世界中で記録的興収を打ち出している『トイ・ストーリー4』。監督のジョシュ・クーリーとプロデューサーのマーク・ニールセンに、世界中の老若男女に愛される秘訣を聞きました。
「“万人に愛される”ように作るってこと自体は難しいんだよね。だからこそ、そこは考えないようにするのが秘訣かな。それよりも何よりも、いいストーリーだったら子どもでも大人でもみんなが好きになってくれるはず。だから、僕自身が自己投影できるような物語にすることが、愛される作品を作る第一歩だったのかもしれないね」(クーリー)
「本作にはタイプの違う新キャラクターを登場させたけど、世代ごとのウケが違うよね。子どもが好きになってくれるのはフォーキーだけど、毒舌ぬいぐるみのダッキー&バニーやシュールなライダーのデューク・カブーンは大人に響いているはず。特にダッキー&バニーは、3年も射的で残っているから、お金を巻き上げられる子どもたちをたくさん見てきた、社会の苦いところを知っているキャラ」(ニールセン)
本作のキャラはどれも愛らしくかわいいけど、一方で本物っぽいリアル感もあり。
これって矛盾しているんだけど、どうやってるの?
「’90年代の旧作を観るとわかるけど、当時は技術が今ほどなかったから、リアルじゃないんだよね。