2019年7月31日 19:30
夫を亡くした女性は…インド階級差別社会の「悲惨な現実」
なぜなら、有名な婚活サイトに再婚者向けサイトも最近できたのだけれど、デートやお付き合いすることを飛ばして、最初から結婚すると決めているのであれば、あまり白い目では見られないところもあるから。
もちろん少しずつ変わっているところもあるけれど、やっぱり女性が多くの人とデートをすることが、インドでは女性のすべきことではないと思われていると考えられるわ。決して男性が押しつけているわけではないけれど、あくまでもみんながそういう考え方を持っているということよ。
まだまだ話し合うべき問題はたくさんある
―ちなみに、バツイチの女性が再婚することに対しては肯定的ですか?
監督というよりも、どちらも同じく夫がいない立場ではあるけれど、未亡人とバツイチはちょっと違うわね。なぜなら、10年前のインドにおける離婚率は世界で一番低くて1%以下。つまり、女性は離婚するものではないと考えられていたということがわかるわよね。
いまは経済的に自立している女性も増えているけれど、それでも自分から離婚する女性はいまだに勇気があると見られているわ。ただし、離婚に対する見方や離婚率はすごい勢いで変わっているところよ。