2019年8月1日 18:30
横澤夏子、ロケで学ぶ 「自分のことをすごく残念だと思った」ワケ
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人や物を自然と敬える女性、「“お”をつける女」になりきり。
とっさに出てくる言葉に、その人の品性が宿ります。
このあいだ食事をしていたお店で、店員さんが「こちら、お野菜です」と言うのを聞いて、お野菜の“お”は誰に教わって、つけているんだろうと思ったんです。働いているお店につけろと言われたのか、それとも、親のしつけで昔からそうしているのか。
以前、仕事でロケをした時に、スタッフの方に「寿司屋じゃなくて、お寿司屋さんと言ってください」と言われたことがありました。その時に、たしかに“寿司屋”と言う人もいるなと。ただ、それは番組だったから言ってくれたけど、日常ではなかなか指摘されないことだと思ったし、“お”には、その人の品性がにじみ出ると思いました。
うどんより“おうどん”、味噌汁より“お味噌汁”のほうが、上品な感じがしますよね。
そう、これもロケの時の話ですが、とあるおじいちゃんに年齢を尋ねた時に「いくつですか?うわー、元気!」と言ってしまったことがあって。後で、「おいくつですか?お元気ですね!」と、きちんと言えなかった自分のことを、すごく残念だと思ったんです。