2015年12月6日 17:15
大人気ボタニカル柄の原点『イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々』展、汐留で開催
マーガレット・ミーン《ダリア属(キク科)》 1790年頃、キュー王立植物園蔵 © The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew
おしゃれ女子に人気のファッション・トレンド、ボタニカル柄。花や草などの植物をモチーフにしたボタニカル柄は、日本でかなりブレイクしていますが、ヨーロッパでも古くから壁紙や食器、インテリアなどの装飾に使われてきました。
そんなボタニカル柄の原点ともいえる美しいボタニカル・アート(植物画)を集めた展覧会『イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々』がパナソニック 汐留ミュージアムではじまります。
本展では、ロンドンにある世界遺産「キュー王立植物園」のコレクションから、ボタニカル・アートの名品や植物をモチーフにした工芸品など約150点を展示。イングリッシュ・ガーデンの成り立ちも紹介され、お花好きにはたまらない展覧会です。
見どころは、18世紀の画家たちが描いたボタニカル・アートの数々。植物の姿を正しく芸術的に描いたボタニカル・アートは、花びらのスジや葉脈はもちろん、めしべやおしべまで細密に描きこまれ、どれも見ごたえ抜群。