2019年11月7日 21:00
「標準語になると、もぞもぞしちゃう」WANIMA、絆を語る
――このアルバムには、「りんどう」という熊本の県花をテーマにしたバラードが収録されています。
KENTA:りんどうは、群れて咲かない花です。そして、「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉があります。そういうところが、WANIMAのライブに来る子たちにも通じる。みんなひとりで答えを出して、生きていると思うんです。だから、歌詞のなかで、“弱いままで強くなれ”って歌ってるんです。自分もそういう姿勢で生きていけたら、みんなとともに良い方向に向かえるんじゃないかって。
――WANIMAのバンドの在り方にはお客さんと「ともに生きる」という想いも強いですよね。
KENTA:そうですね。僕らのライブがWANIMAにとっても、お客さんにとっても帰る場所になったらいいなと思っています。「ああ、そういえば、WANIMAとライブをしたよな」とか「WANIMAに出会えてよかった」っていう場所や景色や瞬間を増やしていくことで、お客さんとつながって生きていけると思うんです。僕らは、そこに重きを置いて生きていますね。
ワニマ熊本県出身のKENTA(Vo&B)、KO-SHIN(G&Cho)、FUJI(Dr)の3人組ロックバンド。