2020年2月28日 19:10
片寄涼太と同時受賞! リエン・ビン・ファット 「一緒に選ばれて光栄でした」
今回、ご紹介する作品は、『ソン・ランの響き』。ベトナムの民族楽器であるソン・ランの響きにのせて、ふたりの男が惹かれ合う姿を描いた感動作です。主演を務めたベトナム人俳優リエン・ビン・ファットさんにお話をうかがいました。
写真・角戸菜摘 文・田嶋真理
【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 56
「愛にはいろんなかたちがあると知りました」
『ソン・ランの響き』の舞台は、80年代のサイゴン(現・ホーチミン市)。強引に借金の取り立てをすることで周囲から恐れられている男・ユンは、ある日向かった借金の回収先で、ベトナムの伝統歌舞劇・カイルオンの花形役者リン・フンと出会います。初めは反発し合ふたり。ところが、ユンの家にリン・フンが泊まった停電の夜をきっかけに、心を通わせていきます。
ユン役のリエン・ビン・ファットは、本作で俳優デビューを果たした新鋭。
米Varietyとマカオ国際映画祭が選ぶ“アジアの次世代スター8人”に片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)とともに選出され、第31回東京国際映画祭では新人俳優賞に相当するジェムストーン賞を獲得するなど、アジア各国で注目を浴びています。